平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(593)徒然なるままに神頼み。大本編(1)

神様や仏さまというのは、果たして存在するのだろうか。
凡は子供のころから弱虫であった。
そして、怖がりでもあった。
なので、何か辛いことや問題があったときには、漠然と何か神様のようなものに頼ろうとしたり、また暗闇が怖くて、いつも電灯のマメ球をつけなきゃ寝られなかった。
なので、幽霊や怨霊もいると思っていたし、その思い込みに理屈が合うように神様や仏さまもいるはずだと思っていた。
なのだけれど、それが年齢を経るにつれて、というか、それはごく最近のことなのだけれど、凡は無神論者になりつつあるのであります。
いや、すでになってしまっている。
とはいうものの、凡は不思議大好き中年な訳でありまして、今の時点での科学といわれている物差しでは説明のつかない現象について、これを否定しているわけではなくて、それはそれで、その存在に非常に興味がありまして、またそんな何かは存在しているとは、これは確信しているのではあります。
とはいうものの、世間一般で言うところの神様、仏さまについては、これは全否定したい気分ではあるのです。
今の凡なら、その辺のお寺の仏像を思いっきり蹴とばしてへし折るぐらいのことは、これは何の躊躇もなくできるのであります。
あんなものは意味がない。
ただのオブジェだからです。
ただ、その辺のことを書きだすと、これは個々の事象をウダウダと書き始めないといけないので、いったん置いておきまして、何が言いたかったのかというと、そんな無神論者の凡なのでありますが、そこが子供のころからの性格を未だに引きずっておりまして、弱虫で怖がりなものでありますゆえに、何かにつけ神様や仏さまにお願いをしてしまう凡が、ここに存在し続けているのであります。
何とも情けない、主義主張のグダグダな凡であります。
神様や仏さまなんて存在しないなんて言いながらも、そんな存在しない対象に向かって手を合わせて必死にお願いなんかしてしまっている、、、凡自体が無意味である。
そんな無神論者ではありますが、これは信じる信じないは置いておいても、いろんな不思議なことや宗教に興味はあるのでありまして、今までも特定の宗教を調べてみたり、実際に入会してみたりしたこともある。
そして、最近こんなことを思いついた。
そういえば、有名な宗教団体がいろいろあるけれども、興味はあったけれども、それについて調べてみたことがなかったなと。
じゃ、ちょっと前から気になっていた教団があるので覗きに行って見ようと思ったのであります。
なのではありますが、その宗教について、あーだこーだ言うのは、やっぱりその宗教について、よく調べてよく考えて発言をしないと、これはその教団の信者さんに申し訳がない。
なので、今回はその宗教自体については、なるべく深入りした意見にはならないように、むしろ観光気分で、そして遊び感覚で触れてみたいと思う。
不謹慎かもしれないが、そのほうが客観的にとらえられる場合もあるだろうし、親しみもわくというものだろう。
ということで、まず最初に思いついたのが、「大本」さんだ。
新興宗教といっても幕末からある老舗の団体で、詳しく知らない凡でも大きな弾圧を受けた教団だというぐらいは知っている。
そして、開祖の出口なおさんや出口王仁三郎さんのことはムーの愛読者なら、何度か目にしたこともある名前でる。
そして、この大本教というのは、ここから派生した団体が沢山あるのでありまして、その元のところはどうなっているんだろうと興味があったのです。
しかも、そんな大きな教団なのに、今はあまり世間でその名前を耳にすることはない。
凡の周りでも入信している人を見たことがないのでありまして、これは行ってみなきゃわからないだろうと思ったのであります。
というとで、行ってみようと思ったのは、2月の28日のことだ。
家を出るのが少し遅れて、大阪モノレール、阪急電鉄、JRと乗り継いで、京都までやってきた。
山陰本線のホームまで来ると、隣に関空特急はるかのホームがあった。
学生時代は、このホームから諸寄というところへ海水浴に行ったり、何度も利用したことがあるので懐かしい。
ここのホームでワゴンに乗せて売られていた駅弁の幕ノ内が美味しかったんだよね。
おかずをビール1本と日本酒1本で頂いて、そんでもってお茶と漬物でご飯を食べる。
確か麩まんじゅうが付いていて最後に食べるのが楽しかったんだ。
今も駅弁の売店があったけれども、あれはチェーン店なのだろうか、どの駅の弁当も同じように見えて区別がつかないのである。
寂しくなったなあ。
なんてことを書いていると肝心の大本にはたどり着かない。
先を急ごう。
それにしても、最近つくづく思うのだけれど、饒舌すぎる。
ブログを書き始めた時は800字を目安にして書き始めた。
それが今じゃ2000字か、うっかりすると3000字を超えていることもある。
それも、つい続きを聞きたくなるような饒舌なら素晴らしいかもしれないが、凡の場合はおしゃべりと同じでカミカミでグダグダな饒舌なのでありまして、これはイケマセン。
先日、本屋に行ったら糸井重里さんの文庫本があって買ってしまった。

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学生時代に友人に誘われて「宣伝会議」のコピーライター養成講座に行っていたときに、糸井重里さんは業界のスターだった。
確か「どうせ飲むならオロナミンC」というコピーも糸井さんのだという記憶があるのですが、どうだったのかな。
でも、何となくその当時は糸井さんに興味がなかった。
なのだけれど、先日本屋の棚で文庫本を手にしたときに、思ったより面白いなと思った。
そんでもって、それ以上に凡の文章の饒舌なることを実感したのであります。
それにしても、今もウェブに残っている中島みゆきさんとのトークは、うらやましい。
きっと糸井さんはみゆきさんが好きじゃないのじゃないかな。
だって、みゆきさんが好きだったら、あんなに会話できないものね。
なんてことを書いておりますが、さっき饒舌すぎるとか、先を急ごうなんて書いておきながら、またもやグダグダでありまして、これはどうにかして治さなきゃね。
ということで、先を急ごう。
山陰本線に着線していた電車に飛び乗ったら、すぐに発車した。
窓ガラスを通した日差しはすでに熱く、凡の頬にその光線を浴びせ続ける。
久しぶりに乗った山陰本線に懐かしさを感じる風景を見つけることができないまま亀岡の駅に到着した。
時間はお昼の12時を回っていた。
駅前でエビフライカレーを食べて、大本の本部に向かうことにした。
あららら、2600字以上書いたけれども、結局は肝心の大本までたどり着かなかったね。
全部、無駄な話だったのかな。
そんな話に付き合ってくださって、ありがとうございました。
次は、いよいよ大本までたどり着くのではあります。

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