平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(1519)リゾートホテルで、のんびりとする小豆島。(2)

旅(国内)

2月の25日(火曜日)。

ベイリゾートホテル小豆島で、のんびりと過ごした次の日であります。

まずは、朝風呂に行かなくちゃいけません。

ということで、大浴場と、露天ぶろを楽しんで、部屋に戻る。

今日の予定は、高松にフェリーで移動して、そこから大阪に戻るつもりだ。

フェリーは、昨日着いた坂手港ではなくて、土庄港から乗ろうと思う。

というのも、坂手港からのフェリーは、極端に便数が少なくて、土庄港は、沢山あるからだ。

ホテルから、土庄までの無料の送迎バスもあるけれども、確か、8時半だったかな、そんな時間だったので、ゆっくり朝食を食べることが出来ないだろうと、路線バスで移動することにしようと思う。

ということで、朝食であります。

会場は、昨日と同じ場所。

カレーが美味しかったです。

内容的には、洋食では、スクランブルエッグ、ソーセージ、ナスのパスタなどがあった。

カレーもあって、実は、そのカレーが、具だくさんの家で作るような、甘口の(凡の家では、甘口じゃないけれど、一般的なイメージの家庭の味みたいな)カレーで、手作りだと思うのですが、これが、結構、気に入りました。値打ちあります。

そして、出汁巻き、これも美味しくて、ミニボンも、絶賛しておりました。

あとは、地の魚の荒煮。

さすが、地魚だけあって、何の魚か分からないけれど、かなり、小骨が多かったです。

これは、何という魚なんだろう。

それと、焼き魚。

鮭などの一般的なものもあったけれど、昨夜の煮付けにあったのと同じ魚が、焼き魚で登場。

一体、これは、何という魚なんだろう。すごく小さな魚。

頭を取ってあるのだが、骨もあって、食べるところが少ない訳なんだけど、確かに、地の魚なんだろうね。

あとは、ハマチの漬け丼が作れるコーナーもあったな。

小豆島なので、いろんな醤油を、試してみることができる仕掛けは、面白い。

ふし素麺も、小豆島の名物。

ミニボンは、おにぎりもあって、昨夜のバイキングよりも、断然、食べるものが多くて、朝食は、気に行ったようであります。

勿論、凡も満足いたしました。

路線バスの時間が、9時58分だったので、部屋で、ゆっくりと過ごす。

こういうのも良いねと、ミニボンと話した。

チェックアウトをしたら、「島の味」という、昨日フェリーで食べた醤油揚げ煎餅を貰った。

お土産を呉れるというのも、嬉しいよね。

ホテルの横の砂浜。すごく、綺麗だ。

さて、路線バスで、土庄に向かう。

途中、醤油工場があって、見学も出来そうだったので、早めにチェックアウトして、ここに寄っても良かったなと思ったが、まあ、今からでは遅い。

土庄港から、フェリーで、高松に向かう。

1人、700円だったかな、それで、高松までフェリーに乗れるんだから、安いよね。

船内は、フェリーが新しいのだろう、かなり綺麗で、快適だ。

客も少ないので、ゆっくりと出来ました。

展望エリアみたいなのがあって、外にも出れるようだったけど、怖いのでやめた。

ということで、高松港に着。

高松は、何度も来ているので、これと言って目的は無い。

ミニボンが、栗林公園に行ってみたいという。

なんでも、公園にある南湖という池を、和舟で周遊することができるらしい。

ミニボンは、なんしか、船に乗るのが好きだ。

凡にしてみれば、予定も無いので、それでいい。

JRで、移動して、徒歩で栗林公園に移動。

公園内は、人も少なく、ゆっくりと散歩を楽しむことが出来た。

ただ、冬なので、景色のいろどりは、やや、華やかさは無い。

最後に、見に行った梅園は、唯一の花の咲いているエリアだった。

これは、最後に行った梅園の写真。
予め焼いてあるのをレンジでチンしてくれた。

船着き場までの途中に茶店があったので、お団子を頂く。

んでもって、和舟である。

定員6人の小さな舟で、救命胴衣と、編み笠をかぶらなきゃいけない。

この編み笠は、公園を散策している普通の観光客が、和舟を見て、写真を撮るのに雰囲気が出るようにと着けるようである。

写真に撮られる用の編み笠。

凡も、可愛い女の子に写真を撮られて、栗林公園で見かけたイケメンみたいなハッシュタグをつけられて、インスタとかにアップされるのだろうか。

最近は、SNSに写真をアップされることを前提で、こういう試みもしていかなくちゃいけないんだよね。

それを積極的に取り入れているところは良いよね。

というか、若い女の子がいなかったので、凡のインスタ登場は無さそうではありますが。

和舟は、船頭さんが、竿を差しながら、ゆっくりと、説明をしながら進んでいくので、実に、のんびりとした時間を楽しむことが出来る。

凡は、真ん中の席だったのだが、前の席は、韓国の若いカップルで、後ろは、中国からの女性のひとり旅。

韓国のカップルの男性の方は、日本語も分かるようで、熱心に説明を聞いては、質問もして、最後、舟を降りたときに、船頭さんに、どうでしたかと聞かれて、「すごく良かった。金額以上の価値がある。」と答えていた。

こういう人は、船頭さんも説明をして、説明のし甲斐があるだろうな。

さて、栗林公園も散歩したし、和舟も乗ったし、後は、凡がやりたいことをさせてもらおうと思う。

高松と言えば、うどんでしょ。

ということで、栗林公園から、琴電の駅まで歩いて、そこから、片原町駅まで移動。

このあたりから、高松駅まで歩く途中に、うどん屋があるだろうと、店を決めずに降りたのである。

さて、うどん屋だけど、ここで重要な事がある。

あまり、歩き廻らないことだ。

凡は、こういう観光地に来たら、兎に角、無暗に、歩き廻る。

あっちの路地、こっちの横丁、そして、大通りを戻って、また、振り出し。

みたいな、感じでね。

凡は、これを、ひそかに「糸作戦」と呼んでいる。

中島みゆきさんの「糸」という歌を拝借した名前なのであるが、♪♪縦の糸は、あなた、横の糸は、私~♪♪という訳である。

縦の路地と、横の路地を、行ったり来たり。

特に、夜、ひとりで飲みに行くときは、これをやる。

店を決められない優柔不断ということも、これは大いに関係しているけれども、折角の知らない土地な訳だし、どんなお店があるのか、あの角を曲がったら、どんな風景が待っているのだろうとか、そんなことを考えながら歩くのが楽しいのだ。

でも、ミニボンは、そういうのは好きじゃない。

ということで、商店街で、はじめに見つけたお店に入った。

本当なら、高松なので、セルフのお店が良いかなと思ったけど、入ったそこの店だって、高松なんだから、これは、本場のうどんな訳で、突き詰めれば、どの店に入っても、それは、高松のうどんなのである。

「さぬき麺業」さん。

中途半端な時間なので、お客は少ない。

案内された4人掛けの区切られたボックス席の前に、20歳ぐらいの3人組の女の子が座っているだけだ。

さて、ミニボンは、釜揚げを注文。

凡は、何を血迷ったか、カツの玉子綴じのセットを頼んだ。

勿論、高松のうどんが付いているよ。

お姉さんが、うどんは、湯がきあがったばかりです、と言うように、熱々で、これは、値打ちがあったな。

カツとじは、まあ、ふつうだったか。

ふと見ると、おでんもあったので、それも注文すれば良かったな。

ということで、間違いない、高松のうどんを頂きました。

高松からは、JRで帰る方法と、高速バスで帰る方法があるけれど、値段が安い高速バスにした。

ただ、この高速バスって、3種類ぐらいのバス会社があったんですね。

バスの案内所に行って、3つの窓口があったので、1番手前の窓口に並んだら、そこにいた、客なのか、係員なのか、分からない人が、大阪なら、横の窓口でもいけるというので、3つあった窓口の、今度は、反対側の窓口に行った。

そして、ネットで調べていた時間のバスを言ったら、それは無いという。

でも、もうすぐ発車するバスがありますというので、じゃ、それでいいやとチケットを買った。

買ってから、気が付いたのだが、凡が調べていたバスは、真ん中の窓口のバス会社だったんですよね。

それなら、時間を言ったときに、そのバスは、隣のバス会社ですけどと、一言あっても良かったんじゃないかな。

そのあたり、バス会社同士で、微妙な関係があるのかな。

凡がネットで調べたバスは、独立3席というのかな、1-1-1のシート配列だったのだけど、チケットを買ったのは、2-2のシート配列のバスだった。

まあ、ミニボンとなので、どっちでも良いのだけど、楽さでいうと、断然、独立シートだよね。

ということで、高速バスで、大阪まで帰ってきまして、そのまま門真市まで帰ってきました。

夕食は、家の近くの、はま寿司さんへ。

ビールをやって、また、ビール、そして、熱燗とやりだしたら、ミニボンのご機嫌が悪くなってきた。

旅行の後だから、ちょっと、寄って、ささっと食べて帰るつもりだったらしいが、凡が、腰を据えて食べだしたから、嫌になったらしいのだが。

帰り道は、「これから、老後に、こんなことが、ずっと起こるのかと思うと、ぞっとする。」などと、言われながら家に帰る。

あーあ。

楽しいリゾートホテルの旅は、今回は、ショボンな旅の最後になってしまいました。

こういう時は、和歌山の道成寺で教えていただいた言葉を唱えましょう。

「妻宝極楽(さいほうごくらく)、妻宝極楽、妻宝極楽、えー、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、チーン。」とね。

まあ、南無阿弥陀仏は、道成寺とは関係ないですけど、まあ、兎に角、奥さんが宝でありまして、その宝が、愚で凡な、この凡の傍にいてくれるだけで、幸せというものであります。

とりあえずは、楽しかったことだけを、記憶に残して、また、つぎの旅行を考えましょうか。

ということで、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

コメント

  1. ゆけむり より:

    おっ、栗林公園の和舟に乗れたんですね
    羨ましいなぁ~
    予約されたんでしょうか?
    自分は予約ができる事を知らずに行き、残念ながら乗る事は出来ませんでした
    高松は良いですよね
    またうどんと回転寿司を食べに行きたいですよ
    今回のようにのんびりした旅も良いし、あちこち見て周る旅も良いですよね
    次の旅の計画はもうされているんでしょうか?
    自分は来月久しぶりに飛行機に乗ります
    今から楽しみです(^o^)丿

    • tairabonzou tairabonzou より:

      ありがとう、ゆけむりさん。
      和舟は、予約はしてなかったんです。
      船頭さんに聞いたら、桜の時期とか、混んでいる時期は、予約も取れないそうです。
      でも、何もない時期だったせいか、空いてました。
      高松は、何回も行ってるので、まあ、どこに行きたいということもなかったので、それが良かったかもです。
      ところで、ゆけむりさんも、来月は、飛行機に乗って、どこかに行かれるとのことで、今から、楽しみですね。
      どこに行かれて、どんな食事をされて、どんなホテルだったのか、レポート楽しみにしております。

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