東京国際フォーラムで、みゆきさんの歌会Vol.1を見に行ったことが、随分と、昔のように思えてくる。
ステージの記憶も、日を追うごとに薄く、薄く、、、そして、薄くなっていく。
どうして、こんなに記憶力が悪いのだろうと、凡自身の脳みそを責めたくなってくる今日この頃であります。
大阪のフェスティバルホールも、チケットが取れず。
というか、後は、当日券を狙うしかない。
とはいうものの、毎日、気を塞いでいても仕方がない。
どこか気晴らしにでも行こうかと、休みをミニボンと合わせていた。
なので、どこに行こうかと言う事なのだけれど、凡としては、ANAのお得な特典旅行のキャンペーンを今やっていて、普段の半分のマイルで飛べるらしいので、それを利用して、どこかに行ってもいいなと思っていた。
火曜日に、お得な路線が発表されるので、それを見て、決めればいいかと。
そう思っていた時に、ミニボンが、金沢は、どうかと言う。
何で、金沢?と聞くと、凡が、前に行きたいと言ってたやんというのである。
いや、確かに行きたいと言ってはいたのではあるけれど、あれは、青春18きっぷを使って金沢まで行くことが出来るのが、あとちょっとしかないので、それまでに行きたいといってたのだ。
どういうことかというと、3月16日に、北陸新幹線が、敦賀まで延伸になるのだけれど、それに合わせて、北陸線が、JRから第3セクターになってしまうのだ。
そうなると、JRじゃないから、青春18きっぷは使えない。
まあ、同じ理由で、昨年、青春18きっぷで、金沢まで行ったんだけどね。
また行っても良いかなと思ってたのを、ミニボンが、それを聞いて、違う解釈をしていたのだ。
とはいうものの、ミニボンは、金沢に行きたそうなのだ。
今までは、金沢には、それほど興味を示さなかったのに。
どういうことと聞くと、金沢の「野乃」というホテルに泊まりたいと言う。
なるほど、そういうことなのね。
ミニボンは、テレビ朝日のアメトーークという番組が好きで、よく見ているのだけど、ちょっと前に、ドーミーイン芸人という特集をやっていたのだ。
ドーミーインというビジネスホテルについて、お笑い芸人が、あーだこーだと、好きなところを紹介するという内容だった。
ドーミーインは、大浴場もあり、朝食の評判もいいし、夜鳴きそばなどのサービスも用意されている。
野乃というのは、ドーミーインに、ちょっと旅館的な要素を取り入れたホテルだ。
フロアは、畳敷きになっていて、裸足で、館内を利用できるので、よりリラックスできるということなのだ。
凡は、10年ぐらい前に、渋谷の近くのドーミーインに泊まったことがあるのだけれど、その時の印象が、あまり良くなかったので、それ以来、泊まったことが無い。
とはいうものの、ミニボンが泊まりたいなら、泊まってもいいかなと思う。
なので、テレビを見た時に、今度、泊まりに行こうかと話していた。
んでもって、その野乃が、金沢にあるのだ。
(大阪や京都や、いろんなところにあるけどね。)
ドーミーインも、普通のは、金沢には駅前にあるのだけれど、友近さんが、紹介していた野乃がいいという。
ということで、金沢の野乃を押さえた。
詰まりは、今回の旅は、ドーミーインの野乃に泊まるのが目的の旅ということなりそうなのであります。
凡としては、延伸した北陸新幹線にも乗れるわけだし、新幹線の敦賀駅も見てみたいので、乗り気ではあるのであります。
野乃は、モデレートツインで、1泊朝食付で、2人で、29790円(ひとり14895円)。
ちょっと、お高めですね。
朝食が、ひとり2800円設定となっています。
海鮮丼などもある豪華な朝食ということらしいが、ランチバイキングであっても可笑しくない値段だ。
朝の6時半からやってるそうで、それなら、ビールなどを頂いて、思う存分、2800円だから、3時間ぐらい掛けて食べてやろうかと思う。
とはいうものの、もう最近は、体力が無いので無理だろうけどね。
んでもって、きっぷも押さえる。
敦賀までは、サンダーバード、そして、敦賀から金沢まで、北陸新幹線だ。
凡としては、新幹線の敦賀駅が、楽しみかな。
それと、ツイッター(X)をされている方で、金沢に住んでらっしゃる方の外食のレポートのお店を参考に、行ってみたいお店を2つピックアップ。
ひとつは、もりもり寿司という回転寿司屋さん。
そして、魚がし食堂というお店。
ただ、魚がし食堂さんは、海鮮の定食がメインのようなので、ミニボンは食べれないかもしれないので、今回は、パスしようと思う。
でも、メチャメチャお得感のある定食なので、1度は行ってみたいな。
んでもって、ミニボンは、観光として、忍者寺というのがあって、そこに行ってみたいと言うので、予約を入れた。
準備万端で、3月18日(月曜日)。
朝、7時前に家を出て、京橋経由で、大阪駅に着。
駅弁を購入。
大阪駅の駅弁売り場は、2カ所あるのだけれど、そのうちのひとつが、サンダーバードに乗るホームにあるので、そこで買う事にしよう。
みゆきさんが好きだと、漏れ聞いている八角弁当を探すが、無い。
それじゃ、凡の好きな汽車弁当を探しても、無い。
大阪なのに、水了軒さんが無い。
或いは、もう1軒のお店で売っているのかもしれない。
ただ、目の前のお姉さんが、一所懸命に声掛けしているので、ここで買う事にしたい。
ということで、凡は、まねき食品さんの「桜の姫路城弁当」。
ミニボンは、淡路屋さんの何かしらない肉の弁当。
サンダーバードに乗り込んで、京都駅を過ぎてから蓋を開ける。
なかなか、美味しかったです。
さわらの塩焼きと肉団子をメインに、菜の花の胡麻和えが季節を感じさせる。
蕗や人参の炊き合わせは、幕の内風の弁当なら、これは外せないだろう。
筍も大好きな一品。
筍は、焼き目を入れているところが、嬉しいじゃないか。
それに、今回は、ビールは飲まなかったのですが、この駅弁、お酒を飲むのには、最高の弁当だ。
凡は、駅弁は、幕の内が好きだ。
幕の内は、半分は、おかず。
そして、半分は、白ご飯という組み合わせが、ほとんどだろう。
なので、凡は、おかずでビールやワンカップを頂き、最後に、白ご飯を、手を付けずにいた漬物や佃煮、或いは、梅干しで食べるというパターンに自然に落ち着く。
白ご飯を、漬物で頂くのも、美味しいけれど、やや、残務処理的な感じはしなくもない。
それに対して、この桜の姫路城弁当は、ご飯が、酢飯とだし飯の2種類で、それぞれに、シジミの佃煮や漬物、また、生姜やでんぶなどが添えられていて、それだけで、ご飯を美味しく頂くことが出来るようになっている。
実に、お酒好きには、堪らない工夫がされている。
今回は、お酒を飲まなかったのですが、美味しいお弁当でありました。
サンダーバードは、湖西線に入り、琵琶湖を右手に見ながら走って行く。
強風のため、一部区間で、徐行運転をするとアナウンスがあったが、スピードが落ちたという感覚はなかった。
それでも、10分ぐらいは遅れて敦賀駅に到着。
凡は、着いてすぐの接続の新幹線ではなく、新幹線の敦賀駅を見てみたかったので、その1本後の新幹線を予約していた。
なのだが、サンダーバードが遅れたせいで、ゆっくり見ている時間はなく、そのまま、9時58分発の新幹線はくたか560号に乗り込む。
シートは、やや狭い気がした。
北陸新幹線が、敦賀まで延長されて、混んでいるのかなと思ったけれど、意外と、空いていた。
んでもって、10時56分に、金沢駅に着。
さて、ホテルに、荷物を預けに行こうと思うのだが、その前に、寄って確かめておきたいことがある。
今回の金沢の旅行で、とりあえずは、ここに行きたいと言うお店があるのだ。
金沢駅の横にある金沢フォーラムというビルの中にある回転すしで、「もりもり寿司」さんというお店だ。
金沢に住んでおられるツイッター(X)をされている方が、美味しいと紹介されているのを見たのがきっかけだ。
ただ、人気のお店で、いつも行列ができていると言う。
ビルのオープンの10時に番号札を取って、お店の11時のオープンに入店するという必殺技もあるそうだが、あいにく、凡が、金沢駅に着くのは、11時だ。
その手は使えない。
でも、一応、状況を確認と、お店の前まで行ってみると、15組ぐらいが座って待っている。
取り敢えず、番号札を取る。
もし1時間ぐらい待つのなら、先にホテルに荷物を預けてもいい。
なんせ、今、開店したばかりだから、いくらなんでも、30分は、誰も出てこないだろう。
と思いつつ、トイレに行ったり、腰掛けて、今日の予定を考えたりしていると、何組か呼ばれた。
意外と早いかもしれないと思って、待ち続けたら、45分ぐらい待った時点で凡が呼ばれる。
カウンターの端っこに案内された。
さて、待ちに待った「もりもり寿司」さんだ。
注文は、タッチパネルで行う。
一品目は、折角の初もりもり寿司で、折角の金沢なので、ちょっと贅沢に、もりもり三点盛りを頼む。
本マグロ大トロ、うににぎり、ぼたんえびで、1980円。
いや、流石にこれは贅沢だ。
とろとろ寿司さんでは、もちろん、こんな豪華なものもあるが、普通のネタもある。
ただ、普通の全国で展開されている1皿100円とかのチェーン店さんの2倍ぐらいの価格だろうか。
一見、高いと感じるかもしれないが、提供された寿司を見ると、その満足感は、2倍以上である。
寿司も、予め機械で成型されたシャリに、ネタを乗っけるだけの寿司じゃない。
手許までは見えなかったが、ちゃんと握っている。
なので、ちゃんとした寿司の姿かたちをしているのだ。
凡の家の近くに、はま寿司さんがあるのだが、シャリの上にネタが乗っているのだけれど、そのネタが、2個一緒に、ポンと置いただけなので、重なってるんですよね。
そのネタを箸で、それぞれのシャリの上に置き直して食べなきゃいけなくて、あれが何とも、安いんだから、それぐらい我慢しなさいと言われているようで、少しばかり、寂しい。
それに比べて、もりもり寿司さんは、ちゃんと作っているので、見た目も美味しそうだ。
凡が行った今回の金沢駅前のお店は、カウンターとテーブルがあって、テーブルは、お皿が廻るタイプ。
カウンターは、職人さんが作ったら、手渡ししてくれる。
これもいいよね。
ビールのアテに、がす海老唐揚げも注文。
このあたりで食べられている海老だそうだ。
三点盛りの後は、単品で頼んで行く。
生ほたるイカ軍艦。
生のほたるイカなんて、大阪じゃ食べられないよ。
そして、やっぱり、マグロは赤身が好きなので、頼んだが、これもまたうまい。
んでもって、炙り塩マグロだったか。
渡してくれる時、職人さんが、「おいしいです。」と一言いった。
店に入って、やや接客が事務的かなと思っていたけど、こういう一言は、気持ちがなごむ。
そして、かに身。
生のカニもあったけれど、普通の方が、カニの風味がして凡は好きだ。
そして、このわた。
海を感じられる一品。
んでもって、また、ちょっと高めだけど、うに軍艦を、ひとつ。
そして、炙りしめさば。
そして、最後の締めは決めてあった。
香箱蟹汁。
香箱と呼ばれるカニが半分入った味噌汁だ。
香箱蟹でも、小さめなのか、脚の身は、あまり無いけど、味噌は、ちゃんと詰まっていた。
楽しいのだけれど、反面、面倒くさい。
やっぱり、カニは剥いてある身を食べるのが1番だね。
因みに、ミニボンは、能登牛のあぶりにぎりが、最高だと言っておりました。
ということで、今回の金沢の旅の凡の楽しみにしていた「もりもり寿司」さんのミッションクリアでございます。
因みにですが、回転ずしもりもり寿司さんの横には、回転しないもりもり寿司さんもあって、そっちは、ガラガラでした。
ということで、お会計をしたら、9290円。(生ビール×1、瓶ビール中×1含む)
いやあ、美味しかったです。
さて、ホテルに荷物を預けにいきましょうか。
コメント
凡蔵さん、今度は金沢に行かれたんですね
そうそう、魚がし食堂は一度だけ行った事あります
なかなかナイスなお店でしたよ
https://yukemuri-manpuku.seesaa.net/article/201503article_29.html
ドーミーインに泊る旅ってのも面白いですね
自分は小豆島にするか金沢の新しくできたオールインクルーシブのアパにするか悩んだんです
それと恥ずかしながらドーミーインは泊った事ありませんので、どんなホテルか非常に楽しみです(連れはドーミーインが好きとの事です)
さらに言えば東横インもないし、スーパーホテルやアルファワンもありません(笑)
恐らく凡蔵さんは金沢は何度も行っていると思いますので、新たな観光とかってなかなか無いですよね
そんな金沢をどう攻めるのか楽しみです
もりもり寿司の名前は聞いた事ありますが、食べに行った事は一度もありません
いきなり1980円のお皿とは凄いですね
自分だったら躊躇しちゃいますよ(^^;)
家の近所のはま寿司には時々行っていますが(アップはしていません)、まぁまぁちゃんとした握りですよ
このわたの軍艦は珍しいですね、一度食べてみたいです
〆の香箱蟹汁も美味しそうですね
それから今回のドーミーインですが、2人で約3万円とはなかなかの金額ですね
どんな宿か楽しみです
ありがとう、ゆけむりさん。
やっぱり、ゆけむりさんですね、魚がし食堂に行かれたことがあるんですね。
料理内容と金額を考えたら、これは行ってみたくなりますよね。
まあ、次回のお楽しみにしたいと思います。
アパのオールインクルーシブですか、それも面白そうですね。
私も、オールインクルーシブのホテルには、泊まりたいなとは思っているのですが、
まだ、泊まったことがないんですよね。
金沢は、結構、訪れているので、ここに行きたいというところが無いんです。
なので、今回は、忍者寺以外は、計画無しです。
もりもり寿司は、良かったですよ。
1980円の3点盛りは、流石に、高いですが、他のネタは、そこまでじゃないです。
はま寿司も、私も、近所にあるので、よく利用します。
美味しい回転すしですよね。
でも、もりもり寿司さんと比べるとね。
でも、金額も倍ぐらいだから、比べることも出来ないかもですが。
ドーミーインの野乃さんの3万円は、ちょっと高いですよね。
考えたら、安い2食付いた温泉ホテルでも、ひとり1万円ちょっとだったりしますもんね。
でも、畳敷きでリラックスできましたし、朝食も美味しかったです。