平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
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散散歩歩。(1039)熊本、鹿児島・なんとなく旅。(2)

1月14日(木曜日)。
今日は、幣立神宮に行くと言うのが最大の目的だ。
そして、これからの予定を考える。
幣立神宮に参拝したら、鹿児島へ行こうと漠然と考えていたが、やっぱり、そのルートで行こう。
なので、今日中に、鹿児島に移動。
んでもって、次の日は、鹿児島をブラブラ。
そのまま鹿児島に泊って、次の日の早めに飛行機で大阪に帰ろう。
ということで、鹿児島から伊丹へのチケットを確保した。
ここも、マイルを使った特典旅行でタダ。
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さて、朝食を頂きにいきましょう。
朝食会場は、ロビーの横で、ここも無料の朝食ということだ。
種類は、それほど多くは無い。
日替わりのピラフが推しのようで、白ご飯とか焼き魚は、どうもないようだ。
代わりにオイルサーディンなんてある。
ともあれ、美味しく朝食を頂きました。
さて、ホテルに荷物を預けて、いざ出発である。
ホテルに近いところにある桜町バスターミナルへ移動。
0725時発の路線バスに乗り込む。
んでもって、0858時に、浜町に着。
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ここでバスを乗り換え。
0939時、の路線バスに乗り込む。
んでもって、0939時、大野幣立神宮前に到着。
約2時間のバスの旅。
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今バスで来た道路に面して階段がある。
雪で凍った石の階段を、手すりを持って慎重に上っていく。
上まで行くと、神宮の境内は、意外と小さい。
真ん中に拝殿があって、その周りに、色々な神様が祀られている。
また、天照大御神の和魂が鎮まる御神木などもあり、興味が尽きないところだけれど、説明を読んでも中々理解できない話でもある。
凡が、この幣立神宮に来たかったのは、日本で(たぶん)唯一、神漏岐命と神漏美命(カムロギノミコト・カムロミノミコト)をお祀りしているからだ。
このカムロギとカムロミという神様は、不思議な神様で、古事記にも日本書紀にも、(たぶん)登場しない。
ただ、祝詞には登場するという、重要で、かつ不思議な神様なのであります。
この(たぶん)というのは、詳しく調べていないからだ。
そんな神様を祀る神社なので、どうも気になる。
ということで、今回やって来ました。
んでもって、さらに気になるのが、ここで行われる祭典だ。
地球全人類の各々の祖神がここに集まり、御霊の和合をはかる儀式を行ったそうで、それを今もされているという。
その全人類の祖神というのが、赤人、白人、黄人、黒人、青人の五色だと言うのであります。
これって、竹内文書とも何か通じるものがあるよね。
そんなことで、幣立神宮で写真をパチパチ撮りまくり、さて、拝殿にお参りをしようとしたら、拝殿は寒さ対策の為か、ガラスの戸が設えてある。
それで、ふと中を見たら、宮司さんが座っているではないか。
なので、お参りをしたら、ガラス戸を開けて中に入った。
中には、お守りや、本などが置かれている。
宮司さんは、携帯で、誰かと話している。
その話が終るのを待って、凡は話しかけた。
ちょうど、壁に明治天皇の御名の入った額が掛けられていたので、「あれは、何ですか。」と話しかけた。
すると、教育勅語だという。
そんなことから話をしていただいて、明治天皇の五箇条の御誓文も、一方的に、国民に、どうしろということは書いていないという話をしてくれた。
明治天皇は、自分がやるから、国民も一緒に協力して付いて来てくれと言っているのだという。
凡は、五箇条の御誓文と言っても、教科書で聞いて名前は知っているけれども、その内容までは覚えていなかった。
なので、興味ある話をしてくれたのだけれど、付いていけない。
そんでもって、凡は、ここにお祀りしている神様が、カムロギとカムロミであることを聞いた。
すると、このカムロギとカムロミの神様の名前を神代文字では、アソヒノオホカミと書くのだと教えてくれた。
その「アソ」というのは、みんな阿蘇山とか現在の阿蘇を思い浮かべるが、実は、アソというのは、境内にある御神木のことだという。
そして、アソヒノオホカミの「ヒ」という言葉は、「日」だというのだ。
つまり太陽の事だと。
境内にある御神木は、天照大御神の和魂が宿っているという。
何か、通じるものがありそうだ。
そして、「火」の意味もあるという。
この火からは、阿蘇山がイメージされる。
そういえば、カムロギとカムロミは、火の玉となって、この地上に降りて来たはずだ。
そこで凡は、「その『ヒ』には、『靈』(霊という字の古い字だけれど、これもまた「ヒ」と読める)という意味もあるのでしょうか。」と聞いた。
よし!これはちょっとカッコイイこと言ったんじゃない。
凡もやるね。
詰まり、アソの靈である神様という意味で言った。
すると、宮司さんは、うんと頷いて、「そして、隠すという意味もある。」と付け加えた。
詰まり、「秘」である。
この神宮は、応神天皇の時代に、隠れ宮となったことがあるらしい。
宮司さんは、たぶん、そのことを言ったんだと、これは推測。
いや、しかし、こんなことをしているのは、実に楽しい。
しかし、ここに問題がある。
凡は、宮司さんと話をしながら、その問題を悩んでいた。
何を悩んでいたかと言うと、幣立神宮に近いバス停からの本数が少ないから、帰りのバスをどうするかということなのです。
次の帰りのバスは、10時24分だ。
ここに来たのが、9時39分だから、滞在できる時間が45分しかない。
あと、10分か15分。
もう、帰らなきゃいけない時間だ。
その次のバスになると、14時39分になる。
となると、今から、4時間ちょっと、ここにいなきゃいけない。
そこまで、この拝殿の中にいることはできないだろう。
宮司さんだって付き合ってくれないだろうし、外は、スコブル寒い。
それに、今は、宮司さんとお話していて楽しいのだけれど、凡の知識が乏しすぎて、これ以上、話が続けられないだろうと推測するのだ。
ああ、凡にもっと知識があれば、会話も出来たのにね。
勉強してくれば良かった。
ということで、次のバスで帰ることを決めた。
なので、時間がない。
宮司さんが出された本があったので、そのうち、2冊を買った。
帰ってから、幣立神宮のことも勉強させて頂こうと思う。
「神を受けつぐ日本人〈幣立神宮〉からの祈り」春木伸哉著 徳間書店。
「青年地球誕生・いま蘇る幣立神宮」春樹秀映・春樹伸哉著 明窓出版。
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そして、宮司さんにご挨拶して、急いでバス停に戻る。
バスに乗り込んで、やっぱり凡はバカだと思った。
こんな場所に、そうそう来れるものじゃない。
どうして、4時間をここで過ごさなかったのだろうかと後悔した。
1024時 幣立神宮発。
1053時 浜町着。
この浜町で1時間ぐらいの、次のバスの待ち時間がある。
なので、その辺りをブラブラしてみようと歩き出したが、何も無い。
んでもって、バス停の反対側に行ってみると、スーパーマーケットのような店があって、その前で、警察官が2人、交通整理をしている。
警備員じゃなくて、警察官がやっているのって、珍しいね。
しかも、1人は20代の婦人警官だ。
凡は、鼻の下を伸ばしながら、可愛い警察官に、この辺で、オススメのランチのお店を聞いた。
11時だから、何か食べても良いかと思ったのだ。
すると、郵便局の方にラーメン屋さんがあるという。
それは良い。
ということで、聞いたお店に行ってみることにした。
どうせ、時間もある。
お店の前に来ると、小さなラーメン屋さんである。
「おちか」さん。
名前も良いね。
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入ると先客が1名。
とりあえず、基本の熊本ラーメンを注文。
麺もスープも優しい感じで、美味しい。
玉子は、最近のラーメン屋さんでは、中まで味の沁み込んだ半熟の煮玉子であることが多いのだけれど、ここでは、普通の煮抜き(固ゆでのゆでたまご)で、何枚にもスライスしたものだ。
それが、昔風で、さらに懐かしい味がした。
バス停の近くのスーパーにいる可愛い婦人警官さんのところまで行って、ラーメン屋さんに行ってきたことを報告。
すると、婦人警官さんは、まだ食べたことが無いという。
エーッと驚いたが、何でもネットで検索すると、必ずその店がヒットするそうだ。
でも、教えてくれて、ありがとう。
さて、バスの時間である。
1150時 浜町発。
1320時 熊本の桜町バスターミナル着。
これから鹿児島に移動するのだけれど、その前に、何かを食べてから行こう。
と、思った時に、ちょうどホテルの前にカレー屋があったことを思い出した。
なんでも、創業1947年だとか。
1947年といえば、終戦の2年後だ。
或いは、この辺りは闇市のあった場所で、そこで先代のマスターが、カレー屋を始めたとか、そんな想像をしてみたり。
そんでもって、1947年と言えば、ロズウェル事件のあった年だ。
と、これは雑誌ムーの愛読者しかウケない話だけれどね。
兎に角、ホテルにキャリーを預けているので、それを受け取りがてら、ホテルの前のカレー屋に行ってみよう。
カレー屋は、見た目は、喫茶店と言う感じだ。
注文したのは、コロッケとキスのフライのカレー。
んでもって、カレーのお味は、本格的でもなく、昔風でもなく、家庭風でもなく、言うならば、喫茶店のカレー。
まさに、その通りだけれどね。
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美味しく頂いて、お会計の時に、少し年配のお姉さんに「このお店は、1947年からやってるんですよね。昔からカレーをやってたんですか。」と尋ねた。
すると、お姉さんは、「私、その時、まだ生きてないから。」と言った。
この場合の、「生きてないから」は、「生まれてないから」ということだろうけれど、いや、それはそうだろうけれど、そんなことを聞いてるんじゃないんだけれどなあ。
伝わってなかったかと思って、始めからカレー屋をやってたんですかと尋ねたら、「う、ええ。」みたいな言葉を濁した答えだったのだけれど、聞いてはいけないことを聞いたのだろうかと思った。
凡としては、別に、創業からカレー屋であることは、まったく期待していないんだけれどね。
うちは、うどん屋やってたんですよとか、或いは、飲食でなくてもいい、そんな当時の事を聞きたかっただけなんだ。。
と、思ったが、それ以上は聞かずに店を出て、ホテルで荷物を受け取る。
ひょっとしたら、お姉さんの事を戦前生まれだと言ってるように受け取られたのだろうか。
いや、さすがにそれはないだろう。
もう、終戦後、76年かな、経ってるのにさ。
そういえば、みゆきさんとかも、自分の年齢を気にするのかな。
人に年齢を聞かれて、サバを読んだりしてね。
凡とみゆきさんが、初デート。
「ねえ、女性にこんなこと聞くのは失礼かもしれないけれど、これから凡とみゆきさんって、付き合う訳だし、一応さ、聞いておきたいんだけれど、年はいくつなの?」
突然、年齢を聞かれて、戸惑うみゆきさん。
「う、あ、ええ。」
ちょっと戸惑って、ちょっと下を向いて、恥ずかしそうに言うんだ。
「うん、あたし、、、40才。」
ちょっとサバを読み過ぎたと思ったのか、「ちょっと老けて見えるかな。」なんて、とびっきりの可愛い笑顔で付け加えた。
いや、そりゃ、みゆきさんは、まだまだ若いし、兎に角、可愛いし、ちょっとぐらいサバを読んでも気が付かないかもだけれど、、、、。
40才、、、なんだね。
「あ、いや。老けてなんかないよ。じゃさ、凡より21才年下ってことなのかな。」
「うん、そうね、凡ちゃんのこと、お兄ちゃんって呼んでいい?でも、21才も年下の彼女って、年が離れてること気になるかな。でも、大丈夫よ。」
「う、うん。大丈夫。若い彼女が出来たって、みんなに自慢できるもんね。」
と、ここはもう、みゆきさんの言う事を信じなきゃいけないだろう。
なんせ、凡は、みゆきさんと付き合いたい訳だからさ。
なので、年の話は置いておこう。
「そういえばさ、みゆきさんは、歌作ってるんだよね。すごい才能だよね。凡なんて、学生時代にフォークソングが好きで、その時、ギターを練習したけど、コード3つぐらい覚えたら挫折しちゃったよ。才能無いよね。」
「え?フォークソング?え、なに、フォークソングって?みゆき、その時、まだ生まれてなかったから、知らない。」
ええーっ。
そこまで、40才になり切るのか、さすが、みゆきさんだ。
「でも、フォークソングって、みゆきさん生まれた時、流行ってたんじゃないかな。みゆきさん、40才でしょ。」
しまった、また年齢の事を言ってしまった。
「そっかあ。そういえば、フォークソングって、子どものころ、そうそう、幼稚園ぐらいの時なのかな、、、。やっぱり、子どもだったから覚えてないわ。」
そういって、目尻を下げて、とびっきりの笑顔で言った。
それにしても、みゆきさんの笑顔って可愛いよね。
凡は、ウットリとして、みゆきさんを見ていた。
そして思った。
愛する女が、凡の為につく嘘ほど、可愛いものは無いと。
「お待たせしました。」
そういって、ウエイトレスが、クリームソーダを持って来た。
「わーい。あたし、クリームソーダが好きなの。」
凡を見て、可愛く笑った。
そういったかと思うと、テーブルに置かれたオシボリのビニールの袋を。パンッっと叩いて破って、オシボリで首の周りを拭きだした。
み、みゆきさん、それって、まるっきり昭和やん。
しかも、かなりの昭和。
しかも、昭和は昭和でも、そんなオシボリの袋の破り方って、オッサンしかやらへんよ。
しかも、オシボリで首拭くって、かなりのオッサンやん。
ふとみゆきさんの耳を見ると、100円玉を2枚耳の穴に挟んでいる。
だから、みゆきさん、その耳の穴に100円玉入れるのって、オッサンやん。
しかも、昔の昭和のオッサンでも、500人に1人ぐらいしかやってない荒業やん。
「みゆきさん、、、、。」
「ん?何。」
「みゆきさんって、可愛いね。」
凡は、こころから、そう思った。
って、みゆきさんのあり得ない妄想を膨らませてしまった。
詰まりは、可愛い女に年齢は関係ないと言う事である。
さて、熊本駅まで路面電車で移動して、そこから鹿児島へ向かうのだけれど、今回は、青春18きっぷの旅でもないので、新幹線で行くことにした。
何時に乗ったかはメモを取ってなかったが、鹿児島駅までかった乗車券の自動改札の刻印を見ると、熊本駅を1432時に入場して、鹿児島中央駅を1545時に出場している。
鹿児島駅から路面電車で、ホテルに移動。
今日のホテルは、
HOTEL&RESIDENCE 南洲館さんだ。
1泊朝食付。
消費税込み 4180円。
朝食付きで、この値段は、安いよね。
しかも、その朝食は、楽天の「朝ごはんフェスティバル(R)2017」で入賞したこともあるという。
楽しみである。
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このホテルは、鹿児島の繁華街の近くにあるので、非常に立地も便利だ。
そんな南洲館さんにチェックイン。
フロントで、綺麗なお姉さんに、オススメの居酒屋を聞いたら、天文館周辺の地図をくれて、このホテルから、こう行ってと、地図にマーカーで行き方を書いてくれて、最後に、ここ「竹よし」さんと言った。
そして、おいしですよと付け加えた。
これは嬉しいな。
久しぶりの1店推し。
部屋に入ると、思ったより、ゆったりとしている。
清潔感もあって、なかなか良いじゃないかと思う。
窓際に置かれたソファの生地が破けてスポンジが見えたりしているが、そういうハードの部分に関しては、凡は気にしない。
問題は、そこがちゃんと掃除できているかどうかだ。
その意味で、居心地の良い部屋だと感じた。
それと、床はフラットなのだけれど、入口で靴を脱ぐタイプなのもグッドだ。
凡は、スリッパがあっても、シャワーをした後に裸足で歩いたりするので、気が付いたら足の裏が真っ黒になっている時がある。
でも、まあ、普通のホテルは、部屋の中は靴で歩けるスペースと言う事になっているからね、そうなっても仕方がないのかもしれない。
でも、入口で靴を脱ぐタイプなら、それもかなり軽減されるだろう。
テレビやエアコンのリモコンも、ビニールが被せられていて、これはコロナ対策なのだろうか。
入った時は感じなかったけれど、夜に帰ったら、かなり部屋が暗い。
とはいうものの、次に日の朝に、それを言うと、その場ですぐに部屋を見てくれて、実は照明の接触不良。
この辺りの、対応もすごくスピーディなのは、スタッフの親切な人柄が仕事に表れているのだろうと思う。
そして、このホテルの売りが、もう1つある。
ホテルのテレビで、無料でAVのビデオが見れるというのだ。
リモコンでアナログに切り替えると、所謂、ピンク系のビデオが2チャンネル見ることが出来る。
それを楽天のホテルの説明にも書いてあるし、宿の部屋にある案内にも書いてある。
ホテルにしてみれば、どう?サービスが良いでしょみたいな感じなのだろうか。
でも、これって、不要だよ。
まあ、一応、凡も確認のために、見てみたが、期待外れのものである。
って、見たのね、凡も見たのねとツッコミが入りそうだが、一応、ブログを書くにあたっての確認だ、あくまでもね、そう、あくまでも、ホテルの検証材料として見ただけだ。
というか、これは本音で、凡は、このホテルが、ことのほか気に入った次第でありまして、そんなホテルの品位を、こんなサービスで落として欲しくないのである。
まあ、サービス自体はあっても良いけれど、それを宣伝材料にしてはダメだ。
実際、凡は、始め1泊しか予約していなかったが、次の日も予約を入れて連泊した。
何が良かったかと言うと、ホテルも快適だし、スタッフも全員親切、特筆すべきが、朝食の美味しさだ。
それに値段も安いしね。
さて、早速、鹿児島の街へ出てみよう。
まだ着いたばかりなので、飲む店は綺麗なお姉さんのオススメの店にすることにして、街を歩いてみることにした。
夜の街を、右へ行ったり左へ行ったり、しばらく歩いて、さて、お姉さんの一店推しのお店に行こう。
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場所は、ホテルから近く、店の前に西郷さんの大きな人形が置いてあるという。
「竹よし」さん。
入口に、個室があって、奥にカウンターとテーブル席がある。
凡は、カウンターに座った。
お店は、店主と女の子が切り盛りしている。
オススメを聞くと、「名物 黒豚とんこつ」だという。
黒豚をコトコト煮込んだものだろう。
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なので、その黒豚とんこつと、さつま地鶏の刺身や焼き鳥などを注文。
途中で個室に予約のグループが入ってきたが、カウンターは空いているので、ゆっくりとできる。
料理も美味しく、お酒も進む。
生ビールを2杯と、やっぱり鹿児島と言うと焼酎だろうかと思いお湯割りに切り替えた。
黒瀬という無濾過の焼酎を1合頂いて、それから南の方という焼酎を1合。
店主に、南洲館で紹介してもらったと言ったら、さつま揚げをサービスしてくれた。
気持ち良く飲んで、店を出る。
5590円だった。
さて、もう1軒行きたいと思う。
今度は、エリアを広げて、歩き回る。
天文館公園では、イルミネーションが綺麗だった。
でも、人はあまり来ていなかったな。
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後で写メの時間を見たら、1時間半以上歩き回っている。
夜の街の散歩が楽しかったのと、明日のお店のリサーチだ。
しかし、次の店が決まらない。
少し飲み過ぎたのもあって、いざこれから本格的にという気持ちにならなかったのだ。
そんなこんなで1時間半が過ぎていた。
すると目の前に天下一品の店があった。
何となく、あのドロリとしたスープで、胃の表面をコーティングしたい気持ちになって、お店に入る。
鹿児島へ来て、天下一品。
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何をしているんだろうと思いながら、ラーメンを食べてホテルに戻る。
ホテルのロビーには、無料で鹿児島の焼酎が飲めるようになっている。
折角だから、1杯だけ頂いて行こう。
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ロビーには、凡の他に、テレビを見ながら飲んでいる夫婦がいた。
まあ、部屋で時間を過ごすより、こっちの方が断然開放的だからね。
ピーナッツみたいなオツマミもあって、ゆっくりできる雰囲気がある。
とはいうものの、もう飲み過ぎなので、ロビーで無料のコーヒーと、フロントで無料のしろくまのアイスバーを貰って部屋に戻る。
無料の焼酎、無料のコーヒー、無料のアイスバー。
無料尽くしの贅沢哉。
部屋に戻って、胃薬を飲んで寝る。

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