平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(924)リトル・トーキョーで、みゆきさんと謎のM。(3)

2月20日(木曜日)。
中島みゆきさんの夜会「リトル・トーキョー」を見に来ている。
今日は、会場に入ると、すぐにカメラが入っていることに気が付く。
ちょっと嬉しいよね。
ひょっとしたら、今日凡が見たみゆきさんを、またDVDで見ることが出来るかもしれないからだ。
今日の席は、2階のF列とやや後方である。
さて、ステージが始まった。
見ていると、いつもより丁寧に歌っている。
そう感じた。
見ている凡も、間違えないか、ハラハラドキドキである。
何しろ、みゆきさんは、気に入らなかったら、DVDを発売しないものね。
ビックリするよね。
だから、凡も、DVDになるように、失敗しないでって、ACTシアターの神様に祈ったよ。
「野ウサギのように」を踊る時も、手のひらを頭のところで、ピョコンピョコンとやるのだけれど、丁寧というか、表情が硬い。
笑ってなかった。
思えば、そのシーンを、初日に見た時は、顔が笑っていた。
しかも、可愛い仕草の踊りをするのが恥ずかしいという感じの表情が、どうにも、可愛くて仕方なかった。
笑顔の中に、少女のハニカミのような、みゆきさんの気持ちを感じたんだ。
恥ずかしいけれど、思いっきりやっている、その弾け感が良かったんだなあ。
或いは、みゆきさんを見に行くには、やっぱり、初日と、後半と、2回は、見に行く必要があるのだろうと思う。
そんでもって、今回、いや、本当は、今までも、そうだったのかもしれないけれど、気が付いたことがある。
今日は、特に感じたのだけれど、みゆきさんの目が、左右の大きさが極端に違う。
雌雄眼というのだそうだ。
右目は、大きくパッチリと見開いている。
でも、左目は、やや小さく、伏目だ。
特に、みゆきさんが、2階の上の方を見上げる時に、顕著に見える。
みゆきさんの目って、こんなだっただろうかと、思い出そうとするが、どうにも、違うような気がしていた。
しかし、今日は、確かに雌雄眼になっている。
或いは、カメラが入っていることが原因なのかもしれないと思う。
右目は、左脳に繋がっているという。
左脳は、理論的な脳だ。
みゆきさんも、カメラが入っているから、歌詞を間違えちゃいけないと、一所懸命に、ストーリーや歌詞を、理論的に頭の中で、思い出して、確認しながら、歌ったり、踊ったりしているのかもしれない。
だから、左脳が、一所懸命に働いて、右目が大きくパッチリと見開いていたのではないだろうか。
そして、左目は、右脳に繋がっている。
右脳は、感覚的な脳だ。
でも、左脳が、フル活動しているから、右脳は、置いてけぼりになって、その現れて、左目の伏目になったのではないだろうか。
みゆきさんが、失敗しちゃダメだと、必死でやっているから、雌雄眼になったのではと思うと、何とも、みゆきさんを守ってあげたい気持ちになってくる。
芸能人でも、一般の人でも、雌雄眼の女性には、特に、その目の小さい方に、その人の寂しさや、儚さのような、そういった弱い部分を感じる。
そして、それを見る人は、無意識のうちに、守ってあげたいという気持ちにさせられる魔術のようなものに掛かってしまう。
もちろん、みゆきさんは、凡が守る必要のないぐらい強い人だろう。
でも、凡だけが、みゆきさんのこころの弱い部分というか、こころの中に仕舞ってある悲しみや寂しさのような、或いは、みゆきさん自身も気が付いてはいないかもしれない悩みを理解していて、陰からソッと支えてあげたい、そんな気にさせるのである。
そんな、みゆきさんの、左右の目の大きさが違うことが、これまた、どうにも愛おしいのであります。
男は、不幸な女にやられる。
左右の目の違ったみゆきさんには、微かにであるが、不幸の欠片を感じたのです。
なので、やられたのであります。
普通の人は、左右対称であることに安心感を抱く。
だからこそ、左右非対称なものには、ドキリとするのだ。
つまり、こころを動かされる。
みゆきさんの目の左右非対称に、こころを動かされてしまっても、これは仕方のないことなのかもしれない。
しかし、ここで思う。
凡は、みゆきさんの魅力の、最大のポイントは、目の白目の部分だと、以前より、訴えていた。
この世で1番美しいものは、みゆきさんの白目だ。
もし、お時間がありましたら、昔のブログも見てくださいましね。
んでもって、今回の様に、左目が小さく伏目になるというのは、左目の白目の部分も少なくなるので、白目の魅力も半減するはずなんだ。
でも、目の前のみゆきさんは、美しい。
それほど、みゆきさんの白目の持つ力が半端ないものだということなんだろう。
みゆきさんの白目の1平方ミリの持つ美しさは、普通の人の白目の1平方メートルぐらいの美しさと同等なのだ。
実際には、1平方メートルの白目の人なんていないけれども、それぐらいの美しさの差がある。
それにしても、みゆきさんの目は、今までも、左右の大きさの差が、ここまであったとは思えない。
やっぱり、カメラの入っている影響なのだろうか。
或いは、疲れているのか。
どちらにしたって、可愛いから、その雌雄眼もまた、愛おしいのであります。
そうだ、これは書いておかなくちゃいけない。
ステージの後半部分で、みゆきさんが、イヤリングを落としたんだ。
凡は、その瞬間を双眼鏡で見ていた。
でも、何事もなかったかのように、舞台は終わった。
んでもって、最後の挨拶の時に、それを拾ったんだね。
その1連のことが、その時は、ああ、イヤリングを落としたなで終わったんだけれど、次の日に繋がるとは、この時は、思ってもいなかった。
でも、これを書いとかなきゃ、明日の感想も掛けないので、ちょっと書いておきたいのであります。
そんなみゆきさんの素敵な舞台も終わって、今日もまた、出待ちに向かう。
雨が降っているので、傘を買に行く。
帰ると出口のところに近いところに、みんなが団子になっていたので、道路の端っこまで行って、待っていた。
凡の前を通り過ぎて行くときは、みゆきさんが、みんなに手を振った後に、シートに座り直す瞬間だった。
でも、白い指だけは見えた。
さて、ホテルに戻って、食事をしに出掛けよう。
出待ちが終わったことをミニボンにメールしたら、ミニボンは友人と食事に行っていて、肉の写真を送って来た。
急に肉が食いたくなった。
夜の大井町は、夜遅くまでやっているお店もあるけれども、まだ、これといったお店を見つけてはいない。
いつもは、日高屋とかに行くことも多い。
でも、今日は肉だ。
と思って、ブラブラしていると、1軒のイタリアンバルみたいな、若者向けのお店があった。
夜の2時だったかな、遅くまでやっているのも魅力だ。
店内は、結構いっぱいで、若い人のカップルやグループが多い。
とりあえずは、ビール。
それと、サーモンの炙りカルパッチョを注文。
同時に、肉を注文した。
牛フィレとフォアグラのワイルドロッシーニというものだ。
牛ヒレ肉が150gにフォアグラが200g乗っかっていて、美味そうなソースが掛かっている。
ただ、30分から40分かかるという。
でも、時間もあるので、待つことにしよう。

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お酒もワインやビール、シャンパンもあるので、ついつい飲み過ぎてしまう。
スタッフは、若い子ばかりで、男の子と女の子が、仲良さそうにやっている。
羨ましいものである
男の子を見ていると、キャップを外して、頭をポリポリとかきだした。
普段の凡なら、それでお店を出ようかと思うのだけれど、今日は、浮かれ気分だし、男の子も憎めない感じだったので、楽しく飲み続ける。
んでもって、運ばれてきた肉料理は、ソースは甘口なんだけれど、肉もフォアグラも、思ったよりボリュームもあり、口に入れると、肉は柔らかくて、フォアグラは濃厚で、注文して良かったと思える1品だった。

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最後の、ブラックぺペロンというスパゲティは、にんにくが効いていて美味かったな。
気分良くして、その後も、食べたり、飲んだりして、店を出る。
肉料理が1680円。
んでもって、合計で、8090円だった。
かなり使ったが、美味しかったので、満足してホテルに帰った。
少しばかり飲み過ぎたのか、シャワーをして、ベッドで調べ物をしようとしていたら、気を失って、気が付いたら朝の6時だった。
エアコンを入れずに寝てしまったので、起きたら身体が冷えていた。
さて、今日は、どうしますか。

 中島みゆきさんの「リトル・トーキョー」を見に行く前に

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