5月が終わってしまって、6月に入ったところだ。
詰まりは、みゆきさんのコンサート歌会が、終わってしまったと言う事だ。
一昨日の31日は、歌会の楽日で、もちろん、当日券に挑戦したが、一瞬で玉砕される。
取れたら、急いで、東京へ行って、みゆきさんに会って、その日は泊まって、翌朝、1番の新幹線で大阪に戻り、仕事に行くつもりだった。
ミニボンが、パートに出かける時に、軍資金として、4万円を呉れた。
新幹線代と、ホテル代にお金が要るだろうと。
でも、それは遣う事も無く、ミニボンが帰ってきた時、そのまま、返したのである。
もう、当分、コンサートは無いだろうから、みゆきさんを見る機会は、無くなったということだ。
ああ、虚しい。
今回は、2回しか、参加することが出来なかった。
2回しかというと、行けない人にとっては、何を贅沢なことを言うのかと責められそうではあるけれども、凡の正直な気持ちだ。
流行の風邪で、途中で、打ち切りになったラストツアーの時だって、3回は行けたのにね。
会えないとなると、これまた、会いたい気持ちが募るのが人情である。
これまた、今回のみゆきさんは、今までと違って、メガネを掛けて、ピンヒールじゃないシューズで、それが何とも、可愛らしくて、可愛らしくて。
そんなだから、余計に、みゆきさんに会いたくなるのである。
会えないとなると、寂しくて仕方がない。
こんなことなら、みゆきさんという女性は、ハナから存在無かったと思う方が楽なのかもしれない。
みゆきさんは、本当は、存在していないんだと。
凡が、今まで、恋焦がれて来た人は、幻だったのだと。
存在しない者を好きになることは、不可能だ。
そうだ、そういうことだ。
とはいうものの、みゆきさんを、存在しないものにするのも、申し訳ない。
いっそのこと、この凡が、存在していないんだと思う方がいいのかもしれない。
存在しない凡が、みゆきさんに恋するなんて事は、これまた、あり得ない理屈である。
そんなことを言うなら、「凡よ。早く消えてしまいなさい。」と、どこからか、声が聞こえてきそうではあるが、これまた、凡は、そんなことも怖いから出来ないのである。
どのみち、コンサートは終わってしまったのだから、ここは、潔く、諦めるしかない。
気分を変えるために、旅でもしようかと思う。
思う、と今思いついたように書いたけれども、本当は、1ヶ月ほど前から計画していた旅である。
6月の3日から、ベトナムのハノイに行く予定だ。
1泊とかだったら、その時の、気分で旅行もできるけれども、ハノイとなると、4日ぐらいは休まないといけないので、1ヶ月以上前から、休みを仕事場のメンバーと調節しなくちゃいけない。
ということで、明日、出発なのであります。
初めてのベトナム。
みゆきさんの事は、寂しいけれど、ベトナムへ行くことが楽しいというのも間違いない。
ベトナムに行こうと思った時に、ベトナムって、広いというか、縦に長いからね、どこにしようかとなるけれども、ハノイに決めた。
ホーチミンもあるけれども、首都でありながら、昔の面影が残っているハノイに惹かれたのだ。
それに、ミニボンが、ハロン湾に行きたいと言う。
それなら、短い旅程であるからして、ハノイということになる。
ホイアンという場所も、魅力的なので両方行きたいのだが、日数的に、ハノイだけということになるだろう。
ハノイというとさ、みゆきさんを想起する。
みゆきさんは、夜会という芝居仕立てのコンサートを、定期的にしているんだけれども、その中で、「2/2」というタイトルの夜会を、合計3回やっている。
この2/2は、1995年に初演、そして、1997年に、演出を変えて再演。
そして、2011年、再再演をしている。
3回も、内容を見直して、再演しているということは、みゆきさん自身が、気に入っている演目だということだろう。
その2/2の舞台の後半部分のストーリーが、ベトナムを舞台に展開されているのだ。
このために書き下ろされた楽曲「紅い河」は、ベトナムの紅河、詰まり、ソンホンではないだろうかと想像させるのだが、正解は知らない。
紅河は、中国雲南省から発して、ベトナムのハノイを流れて、トンキン湾に注ぐ。
紅河という名前も、また、ハノイを流れているということも、なんとも、エキゾチックな魅力を感じるのである。
それにしても、この紅い河という歌なのだが、凡は、大好きなのであります。
♪♪ どこへゆく どこへゆく 紅い河
ただ流れゆく流れゆく時のままに ♪♪
と、この辺りのメロディも、どこか異国の郷愁を感じる。
そして、
♪♪ 私のあの人は もう私を忘れたの
遠い彼方 もう私を忘れたの ♪♪
と、ここは繰り返しのメロディがあるのだが、ここが、これまた、どうにも凡は好きなんのであります。
みゆきさんの歌の旋律や、言葉の繰り返しは、どうにも、聞いていて心地良いものだ。
みゆきさんの歌の繰り返しを聞いているうちに、凡は、催眠術にかかっていく。
(みゆきさんの催眠術にかかった凡。)
「はい。凡は、みゆきさんの言う事を聞きます。」
「えっ、解りました。ズボンを下すんですね。」
「はい、パンツも下ろします。えぅ?やだー、そんなことー。でも、みゆきさんのご命令に従います。ああ、ああ、ああ。」
と、これまた、みゆきさんに、スケベな催眠術に掛けられてしまった。
というか、ヘンタイの催眠術師にみゆきさんとして、妄想とは言え、登場させてしまって、ごめんなさい。
これまた、みゆきんに会えない寂しさゆえの凡のご乱心でございます。
みゆきさんのコンサートの当日券に外れた凡は、その日、DVDを見て、寂しさを紛らわせると同時に、ハノイへの楽しみを見出そうとしていた。
1995年の方の夜会のDVDには、舞台の模様に加えて、実際のベトナムの実写が挿入されていて、その映像から、ここは、ハノイなのか、どこなのかを探ろうとしてみたが、結局は、解らない。
でも、この映像の素材になったのは、ベトナムで間違いないはずである。
ただ、実写の映像が、ベトナムで撮られたものか、それ以外の東南アジアなのかは、そこまでは、解らないけれど。
その、ベトナムに、凡は、もうすぐ行くのである。
出来たら、そのロケ地に行ってみたいものではあるが、どこか知らないものね、そこは諦めるしかないが、雰囲気だけは、ハノイで感じられるだろう。
ベトナムと言えば、なんと、みゆきさんの歌が、一時、流行したらしい。
「ルージュ」という歌で、これまた日本でも有名な曲なのだが、そのルージュのベトナムバージョンが、一時、流行ったそうで、ベトナムの人なら、誰でも知っているぐらいに有名らしい。
歌詞は、まったく別のものに書き換えられているが、メロディは、みゆきさんのルージュそのままだ。
ユーチューブなどで、見ることができるが、別のものだけど、ちょっと、嬉しい気もする。
現地で、リュージュが聞けたら、嬉しいだろうな。
ということで、3日の月曜日に、ハノイに向けて出発の予定であります。
その旅のレポートは、また、帰って来てからアップしますので、もし、よろしければ、お付き合いくださいませ。
みゆきさんに会えない寂しさを、みゆきさんがロケをした地で、その寂しさを埋めることができるのだろうか。
いや、もう、みゆきさんでなくてもいい。
みゆきさんに似た、ハノイの女の子に会えるのだろうか。
コメント
お~、いよいよベトナムですね
今頃荷造りしているのかな?
良いなぁ~、羨ましいなぁ~
行き先はハノイとハロン湾ですか
楽しそうですね
下調べしてご存じだと思いますが、米ドルが使えるので1ドル札を多めに持って行くと便利です
関空からですかね?
だいたい関空からだと5時間ぐらいですかね?
機内食も楽しみですよね
ホイアンとかフェ、ダナンなんかも行ってみたいです
てるみくらぶ倒産の時に申し込んでいたのがホイアンなど中部ベトナムでした
あれ以来ベトナムに行くチャンスは無くなっちゃったままなんで、いつか行きたいと思っています
ベトナムは蒸し暑いから体調に気をつけて目一杯楽しんできて下さいネ~
旅行記楽しみにしていますよ~(^o^)丿
ありがとう、ゆけむりさん。
そうなんですよ、初めてのベトナム。
今日、出発なので、今ちょうど、出かける準備をしているところです。
今回は、ベトナム航空にしたので、機内食も楽しみです。
ホイアン、いいですよね。
ネットで見て、行きたいなと思ったのですが、日程的に、
やっぱり、ハノイだけにしました。
あと、1日あったら、行けたんですけどね。
そうでしたね、てるみくらぶ。
ゆけむりさんのブログを読んで、びっくりした記憶がよみがえってきました。
あの時が、ホイアンだったんですね。
私も、1度、てるみくらぶを使ったことがあるので、びっくりしましたよ。
その時は、ちゃんとした印象だったんですが、いろいろあるんですね。
ゆけむりさんおすすめの、ハイランドコーヒーも、もし行けたら行ってみようかなと思っております。