さて、8月の25日の話でございます。
凡自身のログとして書いておかなくちゃ。
凡もミニボンもお休みだったので、どうしようかということになったのでありますが、ある場所を思いついた。
箕面温泉スパーガーデンだ。
子供の頃に行った記憶はあるけれども、それ以来行ったことがない。
ちょっと寂れたイメージがあったものね。
でも、近頃に箕面温泉スパーガーデンと箕面観光ホテルが大江戸温泉物語のグループになったようで、改装もされて綺麗になっていると聞いている。
日帰り温泉のコースなら、お休みの時には丁度いい。
大江戸温泉物語のレオマの森には、今年に行ったのだけれど、結構楽しかったので、今回もちょっと期待して行こう。
とはいうものの、前日の24日はテレビでも報じられるぐらいの大雨が箕面中心に降っている。
こんな日にやっているのかなと思ったので、行く前に電話をするとやっているという。
阪急電車の箕面の駅から歩くとすぐにスパーガーデンの入り口に着いた。
円筒のようなエレベータで上まで行くと、そこがスパーガーデンとホテルである。
同じ場所にあるのだけれど、施設としては別ということになっているようです。
(エレベータ側の入り口)
入ると意外にも人で溢れていた。
ホテルというから、しっとりと落ち着いた雰囲気を想像していたけれど、縁日をイメージした装飾をしているためか、何か少しガチャガチャした感じで、高級感は無い。
ただ、子供がいらっしゃる家族連れには、楽しめる感じにしてあるようだ。
ホテルの受付とスパーガーデンの受付は、すぐ近くなのだけれど、別々にある。
早速、スパーガーデンの日帰りの受付をする。
スパーガーデンの入浴と、ホテルのランチバイキングのセットで、1人2980円
それにホームページで印刷したクーポンを渡すと200円引きで2780円だ。
ランチもついてなら、お手頃な値段である。
今、時刻は10時ちょうど。
ランチバイキングが11時30分からなので、だいたい1時間ぐらいを温泉で過ごして、それからバイキングという算段であります。
ただ、温泉でゆっくりとした後に、これまたゆっくりとランチを楽しもうと思っていたら、受付で、今日はバイキングは2部制になっているという。
月曜日なのに、混んでいるのだろうか。
前半の部を予約したけれど、11時30分から12時45分というのは、ゆっくりランチというのには、やや時間が短いか。
75分間だものね。
受付で、リストバンドを貰って、まずはスパーガーデンの入り口の改札を入る。
その前に、凡とミニボンは、レオマの森ホテルに行ったときに作った大江戸温泉物語グループの「いいふろ会員」の会員証があって、これを入り口にある機械にかざすと、ミネラルウォーターが1本貰えるので、そのクーポンを印刷した。
(もらったミネラルウォーター)
さて、この改札は、ランチを食べに行くために出ても、もう1度だけ再入館できるとのこと。
また、館内はリストバンドで精算が出来るので現金を持ち歩かなくても買い物や飲食ができるのは、安心である。
温泉の施設に入ると、まずはスパーガーデンに備え付けの浴衣に着替える。
サイズも揃っている。
男女別の広いロッカー室があるので、ここで着替えて荷物も預けてしまう。
(ロッカーの前も楽しい雰囲気だ)
館内は浴衣のまま、ホテルのランチも行けるので、着替えてしまったら気楽にブラブラと散策できて、これはいい。
そして、そこからフードコートや売店を抜けて温泉に行く。
日帰り温泉のコースは、タオルが2枚無料で貸出をしてくれるので、これも気軽でいい。
さて、肝心の温泉はと言うと、湯の質が今まで入った温泉の中でも1番にツルツルの湯で、何か肌にいいことをしているなあと思える温泉だ。
メインの湯ぶねは、真ん中に大きな鶴が作られていて、それが何とも昭和チックで、温泉の雰囲気を盛り上げている。
その他には、香りの湯ぶねが3つか4つあった。
露天風呂はあるのだけれど、湯ぶねが外にあるというだけで、景色などはまったく見えない。
ただ、大きなテレビが設置されているので、温泉に腰まで浸かってゆっくりとテレビを見たりするのは、いいかもしれない。
改装はしているのだろうけれど、そこここに見えるレトロな感じは、特に鶴の湯ぶねは、気に入った。
さて、温泉に入った後は、ランチバイキングだ。
会場は、スパーガーデンを一旦出て、ホテルの中にあるレストランで、行くと既に15名ぐらいの人が待っていた。
それはそうだよね。
何しろ制限時間75分だもの。
開始早々には着席しないと、時間が足りない。
会場自体は広くて、ガラス張りの壁からは、大阪の街が一望できる。
ただ、そんな余裕は今は無い。
案内されたテーブルは2人掛けで、そんな広くない。
すぐに飲み放題を尋ねたが、無かった。
なので、まずは生ビールを1杯。570円
(その後に、瓶ビール中を注文したけれど、それは650円だった。)
さて、いざ勝負、勝負!
とりあえず会場を見渡すと、和、洋、中と料理が並んでいる。
柱に大きなローストビーフの写真があったが、ランチにはローストビーフは無かった。
ランチとディナーでは、料理が大分違うのだろうか。
てんぷらに海老などはなく野菜だったり、白身魚の海苔の風味のソテーなど少し変わったものもあったり、期待して行くと少しガッカリするけれども、期待しないで行くとランチとして楽しめるという内容である。
そんなことを言いつつも、ハタハタの干物は10匹ぐらい食べた。
凡は、生ビールを1杯、瓶ビールを2本飲んだら、もう時間がない。
それに、始めの密やかな計画では、時間制限75分だけれど、だらだらと居座って、気が付けば2部の時間に、こっそりと突入なんて算段をしていたのだけれど、これは無理なようであります。
12時20分になったら、「あと、10分で料理の提供が終了しますので。」と係りの人が言いに回ってきた。
75分のバイキングと言っても、実質60分である。
これは、少し短いと思うのは、ビールを飲む人の意見であります。
とはいうものの、お腹もいっぱいに食事を頂きまして、会場を出た。
(ちらしずしなどは、最後に食べたいのだけれど、遅く行くと2部に備えて補充はなく、寂しかった。)
そして、またスパーガーデンに戻ると、ちょうどお芝居をする時間だったので、見ることにした。
大衆演劇の劇団が、毎月入れ替わりで公演をされていて、1番前の席でゆっくりと笑いながらお芝居を見物で来て、これもまた温泉の気分は満喫であります。
お芝居が終わったら、今度はすぐに歌と踊りのステージがあると言うので、10分ほど見ることにしたら、劇団の方が、Gパンで嵐の歌を踊りだしたので、お芝居とのギャップにこけそうになった。
その他にも、子供が遊べるゲームや、ゴロッと横になれる畳のスペースなど、1日中ゆっくりと館内で過ごせるようになっている。
凡とミニボンも、もう少しゆっくりとしても良かったのだけれど、日ごろの疲れを癒すための日帰り温泉なので、早めに3時前にチェックアウトした。
帰りに、これはお約束の「もみじの天ぷら」を購入。
ビールを飲まなければ、これは中々にリーズナブルに楽しめる温泉でありました。
そんでもって、今回の日帰り温泉で、1番気に入ったこと。
帰りのエレベータの柱の文字。
「何とかまた、お越しくださいませ」
「何とかまた」とは、これは中々いいじゃないですか。
そう言われるとね、また来なくっちゃって思ってしまう。
「解るよ、解る。あんたの気持ち。いろいろ事情はあるものね。なんだけど、なんだけど、そこを1つね。何とかお願いしますよ。」ってさ、好きだなあ「何とかまた」。
「そうだよね、それはそうだ。君とは年齢も20歳離れているよ。でもさ、そこを何とか、ね、何とか、お願いデートして。」なんてさ、サラサラロングヘアーの女の子に頼んだりね、「何とか」には、切なる願いがこもっているよね。
そうだ、みゆきさんに出会ったなら、「何とか」お願いしよう。
「そう、そう。みゆきさんの言っていることは正しいよ。凡は才能もないし、何もない。でもさ、でも、みゆきさんを愛する気持ちだけはあるんだ。だからね、だからさ、何とか、何とか、そこを何とか、お願いデートして。」ってね。
でも、そんな場面になったら、緊張して「何とか」も出てこないのが、凡なのね。
情けないね。
(駐車場側の入り口は、派手だ。)
(ホテルの前の渓谷は、昨夜の雨で勢いが激しい。)
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