平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1390)指宿枕崎線。そして、知覧。(1)

みゆきさんの妄想

最近の、あれやこれやを、アップしまして、ちょっとスッキリとした気持ちで書き始めております。

今回もまた、旅のレポートです。

とはいうものの、いつものように、旅をしてから日にちが過ぎてしまって、2週間ぐらい前の話になりますが、よろしければお付き合いいただけたら、嬉しいです。

今回は、鹿児島に行ってきました。

目的は、指宿枕崎線に乗ることです。

今までも、何度か乗りに行こうかなと思ったことがあったのですが、この路線もやっぱり列車の本数が少ないので、時間的に諦めてきたのです。

でも、乗ることだけを目的にしたなら、大丈夫だろうと、そしたら、今回行ってみようと決めた訳でございます。

行こうと決めたのならね、もう、のんびりとね、枕崎まで行って、そこで泊まって、また、帰って来ようと思ったのですが、枕崎のホテルを探すと、駅前では1軒ちゃんとしたビジネスホテルがあるのだけれど、空いてる部屋が無かった。

車で移動しなきゃいけないホテルは、始めから無理だから、それは考えに入れていない。

となると、鹿児島市内に泊まって、枕崎まで、初日か次の日に往復しようと思う。

ということで、取り敢えずは、飛行機とホテルを押さえた。

んでもって、初日に乗った方が気持ちも楽なので、初日に枕崎線に乗って、次の日は、また考えようと思う。

ということで、4月10日(月曜日)。

朝、余裕をみて、始発ぐらいの京阪電車で出発。

家を出る時に、ミニボンが、お金持ってるの?と聞くので、「お金、ふへん、持って、ふへ、へーん。」と情けない声を出したら、3万円財布から出してくれた。

よし!これで、枕崎で、可愛い女の子に出会って、なんぞ事あって、あんなことや、こんなことになっても、この3万円で何とかなるぞ。

たとえ、出会いが無くても、美味しい料理が食べられそうである。

ミニボンに感謝して、家を出た。

さて、京阪から、地下鉄に乗り替え、天下茶屋で南海電車のラピートに乗ろうと思う。

特急券を買って、ホームで待つ。

まだ、時間があるなとスマホを見ながら、ぼんやりとホームに立っていた。

んでもって、何気なく横を見た時だ、20メーターぐらい離れたところに、群青色の列車が停まっていて、乗客が乗り込んでいるではないですか。

あれ?

と、思ったと同時に、シマッタと思った。

凡は、ラピートに乗るのに、サザンの乗車位置で待っていたのだ。

慌てて、走ってラピートに飛び乗った。

アブナイ、アブナイ。

よく、あそこで横を振り向いたものだね。

とはいうものの、先が思いやられる旅のスタートになった次第でございます。

んでもって、関空に到着。

まずは、朝マックでもしましょう。

そこに機長らしき制服を着た中年の男性がやってきて、20才ぐらいの女の子の店員に、注文をしたのだけれど、たぶん、注文だと思うのだけれど、その喋り方が、容赦のないネイティブスピード。

凡なんか、それが英語だとも判明できないぐらいの喋り方だったんだよね。

でも、それを、いとも普通に聞いて対応しているじゃない。

すごいね。

見た目、普通の女の子なんだけれど、何か、カッコ良かったな。

英語、喋れると、カッコイイよね。

凡は、まるっきりダメだ。

そういえば、最近のJRのアナウンスだけど、あ、これはJR西日本だけなのかもしれないけれど、車掌さんが車内アナウンスする英語が、変わった気がするんだけど、鉄道好きな人に聞いてみたいところだ。

録音の自動の音声のアナウンスの話じゃなくて、車掌さんがする車内アナウンスの英語が、完璧な日本語のカタカナ英語に変わった。

どうかな、ここ2年ぐらい前から、そんな風に変わってるよと思うんだけど、どうかな。。

全員じゃないかもしれないけれど、でも、よく耳にするんだよね。

全く以って、英語としてアナウンスしようとしていない、完璧な日本語の英語。

日本人が聞いたら、全員が、それをカタカナに直すことが出来る。

どちらの扉が開くとかいうアナウンスも、「オープン ザ ライト サイド。」(これは、実際のアナウンスではなく、こんな言葉だったみたいな記憶の言葉です。)みたいな。

ザも、舌を噛んだザじゃなくて、ザジズセゾのザなんだね。

ライトのラも、RもLも、まったく区別しようとしていない。

それを聞いた時、凡は、素晴らしいと思ったね。

英語と言っても、世界で使われている英語は、様々あるんだよね。

ここは、日本なんだから、日本の英語を喋ればいいと思う。

なにも、イギリスの英語や、アメリカの英語、或いは、オーストラリアの英語を使う必要はないのである。

そういうことは、アジアの国々では、すでに、普通なんだろうなと思う。

香港には、香港の英語があるし、インドには、インドの英語がある。

どちらも、日本より英語を使う頻度の多い国だけれど、それでも、アメリカの英語じゃないし、それで十分に目的は達成されているのだ。

例えば、水曜日のウエンズデーだって、インドでは、アルファベット通りウェドッネスデーとか発音するそうである。

そっちの方が、解りやすいよね。

凡の提案としては、もう、アルファベットをローマ字で発音をする。

大体、thとか、そんなん、日本人には無理や。

んでもって、aとか、theなんかも無し。

ついでに、動詞は、変化させない。

さらにさらに、主語も割愛。

なので、「昨日、学校に行きました。」というのは、普通は、「I went to school yesuterday」とかになるんだろうけれど、これから日本人は、「go school yesuterday」と言うというのは、どうだろう。

goと言うときは、自分を指させば、これで通じるんじゃないだろうか。

始めはぎこちなくても、ずっと、これで通せば、アメリカ人も、ああ、日本人の英語は、こうなんだなと向こうが理解してくれるはずである。

こんな提案どうかな。

それか、真剣に英語を普及させたいなら、幼稚園から英語をやらせるかだよね。

んでもって、街の中の表記を英語にしちゃう。

それから、これが重要なんだけれど、ローマ字は、英語が喋れるようになってから教えること。

凡は、今でも、アルファベットを見たら、どんな簡単な英語でも、まず、ローマ字で読んで、それを英語に脳内変換している。

ローマ字は、英語を習うという点では、英語より先に学習するとエライコトになるよ。

とはいうものの、ローマ字を習い始めた小学生の頃は、横に線の入ったノートに、ローマ字を丁寧に線におさまるように書くのが楽しかったんだよね。

英語と言うと、歌手の人が、英語の歌を歌うことがあるけれど、英語が喋れて歌っている人は少ないんじゃないだろうか。

全部英語というのは少なくても、部分的に英語を使うってことは、しょっちゅうあるよね。

まあ、英語を歌詞に入れるとカッコイイもんね。

凡もね、人にクールにルックされたいからね、こうやってライトしてる時も、イングリッシュのフレーズをユーズしたくなるんですよね。

凡でさえ、そうなんだから、歌手のようなカッコよさを追及する人は、絶対に使いたくなるよね。

そういえば、みゆきさんも英語のフレーズ使ったりしてるしね。

まあ、みゆきさんは、日本語がメインだけれど、あの大好きな「誕生」だって、「ウエルカーム」なんて歌ってるし。

見ていておかしいのは、「with」だよね。

おかしいと言うと、みゆきさんに失礼だけれど、英語の単語は沢山あるのに、よくwithを選んだよね。

というのも、withのthってさ、日本人にとって、結構難しい発音じゃない。

舌を噛んで発音するんだよね。

それを見られるって、凡なら恥ずかしいよ。

とはいうものの、みゆきさんが、withという言葉を遣ってくれたお陰で、凡は、DVDで、みゆきさんが舌を噛むところをアップで見られるんですもん。

そこは、良かったか。

ああ、あのwithと歌う時のみゆきさんの舌と言ったら、美しくて、そして、エロティックだ。

「凡ちゃん、目にゴミが入ったの?じゃ、こっちに来て。」

そういって、みゆきさんは、左腕で、凡の首を引き寄せて、右の指で凡の瞼を開く。

そして、舌を湿らせて、ゆっくり凡の眼球にそって舐める。

そして、また舌を自分の唾液で湿らせて、凡の眼球を舐める。

「ぺちゃ、ぺちゃ、、、。」

エロティックなみゆきさんの舌の舐める音と、みゆきさんの香水の匂いで、凡はもう、メロメロだ。

「み、み、みゆきさーん。凡の唇にもゴミが入ったみたい。だから、凡の唇も舐めて、、、お願い。」

そんなお願いをしちゃうだろう。

「もう、甘えたさんねー。」

そう言って、みゆきさんは、舌を凡の唇に近づける。

「うっ。く、く、臭―い。超絶、臭いよ。みゆきさん、にんにく食べた?」

「あ、解っちゃった?さっきね、王将で餃子3人前食べたのよ。アカン?アカン?餃子食べたら、アカンかった?」

「ううん。大丈夫。なので、みゆきさんの舌で、凡の唇ぺろぺろをお願いします。」

「いいよ。」

と、みゆきさんの舌を見事にゲットした凡なのでありました。

ただ、気が付いたら、臭さで、一瞬、気絶していたのかもしれません。

みゆきさんの舌の感触が、思い出せない。

と、またもや、凡のイララシイ妄想が始まってしまったというか、どうしても、この「みゆきさん臭い」を入れたい凡なのではありました。

ということで、みゆきさんを、餃子3人前食った臭い女の設定にしてしまって、ゴメンナサイ。

って、何の話だったっけ。

そうそう、関空のマクドナルドで、20才ぐらいの若い女の子の店員が、ネイティブスピードで話す外国人の英語を、いとも簡単に対応していたという話でありました。

そんなことで、朝マックをして、今度は、第二ターミナルに移動であります。

今回も、ピーチを利用させて頂きました。

ピーチ MM193便。

関空 0815時発 鹿児島 0930時着。

往路は、7490円。(ちなみに、復路は、4590円だった。)

予約するときに席を指定しようとしたら、真ん中のシートが選択不可だった。

これは、混んでいるのかなと思ったら、実際に乗り込むと、真ん中は空席で、凡の席も、通路側だったのですが、隣は、空席だった。

まだ、流行の風邪の人数制限なんてしてるのかな。

なので、楽ちんで鹿児島まで行けました。

鹿児島空港からは、バスで鹿児島中央駅まで移動。

ここで、観光案内所で、地図を貰って、明日、行ってみようかなと思っている知覧までの移動方法などを聞いたり、夜に食べたりするところを聞いたりして情報収集。

これから指宿枕崎線に乗るのだけれど、1102時発で、山川で乗り替えて枕崎に行くのと、1202時に、枕崎に直行で行く列車とがあるのだけれど、どちらも枕崎に着く時間は、1449時と、同じだったので、1202時発の列車に乗ることにした。

少し時間があるので、今のうちにランチといきましょう。

駅の周辺を歩き回るのだけれど、まだ11時とあって、開いているお店が少ない。

そこで見つけたのが、ラーメン屋だった。

「五郎家」さん。

鹿児島には、何店舗かあるお店のようである。

色んな具がトッピングされているお店の名前の付いた五郎屋ラーメンというのがあって、迷ったが、定番のと書かれている「定番の白」(730円)というのを注文。

それに、五目おにぎり(50円)を付けた。

まずは、五目おにぎりがサーブされる。

ひと口食べて、これは凡好みだと思った。

鶏の五目御飯のおにぎりなのですが、かなり油がまわっていて、コッテリとしている。

この油が、鶏から出たものか、ひょっとしたら、別に油を混ぜているのかもしれないが、もち米ではないうるち米の、中華の粽のようでもある。

そして、ラーメンが登場。

甘い醤油ベースのトンコツだろうか。

凡は、味音痴なので、スープを飲んで素材を当てるなんてことは苦手だ。

ただ、旨い。

甘い醤油の味と、背あぶら、それに焦がした玉ねぎ、ネギ、そして大量のキャベツ。

そのバランスが、凡好みである。

まあ、今回は、1回しか食べてないので、それだけで判定を下すのは難しいが、凡の大好きなラーメンベスト10とかに入るかもしれない。

それに、この店の良いところは、トッピングも選べるし、ランチのセットもあって、自由度もある。

また、鹿児島に来たら、寄ってみたいな。

ということで、ランチも頂いたので、いざ、指宿枕崎線に乗車しようではありませんか。

コメント

  1. yukemuri より:

    いい奥さんでね、財布からそっと3万円をだしてくれるなんて、嬉しいですよね
    今度は鹿児島ですか、タイトルに知覧とあるから特攻会館にも行かれるんでしょうかね?
    もう前の話ですが、ある高校の先生と話す機会があって修学旅行はUSJだと言うんです
    USJは楽しくて言い所だけど、修学とは言えず普通にレジャーって気がするって言ったんです
    そしたら地方の学校だと東京ディズニーランドとかもあるし、なんて言っているんです
    自分は知覧とか言ってほしいと言ったら、知覧ってなんですか???
    と、信じられない答えが返ってきました
    戦争の悲惨さとか、先人の苦しい思いや特攻兵の気持ちなどを学ぶのが修学旅行ではないかと思うんですよね、、もちろん長崎や広島、あるいは沖縄のひめゆりの塔とかね
    もちろん京都や日光も良いと思いますが、和歌山シーワールドとUSJと言うから時代は変わったと半ば呆れましたよ

    それにしてもピーチはお得ですね
    往路は7490円で復路は4590円ですか?
    新幹線で名古屋行く金額とあまり変わらないですもんね
    何しろ飛行機に乗ること自体なにか特別感がありますからね
    鹿児島の五郎屋家さん、美味しいんですね(店名に家が付くのが微妙だけど)
    鹿児島市内は一切歩いていないので全く分かりません
    凡蔵さんのベスト10に入るラーメンと言うのだから、きっと美味しいのでしょうね
    五目おにぎりが50円と言うのも嬉しいですね!

  2. tairabonzou tairabonzou より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    たまに、家を出る時に、ちょっとカンパしてくれることもあるんですよ。
    でも、その辺は、情けない、お金無くてどうしようって、そんな声を出さないとダメなんで、ちょっと演技が必要なんですよ。
    今回は、知覧の特攻平和会館にも行ってきましたよ。
    なかなか、ちょっと行きにくいところにあるので、今まで行かなかったんですが、今回は、鹿児島市内で時間を使うのは、捨てましたので、行くことが出来ました。
    修学旅行で、ディズニーとかUSJとかに行くのは、わたしも、どうなのかなって思います。
    みんなで楽しく、学生生活を締めくくろうっていう感じなのはいいけど、そんなん、修学旅行じゃなくて、自分たちで行けばいいと思うんですよね。
    別に、何か一所懸命に、修学旅行で学び取ろうなんて事は不必要だけれど、そして、楽しければいいと思うけれど、ディズニーじゃない気がします。
    というか、生徒は、ディズニーに行きたいものなのでしょうか。
    知覧に関しては、時代なんでしょうね。
    もう、戦争の話なんて、昔の昔の昔の話って感じなのかな。
    今の若い子にしてみれば、太平洋戦争も、関ヶ原の戦いぐらいの感覚なのかも。
    というか、先生が、戦争に結び付けなくてもいいので、知覧という地名を知らないのは、そっちがどうかなと。
    先生には、色んな事に興味を持って欲しいし、学生にも、興味を持つことの面白さを教えてあげて欲しい。
    とはいうものの、今の先生って、すごい大変みたいですね。
    昔とは違った難しさもあるようです。
    あ、ちなみに、私が行った時は、学生さんみたいな人が、修学旅行か、そんなので来ていました。
    彼らや、彼女らは、どう感じたのかな。
    聞いてみたいですね。
    んでもって、ピーチは、最近、だんだん運賃が高くなってしまっていて、ピーチの魅力が無くなって来てるんですが、今回は、そこそこの値段で行くことができたので良かったです。
    それから、ラーメンは、ベスト10なんて言ってしまって、すごく恥ずかしいのですが。
    美味しかったですよ。
    ラーメンの詳しいyukemuriさんが食べたら、なんだ、これがベスト10なの?って、思われるかもですが、私好みではありました。
    一度、yukemuriさんの評価を聞きたいところです。

  3. yukemuri より:

    ラーメンの好みは人それぞれですし、凡蔵さんに教えて頂いたスナパーのカドヤは大好きです
    実際自分の口に合わないラーメンも、神奈川県内では上位に入っているお店もたくさんあります
    話は変わりますが、知覧の特攻会館の見学に来ていた学生さんたち、どう感じたのか聞いてみたいですね
    自分は特攻会館を修学旅行のコースに入れた学校側の姿勢も大いに評価したいです
    先人の苦労や命を懸けて日本や家族を守らざるを得なかった気持ちや、平和の大切さを自分自身の目で感じてもらえるてると信じたいです
    長崎や広島も是非行ってもらいたいですよね

  4. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    ラーメンは、好みもありますしね。
    それに、その日によって、アッサリが食べたいとか、コッテリがいいとか、体調によっても食べたい味が違う事もありますし。
    でも、美味しいものは、美味しい、というのもあるんですよね。
    誰が食べても美味しいっていうのもありますし。
    1度、じっくり自分のベスト10を考えてみるも楽しいかも。
    んでもって、知覧特攻平和会館に来ていた学生さんの感想、聞きたいですよね。
    でも、あそこで、何も感じないっていうこは、たとえ、戦争の知らない学生でも、それは無いと思うんですよね。
    1度、自分の目で見たものだから、きっと、世界の状況を見た時とかでも、何かを自分で考える時に、思い出すんじゃないかと思うんですよね。
    ただ、戦争ということについて考えだすと、エライコトになってしまうので、なかなか、難しいです。
    先の太平洋戦争は、誰によって起こされたのかとか、日本が先制攻撃したけれども、アメリカは、真珠湾を攻撃することを知っていたとか、
    色んな事が絡んでくるので、そうそう、調べてからじゃないと語れないということもあるんですよね。
    でも、何にしても、知ると言う事は、1番大切だと思います。
    ディズニーなんかに行くよりも、ずっと、好奇心をそそられる場所だと思います。

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