平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(931)青春18きっぷ。松山から広島の旅。(4)

3月28日(木曜日)。
松山で泊まった次の日。
朝の5時半ごろ起きて、シャワーをする。
そして、6時からやっているホテルの朝食を食べに行った。
農園がやっているホテルを謳っているので、さぞかし新鮮な野菜をふんだんに使った朝食かと想像したのだけれど、ごく普通のビジネスホテルのバイキングだ。
出来合いの総菜を中心に、サラダなどもあったが、種類は多いとは言えない。
ただ、これが500円の設定なので、それを考えると、充分かつ満足な朝食ではあります。

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んでもって、支度をしてチェックアウト。
荷物をフロントで預かってもらう。
それにしても、これだけ早いチェックアウトは、珍しい。
というのも、凡には、朝から行ってみようと思う場所があったからだ。
道後温泉だ。
ネットで調べると、朝の6時からやっているという。
それなら、朝早く行った方が、観光客も少なくて、ゆっくりできるんじゃないかと考えたのだ。
路面電車で、道後温泉まではすぐだ。
道後温泉の中心は、道後温泉本館ということになるだろう。
夏目漱石も行ったという有名な外湯だ。
ただ、この時は、改装工事で、お風呂も1部しかやっておらず、本館の特徴である広間でのお茶とお菓子の接待はやっていない。
それに代わって、道後温泉別館 飛鳥あすか乃の湯泉という施設が、新しく営業をしている。
ここは、本館と同じような雰囲気に、少しモダンなデザインも取り入れて、これから人気になる施設だろう。
温泉に入って、広間で浴衣を着てのお茶とお菓子の接待もある。
セット料金で、1250円だ。
ここにしようかと思ったが、待てよと思った。
お茶とお菓子の接待は良いけれども、それは以前に本館の方で2度ほど経験をしている。
新しくなって快適になっただろうとは思うけれども、それじゃ前の経験と同じだ。

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(本館は、改装中)

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(お願いが叶う石も、改装中)

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(新しい施設は、綺麗で快適そうだ。)
そこで、もう1つの温泉施設にしてみようかと考えを変えた。
椿の湯だ。
ここは、市民が利用することを想定した公衆浴場のようなのであります。
それでいて、お湯は、源泉かけ流しだ。
料金も、400円とリーズナブルだ。
別館のようにシャンプーやリンスの用意はないけれども、朝はホテルでシャワーもしているので、念入りに身体を洗う必要もない。
よし、椿の湯にしよう。

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(今回、入った椿の湯)

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(これは、HPより拝借)
時刻は7時半ごろだったか、料金を払って脱衣所に行った。
その瞬間、思った。
「しもた。」
既に、7、8人の先客がいて、これから湯に入ろうとしている。
年齢は、70歳代、80歳代のおじいさんで、そのうしろ姿を見せつけられたのである。
背中の皮膚は、ダラリと垂れ下がり、お尻もまた、痩せこけて段々に垂れ下がり、しわしわ。しかも、茶色く変色している。
道後温泉の気持ちの良い朝に、おじいさんの、垂れ下がって変色したお尻を、これだけの数見せつけられるとは、思わなかった。
これが、別館の温泉施設だったら、どうだ。
きっと、観光客も多いはずだ。
んでもって、若い女の子も大いに違いない。
大概は、グループで来ているだろう。
キャピキャピとはしゃいで楽しそうだ。
温泉に入って、湯から出てくるよね。
浴衣に着替えて、広間でお茶とお菓子で寛ぐことになるだろう。
広間は、男女が一緒に休憩できるようになっている。
凡も、浴衣に着替えて、広間で寛いでいるよ。
すると、向こうから、今温泉に浸かって温まった身体に浴衣だ。
それだけで、色っぽいものを感じるだろう。
そんな20歳代の女の子が、凡の近くで座るね。
そんな時だ、浴衣なんて、着慣れないから、或いは、けつまづいて、浴衣の裾がパラリなんてハプニングも可能性はある。
いや、それを期待しているのではないのだ。
ただ、1つの可能性として述べているだけだ。
横座りした浴衣の裾から、今まで温泉で温まっていた足首が見える。
凡の鼻の下が伸びる。
これは仕方がない。
これが、日本人の女の子だったら、まあ、若い子と言っても、きちんと座っているだろう。
でも、今は、外国からの観光客も多い。
最近では、体験をするツアーも多いと聞く。
道後温泉でも、中国や韓国から来た若い女の子が、たぶんだけれど、大勢来ているのではないだろうか。
当然、浴衣なんて来たことが無いから、浴衣の裾なんてのも、気にしていないよね。
胸の合わせもユルユルだ。
ということはだ、あっちでパラリン、こっちでパラリンと、凡の周りは、パラリンのオンパレードだ。
男は、このパラリンに非常に弱い。
短いスカートで脚が見えているのも、正直、これは嬉しいものだけれど、やっぱり、パラリンでチラリと見えるのには、かなわないのであります。
別館なら、そんな可能性も、充分に考えられたのだけれど、今現実に、凡の目の前に見えるのは、パラリンじゃなくて、おじいさんの垂れ下がった変色したお尻だ。
凡が、入るなり「しもた。」と漏らしてしまっても、これは致し方ないということだ。
とはいうものの、浴室の湯船は、花崗岩が使われていて、また有名な湯釜もあって、まだ新しく、中々良い。
湯も、綺麗だし、まあ、温泉だけを考えるなら、こっちの椿の湯で正解だったのかもしれない。
上がって、マッサージ機で身体をほぐして、牛乳を飲む。
温泉に来たなという気分を満喫した。
さて、ぶらぶらと、まだ開店しているお店も少ない商店街をぶらぶらと歩く。
時間を、すこし潰してから、オープンの9時に、松山市立子規記念博物館に行く。
2階の展示室は、古代からの松山の歴史なども紹介されていて、なかなか興味深かった。
んでもって、3階の松岡子規のコーナーも、漱石が住んでいた愚陀佛庵も再現されていたり、子規の生涯の紹介や、俳句の説明など、充実した内容だった。

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(愚陀佛庵のレプリカ)
さて、1時間ちょっと見ただろうか、そろそろ帰らなきゃいけない。
ホテルに戻る前に、まずは大街道の商店街にある勞研饅頭(ろうけんまんとう)を買おう。
昨日に、ツイッターをしていると、みゆきさんが、ツアーで松山に来た時に、美味しかったと言ったという情報を聞いた。
それなら、食べてみよう。
というか、以前に食べたことがあるのだけれど、さして美味しいという印象は残っていない。
でも、みゆきさんが美味しいと言うなら、再度食べてみなきゃである。
ということで、1番人気があるという味付けのうずら豆と、あん入りのよもぎを買う。

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んでもって、ホテルに戻って荷物を受け取った。
路面電車で、松山駅へ行って、時間が無いので、昨日に駅に着いたときに目に留まった駅のカレー屋に入る。
焼き豚玉子カレーというのがあったので、それを注文。
焼き豚が、それほど柔らかくも無いので、意外と食べづらく、まあ、想像したより普通のカレーだった。

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さて、これからだ。
帰路は、再び、予讃線から岡山まで行って、大阪に帰るというルートもあるが、これが思ったより時間が掛かる。
なので、それをするなら、松山では早めに出発しなくちゃいけない。
そこで、思いついたのが、フェリーか高速船で広島へ行って、そこから在来線で大阪に戻るというルートだ。
それには、高速船の料金が発生する。
しかも、6850円だ。
青春18きっぷで旅をするということから考えると、これを選択するのは、どうも邪道のような気もする。
とはいうものの、凡は、これを選択しようと思う。
何故なら、このルートの方が、松山で、少しだけれども、ゆっくりと過ごすことが出来る。
んでもって、広島にも行くことが出来る。
違うルートなので、電車に乗っている時間も楽しい。
そして、そして、最大の理由が、みゆきさんだ。
歌旅というツアーのDVDを見ていると、みゆきさんは、松山から広島へ移動するのに、スーパージェットという高速船で移動している。
それが映っているのである。
なので、凡も今、そのルートで、みゆきさんの残像を追いかけようと考えたのであります。
ということで、松山駅の前から、リムジンバスで松山観光港に移動。
んでもって、広島行きの切符を買った。

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松山観光港 13時00分発。スーパージェット。
出発して、売店でコーヒーを買って、勞研饅頭を食べてみる。
まあ、みゆきさんが美味しいというのだから、これは美味しいのだろう。
そう納得した。

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それにしても、みゆきさんが乗った船は、果たして、この船なのだろうか。
DVDを見た記憶では、似ている。
スーパージェットは、時間によっては、呉港に寄らない便もある。
とはいうものの、DVDには、みんなで潜水艦を見ているシーンがあるから、呉による便だったはずだ。
凡の乗っている便も呉港に寄る。
乗っている間も、この辺だったかと船内を見て回る。
似ているようで、でも、違う気もする。

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(こんなところも映ってたよねと写真をパチリ)
後で、帰ってからDVDを確認したら、映っている船には、「宮島」と書かれていたので、船は、凡の乗ったのと同じタイプだ。
とはいうものの、どうも雰囲気が違う。
シートの頭の部分が、みゆきさんの乗った船の映像の方が高級そうだ。
調べてみると、2階に普通席の上のクラスのスーパーシートという席があるらしく、みゆきさんの乗ったのは、それのようだ。
しまった。
このスーパーシートの料金が500円なのだ。
それを知っていたなら、スーパーシートにすべきだったと残念でならなかった。
それはそうだよね。
みゆきさんだから、スーパーシートだろう。
その時に気が付かないのが凡なのであります。

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(みゆきさんの歌旅から)

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んでもって、船は広島に無事到着。
14時17分。
折角の広島だから、何かしてから、帰路につこう。

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(呉港には軍艦も)

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(みゆきさんの時は、潜水艦が見えてた)

 中島みゆきさんの「リトル・トーキョー」を見に行く前に

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