平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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散散歩歩。(1385)青春18きっぷ、身延山への旅。(1)

旅(国内)

草津旅行にミニボンと出かけて来た翌日、凡は旅に出かける準備をしている。

とはいうものの、ただ、仕事から帰って来て、着替えをバッグに詰めただけだけれどね。

青春18きっぷを買って、まだ1日しか使っていない。

詰まり、あと5日ある訳で、これまた連休があったので、青春18きっぷを使って出かけようと、こういう算段でゴザイマス。

ということで、草津温泉から帰ってきた次の次の日、3月30日(木曜日)。

今回は、出かける前から目的地を決めておいた。

山梨県の身延山に行ってみようと思う。

そこには、久遠寺という日蓮宗の総本山があるからだ。

と言って、凡は、法華経信者ではない。

家は、浄土真宗だけれど、そして、親鸞聖人は大好きだけれど、それも関係なくて、どちらかというと、どこの宗教にも、今は、そして、今のところは、信者になろうとは思ってはいない。

なのに、どうして日蓮宗の総本山かというと、凡は、昔から宗教というか、不思議なことが大好きなんですね。

日本にも、いろいろ教団はあるけれども、やっぱり日蓮宗は大きい組織な訳で、その総本山なら、1度は見ておきたいなと思ったからであります。

とはいうものの、凡は、その依経である法華経を読んだことは無い。

1度だけトライしたことはあるのだけれど、あれは無理だ。

まず、買った法華経の文庫本を開いたんだ。

そして読み始める。

すると、読んですぐに知らない言葉が出来てくる。

なので、その知らない言葉を調べようとするよね。

そしたら、言葉の説明に、これまた知らない言葉が3つ、4つ出てくる。

その知らない3つ、4つの言葉を、これまた調べるよね。

するとまた、その3つ、4つの説明に、知らない言葉が3つ、4つ出てくるのである。

キリがない。

3ページほど、文庫本のページをめくって、、、ため息をついて本を閉じた。

法華経はね、頭の良い人じゃないと無理なお経だと言うのが結論。

なので、法華経は知らないけれど、雰囲気は知りたいので、行ってみようと思う。

ということで、3月30日(木曜日)なのであります。

6時ごろ自宅を出発。

京橋で、青春18きっぷに入鋏してもらって、大阪まで移動。

環状線に乗っていると、ロングシートに座っている斜め前の女性の脚に目が留まった。

ミニスカートの脚は、ストッキングもはかずに、にゅっと組まれてそこにある。

顔はハットを深めにかぶっているので分からないが、そう若くはない年齢であることは、全体の雰囲気で分かる。

凡は、その脚に目をとられた。

ハイヒールが、妙に色っぽかったからだ。

それにしても、ハイヒールというのは、凡は履いたことはないのだけれど、あれは、歩きにくいだろうなということは、男の凡にだって解る。

それでも、履こうとするのは、やっぱり美しくみられたいという女心の為せるわざなんだろうな。

みゆきさんだって、ステージの上ではハイヒールなんだもんね。

みゆきさんのハイヒール姿は、絶品である。

ただ、目の前のハイヒールは、それとは違った色っぽさがあるのである。

その理由は、サイドカットになっていたからだ。

あのサイドカットの横から見える土踏まずの色っぽさと来たら、これは間違いなく男心をつかんでしまうんだな。

ほんの、1センチか、2センチのことで、美しいから、色っぽいに変わってしまう。

ただ、その色っぽさも、若い子が履いたなら、サンダルをはいてるみたいな健康的な色っぽさになるけれども、そこそこの年齢の人が履いたなら、別の色気がでてくるんだよね。

ただ、旅の始まりに、こんな色っぽいサイドカットのハイヒールを見るなんて、これは、この先の旅、きっといい事が待っているだろう。

そういう予感がするハイヒールなのでありました。

或いは、色っぽいことが旅で起こっちゃうのかなあ。

ということは、尼さんと、あんなことや、こんなこと。

と、不埒な妄想。

ああ、みゆきさんも、サイドカットのハイヒールを履くのだろうか。

と、サイドカットのハイヒールをはいたみゆきさんを想像。

横から見えるみゆきさんの脚の裏の土踏まず。

キャッ。

さて、大阪から、野洲 ⇒ 大垣 ⇒ 豊橋と移動してきて、ここいらでお昼でもと思ったが、目の前に浜松行きの電車が停まっていたので、そのまま乗り込んだ。

んでもって、12時半ごろ浜松駅に着。

浜松に着いたなら、ここはやっぱり、さわやかのハンバーグを食べよう。

大阪では食べることのできないお店だからだ。

浜松駅の横のビルの食堂街に行って、さわやかさんの受付に行ったら、2時間待ちだという。

2時間は、さすがに待てないかと思って諦めた。

んでもって、駅周辺を歩き回る。

歩き回るが、店を決めることができないでいた。

優柔不断ということもあるが、大概のお店が時分時ともあって、長い行列を作っている。

気が付くと、1時間ぐらい歩き回っていた。

何をしていることやらと、でも、そろそろお昼の時間も終わるんじゃないかと、さっき並んでいた餃子のお店に行ってみると、まだ列を成している。

どうしようかと思った時に、その並びに定食もやってる居酒屋と言うか、夜はお酒を飲めるお店があった。

見た目はドアが閉まっているので、どうも入りにくい雰囲気もあるが、せっかくだからここに入って見ようと思って、ドアを開けた。

カウンターだけのお店で、誰もいない。

お昼の定食が2種類あったかな、そのうちの牛肉ともやし炒め800円を注文。

店主は、2代目とのことで、なかなか流行の風邪の前のようにはいかないらしい。

横にある餃子屋さんに入れないので、流れてくるお客さんもいるという話を聞いて、凡もそうなんだなと、口には出さなかったが思った。

そんな話の中で、或いは、清水で泊まろうかなと考えていると話をしたら、清水には遠くからでもやってくるサウナのお店があるという情報を聞いた。

もし清水泊なら、そして、時間があれば行ってみるのも面白いかも。

さて、浜松駅に戻って、14時ごろの静岡行きに乗る。

普通列車なのだけれど、今までに乗ったことがないような車両で、シートも豪華な感じに見えるし、ボックス席には、ミニテーブルまである。

こんな車両、いままであったのかな。

さて、そろそろ今日の宿を決めなきゃいけません。

富士には以前泊まったので、それ以外で、泊まりたいなと思って、その前後の駅のホテルを探すのだが、あまり駅前が賑わっている感じでもなさそうで、ホテルも駅近の駅が探せない。

まあ、駅に降りてみればホテルもあるだろうし、飲食店もあるだろうけれど、その実際の感じが分からず、決めかねていたが、少し前から、清水はどうだろうと候補に挙げていたので、そのまま、清水泊ってことに決定。

さっきのランチのお店の店主の有名なサウナがあるっていう情報もあるしね。

ということで、静岡で乗り継いで、清水で降りた。

ネットで予約を入れたのは、清水駅に着くほんの手前だった。

さて、とりあえず、観光案内所を覗いてみよう。

年配の男性スタッフがいらっしゃって、客はいなかった。

地図を貰って、食べるところを聞いた。

今日の晩御飯の情報を知りたくてね。

すると、清水魚市場という新鮮な魚料理を食べさせる店が集まっているところがあるという。

、、、そうなんだ。

確かに、そうだろうけれど。

「そうだ。清水で賑やかなところって、どこですか。繁華街とか。」と、聞いた。

すると、エスパルスドリームプラザという飲食店やアミューズメント施設がある観覧車が目印の大きな商業施設を教えてくれた。

、、、そうなんだ。

確かに、食べるところが沢山あって、それに何より賑やかである。

まあ、仕方がない。

たぶん、目の前の年配の男性には、この凡が、紅灯の海なんかには興味がない好青年に見えたのだろう。

うんそうだ。

勿論、凡は、好青年であるから、そう見えても変ではないに違いない。

と、この状況で、どうしたものかと考えていると、「お酒は飲みますか?」ときた。

そうそう、そういうことなんだ。

始めから、そう聞けばよかったんですよね、お酒を飲むところはありますかとね。

凡の質問が正確ではなかったな。

すると、男性は、地図にボールペンでマークを付けて、ここに立ち飲み屋があるという。

立ち飲みかと、これは行かないなと思って聞いていると、イタリア風?っていうか、そういうオシャレな感じのところらしい。

それなら、面白そうな気もするじゃない。

イタリアの立ち飲みっていうと、若い女の子が、インスタか、オシャレな情報誌に影響されて、やってくる可能性もあるだろう。何しろ、若い女の子は、イタリアが好きだ。

こんな凡でも行ってよいものかと思ったら、老若男女に人気があると言う。

「名前はね、、、えーと、うーんと、、、、何だっけかなあ、、、。」としばらく思い出そうとして、結構考えた末、やっと「バチカン」だと教えてくれた。

んでもって、もう1軒、駅の近くの通りにモツを食べさせるところがあるという。

モツは、凡は苦手だ。

と、思っていると、焼き鳥屋らしい。

それなら、大好きである。

「名前は、、、、えーと、うーんと、、、何だっけかなあ、、、、。」

と、今度は、かなり考えてたけれど、ついに名前を思い出すことはなかった。

最近は、夕方でも、少しだけ日が長くなってきた。

外はまだ明るい。

なので、ちょっと観光できるところを聞いたら、三保の松原を教えて頂いた。

そうだ、折角、清水に降りたのだから、行ってみよう。

ありがとうございました、観光案内所のおじさん。

そして、このお酒を飲めるところの情報が、意外にも、このあと参考になったのであります。

ということで、バスに乗って、三保松原入口まで移動。

バス停から歩くと、御穂神社があって、そこから、三保松原の海岸まで、神の道という遊歩道が、真っ直ぐ伸びている。

両脇には松並木が続いていて、その上を歩いて行くのは、なかなか楽しかった。

行き交う人は、ほとんどが外国の方だ。

東アジアか東南アジアあたりの人かな。

そして、海岸まで来ると一気に視界が開けて、長い砂浜に出会う。

気持ちのいい風が吹いていた。

天気の良い日なら、このあたりから富士山が見えるのかもしれないが、この日は、全く見えなかったのは残念。

羽衣の松などを見て、引き返すことにした。

バスで駅まで戻って、ホテルにチェックイン。

凡は、予約は入っていたけれど、キーが用意されていなかったので、スタッフの方も、アタフタしかけたが、隣にいたベテラン風の人が、「アサインし直して。」とアドバイスして無事、キーをゲット。

アサインって、部屋割りのことなんですよね。

凡は、身近にホテル関係者がいるので、そんなホテル用語も知っているんだよね。

関係者の用語っていうのは、面白いもので、知っていると、ついつい使ってみたくなるのは凡だけじゃないと思うんだけど、どうかな。

ホテル用語でいうと、ノーショウは、連絡しないで、ホテルに来ないことだったり。

中華料理の王将なんかだと、急いでというのは、「カイカイ」っていうんだよね。

料理を注文して、忘れたのかなっていうときに、「すいません。注文通ってなかったです。すぐに作ります。」なんて、店員さんが言っても、「じゃ、カイカイで、やってよ。」なんて言ったり。

すると、料理を忘れたということも、専門用語を使えたって言う楽しさで、ラッキーみたいな気持ちになることもある。

ただ、本当は、素人の人が専門用語を使うのは、玄人から見たら、恥ずかしいことなんだよね。

知ったかぶりしてるなってさ。

なので、知っていても、使わないのが1番かもではあります。

今日の宿は、ホテルクエスト清水さんだ。7480円だった。

ロビーには、ウエルカムドリンクがあって、なんとお酒まで用意されている。

まずもって、こういうのは、これから飲みに行くんだから必要ないものだけれど、あると楽しいものですね。

部屋は、十分に広くて、快適な感じで、これはグッド。

改装して日も経っていないのか綺麗で、椅子の座面なども汚れていなかった。

さて、お酒の飲めるお店を求めて、夜の清水を散策しましょう。

清水駅周辺を、いつものように、縦に、横に、糸作戦で歩き回る。

途中、商店街に薬局があったので、胃腸薬や花粉症の薬を買った。

ただ、この地方しか売っていない薬はなかったか。

商店街は、ほとんど時間的に閉まっていた。

清水の夜の街には、なかなか、良さそうなお店もあるが、観光案内所で教えて貰った店も検討しなくちゃ。

まずは、洋風の立ち飲みのバチカンさんである。

なるほど、賑わってるね。

そして、焼き鳥屋さん。

まずは、折角、教えて貰ったんだから、その焼き鳥屋さんに入ってみよう。

「金の字」さん。

店構えも、雰囲気のあるお店だ。

カウンターに座って、壁に貼ってあるメニューを見る。

案内所でも、モツを食べさせるとか言ってたけれど、焼き鳥のモツなどが人気の店のようだ。

メニューは、焼き鳥がメインで、数は少ない。

お兄さんに、モツはダメだと相談して、とり串、つくね、ねぎまをタレで、かしら(豚)を塩で、注文。

そして、ビールは、静岡麦酒の生。

あらためて、店内を見渡すと、白木のカウンターも磨かれているし、カウンターから見える厨房もスッキリとした感じだ。

良い店に入ったんじゃないか。

スタッフは、焼き方1人、そして、兄ちゃんと、お姉さん2名。

つくねは、つなぎを入れてないのか、しっかりとした歯ごたえ。

そして、気に入ったのが、とり串だ。

小さなトリを小さく切って串にさしてあるので、その小さな肉片にタレが絡んで、なかなに美味い。

しかも、角のところが焦げていて香ばしさもある。

とり串が、美味しいと言ったら、せせりと皮を、交互に差してあると教えてくれた。

気に入ったので、4本追加して、また、3本追加した。

ビールを2杯飲んで、熱燗に変えたら、湯飲みで出て来た。

これもまた、雰囲気があって楽しい。

熱燗は、湯飲みで出て来た。招き猫さんとパチリ。

飲んでいる時に、凡の1つおいた隣に、イカツイ風体のオッチャンと、奥さんと思われる人が入ってきた。

すると、まず頼んだのが、サラダだ。

それで、モヒートを飲んで、また頼んだのが、またサラダ。

草食系なのね、強面のおっちゃんは。

その時の、スタッフとの会話を聞いて、良い店なのかもしれないと思った。

モヒートを頼んだときに、何かが無いと兄ちゃんが説明している。

そして、その代わりに、多い目に作っておきますとか、そんなことを言っていた。

その後も、モツカレーが有名なようだが、今日は、モツカレーは無いんですとお姉さんが言った後に、別の串にカレーを掛けるのならできますよと答えていた。

詰まり、何かが品切れだというときに、その代替をすすめていることだ。

チェーン店のアルバイトの若い子には、こんなことは出来ないだろう。

とはいうものの、出来ない料理が、多くないかいとは、ちょっとだけ思ったけどね。

さて、河岸を変えましょう。

折角だから、もう1軒。

このお店の会計は、酔っぱらっていて、失念。

店を出て、やっぱり気になるのが立ち飲みのバチカンさんだ。

交差点の角の所にあって、全面ガラス張りだ。

1階の角がバチカンさん。

なので、中の様子も外から見える。

カウンターがあって、20才から50才ぐらいの客が、楽しそうに会話をしている。

ほとんどが男性だったか。

カウンターの中には、女の子が2人。

すると、中の女の子のひとりと目が合った。

可愛い!

、、、、いや、何とも可愛い。

そう見えた。

とはいうものの、入るには、ちょっと勇気がいるお店でもある。

というのも、見るところ、カウンターの前にいる客の間隔に空きが無いのである。

あそこに入ろうかと思ったら、みんなに詰めてもらわなきゃいけない。

それに、みんな、楽しそうなのである。

実に、開放的に会話を楽しんでいる。

凡が、あの中に入って、同じように明るく振舞うことが出来るのだろうか。

ただ、ひとり、むっつりと飲むなんてことになりはしないだろうか。

そう思うと、躊躇してしまう。

それでも入りたい気持ちもあって、店の前を、3度、4度、行ったり来たり。

考えてみると、恥ずかしい。

そんな時に、そういえば、寿司を食べたい気持ちであることに気が付いた。

そういえば、数軒となりに寿司屋がある。とりあえず、寿司を食べて、気持ちを整理しよう。

屋台すしさんは、店によって、当たりハズレがあるが、このお店は、板前さんが職人風の人だったので、良かった。

数貫だけ握って貰って、また店を出た。

んでまた、立ち飲みの店の前を、ちょっと、行ったり来たり。

気になるのである。

すると、タバコを吸いに店の前に出ていた人と目が合って、店に入るのかみたいな目で、戸を開けたまま凡を見ていたので、今のタイミングだなと思って、一緒に店に入る。

カウンターの中の女性は2人いて、1人は若い子で、凡と目が合ったもうひとりの女性は、50才代だという。

外から見て、可愛いと思った女性である。

いや、確かに可愛い。

50代には、まずもって見えない。

というか、数秒、ほんの数秒話をしただけで、みんながこのお店に来たくなる理由が分かった。

華があるのである。

顔かたちも可愛い

が、それより、全身から発している雰囲気に華があるのである。

ただ、いるだけで、パッと周りが明るくなる。

そして、話をしていると、癒されてしまう。

そんな感じだ。

ドリンクのおすすめを聞いたら、ジントニックだというので、じゃ、それをと注文すると、「そのまんま?」と返ってきた。

初めての客に、その返しも、なかなかの素養。

そして、おつまみを聞いたら、生ハムだという。

目の前のカウンターに、生ハムが、どんと塊で置いてあって、そこから切り分けてくれる。

このお店は、注文ごとに、現金で支払う。

そのシステムも楽だ。

お店に入って、凡だけ浮いてしまわないだろうかという不安も、気が付いたら、凡を誘ってくれた男性ともお話をしていたし、別の隣の男性とも話をしている。

そのまた向こうの人とも、新しく入って来た人とも、話をしていた。

このお店に来る人は、誰もフレンドリーなんだね。

みんな明るく、前向きで、嫌な人は誰もいない。

そんなお店にいるのは、何だかドラマに出てくるお店にいるかのようでもあった。

でも、楽しければ、それだけ、落ち込んでしまうこともある。

ここにいる人は、みんな、活きいきと、自分というものをもっていて、自分の人生を歩いている。

そう思うと、この凡のだらしなさと言うか、何も無さが、悲しくなってくる。

それにしても、焼き鳥屋で、ビール2杯、熱燗2杯とやって、寿司屋でビールと来たものだから、それほど飲めないし、凡の何も無さが悲しくなって、お店を出た。

もっと、可愛い女の子と話していたい気もしたが、凡なんて、別に、ただの通りすがりの客だしさ、女の子にとっては、どうってことない、どうでもいい、無価値な凡なのであるだろうし、ダメな凡だと気付かれないうちに去るのがいいに違いない。

それにさあ、かなりのイケメンの男性が入ってきて、話をしたら、地元の役もやっているような人で、可愛い女の子の後輩だって言うじゃない。

こんなの、太刀打ちできないよ。

でも、イケメンも、彼女の可愛さに惹かれて、この店にやってきているという点では、凡と同じなんだけれどね。

高校の可愛い先輩か、、、やっぱり、ドラマの世界じゃないか。

やっぱり、凡は完敗じゃないか。

悲しい。

店を出て、ホテルに戻ろうかと思ったが、もう、思考能力もマヒしてしまって、吉野家でカレー牛を食べてしまう。

んでもって、ホテルに戻った。

んでもって、どこまで思考能力がマヒしているのか、デザートまで買って、ホテルで食べてしまった。

今日は、頭はマヒしているが、そこまで酔っぱらっていないので、シャワーをして、明日の予定を考えていた。

ということで、またまた、長いレポートになってしまって、それでも、読んでくださって、ありがとうございました。

感謝。

そうだ、ランチのお店で聞いた、清水にあるというサウナは、見つけることができないまま、清水の夜が終わった。

コメント

  1. yukemuri より:

    まず、せせりと鳥皮が交互に刺してある鳥串、これは美味しそうですね
    リピートするの分かる気がしますよ
    そして草津旅行から帰ってすぐにまた旅に出る、これは贅沢ですね
    今度は身延山ですね、もしかして枝垂桜を見て来られたのかな?
    その前に三保の松原に行かれたようですが、実は以前いとこが住んでいて何度も遊びに行きましたよ
    名物の鰯の醤油干しと言うか味りん干しのようなのも食べましたか?
    けっこう味が濃くて美味しいんですよ
    ところで王将では急ぎの事をカイカイって言うんですね、なんか面白い響きですね
    焼鳥屋さんでかしらは塩、鳥皮なんかはタレがやっぱり美味しいですよね
    その後お寿司食べてから立ち飲みで、生ハムなんかで一杯飲られたんですね
    骨付きの塊から切ってくれる生ハムは絶対美味しいでしょうね
    おっと、更に吉野家でカレーですか?
    なんだか次の日胃もたれしそうですが、大丈夫だったんでしょうかね(笑)
    とどめにホテルでデザートまでいっちゃったんですね
    なんか今回の凡蔵さんはいつも以上に食べて飲んでいますね
    その強靭な胃が羨ましいです・・・

  2. tairabonzou tairabonzou より:

    ありがとう、yukemuriさん。
    とり串は、普通の身よりも、皮はサンドされているので、濃厚な味がしました。
    それに、小さく切った身と皮なので、タレが絡んで、濃い味好きなわたしにはピッタリでしたよ。
    身延山は、桜が有名だそうで、行ってから知りました。
    枝垂桜は、見たのですが、それが有名な枝垂桜なのか、普通の枝垂桜なのかは不明です。
    でも、ちょうど見ごろだったので良かったです。
    三保の松原の鰯の醤油干しは、知りませんでしたよ。
    名物なら食べたかったなあ。
    2軒目のお店は、現金と交換なので、安心です。
    今回は、生ハムしか食べなかったのですが、スーパーで見かける生ハムよりも、色も濃い目で、やっぱり本物の生ハムだからかもしれません。
    今回も、ちょっと食べ過ぎましたでしょうか。
    まあ、酔っぱらって、感覚がマヒしてたのかもです。
    胃腸は、強い方じゃないんですよ。
    旅に出た時は、飲む前に胃腸薬飲んで、飲んだ後も、胃腸薬。
    兎に角、薬に頼るのが1番です。

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