平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(459)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(146)

花の東京に到着。
やっぱ、いいなあ。
東京の空気。
思いっきり吸い込んだら、渋谷まで移動する。
今日の宿は、渋谷東武ホテルだ。
一旦、荷物を預けたら、ちょうど渋谷にあるから出発前から行こうと思っていたところに向かう。
「ムーショップ」
何故なら凡は月刊ムーの定期購読者。
場所は、渋谷のファイアー通り。
って、言われてもピンとこない。
街を歩く女の子に聞いてみたが、知らなかった。
地図を頼りに向かっていると、中華料理店があった。

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ちょうどお昼だし、他に目当てのお店もないので、入ってみることにした。
入り口は狭く奥の店舗まで細い道が繋がっている。
ドアを開けて入ると、テーブルが4つの小さなお店だ。

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日替わりの定食を注文。
豚肉とスルメイカと豆腐、セロリを甘辛く炒めたものだ。
味付けはなかなか良い。
他のお客さんも美味いと言っていたので、他のメニューも美味しいのだろう。
ただ、たまたまなのかもしれないが、お客さんの喫煙率が最近の他の飲食店では無いほどの高さで、タバコの吸わない凡にとっては、嫌ではないけれども、辛かった。
さて目指すムーショップは、ここからすぐのところにある。
小さなお店はガラス張りになっていて、ガラスの扉も閉まっていた。
少しばかり入りにくい雰囲気だ。

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ドアを開けて中にいる女の子に声をかける。
「少し、見せてもらってもいいですか。」
すると、「ムーの購読者ですか。」とすぐに返ってきた。
見た目も入りにくいお店には購読者ぐらいしか入ってこないだろう。
置かれている商品はムーで扱っている商品がメインで、ストーン関係が多いだろうか。
その間も女の子が話しかけてくれる。
嬉しい。
若い女の子から話しかけられるという気分はこんなにもドキドキするももだったのですね。
狭い店内を結構な時間見てまわったが、これと言って欲しいものはなかった。
いいなと思うものは、べらぼうに高い。
とはいうものの、女の子の手前、まあ、知らない女の子にではありますが、それでは格好が悪いだろう。
始めに「お金ないし、買わないかもしれない。」とことわってあるのだけれど、「それじゃ、記念にムーと書かれたシールでもどうですか。」と来たのでありまして、それをそのまま「じゃ、シール下さい、」なんて言えない。
ふと、棚の隅を見ると、綺麗な色のブレスレットがあって、「モテモテブレスレット」と書かれている。
その横にはブレスレットを企画したスピリチュアルの作家の本が置かれていた。
なんでも、女性用のブレスレットで、付けているとモテモテになるらしい。

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「この作家は有名な人ですか。」と尋ねると、ムーでは人気もあるらしい。
そうだ、これはミニボンのお土産にしよう。
ミニボンもモテモテになりたいはずだ。
ただ、値段が9800円と少しばかり高い。
ミニボンのためだと言っても、あまり高いものを買うと、却って怒られる。
でも、最近はフィギュアの高橋大輔さんのことを「高橋君、高橋君、」と言って、DVDを買ったり、テレビを録画したりと熱を上げている。
高橋大輔さんにモテるかもしれないとなると、まあ、喜んでくれるだろう。

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そして、凡自身には、記念として缶バッチを購入。
これを付けていると「ムー民」認定だそうだ。
でも、付けるのは少し恥ずかしい気もするけれど。
それでも、目的のお店に行ってはみたのであるから、取りあえずの予定は終了。

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ぶらぶらと歩いて、国立代々木競技場まで来たら若い女の子の長蛇の列があった。
誰か有名なアイドルでも来るのだろうか。
みゆきさんのコンサートがこんな状態でないことで良かったと思った。
それにしても、東京は良いですよね。
前から感じていたことだけれど、緑が多い。
この代々木公園なんて、東京という大都会の真ん中に、こんなにも広い公園がある。

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園内をぶらぶらしてから、ホテルに戻って一旦チェックイン。

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(ホテルの部屋は狭いけれど、これはこれでいい。)
そして、2番目に行こうと思っていた場所へ向かう。
銀座。
銀座の山野楽器さんで、一昨年にあった「縁会」で、みゆきさんが実際に使ったギターが陳列されているということを偶然知ったからだ。
山野楽器さんに入って、さてどこに置いてあるのだろうかと思ったら、1階の入り口のエスカレーターの近くの、ちょっと横の壁際にあった。
1階なのにメインじゃなく、端っこ。
どうも微妙な位置だ。

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ちょうど夜会の最中なので、みゆきさんファンが沢山集まっているのかと思ったら、誰もいなかった。
お目当てのギターは、何とも可愛く、何ともいい具合の色合いで、少し普通より小さいようにも見えた。
ネックのところの「M」の文字が輝いている。

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これをみゆきさんが肩から掛けてステージに立っていたんだなと思うと、そして、そのステージを凡も見に行ったんだと思うと、感慨深いものがあった。
ただ、凡はもっと使い古したものが見たいなあ。
このギターも素敵なんだけれど、たぶん数回使っただけだろう。
何年も使った傷だらけのギターとかさ。
みゆきさんだからギターに傷はつけないんだろうとは思うけれどさ。
それとか、普段使っているペンとかノートとかね。
或いは、毎日使っているコップだとか、みゆきさんの分厚い眼鏡だとかさ。
そんなものが見たいな。
だって、素顔のみゆきさんが好きだから。
お店を出て改めて山野楽器さんの入り口を見たら、大きなみゆきさんの看板が掛かっていた。
みゆきさんって、やっぱりスゴイ人なんだねと、またみゆきさんとの距離の遠さを感じてしまったよ。

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