平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(169)大分駅前の商店街にある「五車堂」さんで、満腹。

高崎山から大分の駅に戻って、商店街をブラブラしようと思うのですが、帰りの飛行機の時間が気になるので、駅まで戻らずに、商店街らしきものが見えたところでバスを降りた。
「もう、ゆっくり商店街を見て回る時間がないなあ。」
と言いながら、それでも少しでも雰囲気を味わいたいので、商店街を前のめりに歩く。
そして、いつもの物を探して回ったのです。
大分といえば、とり天が美味い。
熱々のとり天を、さっぱりとしたポン酢につけて、味わう。
「んー。冷たいビールが喉を通り過ぎていくよー。」
とり天とビールは最高の取り合わせだ。
そして、またまたビール。そして、とり天。
そして、またまたまたビール。そして、とり天。
そうなると、大概の大分のサラリーマンは、二日酔いになる筈だ。
ということは、ここ大分にも地元の人が愛用する二日酔いの薬がある道理である。
と思って、今日は朝から薬局を探すのだけれど、別府でも見つからず、大分でも見つけることが出来なかった。
大分駅前にも薬局があるのだけれど、チェーン店なので、凡が欲しいものではなかった。
なので、大分の二日酔いの薬は、タイムアップで断念。
後は、飛行機で帰るだけということなのですが、今日はお昼ご飯をまだ食べていない。
杉乃井ホテルで朝食のバイキングを食べただけだ。
折角だから、駅の近くで何か食べて帰りたいなあ。
そう思っていると、ちょっと雰囲気のいい洋食屋さんを見つけた。
店構えも、いい感じで、安くて美味い庶民の洋食屋という匂いが伝わってくる。
凡の嗅覚を信じよう。
「五車堂」さん。

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店に入ってU字型のカウンターに座る。
昭和チックな店内は、昔から洋食好きな地元の人や、お腹を空かせた若者が、お腹いっぱい食べて幸せになってきただろう光景を凡に想像させてくれる。

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ランチは、これぞ洋食という味で、大分という知らない場所で、フリで入ったお店が、旅人の凡のお腹も心も満たしてくれたことが本当に幸せだった。

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(凡の食べたAランチ900円)

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(ミニボンの食べたLランチ750円)
お姉さんに「美味しかったです。」と感想を行って店をでた。
このお店は、店内でランチを提供していると同時に、店先でもサンドイッチのテイクアウトをしている。
これは折角だから、サンドイッチも買わなければ気が済まない。
2種類のサンドイッチを購入した。

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(スペシャル750円。サービス500円)
これは、今日、家に帰ってから食べよう。
商店街でブラブラすることが出来なくて、すごく残念な気分で駅に向かっていたのですが、このレストランのお蔭で、大分の駅前が大好きになりました。
また、行って食べてみたい。
そんな気分にさせてくれるお店でした。
駅前から空港までバスで戻る。
もう大分の旅も終わりなのでありますが、旅の最後のもうひとあがき。
帰ってから食べる為に、「吉野鶏めし」を購入。
これも吉野地区という地元の名物らしいです。

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そして、搭乗手続きを終えて、地ビール「くじゅう ビール王」を1杯。

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すっかり満足をした心持で、ANAのプロペラ機で昨日出発した伊丹空港へ戻った。
始めてのプロペラ機は、思いのほか快適だったので、近い場所でも飛行機で移動というのも、ちょっと贅沢だけど楽しいものだなあと思った。
そして、伊丹空港で、とどめの「モンパルナスのピロシキ」を購入して、モノレールで自宅に戻る。

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今回の旅行で、別府の楽しみを再発見したことと、杉乃井ホテルに感激したこと、そして、大分にはまだまだ観光したいところがあることに気が付いた。
そして、思った。
「また、行きたいなあ。」

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(駅前の商店街)

コメント

  1. とっちゃん より:

    フラッと入った街の洋食屋さんで美味しい物を食べられるなんて、実に良いですよね~
    さすが鼻が利きますね!
    鶏飯も美味そうですね~

  2. oriver より:

    別府旅行、満喫です♪
    細かな凡蔵。さんの目線が面白くて楽しくて、一気の読みました。
    締めの洋食屋さんが一緒に旅したような気分の私を完全に喜ばせてくれました(*^_^*)
    杉の井ホテルはやっぱり人気の旅館なんですね。
    別府かぁ~行ってみたいと思っていた所なので、とても楽しかったです。
    凡蔵。さんの旅行記、雑誌のコラムを読んでいるようだといつも思ってます。

  3. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    旅行に行ったら、観光地ならではのレストランも楽しいですよね。
    そして、その土地の人が行くレストランに行ってみたいという気持ちもあります。
    とはいうものの、土地の人が行くシェーキーズや養老の滝というのも、ちょっとなあ。
    ということで、今回の五車堂さんは、ちょうどいい感じのお店でした。

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    今回の別府は、思った以上に楽しかったです。
    ホテルも、杉乃井ホテル。
    王道だし、有名だし、大きいし。
    そういう有名なホテルもいいなあと、今回思いました。
    それに、飲み放題付きで安かったしね。
    今年は、結構旅行に行っています。
    定年してからなんて思っていたら、たぶんその時は行けない状況になっているだろうと思って。
    でも、二連休ぐらいしか休みとれないので、行けるところが近場ばかりなんですよね。
    どこか遠くの外国へ行きたいです。
    今回の旅行のブログも通して読んでいただいて、本当にありがとう。

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