平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(457)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(144)

今日は、11月の15日。
そう、みゆきさんの 夜会の初日だ。
今頃、みゆきさんは、どうしているんだろうね。
もう自宅には戻っているのだろうけれどさ。
初日なんてさ、そりゃ緊張するよ。
凡だったら、手も足もガタガタ震えちゃってさ、まともに立っていることもできないだろうね。
みゆきさんも緊張するのかな。
そりゃするよね。
だからさ、もう家に帰ってもクタクタだと思うよ。
「あー、疲れたー。」なんてさ、家族の前では、ワザと明るく元気に振舞っちゃうんだよね。
もう結構遅い時間だから、お風呂に入るだろうね。
まずは、セーターを脱ぐよ。
そんでもって、インナーっていうのかな、シャツみたいなものを脱ぐね。
さあ、それからだよ。
やっぱり、ブラジャーを、そりゃお風呂に入るんだから、とるでしょう。
そしたら、どうなりますか。
「うっひっひー。」
まあ、凡はそんな破廉恥な想像をしてしまいますわな。
そりゃ、そんな想像も仕方ないよね。
だって、みゆきさん大好きなんだもん。
でも、そんな想像は今日の夜会の初日という大切な日だから、やめておかなきゃね。
そして、湯船に浸かる。
まだステージのテンションのままの、こんな時はぬる目のお湯でゆったりとなんてことをしてはいけない。
ステージの初日の不安を何度も何度も、心の中で繰り返してしまうから。
だから、こんなハイテンションな日は、意外にも少し熱めのお湯がいい。
「 今日はお客さん楽しんでくれたかな。」とかさ。
「やっぱ、あそこでミスっちゃったな。」とかね。
そんな1日の気持ちのシコリを、熱い湯が削ぎ落としてくれる。
そして髪を洗うね。
みゆきさんの髪って素敵だね。
みゆきさんが、頭の毛を剃ってツルツルにしたところを想像したことがあるけれど、何か変だ。
頭ツルツルのみゆきさんが袈裟を着て木魚を叩くんだな。
一所懸命叩いてるよ。
兎に角、無心で叩いている。
ぽく、ぽく、ぽく、ぽく、、、、。
すると、朝日がさしてきて、みゆきさんの頭にあたるよ。
そして、光るね、みゆきさんの頭。
ピカーっとね。
そんな後ろ姿は、勿論かわいいけれど、何だか可笑しい。
やっぱり、みゆきさんには、毛が欲しいな。
そして、次は体を洗うだろう。
ボティーシャンプーは使わない。
凡が、バースデーに、なみふく宛に送った宝石の石鹸で洗うんだ。

その石鹸で泡立てたスポンジで、、、、。
って、そんなみゆきさんの入浴シーンを書きたいわけじゃない。
それに、別にイヤラシイ気持ちで想像してるんじゃない。
きっと、疲れてるだろうから、ゆっくり休んで明日の夜会も頑張ってねと言いたいだけなんだ。
いや、頑張ってというのも、ちょっと違うか。
まあ、兎に角さ。
大変だったね、みゆきさん。
それにしても、あれだよ。
昨年は、夜会工場をやってさ。
今年は、夜会ってさ。
凡は嬉しいよ。
でも、パワフルだなあと思う。
半年ぐらいでステージを仕上げてしまうんだもの。
ただ俳優のように舞台に出るっていうんなら解るよ。
でも、みゆきさんの場合、自分でストーリを作ってさ、自分で曲を作ってさ、自分で歌っちゃうんだから。
すごいなあ。
そんなことを考えると、また凡とみゆきさんとの距離の遠さを実感してしまう。
でも、そんなことをクヨクヨ考えるのはよそう。
ただ、好きだっていう気持ちだけで進んでいこう。
ということで、凡も3日後の18日と19日の夜会に観に行きますよ。
待っててね、みゆきさーん。
なんて、時間の合間に書いていたら、もう16日になっちゃった。
この文章の書き出しは15日だったんだけどね。
そんでもって、16日。
夜会の2日目。
昨日の疲れが残っているけど、テンションが高くなってるから、ステージのやれちゃうんだね。
そんでもって、また自宅に帰るよ。
もう遅いから、お風呂に入るよね。
そんでもって、セーターを脱いでさ、、、、。
って、よっぽど凡はみみきさんを脱がせたいみたいだね。
、、、と、こんなことを16日に書き始めたのですが、どうにもこうにも、
遅筆でもあり、時間もなくて、今は17日の朝。
もう、東京行きは明日じゃないですか。
でも、何も用意はできていない。
用意と言っても、チケットさえあればいいのというものでありますが、
一応、花の東京へ出陣するのでありますから、
カメラのバッテリーの充電やら、二日酔いの薬やら、持病の薬やら、汗臭い臭いを防ぐものやら、足の臭いを止めるものやら、そうそう点鼻薬もいるし、なんてことを用意しなきゃいけない。
そして、「何ぞ事があったときのため」に新しいパンツも用意しなきゃいけない。
これは、ミニボンが用意してくれるだろう。
そうだ、今日の通勤電車の中では、問題集を聴かなくちゃね。
アルバムの中から、何曲か歌うっていってたような。
あ、そうだ。
あのアルバムの中の「ジョークにしないか」は、何かジーンとくるものがある。
今の凡もそんな感じだ。
みゆきさんとデートするとか、2号さんにするとか、いろいろ言ってるけれども、会えないことで、少しばかりホッとしている凡がいる。
恋人になって欲しいけれど、会えるんだったら、どんな形でもいい。
みゆきさんの家の近くのコンビニの店員でもいい。
何でもいいから、近くにいたい。
何となく切ない話になっちゃったけれど、明日はいよいよ出発であります。
その前に、今から出勤の用意をしなきゃね。
待っててねー、みゆきさーん。
、、、、まあ、待ってはいないとは思うけれどさ。

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