平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(900)根来寺とグリーンコーナー。

ミニボンが買って来た旅行の本「京阪神発 半日旅」吉田友和著 ワニブックス。
この本で紹介されている、姫路の太陽公園と、JR福知山線の廃線敷のハイキングと、2回の半日旅を楽しんだ。
今月は、珍しく3回もミニボンと同じ休みの日がある。
なので、あと1回も、この本で紹介されているところへ行こうかということになった。
今回の半日旅は、根来寺だ。
何で、根来寺かと凡は思うのだけれど、ミニボンが気になるようなので行ってみることにした。
とはいうものの、根来寺なんて、寺があるだけだ。
なので、凡は凡で、帰りに寄ってみたい場所を見つけている。
ということで、11月6日(火曜日)。
自宅から、京阪電車、地下鉄と乗り継いで、南海電車の難波駅に移動。
そこから、泉佐野を過ぎて、和歌山に近い、樽井という駅で降りる。
ここからバスで、根来寺の近くまで行く予定だ。
樽井駅のバス乗り場で待っていると、小さなバスがやってきた。
やや年期の入ったバスは、それでも特急と書かれている。
運転手さんに、降りるバス停などを確認。
走り出して、しばらくすると山の中を走り出す。
この運転が、なかなか荒いというか、さすがに特急の気持ちで走っているなという走りっぷりだ。
凡もミニボンも、車酔いしそうになった。
凡が行った日は、根来寺までは直接は運行しておらず、岩出図書館という場所で降りる。
そこから歩いて根来寺へ向かう。
何とはない道である。
そこを歩いて行くと、ややお寺らしき雰囲気が感じられるところに来た。
もうここは根来寺の境内になるのだろうか、大門があって、そこでかなりの年配の御婦人がシートを敷いて、手作りのものを食べているのだろうか、5、6名で女子会をしていた。
更に歩いて行くと、根来寺の受付があった。
500円の入場料を払って歩いて行く。
すると、向こうから中国人の団体旅行の人たちが、楽しそうにやってくる。
すごいね。
日本の観光でも、他にもっと楽しい場所があるだろうに、何故に根来寺なのだろうか。
日本人の観光客だって、この日は、ほとんどいないのに。
この根来寺の選択の理由を知りたかったが、ガイドさんがいたので、聞けなかったのが残念だった。
さて、光明殿で参拝をしたら、その横に参拝の案内があった。
中に上がることも出来るようだ。
なので、上がってお庭などを見て回る。

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(光明殿の庭)
そして、ぶらぶらと歩いて、大毘廬遮那法界体性塔という国宝の大塔を見る。
ここは、今回の本の著者が、感動をしたと書かれている建物だ。
ここも中に入れるので、入って参拝。
面白いとは思うけれども、それ以上の感想はない。

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(国宝の大塔)
この根来寺というのは、かつては、かなりの勢力をもっていたそうですが、ここも前回行った鶏足寺のように、その勢力を恐れた秀吉によって、全山消失してしまったそうです。
そんな話も、歴史好きな人には、興味深いものがあるのかもしれませんね。

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そんな感じで境内を、ブラブラ歩いて、根来寺を出ると、横に不動明王をまつる不動堂があったので、そこも参拝をした。
ということで、根来寺の感想は、ただお寺があるだけ、という感じだろうか。
桜の季節などは、大勢の人で賑わうそうです。
凡の行った時は、ほとんど観光客はいなかった。
ミニボンは、あと少し後だったら、紅葉が綺麗だっただろうなあ、なんてことを何度も言ってたけれども、それほど紅葉が見たいものだろうか。
確かに、山の木々に赤や黄の色合いが出だすと、ああ、秋だなあ、とは思う。
でも、冷静に考えたなら、それは綺麗なのだろうか。
勿論、山々が、赤く染まるのは美しい光景だ。
でも、凡には、それが特別に美しものだとは思えないのであります。
紅葉をする前の深い緑の木々だって、凡は美しいと見えるし、落葉性の木々が枯れ枝になってしまっても、それはまた凡には美しく見えるのです。
他の季節だって、充分に美しいし、特に、秋の紅葉だけが美しいということはないのであります。
なので、ミニボンの、あと少し遅かったら紅葉が綺麗だったのになあ、という残念な言葉は、そうだねと相槌の打ちにくいものであるのであります。
そんなことを思っていると、ミニボンがまた言った。
「あと少し遅く来たら、紅葉してたのにね。」
お寺を見学したら、あとは凡の行きたかったところに行こう。
玉林園グリーンコーナーさんだ。
小学生から中学生にかけて、凡は和歌山市内に住んでいたことがある。
その時に、たしか和歌山市駅の前に、このグリーンコーナーがあったという記憶がある。
或いは、グリーンコーナーでなかったかもしれないが、確かにグリーンソフトは売っていて、凡は、ぶらくり町などへ出かけた時は、たまに食べていたのです。
今は、和歌山市駅の前には、お店はないのですが、確かの記憶では、お店が昔はあったと思う。
んでもって、そんな子供の頃のグリーンソフトを、この岩出で食べることが出来ると知った。
岩出に支店があったのだ。
ということで、根来寺から歩くこと30分ぐらいだろうか、グリーンコーナー岩出店に到着。
お昼を食べていないので、名物だという「てんかけラーメン」と唐揚げ丼のランチセットを注文。
ランチセットは、時間を5分ほど過ぎていたけれども、作ってくれた。
ふとカウンターを見ると、「なれずし」を売っている。
これは食べなきゃいけません。
和歌山でラーメンといったら、なれずしだ。
2個購入。
ラーメンが来る前に、食べてしまう。

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なれずしとはいっても、早なれなので、癖はない。
というか、早なれと言っても、ほとんど鯖寿司で、なれ感はまったくない。
昔、和歌山に住んでいたころは、好きで食べた。
本なれまで来ると、なかなか癖がでてくるけれども、早なれは普通に美味しい。

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そんでもって、てんかけラーメンだけれども、これは素ラーメンに、てんかすが乗っかったものだ。
スープは至ってシンプルで、これは毎日でも食べることが出来る味である。
唐揚げ丼は、これはまあ普通。
ということで、食事を終えたら、今度はお目当てのグリーンソフトである。
これは、もう美味しいに決まっているし、懐かしい味でもある。
思ったよりも小ぶりだったけれども、これは間違いがない。

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そしてさらに、グリーンソフト味のケーキというものを買って、大満足の昼食とデザートでありました。

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そんでもって、またもや、歩きに歩いて、JRの岩出駅まで移動して、そのまま帰路についたのであります。
今回の感想は、根来寺はお寺があるだけ。
グリーンコーナーは、美味しくて、そして楽しかった。
これから暫く、ミニボンとの同じ休みもないので、この本の半日旅は、一旦休憩であります。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    それほどメジャーでは無い根来寺に中国人の団体はなぜ来ていたんでしょうね?
    もしかして、何か歴史的に凄い何かがあるのかもしれませんね
    紅葉は少し早かったようですね
    今年はちょうど今頃が見ごろなんでしょうかね?
    天かすラーメンですか?
    こちらではまず見かけませんね
    グリーンソフトとは、抹茶味なんでしょうかね?

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    最近の、外国人観光客は、意外なところにも行ったりしていますね。
    何で情報を知るんでしょうね。
    SNSとか、或いは、日本のテレビを見ているとか。
    てんかけラーメンは、和歌山でも、たぶんこのお店だけじゃないかな。
    そんでもって、てんかすラーメンじゃなくて、てんかけラーメンみたいです。
    てんかすを乗っけた、かけラーメンかなと、思っています。
    グリーンソフトは、抹茶味です。
    もともと、このお店はお茶屋さんのようです。

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