平 凡蔵。の 創作劇場

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そうだ、ソウルへ行こう!(134)

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鐘路3街の屋台で地元の学生とチャミスルで乾杯!
、、、。
気が付くとホテルのベッドの上。
「うっ、気持ちが悪い。」
そう思うと同時にトイレへ直行して戻した。
「あれ、どうしてホテルにいるんだろう。」
トイレの便器を抱えながら思い出そうとしても思いだせない。
まさかのソウルでの飲み過ぎである。
調子に乗ってチャミスルで乾杯したために度を越してしまったようです。
それにしても気持ち悪いし頭も痛いし全身がだるい。
これはちょっと酷い二日酔いだ。
こんな酷い二日酔いは年に1度あるかないかだろう。
しかもそんな状態にここソウルでなってしまうとは。
「しもた。」と思ったが今はそんな事を考えている余裕はない。
後でミニボンに聞いてみると、かなり酔っ払っていたという。
地元の学生は酔っていたけど大丈夫だったらしいです。
凡は、韓国の歌手の話を何回も繰り返していたようです。
凡は、携帯のキム・アジュンの待ちうけ画面を何度も見せていたようです。
凡は、その後トイレに2回行ったそうですが、学生が心配してその都度付き合ってくれたそうです。
凡は、その後、隣のサラリーマンの横に座った女の子が大阪に来た事があるというので、その話をしていたそうです。というか、その女の子が来た事も覚えていません。
凡は、酔っ払ってカメラの操作が出来ず、地面の写真を何枚も撮っていました。
学生は、凡が酔っ払っているのでタクシーを捕まえてホテルまで7000ウォンで行くように交渉してくれたそうです。
凡は、韓国のタクシーの中で、ミニボンが「やめて、やめて。」というのを振り切ってミニボンが持っていたロッテ百貨店のビニールの袋を取り上げてそこに少しですが戻したそうです。
凡は、ホテルの部屋に戻るとすぐにトイレに直行して便器を抱えたまま、1時間出てこなかったそうです。
凡は、ミニボンが「私もトイレ行きたいから。」と言った後も30分は動かなかったそうです。
ミニボンが、トイレに行きたいと言いに行ったときに凡が振り返ると、目と鼻と口から得体の知れない液体が出ていたそうです。
「ようです。」というのは何となく覚えている事です。
「そうです。」というのは全く記憶にない事です。
しかし、まさしく「しもた。」である。
自分が情けなくなりました。
何が「しもた。」なのか。
それは、「勿体無いことをしたからです。」
なにが「勿体無い。」のか。
それは、「覚えていない。」ことです。
あれだけ楽しみにして来たソウルであります。
そのソウルでの大切な時間、それも楽しかった時間の事を覚えていない。
これだけ勿体無いことがあるだろうか。
屋台で学生と飲んだその時間はすごく楽しい時間だったに違いありません。
でも、それを覚えてないとは寂しい。
しかし、今はそんな事を考えている余裕はありません。
兎に角、この二日酔いをなんとかしないといけません。
何しろ明日は2泊3日のソウル旅行の最終日なんですから。

コメント

  1. とっちゃん より:

    凡蔵さん同感です
    自分も初めは韓国の方の事を全く知らないのに毛嫌いしていたんです
    先入観と言うのは非常にいけませんよね~
    それが初めて韓国に行ったときに、なんて親切な人が多いのだろうって感激しました
    大嫌いな日本から来た日本人なのに、歴史的な事は事実だけど、ソウルに来てくれた一人の日本人はそれとは別!と言ってくれましたね(後に仲良くなった人が打ち明けてくれました)
    焼肉屋さんの夫婦、明洞の靴屋さん、ベルト屋さん、東大門のおばちゃん、親切に駅まで連れて行ってくれた学生さん&OLさん、地下鉄で困っていた時に声を掛けてくれたサラリーマン!あげたらキリがありませんが、自分も韓国の人が大好きになりましてね~
    あっ、釜山で知り合った人は、日本に来たときに横浜まで会いに来てくれたんですよ~
    それにしても屋台で楽しい一時を過ごされたんですね~
    こういう触れ合いって嬉しいですよね~
    まさに旅の醍醐味&素晴しい経験ですね。
    言葉の壁がありますが、なんとなくハートで仲良くなれますよね~
    なのに凡蔵さん飲み過ぎで、イマイチ覚えてないんですか???
    しかも酷い二日酔いとは・・・
    次の日は大丈夫だったんでしょうかね???
    旅先での二日酔いは厳しいですよね~
    せっかくの旅行が台無しになる場合がありますからね!
    自分も済州島の最後の夜に飲みすぎて、二日酔いで辛かった事を思い出してしまいました

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    とっちゃんさんも色んなところで色んな人と出会って素敵ですね。
    それに、プサンで知り合った人がわざわざ訪ねて来てくれるなんて、うれしかったでしょうね。
    ソウルの人って、ほんとに親切だし、若い人もちゃんとしてる人が多いですよね。
    日本の若い人の方が見習わなきゃ。
    将来は、ソウルや台湾なんかもお隣なんだし、ビザやパスポートなしで行ったり来たりできたらすばらしいでしょうね。

  3. とっちゃん より:

    凡蔵さんの記事を見ていたら、韓国へ行きたくて行きたくてたまらなくなってきました!
    そこで今悩んで知るのは、休みを取らないでも行かれる2泊3日と言っても実際は夜の12時を5分過ぎて羽田に到着するいわゆる弾丸ツアーに参加しようか、あるいは休みを取って3泊4日で行ってこようか悩んでいます・・・
    休んだばかりで更に休みは取りづらいんですけどね~
    それともあせらずもう少し後に行くべきか、まさに思案橋です・・・

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    えーっ。
    海外旅行から帰ってきたばかりなのに、もう次の計画をしているんですね。
    でも、それが正解かもしれません。
    行ける時に行っとかないと、いつ行けるか分からないですもんね。
    そうそう、それに休みが問題ですよね。
    私も奥さんも休みが取りにくいし、合わせにくいんです。
    次はいつ行けるのだろうって、いつも思います。

  5. とっちゃん より:

    凡蔵さん、こう見えてもかつては自分も会社人間だったんです
    まぁある事をきっかけに人生観が変わったとまでは言いませんが、自分の為に生きることにしたんです
    前にも話したと思いますが、生き方を変えると貧乏でも人生楽しくなります
    お金があるのに時間が無いより、お金は無いけど時間がある方が、工夫次第でかなりエンジョイできますね~
    ちなみに凡蔵さんが泊まったグランドアンバサダー3泊で十分お釣りが来るツアー代ですよ~
    まぁ行ってみれば釣りバカの浜ちゃんみたいなもんかな~
    ちょっと違うのは仕事はキッチリしますが、有給はほぼ全部消化しますね~
    フ、フ、フ、驚くのはまだ早いですよ~
    休日出勤もしますがお金ではなく代休にしてもらい、結果として規定以上の有給を使っている感じですよ~
    たまにはこう言う人間がいてもいいでしょ???

  6. 凡蔵。 より:

    ありがとう、とっちゃん。
    有給全部消化とは、それはすごいですね。
    周りの人でもそんな人はいないですよ。
    でも、そこまでするのが、とっちゃんさんの度胸のいいところで、尊敬しますよ。
    私も少しは見習おう。

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