平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(149)リゾートでは何でもしたい。そして、アクアヴィラ伊勢志摩の朝食。

前の職場での話なので、もう10年以上前の事です。
女の子がバリ島に遊びに行ってきたというので、
「へえ、いいなあー。それで何処に行ったん。」と聞くと、
「ずっと、ホテルのプールで寝ててん。」と答えるではないですか。
「寝ててんて、折角バリ島行ったのに、勿体ないやん。」と言うと、
「リゾートホテルやから何もせーへんのが、ええんやん。」と、これまた答えるではないですか。
何もしないためにバリ島に行く。
何という余裕だ。
今どきの女の子には勝てない。
とはいうものの、本当にそうなのだろうか。
彼女は、彼女の考えで、そうすることを選択して、彼女の心の底から、それを楽しんだんだろうか。
凡には、そうであるとは素直に考えられないのであります。
ちょっと洒落た旅行雑誌や女性誌に、「リゾートでは何もしないのがリッチな過ごし方だ。」なんて書かれたものを読んで、それについて考察もせずに鵜呑みにして、あたかも自分の始めっからのポリシーであるかのように錯覚しているだけに違いないのである。
考えてみれば、素直な部分は可愛いとも思えるのだけれど、悲しくもある。
だって、考えてみてください。
何もしないんだったら、近くの市民プールでいいじゃないですか。
それよりも、何もしないことを追求するなら、朝起きたら、そのまま布団から出ずに、ずっと寝てたらいいじゃないですか。
電話の線も引っこ抜いて、ケータイの電源もオフにして、テレビも消して、電気も消して、寝てればいい。
それこそが純粋に何もしないということだ。
3日間だったら3日間、布団の中で寝ている。
そんな風に何もしなことを追及しようとする探究心も起こらないのなら、何もしないということをしちゃだめだ。
電車に乗ったり飛行機に乗ったり、苦労して何もしないといことをしにバリまで行かなきゃいけないか、凡には理解ができないのであります。
とはいうものの、何もしないということを追求するなら、寝るという行為もしてはいけないのであるのかもしれない。
寝るということは、寝るという事をしているからである。
かようにして、何もしないということは難しいのであります。
ということで、アクアヴィラ伊勢志摩の2日目の朝であります。
前置きがかなり長くなりましたが、旅行記の続きでございます。
アクアヴィラ伊勢志摩は、リゾートホテルなのでありますが、ここは凡でありますから、何でもしたいのです。
貧乏性の凡は、温泉のあるホテルや旅館に泊まったら、次の日の朝には、早く起きて朝風呂を楽しみたいのです。
朝の爽やかな風をひんやりと肌に感じながら露天風呂に浸かるのは、夜に入る温泉よりも精神をリフレッシュしてくれる。
しあわせだ。
そして、朝食もまた、レストランのオープンと同時に入りたいのであります。
会場は、昨夜と同じ3階の「はまなぎ」で、7時からのスタートです。
朝食のバイキングは、かに玉や塩やきそばなど、少し変わったメニューもあり、楽しかったです。

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ミニボンは、昨夜の蜜たっぷりの林檎を朝も食べようと探したのですが、朝のメニューにはなく、残念がっていました。
そんなに蜜が重要なんだろうか。
今日の予定は、志摩スペイン村へ行って、その後伊勢の「伊勢安土桃山文化村ちょんまげワールド」へ行く予定だ。
今回もまた、売店でコロコロのスーツケースを宅急便で自宅に送って、手ぶらで観光といきましょう。
まわりゃんせには、手荷物を無料で自宅に送ってくれるチケットが付いている。
これは、本当に優れものであります。
今回も、まわりゃんせバンザイ。

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コメント

  1. とっちゃん より:

    何もしない贅沢。良いですね~
    いつかはそんな旅をしてみたいですよね!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    何もしない旅。
    いつかはしたいと思うのですが、たぶんダメでしょうね。
    多分、老人になっても、歩き回る旅になりそうです。
    と、その前に、健康でいなくちゃと思います。

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