平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(579)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(221)

1月27日の東京国際フォーラムの中島みゆきさんのコンサート一会の会場にやってきた。
既に長蛇の列が出来ていて、凡もその後ろに並んだ。
周りに並ぶ人も、きっと良い人ばかりなんだろうなと思う。
これから始まるコンサートにそれぞれの思いを抱いて静かなワクワク感で待っているようだった。
入場したら、みゆきさんへのメッセージをみんな書いていたりするのですが、凡は書かなかった。
だって、今回のコンサートでは、読まれた人が「ハーイ。」なんて返事をするようでありまして、そんなことは凡は苦手中の苦手である。
どっちにしても読まれないしね。
中には、家族で1枚のメッセージを相談しながら書いている人もいたが、読まれれば良いなと思った。
素敵な家族だな。
さて、27日の一会は、昨日の一会と基本的には同じだ。
ただ、やっぱり少し表情が違ったり、喋る言い方もちょっと違ったり、それが良い。
そして、「旅人の歌」とか「やまねこ」とか、ずっと歌っていって、途中でスタンドマイクから離れる部分がある。
その時はコーラスの人がメインで歌うのですが、その間マイクから離れたところで踊りながら歌っているというか、声が出ているのかどうなのか知らないけれども、みゆきさんのお口をパクパクしながら歌っているような仕草でいるときがある。
あれが素敵なんだ。
マイクから離れる分、若干ではあるけれどもよく見えるしね。
何ともその時の表情がいいのである。
みゆきさんも、コーラスやバンドのみんなと一緒にステージやってるっていう感じの雰囲気で、ステージを楽しんでいる風にも見えるから。
そんな時に思うんだね。
みゆきさんはマイクから離れているので声は入っていない。
でも、素敵だと感じるのである。
ということはだ、みゆきさんは、たとえ歌わなくても、歌うそぶりだけでも素敵であるということだ。
コンサートのステージの上に立っていても、別に歌わなくてもいい。
そこに立っているだけでいい。
そこに立って、手足をブラブラさせたり、お口をパクパクさせたり、そんなことだけで、きっとみんなウットリとしてしまうんじゃないだろうか。
少なくとも、凡はそれだけでウットリとしてしまう。
ステージで、みゆきさんが無言で手足をブラブラ、お口をパクパク。
想像したら、、、ちょっと怖い。
でも、実際に見たら可愛いに決まっているのであります。
今日の席は1階の48列のステージに向かってやや左側だ。
1階の最後列の1つ前だ。
遠いけれども、一応は1階である。
昨日は17列だったので、これは前の方だ。
なので、みゆきさんばかりを追っかけて見ていた。
それに比べて、今日は遠いので、ステージ全体を見ることになる。
そこで気が付いたことがある。
みゆきさんは、ステージに立っているのですが、ステージの上のみゆきさんの歌うところだけに、更に1段高くなっていて四角いステージが組まれているのです。
凡はそれを見たときに、その四角いステージに乗って歌っているみゆきさんを見た時に、四角いジャングルという言葉を思い出した。
四角いジャングル。
そう、プロレスやボクシングで選手が試合をするリングのことである。
昔、四角いジャングルという漫画や映画もあって、ドキドキしながら見たのを思い出します。
猪木とアリの試合も懐かしいな。
試合の内容を批判する人も多いけれど、あの時代にあのマッチを組むなんてことは考えられなかったものね。
ベニー・ユキーデさんやクマ殺しのウィリー・ウイルアムスさんなんて人もいたなあ。
なんてことは置いときまして。
そんな、四角いジャングルに、みゆきさんが立っているステージが見えたのである。
ステージという四角いジャングルで戦うみゆきさん。
そこは誰の助けも求めることができない孤独な場所である。
そして逃げ出すこともできない。
スポットライトに照らされて、ただ自分の力を信じて歌い続けるしかない。
今まで凡はみゆきさんのことを、美しいとか、可愛いとか、素敵だとか書いてきたのですが、そしてそれはもちろん正解なのでありますが、今日ステージに立っているみゆきさんは勇ましい。
孤高の女戦士である。
そんなみゆきさんは今、この瞬間のステージの上で、どんな気持ちで立っているのだろうか。
ファンのみんなのために、聖母のような優しさを胸に歌っているのだろうか。
新しい表現を試みようとする実験者なのだろうか。
今日のステージが終わったら何を食べようかなんて思っているのだろうか。
いや、それは凡だ。
ただ、凡が言いたいのは、みゆきさんがこのステージの上で、苦しいとか、辛いとか、逃げ出したいなんてことを思ってはいやしないだろうかということである。
そんなことを思っているんだったら、見ている凡も辛すぎるではないか。
でも、そんなことを思っているとしても、みゆきさんはステージを辞めないだろう。
歌い続けるね。
それは、みゆきさんを愛してくれている人のために。
でも、それでは可哀想である。
出来ることなら、凡がタオルを投げ入れてあげたい。
そんな存在になりたいよ。
とはいうものの、みゆきさんにしたら、知らない凡にタオルを投げ入れられても、口をあんぐり開けるだけである。
「あんた、今ステージの最中なんだけど。なんで止めてるの。」なんてね。
悲しいね。
今回の一会のみゆきさんは、どのシーンも素敵だった。
そして、どの衣装も素敵だった。
そして、どのメイクも可愛かった。
ありがとう、泉沢紀子さん。
特に、第3幕の白のロングシャツにゴールドのベスト、そして黒のパンツに黒のブーツという姿はカッコ良かったです。
黒のパンツに黒のブーツだから脚線美もバッチリ決まっている。
それにしても、美しいんだよね。
今回のステージは、脚線美を見せるステージだったんじゃないだろうか。
それが目的のステージ。
そのほかの衣装だって、少しシースルーになっていて、後ろからのスポットライトで脚のラインが透けて見える仕掛けになっていた。
そのセクシーな感じもドキドキしたし、この黒いパンツだってシビレルよ。
凡にとって、今回は新たな魅力を発見したステージだった。
みゆきさんの脚線美という魅力だ。
とはいうものの、今回は、確か凡の記憶では、ノースリーブは無かったな。
こればかりは、少し残念ではある。
とはいうものの、どんな格好だって素敵なものは素敵な訳でありまして、ただ、みゆきさんがそこにいればそれでいいという訳なのであります。
さて、そんな素敵なステージも終わってしまった。
凡は、昨日と同じように、ゆっくりと出待ちの場所まで移動をした。
待っている人数は昨日より少ないか。
しばらく待っていると、若い女性の2人組に「出待ちですか。」と声を掛けられた。
ナンパ?
みゆきさんのステージを見終わって寂しさいっぱいの凡は、「出待ちですか。」という普通の言葉も深読みをしてしまう。
話を聞くと、女性の1人は宮崎から来られたとのことだった。
そして、みゆきさんをこころから好きなようで、みゆきさんのコンサートのことを考えると緊張してお昼ご飯も喉が通らなかったそうだ。
可愛い女性だな。
今時そんな女性はいないよ。
でも、みゆきさんを好きな人には、いるんだね。
凡はその女性の気持ちがよく解る。
凡も同じ気持ちだ。
とはいうものの、せっかくの東京だから、凡は食べまくってはいますけれどね。
そんでもって、凡が昨日も来たという話をすると、しきりに「いいな。いいな。」と、うらやましがられた。
その気持ちも解る。
そんでもって、みゆきさんは昨日よりも早く、10時過ぎに出口から通り過ぎて行った。
ただ、タクシーの窓は昨日よりは低くて、ほとんど見えなかった。
この女性のためにも、もう少し見えればよかったのになと思った。
さて、女性の「出待ちですか。」に、何か隠されたメッセージがあるのかないのか。
凡はあると直感的に感じたのではありますが、それはただ寂しさのための幻聴だったようで、何事もなく凡は綺麗な女性2人組と別れたのであります。
少しばかりションボリ。
さて、この東京国際フォーラムの近くには、気になるお店も多いのですが、取り敢えずはアワーズイン阪急のある大井町まで帰ることにした。
そして、ホテルの周りをうろうろ歩き回る。
すると、1軒のお店の入口の看板に目が行った。
営業時間が深夜の4時までやっている。
これはいい。
「そば道~東京蕎麦style~」さん。

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中に入って、真ん中に置かれた大きなテーブルの1席に座る。
そばがメインだけれども、アテもあって、それでイッパイやれるようである。
まずは、お通し。
これは炭の上で焼くのだけれど、いきなり高級店ぽい演出だ。
とにかく、注文したものを待つ時間を炭で炙りながら過ごすことができるので1人にはいい。

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焼き鳥や鴨の酢の物、刺身、など1品でビールとお酒を頂いて、最後に鴨のざるを注文した。
どれも美味しかったが、そばがやや硬かったのが、凡の好みではなかったか。
とはいうものの、深夜までやっているということで、ゆっくりはできた。
6590円だった。

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さて、今日もみゆきさんの笑顔を夢にホテルで寝るとしましょうか。
おやすみなさい。
むにゃ、むにゃ、むにゃ。
「みゆきさん、ファイト!そこや、そこでかわづ落としや。」
、、、って、なんでジャイアント馬場の技?、、、むにゃ、むにゃ。
(誰も突っ込みを入れてくれなさそうなので、自分で言っちゃいますね。)

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. うかれぶた♪ より:

    お久しぶりです!凡さん
    (^o^)/
    リングとも見えますね、そういう意味では。
    元リングネーム「マッキー佐藤」としても(^^)d。孤独な女の戦場…わかります♪
    私は、桟橋の先で ずっと海に向かって(私達に)唄を贈ってくれているイメージかと♪
    「もうあの桟橋に灯りは点らない」を乗っけに持ってきてくれた みゆきさん♪今回のテーマが 全て私への想いのような(;_;)
    泣けてくる想いと、桟橋の今のメッセージ(;_;)
    そして、凡さんが私のようだといつか語ってくれた「やまねこ」400以上の唄の中で、今これを唄ってくれた みゆきさん。。
    「旅人のうた」や「命の別名」カラオケでは私くらいだろうと思いつつお気に入り。
    「ライカM4」も、毎朝リピートでかけないと出発できない私。
    これも、今の仕事に通じるみゆきさんからのテレパスだと思い込み♪
    布と糸が大好きなにお似合いの、ウェディング写真館の和装洋装の衣装担当。横浜の桟橋などロケに同行。

  2. うかれぶた より:

    つづき…
    ロケでは、撮影の合間に主役のモデルの髪や衣装直し、カメラマンより後方で主役のモデルを見守る地味な存在。。
    カメラマンの涙の後ろの、私の涙も ライカM4は 捉えてくれている気がして
    ♪( ̄▽ ̄)ノ″
    そんな みゆきさんの 全ての表情から 衣装の素材まで 隈無く眼に焼きつけたく 必至でした(* ̄O ̄)ノひたすら…
    裸眼で1・2の視力には自信がありましたが、敢えなく撃沈!双眼鏡ですら、、
    笑顔っぽい…白っぽい衣装… 位にしか(__)
    とても、口元の容や 生地の種類など 妄想すらできまへんやないかい
    ( 」´0`)」
    二階の最後列の1つ前。。誰よりも、みゆきさんから遠い。しかも、スキージャンプ、ラージヒルのスタート地点に座っている選手状態で ジャンプ地点の みゆきさんを見下ろし続けているかのような傾斜。いつ滑ちるか?の恐怖感の中で…
    いや、みゆきさんらしき点!?を眺められるだけ感謝であります。仕事帰りに方向音痴の私の為に来てくれた、ファンでもない友人とチケットを必至に取ってくれたその娘には、感謝です!

  3. うかれぶた♪ より:

    つづき…
    白い着物らしき形を装った、、ジョーゼットかシフォンらしきシースルーのドレス!
    バテンレースを文壇にあしらったらしき?ウェディングドレスを彷彿させるキラキラのドレス!
    黒地にも ライトかと思うほどに キラリと輝くビジューかスパンコール!?
    みゆきさんも、私も そんなキラキラ!!やエレガントな綺麗なレース、テロテロの優美なドレスが大好きなのだ(^o^)/
    和洋の衣装を扱った所も、各々の優美さを、みゆきさんだから着こなせるのだ♪私は、縫う(糸に逢う)ことで、幸せカップルを応援してる。ほんとは、みゆきさんに縫うをあげたい(^o^)/
    その前に、自分の「縫う」もか!?
    そんなこんなで、全ての唄と衣装からもメッセージを貰えた♪
    帰りの電車時間ばかりを気にする友人にわるいと思いつつ、ぎりの出待ちを頼み。場所に辿り着く。
    ガードレールの一番手前。凡さん!
    確信したが、友達は 根拠なく違うょ、と。
    声をかけようかにも、怪訝な顔でやめなょ、と。

  4. うかれぶた より:

    つづき…
    そして、、もっと右じゃないと顔は見えないじゃん。と言われ、仕方なく 右側のオジサン達の後ろに…
    その時、2人連れの女性と会話中の 凡さん。
    間もなく、みゆきさんの 車が♪
    顔は見えず、微かに しなやかな細い手先が 見えたような(ノ-_-)ノ
    釈然としないままに、、
    駅に小走りに向かう友人の後ろで、
    満面の笑みの 凡さんを横目に、私もスレ違いました…
    赤地にキラキララメのコートの、スタイルだけ みゆきさんもどきにスレンダー、みゆきさんへのテレパスも、その場の誰よりも 輝きを放っている、昨夜から眠れなかった純情かわいいハズ(^3^)/の、うかれぶた♪
    と、スレ違いましたね、凡さん、ぁははは~(^o^)/
    もしも、私が 1人で、、
    もしも、美人より先に話しかけていたら、、始発まで、みゆき話をつまみに 飲み明かしていたかもですね~(*^▽^)/★*☆♪
    みゆきさんと、
    凡さんと、
    うかれぶた の、
    最短近距離3、7m三角地点ピラミッド!
    一瞬の…
    「一会」の夜でした(^o^)/

  5. 平 凡蔵。 より:

    ありがとう、マッキー佐藤さん。
    いや、うかれぶたさん。
    一会に行って来られたんですね。
    素敵でしたよね。
    そんでもって、今回のテーマがすべて、うかれぶたさんへのメッセージなんて、ナイスな妄想ぶりですね。
    そんでもって、写真館の衣装担当って、うかれぶたさんも頑張っておられますね。
    そんな仕事をしている目で見たら、みゆきさんの衣装はどうですか。
    きっといろいろなところで考えられた衣装なんでしょうね。
    私には衣装についてなんて、細かいところは解らないですが、それでも素敵だと思うんですよね。
    糸井重里さんとの会話を載せた昔のホームページで、衣装について、「ほとんどお任せです。」とみゆきさんは答えられているんですけれど、普段の衣装はどんなんだろうなとも思うんですね。
    そんでもって、東京国際フォーラムの2階って、遠いですよね。
    私も2階で見たことがありますけれど、ほとんど顔とか判別不可能ですもんね。
    ただ、同じ空間にいるという、その同時感、それだけ。
    それに、あの高さは私も足がすくみます。
    2階の1列目は不可能。
    でも、遠くても、参加するのと、しないのとでは大きな違いがありますもんね。

  6. 平 凡蔵。 より:

    (うかれぶたさんへの続きです。)
    というか、こんなことを冷静に書いてますが、ここで叫んじゃいますよ。
    「えーーーっ。」
    うかれぶたさんも、あの日出待ちをしておられたんですね。
    そんでもって、私の満面の笑みを見ておられたんですね。
    キャー。
    それは、恥ずかしい。
    とはいうものの、私はもともと恥ずかしい存在。
    そんな恥ずかしい状態で見ていただいて、それはそれで、私なものですもんね。
    まさしく、うかれぶたさんのコメントを読んだところじゃ、それは間違いなく私でしょう。
    男前とは書いてなかったけれど、それは私です。
    向かって左端に立ってましたよ。
    でも、声を掛けてくれれば良かったのに~~~。
    キラキラコートのみゆきさんもどきのスレンダーのうかれぶたさんとお話がしたかったですよ。
    きっと、バイアスの糸ぐらいには、うかれぶたさんと縁が繋がったはずですよ。
    残念だったなあ。
    次に見かけたときは、ぜひぜひ、声を掛けてくださいまし。
    そんでもって、うかれぶたさんとみゆきさんと私の三角ピラミッドを完成させましょう。
    きっと未知のピラミッドパワーで、何かいいことが起こるはずですもんね。

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