平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(923)リトル・トーキョーで、みゆきさんと謎のM。(2)

2月20日(木曜日)。
サンライズ瀬戸で東京に着いた凡は、JRで北茨城市の磯原駅に移動していた。
皇祖皇大神宮に行くためだ。
まずは、観光案内所で、磯原駅の見どころも聞いてみる。
すると、茨城県天心記念五浦美術館があるという。
ここには岡倉天心記念室というのもあって、かなり興味をひかれたが、1つ隣の駅だということで、常磐線の本数の少なさを考えた時に、みゆきさんの夜会に間に合わなければ、何をやってるのか分からなくなるので、諦める。
ということで、皇祖皇大神宮さえ見れれば、それで良しと、当初の予定のままでいくことにした。
皇祖皇大神宮は、もう駅のすぐ近くにあるので、すぐに到着。
入口に大きな看板が立っているのが嬉しい。

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さて、手水舎で身を清めたら、参拝をさせて頂こうと思う。
境内には、こんもりと木の生えた場所があって、鳥居が立っている。
そこの階段を上がっていくと、小さな本殿があった。
んでもって、念願のお参りをさせていただく。
その周りにも祠があったけれども、それが何なのか不明だ。
まあ、参拝しておいたら良いに違いない。

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(本殿)
さて、これで終わった。
あっけなく終わってしまった。
ふと、鳥居の横を見ると、洞窟のような岩をくり抜いたところがあって、どうも神様をお祀りしているようだ。
洞窟の入口にスイッチがあって、押すと電灯が点く。
少し怖い雰囲気だけれど、中に入ると3つの小さな祠があった。
祠の土台がコンクリートのブロックだったので、少し楽しくなってくる。
赤池白龍大神様、天津御法守天空主大神様、五色商主運大神様の3柱が祀られている。
ムー民としては、やっぱり五色というのが気になる。
太古の地球には、5つの色の人間が住んでいたという。そんなことが、この神社の竹内文書には記されているらしい。

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さて、今度こそ、終わった。
でも、これだけでは、折角、特急に乗ってやってきたのに、何か勿体ない。
手をブラブラさせながら、どうしようかなと思う。
敷地には拝殿のような建物があるけれども、どの扉を引いても開かない。
でも、この拝殿の中も見てみたい気になって、敷地の中から、神社に電話してみた。
「あのう、参拝にきたのですが、お守りとかも売っているのでしょうか。」と。
いきなり、中を見たいと言っても、閉まっている扉が開くことはないかもしれないと思って、お守りを買いに来たという作戦で、電話をする。
すると、今から拝殿の扉を開けてくれるという。
中から年配の女性が出て来て、凡の対応をしてくれた。
とりあえずは、お守りを購入。
そして、DVDがあったので、それも買った。

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んでもって、拝殿を見たいという凡の言葉は、スルーされて、ただ、お守りを売っているところだけは、写真を撮らせて頂いた。
神宝の話をすると、年に1度だけ一般公開もしているそうで、それが、3月らしい。
惜しいね。
みゆきさんの夜会と重なっていたら、見に来たのにね。

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帰りに、あ、そうだと、本殿の両脇にある祠について、あれは何ですかと問うたら、「あれは、何でもない。」と返って来た。
何でもない、、、何でもないのだろう。
しかし、凡は、さっき何でもない祠にお参りをしてきたばかりだ。
ただ、洞窟の神様については、拝んで帰った方が良さそうな口ぶりだった。
商売をしているのなら、五色商主運大神が良いという。
ということで、わざわざ戸を開けてくれたお礼を言って出る。
さて、駅まで戻ったら、何もすることは無い。
駅周辺をブラブラ歩いてみるけれども、何もない。
磯原駅から行くことのできる名所には、野口雨情の生家もあるどうだけれど、時間的に微妙だ。
特急の時間を優先したいからだ。
お昼ごはんを食べようかとも思うけれども、開いているお店が無い。
ということで、時間を待って、特急ひたち12号で東京へ帰る。
11時46分、磯原駅発。
車内は、空いていて快適だ。
車内販売が回って来たので、釜揚げしらす弁当を購入。
あんこうの唐揚げが入っているという。
さっきの磯原は、あんこうが名物だというのを覚えていたので、決めた理由だ。
ただ、弁当の包みの駅名は、磯原じゃないけれどね。
んでもって、オマケにアイスクリームも食べる。

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(車内販売でアイスを食べると、贅沢をしている気分になる)
13時42分、東京駅着。
さて、荷物を取り出して、大井町に移動。
ホテルに、14時30分ごろ、チェックイン。
今日のホテルは、大井町にあるアワーズイン阪急さんだ。
昨年だかに、少し価格が上がったが、リーズナブルだし、必要十分なホテルである。
フロントで、お風呂のチケットを購入。
宿泊者は、400円で入ることが出来る。

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部屋に入って、タオルを持って、お風呂に行く。
寝台列車の疲れを取って、みゆきさんの夜会「リトル・トーキョー」に行こうという考えだ。
ここのお風呂「お風呂の王様」には、1度、夜遅く行ったことがある。
その時は、芋の子を洗うぐらいに、混雑していた。
でも、今の時間なら大丈夫だろうと思って行ったら、結構、人がいてビックリする。
さて、部屋で双眼鏡の「みゆきさん拝見2号」などの容易をして、16時20分ごろ、ホテルを出る。
そして、夜会前に何か食べておこうと思って、大井町の牛八さんに入る。
夜会で眠たくなっても困るので、スタミナカレーの小(600円)を食べる。
カレーの味も、キムチ味なのかな、独特で、パワーが出そうである。

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赤坂まで移動して、ACTシアターに、17時45分ごろ並ぶ。
少し早めに入場が始まって、中に入ると、まず目についたのが、カメラだ。
今日、夜会の撮影があるんだ。
ちょっと、嬉しいね。
ひょっとしたらだけれど、DVDになったら、今日、凡が見るのと同じみゆきさんが、また、DVDで見ることができるということだものね。
今日の席は、2階のF列だ。
さて、ステージが始まった。

 中島みゆきさんの「リトル・トーキョー」を見に行く前に

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