散散歩歩。（1412）君も去ってしまうのか。ああ、青春の東京旅。（２）

８月２４日（木曜日）。

青春１８きっぷの３回目を使うために、東京に向かって移動している凡であります。

大阪から、東京までは、さすがに遠いので、ずっと、電車に乗ったままということになりかねない。

でも、折角だから、１度、途中下車をして、観光的なことでもしてみましょう。

浜松駅から、少し東へ移動すると、金谷という駅がある。

以前、ここから、大井川鐡道に乗ったので、懐かしくもある駅だ。

そこに、「ふじのくに茶の都ミュージアム」という施設がある。

凡は、お茶が好きだし、以前、日本茶の会社に勤めていたことがある。

なので、ちょっと、行ってみたい気がするのだ。

なので、浜松駅から、金谷駅に移動しよう。

ロングシートに、腰掛けていると、向かいのシートの中学生ぐらいの男の子の携帯に着信があった。

男の子は、周りに気を遣って、小さな声で、携帯で話をしている。

話の感じでは、友達ではなくて、何かの連絡が入ったような感じだ。

すると、１つ席を空けた隣のオッチャンが、男の子に注意をした。

電車の中で、携帯電話は、使うなということだ。

男の子は、済まなさそうに、謝っていた。

凡は、それを見て、嫌な気持ちになったのである。

みなさんは、どうだろう。

まずは、電車の中で、携帯電話を使う事の是非を考えることは、これは必要だろう。

凡の考えでは、使って良いと思う。

折角、こんな便利な文明の利器を発明してくれたのに、それを使わないのは、進歩と逆の方向を向いていると思う。

それじゃ、何故、みんなが、車内で携帯を使わないようにしましょうなんて、そんな事をいうのだろうか。

それは、場合によっては、人に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれないと言う事だろう。

車内で携帯電話を使った時の、人に迷惑をかける点というのは、ついつい、声がデカくなってしまうという、この点だろうと思う。

それで考えると、この中学生は、周りに気を遣って、かなりの小声で話をしていた。

なので、それで十分だと思うのだ。

普通の人だって、複数人で乗っていたら、会話をするだろう。

そんな時に、大声で会話をしているグループがいたりして、あれは、正直、迷惑な時もある。

でも、小声なら、いいじゃない。

携帯で話すのがダメだというのなら、会話もダメとしなきゃ、理屈が合わない。

心臓のペースメーカーの事をいう人もいるかもしれないが、優先座席で使うのは、これは、理屈は解る。

しかし、凡は、携帯の電波の心臓のペースメーカーに対する影響の説明を、ちゃんとした理屈で聞いたことが無い。

でも、どうしても、心臓のペースメーカーを使用している人に害があるということなら、心臓病の学会みたいなところが、ちゃんと、データを検証して、例えば、心臓のペースメーカーをしている人の周囲の何メートル以内は、携帯電話を使用しないという、そんな具体的な指標を示して欲しいと思う。

今言ったようなこともあるが、凡が、この現場を見て、嫌だなあと思ったのは、そこよりも、このオッチャンの思考回路と、それを、自分勝手な判断で、人に何かを指示したり、強要したりすることなのであります。

オッチャン自身が、携帯を車内で使う事の何が悪くて、だから、どうなのかということを考えて、また、人の意見も聞いて、それらを総合的に検討して、それで、ダメだというなら、まだ、解るけれど、たぶん、そうじゃないだろうと思う。

自分の物差しだけで、人に指示したり強要したりしているのだ。

所謂、コロナ警察と同じだと思う。

中学生に、注意をしたオッチャンはというと、隣の席に、荷物をドーンと置いて、人に座らせないようにしている。

周りに立っている人がいるにもかかわらずだ。

どっちが、人に迷惑をかけているかと考えると、オッチャンである。

と、楽しい旅に出たのに、どうして、凡は、こうもヒネクレタ、人の批判を、心の中で、繰り返しながら、旅を続けているんだろう。

もっと、根っからの明るさが欲しい。

と、切に願う。

ということで、電車は、金谷の駅に着。

目的のミュージアムまでは、ホームページを見ると、徒歩２０分とある。

２０分なら、余裕で歩けるだろう。

でも、駅員さんに聞いた見たら、どうも、徒歩ではシンドイみたいなので、タクシーで行くことにした。

走り出すと、これが、結構な勾配の上り坂が続くのである。

ミュージアムは、山の上にあるということを、この時に知った。

ここで、このミュージアムに行こうかと考えている人にアドバイスだが、往路は、絶対に、徒歩では無理であります。

んでもって、ミュージアムに到着。

受付をして、３階の展示ホールに行くと、ガラス張りになっていて、そこから、敷地内の日本庭園が見える。

これが、小堀遠州の作を模したということだが、なかなかのものだった。

展示室に入る前に、椅子は無いが、若いお姉さんが、立ち飲みのお茶を振舞ってくれる。

展示については、世界のお茶を分類した棚があって、実際に、その茶葉を、触ったり、匂いを嗅いだり、そんなコーナーもあって、これは、なかなか、良かったです。

また、上海の「豫園（よえん）」にある茶館「湖心亭（こしんてい）」を復元していたり、そういうのも、楽しい。

因みに、湖心亭は、行ったことがあるので、ちょっと嬉しかった。

その他の展示も、面白かったですよ。

施設も、想像以上に大きくて、また、新しい。

見学を終えて、お土産ショップを覗いたら、ミニボンへのお土産のお茶のチョコレート（１２９６円）と、日本茶の瓶入り（４９８円）を買って、そして、日本で１番濃いという藤枝抹茶ジェラートのＮｏ．７（６１０円）というのを、テラスで頂く。

抹茶ジェラートは、流石に、１番濃いと言うだけあって、その濃さは感じたが、もう少し、アッサリでも美味しいかもしれない。

なんせ、兎に角、暑いので、かき氷のような、アッサリしたものが欲しかったので、こんなコメントになりました。

ふじのくに茶の都ミュージアムは、他にも、子供向きが多いけれど、色んな体験コーナーがあり、楽しい施設でありました。

帰路は、ちょうどバスが来る時間だったので、路線バスで駅まで戻った。

金谷駅から、熱海駅まで移動。

金谷駅、１５時５１分発。熱海駅、１７時５１分着の列車だ。

ここは、結構、混んでいて、ドアの近くに立っていたのですが、始めは、涼しくて気持ち良いなあと喜んでいたら、あまりにもエアコンが効き過ぎていて、しかも、風が直撃で、熱海駅に着くころには、気持ちが悪くなっていた。

さて、今日のホテルを確保しなきゃいけません。

東京のホテルを、いくつかのサイトで検索をすると、東京のホテルの値段が、異常に高い。

それだけ、利用客が増えていると言う事なのだろうか。

普段なら安いホテルでも、１５０００円とか、そんな値段帯だ。

なので、東京泊は、諦めた。

あらためて、横浜で検索をしたら、アパホテル＆リゾート・横浜ベイタワーが、５９４０円だったので、決めた。

これで、安心だ。

さて、熱海駅から、今度は、目的地になった横浜駅に向けて出発である。

それにしても、さっきのエアコンで身体が冷えてしまって、気持ちが悪い。

なので、痛み止めや、胃腸薬や、いくつかの薬を車内で飲んだ。

それにしても、凡って、弱っちいですよね。

すぐに、薬に頼りたがるんですよ。

ということで、１９時１１分に、横浜駅に着。

馬車道までみなとみらい線で、移動して、アパホテル＆リゾート・横浜ベイタワーに移動。

ホテルまで来ると、アパホテルとは思えないほど、立派な建物だ。

中に入ると、チェックインのカウンターが２４もある。

ヤフーから予約したのを伝えると、３本の内の１つのレーンを案内された。

んでもって、チェックイン。

凡の部屋は、１５階。

ホテルを予約するときは、いつも、ブッキングコムと楽天トラベルを、見比べて予約を入れる。

ブッキングコムは、あと６回か何かを予約すると、またランクがアップするらしい。

なので、ブッキングコムで予約をしたい気もする。

とはいうものの、基本的には、楽天が好きだ。

サイトも解りやすいし、当日に、困った時も、連絡先がある。

でも、ここ最近、何度も利用しているサイトがある。

ヤフートラベルさんだ。

ここは、一休さんと提携していて、ヤフーで予約をすると、一休で予約したことになる。

んでもって、そのヤフートラベルさんなのだが、今回も、検索してみると、今回泊まるアパホテルさんで言っても、１番安かったし、（と、言っても、４００円とか、そんなものだけれど。）ブッキングコムも楽天も、部屋のプランが、眺望無ししか無かった。

でも、ヤフーは、より安い値段で、眺望有りの部屋だったのだ。

なので、迷わず、ヤフートラベルさんで予約をいれたのである。

因みに、凡の身近に、ホテル関係の人間がいるのだが、その話を聞いて、凡は、トリバゴや、そういう各サイトの安いところを比較するサイトでは、予約をしないことにしている。

なんでも、ホテル側にしたら、融通が利かなくて、やりづらいそうだ。

楽天さんや、じゃらんさんは、ホテルからも、サイトに連絡することが出来て、修正などもしやすいということを聞いている。

なので、それ以来、比較サイトは、利用していない。

んでもって、今回は、ヤフートラベルで、眺望有りの部屋だ。

部屋に入ると、部屋の狭さは、幾分かマシだが、いつものアパを感じさせる。

とはいうものの、バスの形が玉子型だったり、狭くても、快適なようには作られているので、これで十分である。

さて、例の眺望である。

窓は、小さいが、文字通り横浜の海が見える。

それほど、ホテルの眺望については、どうでも良い凡ではありますが、ちょっと嬉しくなってきますね。

この横浜ベイタワーは、なんと、客室２３１１室もあるそうです。

さて、大浴場があるので、本当は、汗でも流してから、横浜の街に繰り出したいところですが、もう、８時なので、このまま出かけることにしましょう。

さて、横浜には、美味しいお店があるかな。

んでもって、若くて可愛い女の子との出会いはあるのかなあ。