平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(867)。アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(318)東京その16。

1月30日(火曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2のブログの続きであります。
東京駅に着いた凡は、まずもって、行きたいお店がある。
それは、前回に東京へ来た時に、行こうかと思って行かなかったお店だ。
赤坂にある、とある有名麻婆豆腐店だ。
以前は、大阪にもあったのですが、今は無くなってしまったので、東京でしか食べることが出来ない。
別に、このお店に限ってはいないのですが、他に美味しい麻婆豆腐のお店を知らないから、今回も食べたいと思うのであります。
時間が遅めなので、ランチタイムに遅れないように急ぐ。
案内されたのは、個室の丸テーブルで、先に来ていた女性2人と、凡と同時に来た男性サラリーマンと同席だ。
メニューは、大阪にあったお店より少ない。
なので、シンプルに麻婆豆腐の定食を注文。

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やや待って、給仕された麻婆豆腐定食のスープを啜ると、かなりヌルイ。
中華料理に限らず、何かの定食を注文して、スープがヌルイというケースは、意外と凡の場合は頻繁に経験することだ。
あれは、どうも、身構えていても、不意打ちを食らったようで、1番始めに、ガッカリする瞬間だ。
特に、凡は、スープだとか、味噌汁だとか、そんな汁というか出汁が好きなので、落胆度は、いっそうだ。
しかし、どうして給仕されたばかりのスープが、これほどまでにヌルイのだろうか。
おそらくは、普通は、定食に添えられるスープなんて、オマケみたいなものだから、予め大量に作って、保温機能のあるスープポットのようなものに入れておくのだろう。
でも、それでも普通なら温かい。
或いは、温度設定を間違っているのかもしれない。
そして、肝心の麻婆豆腐である。
これは、ヌルクはないが、熱々じゃない。
何も、熱々がすべてじゃないけれど、調理した時点では、少なくとも、熱々のはずだものね。
それなら、それをそのままテーブルに運んで、熱々をお客に提供しても良いのじゃないかと思う。
それとも、ワザとヌルク作っているのだろうか。
凡が猫舌であることを想像しての無意味な親切心?
ここで断っておきたいのは、凡は別に熱々じゃなくても、大丈夫なのであります。
それが、熱々じゃないと知っていて食べるのならね。
日本でも、ご飯も、おかずも、熱々で食べるようになったのは、つい最近のことじゃないだろうか。
凡の子供の頃でも、保温ジャーなんて無かったから、2回目に食べる時は、冷ご飯だ。
おかずは、母親が温かいものを作ってくれたけれど、もう少し時代をさかのぼったら、たぶん、冷えたおかずだったのではないだろうか。
今でも、外国の屋台に行くと、ご飯に、予め作り置きしたおかずを乗せて食べるやり方が、普通に行われている。
その際の、おかずは作り置きなので冷めている。
それでも、それは美味しい。
なので、別に料理が熱々じゃなくても、美味しいのだ。
でも、これは熱々だろうなと思っている料理が、ヌルかったら、これは少しばかり残念な気持ちになってしまっても、仕方がないのではないだろうか。
と、少しばかりガッカリしたのは、東京へ行ったなら、食べてやるぞと意気込んで来た期待度が大きすぎたのかもしれません。
とはいうものの、この有名な麻婆豆腐店さんが美味しいのは、間違いがありません。
味付けは、大好きなのであります。
それでも、ちょっと、これまた脳が満足しないので、もう1回、麻婆豆腐を食べてやろうかと思う。
赤坂は、後で知ったのですが、美味しい麻婆豆腐のお店が多いそうです。
とはいうものの、今の麻婆豆腐でお腹にずっしりときた。
なので、ブラブラと散歩でもしてみよう。

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ACTシアターまで歩いて来ると、一昨年に、「橋の下のアルカディア」に来たことを思い出して、しみじみとした気持ちになる。
あの時もまた、楽しかった。
考えてみれば、凡って、今年もまた、みゆきさんを見に行かせてもらえて、本当に幸せだな。
今、みゆきさんのいない、ACTシアターなのだけれど、どういうわけか、ドキドキしてしまう。
入り待ちの場所まで行ってみようかと思った。
でも、冷静に考えるなら、そこに、みゆきさんが現れる確率は、ゼロパーセントだ。
それでも、そこに、みゆきさんの名残のようなものを感じてドキドキしてしまうのである。
この場所に来たことで、1年前の記憶の欠片が、ぼんやりと形となって、この空間に出現しようとしているのか。
急に、みゆきさんがいないことなのか、過ぎ去ってしまった1年になのか、寂しさを感じていた。
今日、この数時間後に、みゆきさんに会えるというのに、この寂しさはなんだろう。
みゆきさんと、この凡の、立場の違いを嫌というほど、感じさせられているからかもしれない。
それほど、みゆきさんは、誰が判断しても、素晴らしい人だ。
それに比べて、凡は、愚で凡。
いや、そんなことは、ハナから分かっている。
分かっていて、それでも好きだと叫んでいるだけだ。
でも、その声が届かないんだなあ。
せめて、凡の叫びが、みゆきさんまで届いて、そして、みゆきさんに「ノー!」と言って欲しい。
そうすれば、少しは楽になるのに。
隣接する特設のスケートリンクで、若者や、年配の人も、楽しそうに滑っている。
すべっているこの風景もまた、一昨年と同じなんだよね。
寂しいね。

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さて、折角の東京だから、少しブラブラ歩いて見よう。
今回、東京へ前に、「東京へ行ったら、どこに行こうかな。」と呟いたら、ミニボンが、ポンんと、目の前に小さな冊子を置いた。
雑誌ムーの昨年の9月号の付録だ。
「全国金運神社ガイド」
金運と付いていたので、置いておいたものだ。

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そうだ、これといって目的もないので、どこか金運の付く神社にお参りに行こう。
中央区日本橋にある「小網神社」に行ってみよう。
でも、時間もありそうなので、まずは新お茶の水まで移動して、秋葉原あたりまで散歩して、それから神社に行こうと計画。
新お茶の水の駅を出て、歩き始めると、キッチン「カロリー」さんがあった。
このお店は、数年前にみゆきさんのコンサートのために、お茶の水に泊ったときに、来た覚えがある。
店の前のメニューの看板を見ると、どうも入って見たくなった。

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カキフライとカロリー焼だったかを注文。
若者が常連だろうお店の定食のスープは、ごく普通のスープだったけれど、熱々だった。
こうじゃなきゃね。
このスープの熱々で、お昼の麻婆豆腐定食のスープの復讐を果たした気がした。
カロリー焼は、表の写真と肉の厚さが薄い気がしたが、そんなものは、これは愛嬌。
ボリュームもあって、味も濃くて、満足のいくご飯となりました。
お店を出ると、少し横にギタープラネットという楽器店があった。
そこから、革ジャン、チェーンのジャラジャラさせた30代ぐらいの男性2人組が出て来た。
凡とすれ違う時に、「30万かあ、、、、。」と、どっちかが、どっちかに吐き出すようにつぶやく。
彼もまた、音楽が好きで、音楽で成功したいと夢見ているのか。
そして、それには、ギターが必要で、そのギターを買うお金が必要なのだ。
或いは、もっと良い音の出るギターが欲しいのかもしれない。
どっちにしたって、お金が、いつも夢の周りにまとわりつく。
それが現実だ。
でも、そんな夢を追いかけているチェーンのジャラジャラが急に可愛く思えてくる。
音楽で成功すればいいのになと、彼の背中にエールを送った。
凡は、楽器の知識も、音を見極める耳も持っていない。
やっぱり、あれは楽器の良し悪しによって、変わってくるものなのかね。
そういえば、みゆきさんが、音楽を始めたのは、高校生ぐらいなのだろうか。
きゃー。
高校生のみゆきさん。
可愛かっただろうなあ。
見たかったなあ。
柏葉高校は、制服だったのかな。
セーラー服なのかなあ。
一昨年、帯広に行って、みゆきさんの柏葉高校を見物に行った時のことを思い出しながら、そこにいるセーラー服のみゆきさんを想像していた。
なんて、興奮のあまり、すっかり妄想に耽ってしまいましたが、その高校生の時のみゆきさんが、音楽を始めた時は、ギターを手に、既に作詞作曲をしていたのだろう。
そんな時のギターは、帯広の楽器店に売っている普通のギターだっただろう。
たぶんの想像だけれど。
それでも、立派に作曲も出来るし、周りの人を感動させることが出来たんだ。
そう思えば、楽器なんて、関係ないよね。
いや、みゆきさんは、違いが解るから、もっと良いギター欲しいなんて思ってたのかな。
そんなことを思いながら、お茶の水から、秋葉原まで歩く。
でも、意外と時間がないことに気が付いて、神田あたりでタクシーを拾って、小網神社に向かった。
兎に角、凡の金運を改善しよう。
それが急務である。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    凡蔵さん、やっぱりぬるいスープにぬるい麻婆豆腐はいけませんよ
    怠慢と言うか、客をなめてますね
    自分だったら作り直してもらうか、別の店に行きますよ
    それに比べキッチンカロリーのカロリー焼きはボリュームもあるし、熱々鉄板の上に乗っているし、スープも熱々との事で、やっぱりこうでなくっちゃね!
    しかも大人のお子様ランチっぽくって、こんな定食食べたいですよ
    こんな店大好きです!

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    私は、何故か、巡り合わせで、ヌルイスープのお店に遭遇したりします。なので、その度に、抗議をしていたら、これまた面倒くさいことになりますからね。
    特に、オマケのスープに関しては、そんなお店多くないですか?
    それに比べて、キッチンカロリーさんは、良かったですよ。
    それに、ボリュームもあって、味付けも濃いし、私は、よく自分の年齢も考えずに、学生の食べるような、こんな定食が食べたくなります。
    油ギトギトで、ボリュームがあって、濃い味付けで、それでいて安い。
    そうだ、こんど行くときは、学生の街に、お昼のランチを食べに行こうかな。

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