平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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散散歩歩。(142)賢島でクルーズ。

近鉄特急の車内は、祝日ということもあり、若い女の子のグループが3組ぐらいいるようで、弾んだ若い声や、笑い声がシートの後方から聞こえてくる。
賢島へは、前回鳥羽に行ったときよりも少し早い時刻に鶴橋から向かった。
お昼前に賢島に着いて、ご飯でも食べようかと言う考えだ。
幸いにもお天気にも恵まれ、若い女の子の声を聞きながら、近鉄特急特有の横揺れに身を任せていると、旅への期待も膨らんでいった。
特急が伊勢市に着くと何人も乗客が降りていく。お伊勢さんにお参りだろうか。
そして、鳥羽に着くと、若い女性グループも降りて行った。
気が付くと車内は凡とミニボンだけである。
これにはビックリしたが、遠くへ来たのかなという旅心も湧く。

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賢島はあまり人気が無いのかな。
鳥羽からは、急に速度が落ちて、特急なのだけれどのんびりとした運行になる。
終着駅の賢島に着いて、ホームに降り立つと、ここで降りたのは2、3組だけだった。
賢島の駅は、海と山に挟まれた小さな場所にマッチ棒の先のように突然ぽつんと線路が終わっている。
これから「まわりゃんせ2012」で無料で乗れる賢島エスパーにゃクルーズに乗ろう。
その前に、今日のホテルアクアヴィラ伊勢志摩への送迎バスの時間をチェックする。
ここでもし、アクアヴィラ伊勢志摩への旅行を電車で計画している人がいらっしゃったら、送迎バスの時間のチェックは是非ともしたほうがいいですよ。
ホテルにもよるとは思いますが、アクアヴィラへの送迎バスは意外と本数が少なく、時間も早く終わります。
そして、ホテルへは賢島からぐるっと岬を回っていくので、もしタクシーで行かなきゃいけなくなったら、結構な金額になると思う。
さあ、これから伊勢志摩の潮風に吹かれながら、クルージングと行きましょう。
賢島駅から少し海側に降りると、すぐに乗船場があった。

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見るともう船が停まっている。
でも、写真で見た帆船型の船じゃない。
聞くと、後の船は帆船型の遊覧船の「エスペランサ」だというので、折角だから待って乗ることにした。
待っている間にお客さんも増えてくる。
エスペランサは、1階と2階は喫茶のできるスペースで、屋上は展望スペースだ。
勿論、景色を楽しむには屋上だ。

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ゆっくりと進む遊覧船は、真珠の養殖筏の間を縫うように進んでいく。
よくこの狭い間を抜けて行けるものだと感心した。

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海を渡る風は、まだ冷たくてジャケットの隙間を吹き抜けてゆく。
寒いのだけれど、やっぱり甲板を降りたくはない。
クルーズは岬の入り組んだ風景を見るのが気分なのであります。
この船は途中に、真珠モデル工場というところで下船する。
昨年に行ったミキモト真珠島の豪華な施設とは比べ物にならないような郷愁ただよう建物に入ると、お姉さんが真珠の核入れの作業を見せてくれる。

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これもまた観光地の郷愁を漂わせている。
うんこれは、なかなかいい。
真珠と言うものは、上品でエレガントな宝石である。
ガラス張りの重いドアの奥のヨーロッパ調の椅子に腰かけて、甘いダージリンティーを飲みながら、「そうね、この大きさがやっぱり、こんどのフォーマルドレスには合うわね。」などど、ゆったりと買うものである。
しかし、今いるのは郷愁漂う真珠工場。
この郷愁と真珠と言うエレガントの組み合わせが観光地っぽくて気に入った。
入り口の海女さんのマネキンと、「世界の貝」の詰合せが、更にパラダイスを演出してくれる。

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ここの工場の人には失礼な話なのでありますが、こんなところで真珠を買う人がいるのかなと思っていたら、30歳代のカップルが笑顔で買っていた。
何となく「負けたな。」と思った。
真珠と言ったらすごい宝石だ。
買う時は慎重に店員の説明などを聞きながら買いたいというものだろう。
もちろん、凡もミニボンも真珠なんて買う趣味を持っていない。
しかし、このカップルは、そんなこだわりもなく、あっさりと買ってしまった。
真珠に対する審美眼を持ち合わせた人なのか、お金持ちなのか。
でも、そんな風には見えない。
本当にあっさりとした性格だから買ったように思えたのであります。
「綺麗だから、君に買ってあげるね。」ってそれだけの理由で買う。
そして、「本当に、綺麗ね。ありがとう。」って素直に受け取る。
こだわりのない2人が羨ましかった。
あんな風に生きれたら、人生素晴らしいだろうな。
15分ほどだろうか、見学が終わったら、また乗船してクルーズが続く。
さすがに後半になると屋上は寒いので下のテーブル席にほとんどのお客さんが移動していた。
鳥羽湾めぐりの船は、小さな島に今にも手が届きそうな舟遊びを楽しむという感じだったが、この賢島エスパーニャクルーズは、風光明媚な英虞湾の岬をのんびりと眺めながら遊覧していくという感じだ。
潮風をいっぱいに浴びて、体が少し冷えた頃、船着場に戻った。
賢島に来て、取りあえずは何かをやったという満足感に浸りながら、駅に向かう。

コメント

  1. とっちゃん より:

    またしても伊勢志摩観光ですか!
    良いですね~
    自分も凡蔵さんの、前回の伊勢志摩旅行を見てから行きたいなぁって思っているんですが、やはりこちらからだとなかなか行かれません・・・
    調べると海女小屋で魚介類を炙って食べさせてくれたり、焼き牡蠣の食べ放題があったりととても楽しそうなんですけどね~
    おかげ横丁も是非行きたいんです!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    伊勢志摩は、手ごろな距離にあるので、大阪からは便利で、旅行気分が味わえて、おすすめです。
    でも、関東からだと大変ですね。
    東京で言うと、どのぐらいの距離なんだろう。
    箱根とか日光なのかな。
    関東の土地勘がないので解りませんが、
    海女小屋は、行ってみたいのですが、家内が食べられないので、選択肢から外しました。
    でも、美味しいでしょうね。
    焼くときの香りが食欲をそそるでしょうね。

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