平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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そうだ、ソウルへ行こう!(185)台湾新幹線。

台北の駅の構内は、少し薄暗く、ややヒンヤリとした空気を感じる。
天井が高く、空間が広いせいだろうか、人が疎らだ。
さて、これから台湾新幹線に乗るのだけれど、やっぱり駅弁が必要でしょう。
車内販売があるかもしれないが、もしなかった時のために買わなければいけません。
構内をいろいろ見て回ったが、売っているのは、ほぼ1種類だけだった。
この1種類の駅弁をとりあえずは購入。
台湾新幹線の改札は、地下にあります。
乗り遅れるといけないので、入ることにする。
改札を抜けると、小さな待合のスペースがあった。
そこで少し待つことになる。
台湾新幹線は、発車の10分ぐらいになるまで、ホームに出られないのです。
これはちょっと残念ですね。
折角だし、鉄道ファンとまではいかないけれど、ホームで写真を撮ったり、台北のホームを味わいたかった。
内田百閒さんがいたら、怒り出していただろう。
凡も百閒さんよろしく、新幹線の頭からお尻まで、ブラブラと見てみたかったな。
さて、搭乗時間になったら、更に下に向かうエスカレーターでホームに移動する。
ホームには白地にオレンジ色のラインの入った新幹線が、すでに停車していた。
凡とミニボンが、新幹線に乗ろうと足をデッキに乗せようとした瞬間、ダークスーツの一団が凡を制して乗り込んでいった。
「何なんだ、この人たちは。」
と思ったが、その一団は、足早に乗り込んで行ったのです。
失礼な人たちだなと思って、その人たちを見ていると、普通の人ではないようである。
そのダークスーツの5、6人は誰かのSPのようだ。
その一団の中の、真ん中にいる人物が、きっとVIPなんだろうな。
でも、VIPが普通車に乗るのだろうか、グリーン車じゃないのか。
そして、色々観察していると、このVIPは普通のおじさんに見えるのだけれど、政治関係の大物ではないかと推測。
そして、SPは周りを取り囲んでいるだけじゃなく、車両の後ろにも待機していて、ビデオを始終撮っているし、他にも数人同行している。
新幹線が駅に泊まるたびに、凡の車両だけ、ドアのところに警察官が立っている。
これは、相当のVIPに違いない。
そんな観察も空しく、VIPが誰なのかも判らないまま、台南市で下りて行った。
今でもあれは誰だったのか気になるなあ。
どうせなら、芸能人のVIPに出会いたかったな。
ビビアン・スーとかにね。
新幹線は、日本の技術を取り入れているので、ほとんど日本の新幹線と同じ作りになっている。
すごい勢いで過ぎ去っていく車窓の風景を見ながら、弁当を食べることにした。
台湾の駅弁。60元

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駅弁の汽車の絵が泣かせます。
そして、その汽車の線路にそって生えているシュロの木が、また南国台湾を演出していて嬉しい。
蓋を開けると、ご飯の上に、たぶん豚と玉子と湯葉、そしてキャベツの煮たものが乗っている。
たぶん豚というのは、肉が硬くて、味が濃いので、豚かトリか判断できなかったからです。
味は甘辛く、濃いめの味付けになっています。

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それにしても、蓋を開けた時に、想像はしていたけれど、わあっと思いました。
「おかずの色が全部おなじ茶色だ。」
たぶん同じ煮汁で炊いているのでしょうね。
凡は日本でも駅弁を買うことが多いですが、幕の内が好きなんです。
彩りも綺麗で、素材も海の幸、山の幸、里のものと、色々使っていて見た目も楽しい。
調理法も、揚げ物、焼き物、煮物、酢の物、など変化に富んでいます。
でも、この台湾の駅弁は、一色であります。
それも、煮ただけで、味付けは肉も玉子も湯葉もまったく同じ。
とはいうものの、これも台北でしか食べられないものでありまして、これが旅の醍醐味というものでございます。
台北で幕の内を食べても、意味がない。
台湾の駅弁が1色だったことに、ありがとう。
それに、これで60元とは、これまた安いですね。
弁当を食べ、少しウトウトしたりしているうちに、新幹線の左営の駅に到着した。

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コメント

  1. oriver より:

    食べ物も町並みも台湾旅行のイメージがそのままあって楽しませて頂きました。
    美味しそうの言葉より、旨そう!!が似合う料理がずらり♪画面から香りがしたら一層行った気になれるのにね~!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、oriverさん。
    台湾は旨いものが沢山ありましたよ。
    ブログもそのうち3Dになってくるんじゃないでしょうか。
    それに、香りも出てきて。
    そんな時代まで生きてブログを書いていたいですね。

  3. とっちゃん より:

    凡蔵さん、新幹線に乗ったんですね!
    楽しそうですね~
    偶然出会った謎のVIPは微妙ですけどね・・・
    お弁当は台湾弁当のイメージ通りのお弁当ですね

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    前から一度乗りたかったんです。
    それに、台北以外のところにも行ってみたくて。
    駅弁は、台湾って感じで、これもまた楽しかったです。
    でも、売っている種類は少ないですね。
    この駅弁かコンビニのパン程度でした。

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