
暗闇の湖で釣りをする男がいた。
そこで、入水自殺をした妻の事を考えているという。
男は、妻が自殺した原因が、絶望や孤独であったのではないかと考えている。
一緒に暮らしながら孤独を感じる。
そんな、悲しいことがあるだろうか。
暗い湖の向こうに見える赤い鳥居の下に、その答えがある気がした。

人の実体は、精神なのか、肉体なのか。そんなことは、どうだっていい。ただ、マリコの肉体が、全てだった。
マリコとケンジが結婚した後も、タクミは、マリコを愛していた。
いくら手に入れたいと思っても、手に入れることのできない存在マリコが、今、タクミの掌の上にあった。
それは、間違いなくマリコの実体だったのである。
いささか、サイコなストーリーが、気持ち悪いです。

次の「神の眠る島」は、ちょっとだけ長めの文章です。
1時間ぐらいかな。でも、お付き合いいただければ、うれしいです。
陰謀論者にもおすすめの、サイコなサスペンスです。

総理が成功をおさめたのは、おぞましい風習の残る島に秘密があった。
婚約者の匠が自殺した怜子は、その真相を探るために、四十九日に、僕を誘って匠の実家に行った。
そこで、匠が、総理大臣の後継者として期待されていたことを知る。
そして、その期待の陰に、おぞましい風習があることに気が付くのだが、島から出られない状況になっていた。

次の「右隻の愛 左隻の憎しみ」も、ちょっぴり長めの文章です。
でも、愛することを考える若い人に読んでほしい物語です。
1時間50分ぐらいかな。

次の「悩み多きブッダたち」は、凡蔵。が、初めて書いた文章です。
これも、少し長めの文章です。3時間ぐらいかな。
何となく、疲れたなと思った時に、読んで頂けけると、少し楽になるかもしれません。
ハートフルなコメディタッチなので、あっという間に読めちゃいますよ。

題名にもあるように、仏教学者というか、仏教に興味のある人は、読んで欲しいな。
仏教の本尊についての凡ちゃんなりの、問題提起もあって、面白いよ。

そのお寺の本尊は、ブッダの特別な秘宝だった。
大阪のビジネス街にあるビルの中のお寺のような施設。
そこで繰り広げられる館長さんと、娘の怜子のハートフルで面白いストーリー。
既存の仏教の本尊に対する問題提起もありますが、コメディでもありますので、楽しい物語です。
初めて書いた文章なので、是非、読んで頂ければ、本当に嬉しいです。

次の文章も、やや長めです。
読むのに2時間ちょっと掛かります。
んでもって、中島みゆきさんを知らない人にとっては、まったくもって、意味の不明な内容かもしれません。

歌手 中島みゆきさんへのラブレターであり、賛歌であります。
中島みゆきさんを知らない人にとっては、意味不明な文章かもしれません。
でも、コメディタッチなので、案外、楽しんで頂だけるかもです。
ブログで展開してきた文章を、無理やり繋ぎ合わせたものですので、言葉がチグハグなところがあります。
(注)みゆきさんが好きな人が読んだら、怒りだすかもしれません。

ここからは、また、ショートショート的な短い文章ですので、気軽に読んでみて頂けたら、うれしいです。