平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(610)凡凡列車(10)

凡凡列車の5日目。3月17日。
まずは朝食を頂く。
テーブルも多く、料理も十分で美味しく頂いた。

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今日は少しゆっくり目に出発である。
チェックアウトをして函館駅に向かう。
今日は札幌駅まで移動する予定だ。
10時49分、函館駅発。
12時14分、森駅着。
函館駅を出てしばらく走ると大沼公園駅に着いた。
ここで大勢の乗客が降りる。
凡の隣に座っていた中国人の5人組も降りた。
何があるのだろう。
見ると駅前の駐車場に大型観光バスが5、6台停まっている。
確かに自然は素晴らしいと思える雰囲気だけれど、と興味津々で窓に顔を押し付けて外をみていた。
進行方向右側に駒ヶ岳が見える。
素晴らしい。
なんたって形が美しい。
その姿は「ザ・北海道の山」と言ってもいいような端正な形をしている。
ただこれが列車が進むにつれ見える形が変化していくのだ。
始めはきちっとした三角形だったのが、双子のような2つの頂を持った形に変わる。
また、それも美しい。

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(はじめは1つの山のように見えたが、走りつづけると2つの頂が見える)
森駅に着いたら、ここで1時間25分の待ち時間がある。
改札を出て駅の案内板を見るが周辺にはこれといって見るところがない。
駅の構内にはピザのデリバリのお店があって、その場で食べることも出来るが、美味しそうだけれど、どうも森駅の雰囲気じゃない。
森駅と言えば駅弁である。
百貨店の北海道の物産展などでも有名だ。
これしかないと断言してもいいぐらいである。
売店の横に椅子もあるので買ってそこで食べよう。
いかめし、650円。
受け取ると、あれこんな小さかったかなと思った。
そして、温かい。

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凡は物産展で食べたことはあるかもしれないけれど、随分と昔のことだ。
だから、もう少し大きくて、冷めているものと思っていたのだ。
弁当を巻いているビニールを外していかめしを半分かじる。
うまい。
今まで食べた記憶のいかめしは何だったのか。
そのいかめしは、とにかくイカが柔らかだ。
こんな美味しかったとは、記憶とはいい加減なものである。
或いは、百貨店で買ったいかめしは、冷めていたから美味しくなかったのかな。
こんど百貨店で買ったらチンしなきゃ。
すごく美味しかったんで、本当はもう1つ食べたかったんだ。
何しろ弁当自体小さいから。
でも、買いそびれて外へ出た。
いかめしが刺激になってお腹が減ってきた。
駅の近くにある軽食屋「JUST」さんに入ってミートスパを食べる。850円。

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駅に戻るとそろそろ時間である。
13時29分、森駅発。
14時47分、長万部駅着。
長万部駅では、クマザサ茶を飲む。
長万部で作られているものだ。

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15時22分、長万部駅発。
16時54分、東室蘭駅着。
16時57分、東室蘭駅発。
18時08分、苫小牧駅着。
18時20分、苫小牧駅発。
19時06分、北広島駅着。
このまま乗っていても札幌に着くのですが、少しだけ時間短縮できる快速エアポートに乗り換える。
19時09分、北広島駅発。
19時25分、札幌駅着。
やっと札幌に着いた。
取り敢えずは、ホテルにチェックインしにいこう。
駅から歩いて10分ぐらいだろうか。
ビジネスイン・ノルテⅡさん。(NorteⅡ)

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フロントの係りの人の説明も解りやすく、次の日の外出が早いということをいうと、朝食時間に間に合わないから、フロントに声を掛けてくれたら、パンを袋に入れて用意しておいてくれるとのこと。
これは、その心遣いが嬉しい。
部屋に入ると、スーツケースを開けても余裕があって、ビジネスホテルでは十分に広い。
バスとトイレは普通だ。
ベッドも広めで、部屋も明るく、読み書きも出来る。
ミネラルウォーターのサービスもあり、これで1泊3600円だったら正解だ。
朝食は、簡単なパンが用意されている。

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さて、晩御飯でも食べに行こう。
その前に、明日からの予定だ。
ここが今日、列車に揺られながら悩んだところである。
今日まで青春18きっぷで旅をしてきたのだけれど、5回分あるうちの4回分を使用した。
あと1回分である。
さて、これからどうするかである。
残り1枚を使って大阪まで帰るのは無理だ。
なので、他の方法で帰らなきゃいけない。
それなら、飛行機だ。
帰路は貯まっているANAのマイルを使っての特典旅行でタダで飛行機に乗って大阪まで帰ろう。
これは何となく途中から凡の頭の中ではボンヤリと予定をしていた。
すると残り1枚を使ってどこかに行かなきゃいけない。
最後は札幌から空港へ向かうとして、その区間は短いから青春18きっぷは使わない
すると、きっぷを使って得した感があって、1日で往復できる場所だ。
そこで思いついたのが、帯広だ。
帯広にはインデアンのカレーがある。
大阪にインデアンというカレー屋さんがある。
大阪のソウルフードならぬソウルカレーである。
その大阪のインデアンのカレーを食べた人がその味に感銘を受けて帯広でカレー屋を作った。
それが帯広のインデアンのカレーである。
そう聞いた。
そして、それを食べてみたい。
、、、、その理由もある。
確かにある。
でも、ごめんなさい。
その理由はダミーであります。
帯広といったら、みゆきさんだ。
高校時代は帯広でみゆきさんは育ったんだ。
その街を見てみたい。
そして、その空気を胸いっぱいに深呼吸してみたい。
ただ、迷ってはいたのです。
みゆきさんの過去を追いかけるなんて、意味があるのかと。
ただ、折角北海道に来たんだし、青春18きっぷの残りも1枚ある。
それに、こんなことは凡1人で来ているときしか出来ない。
ミニボンと帯広にくるなんてことはない。
なので、明日は朝早くから帯広に向かって、夜遅くに札幌に帰ってくることにした。
結構に帯広は遠いし、何しろ列車の本数が少ないので、明日1日は帯広だ。
それで、次の日は折角だから札幌の街を1日楽しもう。
そんでもって、明後日は、午後の便で札幌から飛行機で大阪に帰る。
そんな予定で行くことにした。
昼間は、そこまで決まってなかったので、ホテルは取り敢えず、このノルテⅡさんを2泊連続で押さえた。
あと1泊は明日決めよう。
これで青春18きっぷを使い切る。
さて、予定も決まったので、晩御飯と行きましょう。
フロントで地図を貰っておすすめを聞くと、ホテルから駅とは反対方向に行ったところあたりが飲食店が多いとのこと。
行って見ると、それほどでもない。
勿論、すすきのあたりに行くと賑やかなのだろうけれど、面倒くさい。
結構、周りを歩き回って、少々疲れたなと思ったら、中華料理屋があった。
「瀋陽飯店」さん。
ここに決めた。
入ると中は結構広くて、1番奥で25名ぐらいの会社の宴会をやっていた。
宴も終わりに近づいてお酒も回っているのだろう、若い社員が4、5名特に大声で笑う。
よくあんな大声で笑えるものだと思う。
店が広くて距離があるので、どうとも思わないが、あれが隣だったら凡は席を立っていただろう。
凡は入口に近いテーブルに座った。
客は団体以外は、凡の近くにいる家族連れだけだけれど、団体も家族も、すぐに出ていた。

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メニューを見る。
料理の種類が多いので迷う。
単品はすべて2人前と書かれているが、値段は1人前ぐらいだろうか。
マーボー豆腐、豚肉のからし炒め、白身魚の甘酢炒め、チャーハン、ビール2杯、老酒1杯を注文して、3800円だった。
マーボー豆腐は、基本通り豆腐を先に湯通ししているのだろう、芯まで熱が入って良い。
その他の料理も美味しかった。

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明日は早いので、ホテルに帰って寝ますか。
中華料理屋を出て歩いているとまだ歩道に雪が残っている。
♪ サッポロSNOWY、まだSNOWY~ ♪
なんて口ずさみたくなる。
♪ みゆきさんが、まだ好きになってくれないから ♪
凡のいる札幌には雪は降っていなくて、路肩に解け残った汚い雪があるだけだ。
でも、そんな雪でも何故か愛おしい気持ちになってしまう。
ねえ、みゆきさーん、帯広ってどんな街なの~。
行ったら解るか。

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    朝食はビュッフェなのかな?
    色々な品数がありそうで、なかなか良いようですね!
    部屋の広さもスーツケースを広げても十分なのはありがたいですね
    青春18きっぷの詳しいルールが分からないのですが、1日乗り放題が5回OKと言う事なんでしょうか?
    それはそうと、今回のような旅のスタイルでは、むしろ豪華なホテルは似合わない気がします
    手頃な値段で駅に近く、飲食店も近くにあるだけで十分な気がします
    なんてったって風の吹くまま気の向くままの旅なんですからね

  2. ゆけむり より:

    書き忘れました
    晴れ渡った大沼公園はキレイですね
    真っ白い雪と駒ケ岳、それに青い空が実に美しいです
    やはり冬の澄んだ空気が良いんでしょうかね

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    朝食もそうなんですが、バイキングとかで料理の盛られているコーナーを写真に撮ろうかなと思うのですが、何か取りずらいんですよね。
    スタッフもいるし、他のお客さんもいるし。
    なので、取ってきた料理の写真ばかりになってしまいます。
    ここもビジネスホテルとしては良かったですよ。
    青春18きっぷは、1日乗り放題が5回なんですが、青い森鉄道のような第3セクターの路線は使えないんです。
    複数人で使うこともできますが、大体は1人で私は使ってます。
    ホテルについては、何度も泊まるので金額的に安いホテルとなってしまいます。
    でも、悪くないですけれどね。
    風の吹くまっまの旅と私も決め込むつもりなんですが、実際は、どこへ行ったら楽しいかとか、あーだこーだ考えて、気が付いたら余裕のない必死な旅になってしまったり、なかなか風の吹くままは、難しいですね。
    それと、追加のコメントも、ありがとう!
    私が行ったときは天気が良くて、本当に気持ちが良かったです。

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