平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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そうだ、ソウルへ行こう!(211)ベルトはオートマチック。

南大門の地下鉄の乗り場は何処?
どうも、迷子になってしまったようですが、市場のお姉さんに聞きながら辿り着けた。
ソウルは地下鉄が便利ですよね。
そして、皆さん親切であります。
地下鉄で、新村まで地下鉄で移動。
ソウルの地下鉄は、カードを買って、それを改札口でかざすと、改札の棒状の扉が回転して入ることが出来るようになっている。
さて、新村に着いて改札を出ようとしたところ、凡はすんなり通れたのですが、ミニボンが何度カードをかざしても扉の棒が回転しないのです。
さて、どうする。
改札口に駅員さんはいない。
改札口で立ち往生していると、ミニボンに言わせるとイケメンのお兄さんが、ミニボンを見て、改札口が並んだその端に鉄の扉があって、その扉にあるボタンを押して、ここから出たらいいとジェスチャーで教えてくれた。
お兄さんがボタンを押すと、その鉄の扉はすんなり開いて、出ることができた。
ありがとう。
こんな時に、親切にしてくれると本当に、その人だけじゃなく、その国まで好きになってしまう。
それにしてもです。
いいのでしょうか。
ボタンを押せば、扉が開く。
扉が開いたら、自由に出ることが出来る。
それだったら、一番安い区間の料金のカードで、どこへでも行けちゃうじゃないですか。
いいの?
そういえば、前回ソウルへ来たときに、ソウル駅から水原駅まで鉄道で行った時に、改札口が無かったことを思い出した。
ソウルは、性善説の浸透した国なのでありましょうか。
それとも、人件費を考えた合理的な国なのでしょうか。
どちらにしても、助けてもらって、感謝なのであります。
さて、新村に着いたら、駅の上のビルがスーパーのようです。
そうだ、ベルトを探してみよう。
と思っていたら、1階でベルトを売っていた。
36300ウォン。

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探していたオートマチック。
しかも、サイズが丁度いい。
台北のベルトとは、少し形状が違うけれども、探していた仕組みのベルトを買うことが出来た。
さて、焼肉屋に向かおうかなと思ったら、駅の近くに、また薬屋を発見。

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こうなったら、また二日酔いの薬を聞いてみよう。
入り口は小さいけれど、中は結構広くて、本格的な薬屋だ。
カウンターに置かれた薬は、小さな袋の錠剤が2種類と、ドリンク剤。
値段は忘れてしまった。

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ここ新村は学生の多い街。
当然、コンパなんかやるでしょう。
「イッキ、イッキ。」なんて、ソウルの学生も、そんな事をやるに違いありません。
男子学生なんか、女の子の前でカッコつけようとして、どんどん飲むに違いありません。
「僕はね、このぐらい飲んでも大丈夫なんだよ。イエイ。」なんてね。
「キャー、カッコいい。」なんて、女子大生が軽い気持ちでお愛想をいったなら、もうだめでしょう。
そうると、次の日の男子学生は、「オエー、オエー。」となるに違いありません。
脂汗を流しながら、トイレの便器を抱えて、
「俺はアホや。オエー。何であんな調子乗ってしもたんやろ。オエー。それにしても、あの子可愛かったなあ。オエー。ていうか、今はそれより、オエー。何とか、オエー、このオエー、吐き気オエー、何とかしたいよー。オエー。」となるに違いありません。
ということは、「もうアカン。薬や、薬飲もう。」となるに違いありません。
ということは、学生の街の新村には、相当な二日酔いにも効く薬があるだろうという理屈なのであります。
効きそうであります。
凡もその効果を確かめるべく、ソウルのサラサラロングへーの女子大生と、腕と腕を絡ませながら、チャミソルを飲みたいなあ。
そんな、夢を見させてくれる、二日酔いの薬であります。
そして、ミニボンは膀胱炎の薬を購入。
膀胱炎の薬は、日本では昔は売っていたそうですが、今は市販されていないそうです。

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さてさて、こんな事をしていたら、南大門の喫茶店を出た時は4時半ごろだったのですが、新村の薬屋を出た時は6時を回っていた。
そろそろ焼肉屋に行きましょう。

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