仙台の市内は、都会だろうと想像はしてきたのですが、その想像よりも都会だった。
駅前から続く商店街は、賑やかで人も多い。
流行っていそうなお店もあったが、並ぶのは嫌なので、横道に会ったラーメン屋で、とりあえず腹ごしらえをする。
凡はサービスランチ、ミニボンは仙台名物の麻婆やきそば。
麻婆やきそばは、広東風に焼いた麺の上に麻婆豆腐が乗っているもので、想像通りの味である。
とりあえずは、ミニボンも仙台名物を食べたので、仙台に来た甲斐があっただろう。
それに地元の人のお店のようだから、仙台のお昼をしたとも言える。
三瀧山不動院でお参りをして、仙臺四郎のカードを購入。
そして、商店街にある金蛇水神社にも参拝。
仙台で買ったロト6を、先ほどの仙臺四郎のカードに挟む。
これで、当たったも同然。
と、そううまくはいかず、当たりはしなかった。
そらそうだよね。
そして、今回も吉例に従って仙台で二日酔いの薬探し。
まずは、ミニボンが見つけた少し雰囲気のある「ペンギン薬局」さん。
店に入って「二日酔いの薬はありますか。」と聞くと、年配のオジサンが愛想なくドリンク剤ぐらいだと答えた。
そんな二日酔いの薬なら大阪でも買える。
そう思って諦めて店を出ようかと思ったら、面白そうな薬が目に入った。
感應丸(かんのうがん)と書かれている。
「これは何ですか。」と聞くと、「漢方薬。」だと言う。
それは分っているのであります。
どう見たって漢方薬にしか見えない。
でも、しつこく聞くと、気付け薬だと言う。
じゃ、下さいと言うとオジサンも乗って来たのか、いろいろ説明をしてくれた。
疲れた時や、もうダメだという時、1錠をかじって飲むのだそうだ。
昔の黄門さんの印籠に入っていた薬だともいう。
8錠で税込2960円。
牛黄と麝香が主な成分のようで、財布に入れて持ち歩いて、ここぞというときにかじるといいそうだ。
ここぞという時。
20歳のサラサラロングヘアーの女の子が、「もう、うち凡ちゃんにメロメロやねん。」
なんてね、そんな時に1錠を口の中にポン。
いや、もう1錠では効かないか。
じゃ、5錠ぐらい口の中に放り込む。
水なしじゃ、ちょっとキツイな。
ペットボトルの水も持ち歩くべきなのか。
凡のここぞという時は、そんな時であるべきなのでありますが、そんな効能は説明書きを見ると、残念ながらないようであります。
これは面白いものを買った。
効能を見ると二日酔いも入っている。
さて、二日酔いでの効き目は如何に。
そして、更に商店街をブラブラと行く。
さては、2軒目。
「西堀薬局」さん。
「ちょっと見せてください。」と声を掛けて入る。
薬剤師さんのような女性がいらっしゃって、二日酔いの薬を探していることを告げる。
そうすると、「今、二日酔いですか。」と聞かれるので、そうじゃなくて、いつか二日酔いになったときにお守りとして持っておきたいということを言うと「大草胃腸散」というどこかで見かけたような薬を出してこられた。
なるほど、これはそうだろう。
如何にも胃腸薬という感じである。
これもいいけれど、でももっと楽しそうなものがいい。
仙台にしかなさそうな二日酔いの薬はないかと相談すると、そのお店では飲みに行く前に飲む薬を置いているという。
「茸嘉LEM」というドリンクと「バランスターWZ」のセットで、1000円だという。
今日は宴会というときに、このドリンクをお湯で割って、バランスターという錠剤を飲んでいくと二日酔いになりにくいという。
これだ、こういうのが欲しかったんだ。
お姉さんにお礼を言って購入した。
お姉さんも笑顔で親切に相談にのってくれて、ありがとう。
茸嘉LEMは、椎茸から作られたもので、バランスターは牡蠣から作られているようだ。
これは薬というよりも栄養補助食品であるので、効果はどうなのだろう。
実験が必要ではある。
これで、仙台にきた甲斐があった。
やっぱり仙台は都会なのね、二日酔いの薬があるものね。
何となくこれで仙台に来た甲斐があったような気になって、商店街や定禅寺通りなどを散策。
すっかり仙台がお気に入りになってしまった。
少し疲れたので、お洒落なカフェで一休み。
ということで、目に入ったのが「玉澤総本店」という和菓子のお店。
仙台では有名なお店のようです。
その2階のカフェに入る。
凡は玉澤フラッペ。
メニューの写真を見ると、かき氷に缶詰のみかんなどがあしらわれていて美味しそうである。
凡は缶詰のみかんが好きだ。
それがかき氷の渕に4個ほど並べられている。
そして、ミニボンはオススメのスイーツのセットのようなもの。
店内は落ち着いた雰囲気で、老舗の和のカフェという感じだ。
さて、高級なかき氷を食するとしましょうかと、運ばれてきたかき氷を見て、「えーっ。」と言いそうになった。
みかんが、、、、缶詰のみかんが乗っかっていない。
しかも、写真では艶やかにフルーツが盛られているのに、目の前のかき氷はどこか白っぽい。
精進料理?
よく観察すると、すいかやメロン、パイナップルなどがかき氷に埋もれている。
でも、写真とは違うがな。
フルーツの数も少ないがな。
と、思ったが、そこは仙台の思い出でありまして、これはこれで楽しかったのではあります。
疲れもとれて、仙台駅に戻って、予定より少し早いけれど空港に向かおうと電車に乗り込む、早い方が気が楽だものね。
と思ったが、電車に乗ったはいいけれど、なかなか発車しない。
結局、30分ぐらい動かないまま座って、やっと発車したのですが、予定と同じ電車であった。
仙台で空港に向かうときは時刻を調べていく方がいいということを覚えた。
空港で、帰って食べる駅弁ならぬ空弁を購入して無事大阪まで帰って来た。
今回の旅では、仙台という街が大好きになりました。
都会だしね。
そして松島のホテルも良かった。
また、行きたいなというところで帰宅したのが、何よりのお土産であったのでございます。
コメント
凡蔵さんもマーボー焼きそばを食べたんですね
自分も去年だったかな?食べましたよ
味はそれなりでしたけどね(笑)
本当ははらこ飯も食べたかったんですが、残念ながら食べる事はできませんでした
あ~、チャンスがあったらまた仙台に行きたいなぁ~
ありがとう、ゆけむりさん。
マーボー焼きそばは、奥さんが食べたのですが、私は味見程度。
そうそう、味は、そうだろうなという感じでしたね。
でも、名物なので、1度は、食べる意味はありますよね。
わたしも、仙台は、また行って見たいです。