平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1125)沖縄は、行くだけで楽しいのね。(3)

旅(国内)

4月12日(火曜日)。
ミニボンと沖縄にやってきた2日目。

今日の目的は、せいふぁーうたき(斎場御嶽)に行くことだ。
まずは、ホテルで朝食を頂きましょう。
何と言っても、今回の朝食は、1人当たり2420円だからね。
折角の沖縄ということで、リゾートを感じたいなと思って、2420円の朝食付きのプランにしたんだ。
どんな高級な朝食なんだろう。

バイキングなんだけれど、普通のビジネスホテルのバイキングの朝食だったら、1500円ぐらいだよね。
それよりも、1000円弱も高いんだよ。
1000円出したらさ、結構、立派なランチが食べられるよね。
ということで、期待度200パーセントで、ホテルの1階の朝食会場へ行った。
席は、コロナ対策としてか、ゆったりと配置されている。
さて、2420円の朝食のお料理はというと、普通のビジネスホテルの朝食バイキングと同じぐらいだろう。

沖縄の料理も用意されているのは、これは実に楽しい。
そして、感想はと言うと、悪くはない、悪くは無いのだけれど、「うわー。ちょっと高かったけど、やっぱり、朝食を付けて良かった。」っていう感動は無い。

料理の種類は多くは無く、バットに盛られている料理の量も、ホントに食べ残しがないようにと考えられた?エコな量。
隣のテーブルの人が、ご飯を取りに行ったら、ジャーに白ご飯が残っていないと話している。
凡も、開店して、すぐに白ご飯のジャーを開けてみたけど、底に、ほんの少ししか入っていなかった。

向こうのテーブルでは、おやつのサーターアンダギーが無くなってるとスタッフに言っている。
これも、凡が取りに行ったら、お皿に4つぐらいしか乗っていなくて、他の人を考えると、2つ取るのを躊躇うぐらいだった。
オープン早々なんだけどね。

ただ、お味噌汁だけは、味が濃い目で凡好みでありました。
沖縄の味噌を使っているらしい。
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IMG_1396.JPG(なんだかんだ言っても、楽しんでフルーツなどを取って来た)
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(昨日買った、かりゆしウェアを着て。女性からの数多くのご希望に応じて、また、凡の近影をアップ)

出発前は、2420円ということで、どんな朝食なんだろうとワクワクしていたけど、まずは、普通ということで、とはいうものの、普通が大切なのだろう。
ということで、楽しい朝食を頂きました。

ホテルをチェックアウトして、昨日買った、かりゆしウェアを着て、モノレールに向かう。
途中、地元のFM放送の放送を、ビルの1階のガラス張りのスタジオでやっていて、可愛い女の子が喋ってるなと思って見ていたら、凡に気が付いて、「こんにちは。」と大きな声で凡に向かって、大きな仕草で手を振った。

そのあまりにも人懐っこい挨拶に、ドキリとしちゃったよ。
ミニボンがいなかったら、近寄って放送を聴いたかもね。

んでもって、モノレールで旭橋まで移動して、那覇バスターミナルに行った。
斎場御嶽には、バスで行こうと思うのだけれど、何しろ便数が少ないので、バスの時間は予め調べてある。
ちょっと早めに着いたので、待合室で大型のディスプレイを見ていた。
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このディスプレイに流れるビデオは、なかなか良いですね。
沖縄の紹介や、バスを使って旅をするプランの提案など、すごく面白い内容になっている。

バスで、沖縄そばを食べに行くとか、そんなテーマで作られているので、こんな風なバスの旅もアリだなと思える番組もあった。

しかも、40分以上、座って見ていたが、同じ番組は繰り返さなかったので、かなりの数の番組を用意しているのだろう。
これを見ていたら、次もバスでどこかへ行きたくなってきた。

那覇バスターミナル 0930時発。
路線バスに揺られて、1024時の定時にちょっと遅れて、斎場御嶽入口に到着。

斎場御嶽の入口は、もっと先なのだけれど、チケットは、このバスターミナルの近くの案内所で買う必要がある。
そこで、頼んであった地元ガイドさんのことを伝えたら、入口で待ち合わせだという。
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チケット売り場から、すこし歩いて、斎場御嶽の入口に到着。
ここでガイドさんと待ち合わせ。
現れたガイドさんと、御嶽の中を歩き出す。
南国の木の茂った森の中を、ゆっくりとゆく。
なんとも、気持ちの良い空間が、そこにあった。

斎場御嶽は、沖縄に広く分布している聖地の中でも、琉球開闢伝説にもあらわれる、琉球王国の最高の聖地である。
観光客は、凡の行った時は、まだ、まばらだったが、だんだん、観光客も増えてきているようだ。

ガイドをお願いしている人は、少ないようだが、ただ、見て回るよりも、お願いした方が、より御嶽を身近に感じられるのではないだろうか。
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流行の風邪のせいで、サングーイのところは、中に入ることが出来なくなっている。
こんな屋外で、こんなことをして流行の風邪に効果があるとは思えないのだけれど、そこは、仕方がない。
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斎場御嶽の拝所は、どこも興味深かったのですが、凡が1番気になったのは、入口にある受付の緑の館の横にある御待御殿跡(うまちうどぅんあと)だ。

昔、神女の聞得大君(きこえおおきみ)が、ここで神様と、枕を並べて寝るという儀式があった場所だ。

神と同じ布団で寝る。
面白いではありませんか。
そう聞いて、凡は、皇室の儀式を思い出した。
大嘗祭だ。

大嘗祭とは、天皇陛下が即位されたときに、新穀を天照大御神に供えて、五穀豊穣と天下の平安を祈念される儀式だ。
その儀式の後半に、陛下が秘事を行うという説がある。
その秘事とは、大嘗祭の執り行われる奥の部屋で、陛下と神が同衾するというものだ。

神とは、おそらく、天照大御神のことだろう。
天照大御神は、一般的には、女性神とされている。
詰まり、陛下と神様が、枕を並べて、同じ布団で寝るというのである。

その同衾と、斎場御嶽の御待御殿で行われてきた儀式と、よく似ているではないですか。
この2つの儀式に込められた意味を知りたいですよね。

ということで、最後まで御嶽を見た後に、またこの緑の館まで戻ってきて、御待御殿跡で儀式に想像を遊ばせたのであります。

ガイドさんをお願いした時は、40分ぐらいと説明を受けたのですが、実際には、1時間ぐらいお付き合い頂いて、ゆっくりと御嶽を楽しませて頂きました。

さて、斎場御嶽を見学したら、復路のバスの時間まで、1時間ぐらいあるので、どうしようかと思う。
仕方がないから、お土産売り場でも見ていようかと思ったら、ミニボンが、先に行ったところに知念岬というのがあると言った。

それなら、行って見ようと歩いて行くと、急に視界が開けて、知念岬が現れた。

緑に芝生も美しく、その先に丸く突き出した岬がある。
その後ろには、沖縄の海が広がっていた。
実に、気持ちが良いではないか。
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海からの風を利用して、パラグライダーをしている人が数人いて、飛び立ったなと思ったら、次の人がまた、飛び立つ。
ゆっくりと空を舞うのは、なんとも気持ちよさそうだ。

それにしても、この知念岬は、気持ちの良い場所だ。
ただ、風に吹かれて、景色を見ているだけで、沖縄に来てよかったと思う。
しばし、リラックスした時間を楽しんで、お土産を売っているチケットの場所まで戻る。
ミニボンは、黒糖を購入。
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んでもって、1312時発のバスで、那覇バスターミナルに戻るところを、県庁前のバス停で降りた。
ここから国際通りに歩いてみる。

そして、昨日買った、かりゆしウェアのお店の店員に、着ているところを見せる。

さて、空港には、16時ごろに付きたいので、最後に沖縄でランチを食べてから、空港に行こうと思う。
とはいうものの、どこに入ろうかという案がない。
ミニボンが、ビルの2階にあったファミレスのようなステーキ屋はどうかというので行って見たら、閉店していた。

でも、沖縄だから、ステーキにしよう。
さっき歩いてきたところにステーキ屋があった。
「ハンバーグ!」というギャグを言う芸人の看板が目印だ。
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ということで、「やっぱりステーキ3rd」さん。
何かチェーン店のような感じだけど、沖縄発祥のお店らしいから、まずは、沖縄らしいお店に入ったということになるのだろう。

ハンバーグ推しだったけど、ステーキを頼む。
赤身なので、凡好みで美味しかったです。

さて、そろそろ沖縄ともお別れの時間だ。
ホテルで荷物を受け取って、モノレールで、空港まで移動。
ピーチ 1710時発、MM2158便。
帰路のピーチは、座席がプレリクライニングだったので、楽でした。

ただ、凡の前の席に、これまた品のない若い女の子の2人組。
横の人がいないのを良いことに、飛ぶ前から、あぐらをかいて、ビールを開けて、おつまみを出して宴会をしだした。

かりゆしウェアなのだろうか、かなり派手な、これどこで売っているかというようなゾロリとした長い丈の服を着ている。
見たところ、なかなか可愛いが、こんな女性は、、、、、うん、まあ、むこうから言ってきたら付き合ってもいいけど、果たして、1時間も持つ自信はない。
というか、向こうから言ってくる可能性は、まあゼロなんだけどね。
そこが悲しいところだ。

んでもって、1915時、関空着。
ここから、JR、京阪と乗り継いで、門真市に帰ってきました。

関空は、この空港からの時間が長いので、ちょっと疲れますね。
ということで、急遽、目的地を沖縄に決めた旅行でしたが、何しろ、沖縄は、行くだけで楽しい場所。
今回の旅行も、楽しく終えることが出来ました。
また、最後まで、お付き合いくださいましてありがとうございます。
お土産も、色々購入しましたよ。
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コメント

  1. yukemuri より:

    2420円の朝食、かなり期待していました
    でも失礼ながらなんだか微妙ですね
    凡蔵さんが取ってきた料理の盛り付け方を見ても、またまた失礼だと思いますが豪華さは足りないようですよね
    でもこれも旅のエピソードで帰宅すれば笑い話になりますもんね
    ただ、料理の量は多少多めに用意すべきですよね
    おっ、凡蔵さんのかりゆしウェアすごく素敵ですよ
    まぁ男の自分が言ってもアレですけどね(笑)
    凄く似合ってますよ
    沖縄の悲しい歴史を含めて沖縄ですよね
    自分ももっと深く知りたいと思いつつ、なかなか行くチャンスがありません
    それとやっぱり沖縄の食が良いですよね
    郷土料理も美味しいし、ステーキとかも良いですよね
    最後もステーキで〆たようで、沖縄を目いっぱい堪能されたようですね
    でもって最後の機内、またまた品の無い女性が目の前とは・・・
    まぁこれも旅の思い出ですね
    あ~、自分もどっかに行きたいなぁ~

  2. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    2420円の朝食は、ちょっと期待し過ぎたかもしれません。
    でも、何か1品だけでも、ちょっと豪華を感じるメニューがあっても良いかもしれませんよね。
    他の那覇の朝食を見たら、同じように高めの値段設定の朝食だったんですが、ローストビーフがメインで提供されるようでした。
    全部じゃなくても、凄いねと思える何かがあればね。
    というか、それよりも、盛られている量ですよ。
    泊っているお客さんの人数に合わせて作ったんでしょうけれど、料理が無くなるというか、無くなってそのままというのは、バイキングとして残念ですよね。
    まあ、食材は、安い物でも仕方がないですが、たっぷり気にせず取り分けられるぐらい盛られてないとね、安心して取れないですもんね。
    んでもって、かりゆしウェアを褒めて頂き、ありがとうございます。
    どうしてか、奥さんが買いたいというので、んでもって、次の日に来てある来たいというものですので。
    でも、沖縄では、みんな着てるので、浮いた感じが無かったのは良かったです。
    沖縄には、パワースポットも沢山あるし、自然の美しさもあるし、そして、色んな面で文化の違いを楽しめるので好きなんですよね。
    それと、戦争に関する場所や施設もあるのですが、奥さんは、あまり行きたがらないので、今回も、行けなかったですが、いつか訪問したいんですよね。
    帰って来たばかりですが、また沖縄行きたいなあ。

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