平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(609)凡凡列車(9)

凡凡列車の3日目。
ホテル・プロモート函館さんにチェックイン。

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ロビーは広く、入口を入ったすぐ右にコインランドリーがあった。
これは見た目はビックリするけれど、夜中に回しても音が気にならないのでいい。
フロントの横にはアメニティーが置かれていて、一通り以上のものが揃っている。
靴用の乾燥剤やマウスウォッシュ1回用なんていうのも置いてある。
靴の乾燥剤なんていいよね。

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部屋は、ビジネスホテルにしては十分で、特にバス、トイレがいい。
バスタブは四角くて十分広いので、久しぶりにホテルで湯を張って浸かった。
ただ、胸のあたりまでではありますが。
トイレの便座もストレスなく使える広さである。

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フロントの対応も良いし、今回もまた良いホテルに泊まることができた。
ただ、部屋の音漏れはあるようで、他の部屋のドアの音や水の音、何かのモーターの音などがした。
でも、朝食付きで、税込み4500円だから、立派なものだ。
部屋に入って荷物を整理したら外出しよう。
まだ夕食まで時間もあるので、函館山の夜景でも見に行こうか。
その前に、先に今晩のお店の情報をフロントで聞いてみよう。
最近はビジネスホテルにはホテルの近くの飲食店などの地図を置いているところも多い。
フロントで夕食のオススメを聞いた。
するとボールペンを取り出して、手作りの周辺の地図に丸印をつけて言った。
「ここがおすすめです。」
そして続ける。
「ここが一杯だったら、ここ。」
凡は、驚いた。
ホテルの周りにはたくさんのお店がある。
でも、「ここ」ですよ。
その中の1店舗のみを指して教えてくれるのは珍しい。
しかも、それが一杯だったらと、2番目もピンポイントである。
これなら迷う理由はない。
それまでは凡は少しコッテリとした中華料理なんかもいいなと思っていたのでありますが、そうくるなら、この店しかない。
晩御飯の店は決まったので、それまで少し時間もあるので、函館山に行って見よう。
市電で十字路まで行って、そこから山に向かって歩くと、ロープウェイの駅がある。

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(駐車場は外国の方の観光バスでいっぱいだった。)
駅に着くと大勢の中国人であふれ返っている。
どうなるのかと思ったら、団体客とは別に個人客は別便で乗せてくれた。
ただ、頂上についてもやっぱり中国人ばかりである。
おそらく客の9割を超えているだろう。
函館山から見る函館の街は、今までガイドブックなどで何度も紹介されている景色と同じである。
ただ、目の前の景色は本物だ。
函館の風景を背景に写真を撮ろうとしている中国人がいたので、撮ってあげようかとジェスチャー交じりに言うと、すごく喜んでくれた。
でも、それを見て、近くにいた人が、私も私もと凡はシャッター係りになってしまった。
でも、そのあとをみると、日本の若者と中国人が写真の撮り合いっこをしだした。
せっかくだから、もっともっと交流したいなと思う。
函館山は夜景が有名だ。
とはいうものの、まだ日は落ちない。
ただ、凡はそこまで夜景を見たいということもない。
凡一人ぼっちで夜景を見て、「ロマンチック」なんて言ってみても悲しいだけだ。
夜景を見てひとり手をブラブラさせたり、ぼんやりとするだけだ。
それに、手すり近くで景色を見るのは、やっぱり高いので怖い。
それなら、早めに晩御飯のお店に行こう。
人気のあるお店のようなので、その方がいい。
早めにロープウェイを降りたら、お店に移動。
戸を開けると、まだお客はいなかった。
6時15分ぐらいだろうか。
「海鮮処・函館山」さん。

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ただ、凡が座ったら、そのあと次々とお客が入ってくる。
グッドタイミングだった。
オススメを聞くと白いコピー用紙のメニューだという。
1行目に「イカの活け造り」とある。
たしか1980円だったかな。。
注文をすると中のお兄さんが手際よくイカをさばいてくれる。
カウンターの凡の位置からは、その様子が見えるのが良かった。
それにしても、このお兄さんは結構頻繁に2人で私語をしているのである。
ただ手と口は別で、手だけは手際よく動いていたので、気にはならない。
四角い皿に飾られたイカは、その目をギロギロさせながら凡を見る。
凡のことを、どう見ているんだろうね。
「悪く思わんといてや。」なんて呟いてみるけれど、イカにしたら堪ったもんじゃないだろう。
人が美味しいっていう裏には、生物の苦しみが隠れている。
たとえ植物でもそうだ。
でも、それは仕方がない。
人間は欲で生きていると凡は思っている。
なので、生きるということは、欲を抑えることじゃなく、欲をまっとうに果たしてやることだ。
「悪く思わんといてや。」なんて言わずに、勝ち誇ったように、その身を口に入れて、冷えたビールで流し込んで、「うまーい。」って叫ぶべきなんだ。
まだまだできていないね、凡は。
イカの活け造りは、想像通り美味い。
そして、頭とゲソの部分は塩焼きか唐揚げにしてくれるのだけど、凡は唐揚げにして貰ったら、これが絶品に美味かった。

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さらにウニのにぎりも注文。
これも美味しくない筈はない。

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さらに帆立の玉子とじなどを注文して、お酒もビールからワインに変えた。
余市ワイン。
これは余市で作ったワインだろうと思ったら、国産のワインとチリ産のワインのブレンドだった。
余市と言えば、ニッカウヰスキー。
ニッカウヰスキーといえば、NHKの朝ドラ「マッサン」。
マッサンといえば、みゆきさんの「麦の唄」。
とここでも無理やりに、みゆきさんをつなげたくなったのですが、でもそれは、北海道なら自然な流れだろう。
ちょっと余市に行ってみたくなった。
でも、冷静に考えたら、そこにみゆきさんはいないんだよね。

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どの料理も美味しかったのですが、このままやっていると金額がエライコトになる可能性もあるので、このお店では美味しいものだけを食べて、最後のシメは別の店にしよう。
ここで一旦店を出る。
値段は忘れてしまったが、6000円ちょっとだったような。
さて、ここで最後のシメと行きたい。
ラッキーピエロというオムライスの美味しい店をガイドブックで見たので行ってみようかと思ったのですが、街をブラブラしている時に、ラーメンとカレーのお店を見つけた。
ラーメンもカレーも凡の好物である。
ここにしようと中に入ったら、誰も客がいない。
オープンキッチンの中にはおばさんがいて、どうにも元気がない。
味噌カレーラーメンと半カレーのセットを注文したら、上から兄ちゃんが表れて、無言で料理を作ったかと思ったら、すぐにまた2階に上がっていった。

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どうにも商売気がないなと思いながら食べたら、味噌カレーラーメンは味噌味が消えてしまって特徴無し、カレーもそれほどにはと言う感じで、やっぱりオムライスのお店にしたら良かったと思いながら店を出る。
どうにもお腹だけはいっぱいになったので、ホテルに戻る。
ここで凡は初めての経験をする。
コインランドリーを使うのであります。
着替えをスーツケースに詰めて家を出たのでありますが、着替えの残りが少なくなってきたので、洗濯をしなきゃいけないという訳なのであります。
とはいうものの、凡は今までにコインランドリーなるものを使ったことがない。
洗濯機を回していて、終わったらすぐに取り出さなきゃ、次の人が困るんじゃないかとか思っうと気が気じゃなく、その間ずっと、そばについて待っていた。
ただ乾燥の時は時間も長いので、一旦部屋に戻ったけれども、落ち着かない。
そんな感じではありますが、無事洗濯完了。
部屋に戻って寝ることにしました。
明日は札幌へと向かいます。

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(コインランドリーの横の休憩スペース。)

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    なるほど、コンパクトながらスタイリッシュなホテルですね!
    第一、まずフロントの対応が良いってのが嬉しいですね
    どんなに良いホテルでも、フロント応対が悪いと全て台無しですからね
    函館山は海外の人がほとんどでしたか
    おっ、写真を撮ってあげて、その輪が広がったようですね
    言葉が通じずとも、意外と分かり合えるものですね
    夕飯の新鮮なイカ刺、ウニのにぎり、どちらも魅力的ですね~
    見ているだけでたまりません
    半カレー&味噌カレーラーメンはイマイチでしたか・・・
    ラッキーピエロは函館市民に大人気だそうですよね
    地元の人はラッピと言うんだそうです
    自分はいつか、ラッピのハンバーガーを食べてみたいと思っています
    ところでところで、今更なんですが凡蔵さんは本を出したんですか?
    まさかまさかの小説家デビューって事でしょうか???

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    今回のホテルは、なるだけ安めのホテルを選んだのですが、それでも結構いいホテルに巡り合えたようです。
    ただ、評価は人それぞれですけれど。
    それぞれのホテルで独自にアイデアを出して頑張っています。
    ハードの部分は、これは仕方がないので、気にしないです。
    函館の居酒屋は、今までより綺麗なお店でした。
    同じ居酒屋でも、来ている人を見たら、美味しいものを食べたいなと思って来ているのか、ただ安いから来ているのかとか、分かりますもんね。
    ここは、お客を見ていると、美味しいものを食べたいなというときに来る居酒屋のように見えました。
    ただ、1日だけの観察ですんで、やっぱり4、5回は来て判断しないとですけれど。
    それにしても、ゆけむりさんは、ラッキーピエロのこともご存じで、さすが色んなところに行っているだけのことはありますね。
    それから、本は、というか本らしきものは、書いてみたのですが、実物の本ではなく、電子書籍でアマゾンに出品しています。
    アマゾンは、素人でも本をアップできるんですね。
    面白かなと思ってやってみました。

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