平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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散散歩歩。(231)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさん。6

お見合いで結婚するなんてことの、その当人の気持ちは、どんなんだろうね。
相手の事を全く知らずに、一緒に暮らしだす。
ひょっとしたら恋愛結婚よりも、もっと刺激的で楽しいものなのかもしれないな。
凡も、中島みゆきさんについて、全く知らない。
とはいうものの、凡の場合は、先に好きになったのだから、そしてみゆきさんは凡の事を知らないのだから、お見合いとは、ちょっと違うけれどもね。
でも、その知らない分、刺激的で楽しい。
みゆきさんについては、あまりにも無知なのであります。
なので、取り敢えずは、ファンクラブに入会をすることにした。
コンサートのチケット優先販売には、間に合わなかったけれど、情報が欲しいからね。
そして、8月末に申し込んだ「なみふく」の入会プレゼントが送られてきました。
「マイ箸」のせっと。
何だか嬉しいな。

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とはいうものの、凡はマイ箸を持ち歩く趣味は無い。
というか、本当にマイ箸が環境に取って良いものであるのかということを、すんなりと納得していないからなのであります。
最近は、牛丼などの外食チェーン店へ行くと、割り箸じゃなくて、樹脂の箸が置いてあることが多くなった。
この割り箸が敬遠されるようになったのは、中国での木材の皆伐による環境破壊がマスコミの話題に上るようになったからだろう。
それに、最近は割り箸をゴミとして燃やす時の二酸化炭素が、地球温暖化につながるという人もいる。
確かに中国では、もう木が無くなって、ロシアで取った木材が中国経由で日本に入っているらしい。
そして、それは問題があるだろう。
とはいうものの、外食チェーン店でプラスチックの箸を使うようになったということは、それだけお店で箸を洗わなきゃいけなくなるということで、その分洗剤を大量に使用するのではないかとも思うのです。
凡は毎朝、シャワーをする。
気持ちいいですよね。
シャワーから上がって「あー、スッキリした。」というのが、凡の口癖なのですが、同時に少しばかりの罪悪感が心の、本当に端っこの小さなコーナーに発生するのです。
今、シャワーをした、そして、その時に流したシャンプーや石鹸の泡が、凡の浴室の排水溝を通って、下水管を通って、川に流れて、海に流れているんだなと思うと、怖いのです。
そのシャンプーや石鹸の泡の、薄まった水に魚が泳いでいるのを想像してしまうのです。
そんなことを考える凡は神経症なのでありましょうか。
夏に山陰などのビーチに行くと、綺麗なお姉さんがビキニを着て、砂浜で甲羅干しをしている。
「ひゃっほー。ビキニだ、ビキニだ。」
なんてね、浮かれた気分になりますよね。
でも、ほとんどの人がサンオイルをベタベタと体に塗っている。
あのビーチ全体のサンオイルの量といったら、すごいと思う。
「この御造り、脂がのってて美味しいね。やっぱり近海ものは違うね。」
なんて喜んでいる、その脂の何パーセントかはサンオイルかもしれないな。
サンオイルは、さておき、箸を洗う洗剤の量も半端じゃないと思うのであります。
割り箸を使わずに得られる森林保護のプラスと、洗剤を海に流すマイナスと、プラスマイナスすると、どっちが優勢なんだろう。
そんなことを考えていると、訳が分からなくなってしまう。
二酸化炭素による地球温暖化でも、本当に二酸化炭素が原因なのだろうかということを、もっと調べるべきなように思う。
二酸化炭素は、原因じゃないと言う説も沢山あって、それはそれで説得力があるのです。
じゃあ、マイ箸は、どうなんだということになりまして、マイ箸にすることで、プラスマイナス、どうなのかを凡はまだ知らないのであります。
納得のいく理由も持たずにマイ箸にすることは、理由がないという理由で、すすんでやる気持ちにはなれないのが凡の捻くれているところでもある。
そうしたら、どうしたらいいのか。
それは簡単であります。
凡には、今、みゆきさんしか見えていないのでありまして、みゆきさんのすることは、イコールすべて正しいのでありまして。
即ち、マイ箸は、ニアリーイコール正しいのであります。
どこまでも、惚れた女に弱い凡ではあります。

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