1月13日(水曜日)から16日(土曜日)まで、4連休があったので、ちょっと旅に出かけてきました。
今の時期に、旅行に行くことについては、批判する人もあるでしょう。
それに対して書きたい気持ちはあるのですが、それだけで長くなってしまうので、今回のレポートでは割愛。
行き先は、まずは、以前から行きたいと思っていた熊本の幣立神宮に行こうと思う。
その後は、まだ未定だけれど、鹿児島にでも移動しようかという感じ。
と言う事で、1月13日(水曜日)。
6時ごろ家を出て、門真市から大阪モノレールで、伊丹空港に移動。
目的地は熊本だけれど、まずは、伊丹から福岡空港まで移動しようと思う。
手荷物検査を通過したら、お土産物屋や、フードコートが、新しくリニュアルしていた。
それがまだピカピカの新品で、これなら、もっと早く出てきて、ここで朝食を食べたら良かったと思った。
伊丹 0800時発。ANA421便。
隣が空席だったので、まずは快適に空の旅を楽しむ。
福岡 0915時到着。
伊丹、福岡は、マイルを使った特典旅行で、タダである。
これから、熊本へ移動するのだけれど、熊本での予定は、明日、目的の幣立神宮に行くだけで、他に用事が無いので、折角、博多を通過するのだから、この博多でちょっと寄り道をして行こう。
とはいうものの、予定はない。
博多と言えば、みゆきさんのコンサートで、博多に来たことを思い出す。
懐かしくなって、というか、みゆきさんロスで寂しくなって、行っても、みゆきさんはいないことの分かり切っている当時のコンサート会場に行ってみようと思う。
福岡サンパレス。
博多駅から、ぶらぶら歩いて、サンパレスに向かう。
ただ、ブラブラ歩く。
このブラブラが、旅の醍醐味でもある。
サンパレスに着いたら、ああ、このスロープで入場を待っていたんだなとか、少しばかり感傷に浸っていた。
さて、折角だから、このサンパレスで、ランチを食べよう。
1階のレストランに行くと、ランチ営業の11時の15分前だったので、サンパレスを1周してまた戻る。
(サンパレスの裏の海)
てんぷら定食、税込み1000円を頂いた。
お盆に、ご飯と味噌汁と、ちょっとしたおかずが並べられている。
それが運ばれた瞬間、天つゆの出汁の香がふわっと立って、一気に食欲が出てくる。
肝心の天ぷらは、カウンターで揚げて、そのまま凡のところまで持って来てくれるので、熱々で頂くことが出来る。
ネタは、海老、太刀魚、サワラ、鶏肉、南京、さつま芋、さやえんどうだ。
美味しく頂いて、サンパレスを出る。
そのまま、歩いて戻りつつ、横道に逸れたら、名前は失念したが、商店街にたどり着いた。
見ると、商店街の道の交差した角に、ラーメン屋がある。
博多ラーメンの、その名も「はかたや」さん。
湯がき加減を問われたので、「やわらかめ」とお願いした。
ラーメンは、アッサリ目のトンコツで、表面には油が浮いている。
優しい味で、美味しかったです。
というよりも何よりも、税込み290円は、感激の価格だ。
最近のラーメン屋は、1杯が、1000円ぐらいしても平気な顔で営業している。
確かに、美味しいラーメンであることが多いが、この290円のラーメンと比べたら、凡は、味も含めて、この290円に軍配を上げるだろう。
ラーメンとは、そんな喰いものだ。
凡の中では、500円ぐらいが、安心して、毎日でも食べれる料理なのである。
しかも、普通の店なら、ラーメンが290円なら、何かのセットで注文しなきゃと思うだろう。
でも、結構、290円のラーメンだけというお客さんも多い。
それが定番ということなら、さらに素晴らしいと思う。
後は、ラーメンライスが多かったか。
さて、そのまま、またブラブラと歩いて博多駅まで戻る。
駅のビル内を歩いてみると、ほろ酔いなんちゃらというお昼から飲めるお店が集まったコーナーがあった。
これなら、ここで一杯やっても良かったね。
さすが博多だ。
それに、定食も500円定食が多く、これもまたグッド。
JR博多駅から鳥栖(とす)で乗り換えて、熊本まで移動した。
まずは、駅の観光案内所で、明日の幣立神宮へのバスの時間を調べて貰う。
バスの路線とか時刻表とか、調べるのって、結構に難しいんですよね。
親切に調べて貰った。
駅から路面電車で、辛島町まで移動。
この辺りが、熊本でも賑やかな場所だ。
今日のホテルは、コンフォートホテル 熊本新市街さんだ。
1泊朝食付きで、5000円。
そこから、ゴーツートラベルは、休止中だけれど、楽天のキャンペーンで35%引きになって、税込み3250円になった。
部屋は綺麗だし、コンセントも4つあり、USBの充電も出来るようになっている。
ただ、前泊者の体臭と言うか、汗臭というか、そんな匂いが強く残っている。
リセッシュを振りまいたが効果がなく、まあ、これは諦めるしかないか。
そういえば、みゆきさんが、地方へ行った時に泊まったホテルの次の日に、同じ部屋に泊まったら、どんなに幸せな気分になるだろうね。
みゆきさんの香が部屋に残っていたりして、、、、
と、この妄想を膨らませてしまうと、変態的になり過ぎるので、このあたりでやめておきましょう。
あ、いや、うん、ウットリ。
、、、、だから、妄想は、やめときましょうって。
フロントで、オススメの居酒屋を聞いたが、これというものもなく、全個室の割引の効くお店も勧められたが、ひとりで個室なんて、絶対に嫌だ。
そんでもって、この辺りの店は、コロナの影響で夜の10時になると閉店してしまうという。
それなら、早めに飲みに行って、早めに切り上げよう。
と、外へ出て、まずは、商店街を端から端まで歩いてみる。
途中で、薬局があったので、葛根湯と麻黄湯を購入。
熊本まで来て何を買っているのか。
いや、実は、凡は、大切な映画とか、みゆきさんのように大切なコンサートとかに行くと、必ず、激しい眠気に襲われる。
緊張している筈なのに、というか、意識すればするほど眠くなるという現象に、最近悩まされているのだ。
なので、カフェインとか飲みまくるのだけれど、効果はイマイチ。
なのだけれど、最近、ネットで、ここぞというときは、葛根湯を飲めば良いという記事を呼んだのだ。
葛根湯の麻黄という成分が、エフェドリンという成分に似ていて、そのエフェドリンは、交感神経を刺激して、眠気を押さえると聞いたからなのであります。
なので、今度のみゆきさんのコンサートのために実験的に購入したという訳であります。
とはいうものの、次のみゆきさんのコンサートは、いつなのだろう。
みゆきさんに会いたいよ。
んでもって、商店街も、その間の路地も、歩き回っても、これと言ったお店に出会わない。
とはいうものの、お腹もすいてきたので、とりあえず、何かを食べよう。
そういえば、商店街の中に、センターリバーというハンバーグとステーキの店があった。
そのお店は、昨年、ミニボンと熊本へ行った時に、駅のビルの食堂街で、いい匂いをさせていたお店だ。
なので、ハンバーグでも食べてやろうとお店に入ってみた。
入ると、生肉の匂いが凡の鼻孔に入る。
凡は、あの生肉の匂いが苦手だ。
肉が焦げた匂いやタレの匂いは大好きなんだけれどね。
ハンバーグとヒレステーキのセットのテキサスというものを注文。
それと、わさび枝豆と、生ビール。
しばらく待って、サーブされた料理は、熱々の鉄板に乗っている。
如何にも美味しそうだ。
隣の隣の席のお兄ちゃんが、サーブされた料理ににソースを掛けたら、1席間隔の空いた凡にまで「ジュー。」っと鉄板の皿から美味しそうな音が聞こえて来た。
ああ、いいねえ。
そう思って、凡もソースを掛けたら、聞こえるか聞こえないかぐらいに小さい音で「シュンン」と微かに音を立てた。
なんか、隣の隣のお兄ちゃんが羨ましい。
ハンバーグとヒレステーキも、写真で見たよりも、若干控えめだ。
とはいうものの、生ビールが時間のサービスで半額の250円は、これは有難い。
ふと、店の向こう端を見ると、1番奥に、20代後半と思われる女性が1人で食事をしている。
ポニーテールで、両耳の当たりの髪をダラリと垂らしている。
黒いタイトなダウンジャケットを着たまま、ビールを煽っている。
美人ではないが、何故か惹かれた。
こんな時間に、ひとりでビールを煽るなんて、学生なのか、いや、そんな風には見えない。
それなら、仕事かバイト帰りなのか。
どっちにしたって、ひとり暮らしに違いない。
ファミレスみたいなこんなお店だから、気軽に入ってビールを飲める。
そんな感じか。
話しかけたら、どうなるんだろうね。
なんて、出来もしないことを考えていたら、イヤホンを付けていることに気が付いた。
たまに食事の店で、イヤホンをしたまま食べたり飲んだりしている若者を見るが、あれは、どういう心境というか、何故、イヤホンを付けたままなんだろうね。
大好きな人の音楽を、1秒でも長く聴いていたい。
そんな気持ちなのだろうか。
或いは、他の周りの事を遮断したいということなのだろうか。
凡なんて、隣の人の会話や、空調の音、キッチンで食器を洗う時の皿の音、そんな音を聞きながら食事をするのが好きだ。
彼女は、そんな音を聞かなくても良いのだろうか。
一体、どんな音楽を、いや、音楽じゃないのかもしれないのだけれど、一体、何を聴いているのか確かめてみたいなと思う。
意外と、みゆきさんの曲だったりね。
或いは、演歌とか。
無表情で、ビールを飲んで、料理をパクついているところを見ると、ハードロックみたいなものか。
イヤホンジャックを外して、「負けないで」とか「大丈夫」だとかの自己暗示の言葉を繰り返し聞いていたりしたら、ちょっと抱きしめてあげたくなるかもだね。
仕事や日常生活から逃げ出したいけれど、それも出来ない。
せめて、1日の終わりに元気の出る肉を食べて、ビールを煽る。
んでもって、自分に自己暗示。
そりゃ、表面的には、みんなとうまくやっているつもりだよ。
だって、だいたい、あたしが、みんなに合わせてるもん。
、、、でも、いくらあたしが出来ないって言ってもさ、あんなこと言わなくてもいいじゃん。
もっと楽しくやろうよ。
なんて、思っても言えないよね。
ああ、明日なんて来なければいいのに。
あはは、ダメダメ。
あたしは、負けない。
あたしは、大丈夫。
大丈夫かな、凡が行ってあげなきゃ。
彼女は、誰かを待っているんだ。
自分を理解してくれる男性をね。
そっとポニーテールに行って、右耳のイヤホンを外すね。
そして「お嬢さん、だいじょうだよ。」と優しく教えてあげるよ。
「はあ?気持ち悪いんだよ、おっさん。」
ボニーテールにヤンキーみたいな目で睨みつけられる。
凡はびっくりして、両手をブラブラさせながら、「いや、何、、、失礼。」なんて、小声で呟きながら帰りかけるが、イヤホンを外したことを思い出して戻って、そっとイヤホンをまた、ポニーテールの右耳に戻す。
「だから、気持ち悪いんだよ。消えろよ、永遠に。」
なんて、言われながら、「はい、ごめんなさい。」とペコペコとお辞儀をしながら席に戻る凡。
あれれー、ポニーテールをそっと抱きしめて癒してあげるという妄想が、凡が怒られるという妄想に変わってしまった。
これは、やっぱり、ポニーテールには、声を掛けない方が良さそうだ。
食事をしたら、ポニーテールを店に残して、早々に外へ出る。
まだ、もう1軒ぐらい行きたい。
と、ウロウロ歩き出したは良いが、これという店に出会わない。
あるにはあるのだろうけれど、今日は食運がないのかもだ。
すると、磯丸水産というお店があった。
たぶんチェーン店で、大阪でも見たことがある気がする。
店頭の料理の写真を見たら、何となくおいしそうだったので、入ってみることにした。
店内は、ガラガラだ。
注文をするが、なかなか出てこない。
寿司を4貫と、キノコのホイル焼きという簡単な料理なのだけれどね。
とはいうものの、ある意味、これは楽だ。
詰まりは、今日は、それほど注文する気はない。
なので、すぐに料理がサーブされても、時間がもたないのである。
これが気の利くお店だったら、ビールのお替わりは如何ですかとか、料理をお待ちの間、早く出来るものでもお持ちしましょうかとか、そんなことを言われるはずだ。
いまは、そこまで飲めない。
なので、今日に限っては、ハンバーグとヒレステーキを食べてるので、ゆっくりが良い。
寿しとキノコのホイル焼きを頂いたら、そうそうに店を出る。
2715円。
そこで、「そうだ。」と思いだす。
ホテルの前に、カレー屋さんがあった。
見た目、喫茶店のようなお店だけれど、創業1947年と書いてあった。
そこへ行ってみよう。
と、行ってみたら、もう閉まっていた。
なので、またブラブラをする。
すると、桂花ラーメン本店という看板が目に入った。
本店か、よし入ろう。
五香肉定食と言う豚の天ぷらのような揚げ物と、桂花ラーメンとライスのセット。
ちょっとボリュームがあるが、この肉が食べたくなったのだ。
それに、折角の本店だからさ。
料理は、すぐにサーブされた。
この早さが良い。
ラーメンは、トンコツと鶏がベースとなっているが、思ったより味が控えめだ。
マー油が回しかけられていて、香が良い。
ただ、熊本県民に愛されているので、別に文句をいえる立場じゃないというか、実際に文句じゃないのだけれど、凡の単なる感想を言うと、もう少し塩味系とうか醤油味系の濃さが欲しいかな。
桂花ラーメンさん、美味しかったです。
そして、熊本ラーメンは、思ったより、マイルドだった。
あ、それと、この肉がついて、ラーメンとライスで、1000円は、安いと思う。
それに、ふりかけも、掛け放題だし、兎に角、満足感のあるお店でした。
今度は、他のメニューも食べてみたいなと思う。
さて、お腹もいっぱいになって、大満足で桂花さんを出る。
もう、お腹もいっぱいだし、ビールなどの液体も入らない。
なので、ホテルに帰ろうと思って歩き出すと、「キャサリンの店」という入口に大きな、たぶんキャサリンさんだろうと思われる女性の写真が貼りだしてあるお店があった。
気になる。
だって、キャサリンだよ。
普段、キャサリンなんて名前の人と出会うことある?
注文する時だって、「キャサリン、ビールお願い。」なんて言えるわけだ。
ガラス張りになった入口から覗いてみると、カウンターがあって、みんな楽しそうだ。
キャサリンの店ってったって、路地の奥の妙な色の灯かりの看板があって、中が見えない木のドアがあって、帰りにお会計をしたら、30万円ですなんてお店じゃない。
まったくもって健全なお店のようである。
入ってみたい。
と思ったが、やっぱりビール1杯も無理だろう。
なので、仕方なく、そのままホテルに戻ったのでありました。
それにしても気になるなあ。
キャサリン。
「ジャスミンの店」だったら、無理しても入ってたかな。
ホテルに21時頃に戻って来て、早めに寝ようと思うのだけれど、身体がダルイのだけれど、寝れない。
なので、デパスを飲んでみたが、夜中に、6、7回起きてトイレに行った。
って、寝てないじゃんね。
さて、明日は、行きたかった幣立神宮だ。
パワースポットでもあるらしいので、きっと参拝したら良いことがあるかもね。
コメント
伊勢の後は尾道、出雲
その後は津山、浜松、そして鹿児島とあちこち行かれていますね
羨ましいかぎりです
鹿児島に行く前に博多にも立ち寄られているんですね
この商店街は川端商店街ではないでしょうか?
このラーメン屋さんは見覚えがありますよ
お店の外まで豚骨の匂いが漂っていたのを覚えているので、恐らく間違いないと思います
それにしても290円とはお安いですよね
その後熊本に移動され佳花本店でもラーメンを食べてますね
本場の熊本ラーメンは食べてみたいです
匂いのキツイ博多ラーメンは苦手ですが、マー油が効いたラーメンは好きなんですよね~
ありがとう、yukemuriさん。
博多のラーメン屋は、そうそう、川端商店街かもしれません。
何しろ、いろいろ歩き回ったので、どこだったかなと。
290円は、ホントに、安いですよね。
それだけで、値打ちですよ。
んでもって、桂花本店さんも行きましたよ。
熊本ラーメンは、これは私の想像ですが、家系のラーメンを食べているyukemuri
さんには、ちょっと、味が物足りなく感じるんじゃないでしょうか。
私は、確かに濃いことは濃いのですが、もっとハッキリした味の方が好きかもしれません。
あ、でも、熊本ラーメンも召し上がられて、マー油のラーメンがお好きなんですね。
失礼しました。
何となく、家系より、パンチがないなと思ったので。
しかし、コロナになってから、出歩くのが増えましたよ。
休みが増えたので。
批判する人もあるでしょうけれど、何度も行っております。