平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(858)。アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(309)東京その8。

1月24日(水曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2のレポートの続きでありますが、今日は休演日なので、ほぼ旅行記となっております。
朝から、漱石山房記念館に行ってきた。
さて、これからだけれど、まだまだ、凡が予定していることはあるのであります。
次はと言えば、「セキルバーグカフェ」だ。
都市伝説で有名な関暁夫さんがデザインしたカフェが、自由が丘にあるという。
なので、漱石山房記念館から、高田馬場に戻って、渋谷まで移動。
そして、自由が丘にやって来た。
カフェは、自由が丘の熊野神社の目の前にある。
電話をして、ようやく辿り着く。

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(外観は可愛い)

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セキルバーグカフェは、想像した以上に狭く小さい。
入るとすぐに4人掛けのテーブルがあって、あとは4人ほど座れるカウンターがあるだけだ。
2階には、関さんの資料が展示されているということなのだけれど、写真撮影は不可なので、ただ見るだけ。
ただ、想像よりは、量が少ないか。
凡がお店に入ると、カウンターに1人の男性が座っていた。
なので、凡は4人掛けのテーブルに1人座る。
まずは、名物のふくろうカレーを注文。
ふくろうは、秘密結社イルミナティのシンボルだ。
ただ、ボリュームも少なく、普通の味。

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少しばかりガッカリしたが、折角東京の自由が丘まで来たのだからと、もう1つの名物の3Dで飛び出すマジカルマフィンを注文。
これは、カラフルなマフィンで、添えられている3Dメガネで見ると、飛び出して見えるマフィンだそうだ。
運ばれてきたマフィンは、かなり奇抜な色合わせ。
そこで、3Dメガネを掛けて見ると、そういえば、色が飛び出して見える。

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このメガネは、色によって、浮き出したり、奥に見えたりするそうだ。
凡は、ゆっくりと、この3Dメガネで、アイフォンに入ったみゆきさんの写真と動画を見てみる。
そういえば、立体に見えなくもない。
ただ、輪郭もぼやけて、突然、赤や黄色が、ボーンと目の前に現れる感じ。
このメガネも、普段は、1枚1200円で売っているそうだけれど、凡が行った時は現品の1個しかなく、マフィンについてるメガネは、食べたなら、返せなきゃいけない。
なので、3Dメガネは、欲しかったけれど、無いものは仕方がない。
そのまま会計をして店を出る。
そうだ、マフィンは、普通に美味しかったです。

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(浮かれて、3Dメガネを掛ける凡。)
凡は、3Dというものが好きだ。
映画とかも、3Dって付いていると見に行きたくなる。
その映像の中に入り込みたいという願望が強いのだろうか。
最近は、首が疲れるのでやらないが、学生時代は、いつも決まって映画館では最前列に座った。
もう前の席はないし、何より、その映像にどっぷりと浸ることが出来る。
昔は、海遊館の横に、3D専門のサントリーのアイマックスシアターという劇場があって、新しい映画になると、行ったものであります。
残念ながら、今はなくなってしまったけれどね。
そんな3D好きな凡でありますから、このセキルバーグカフェの3Dメガネは気になる。
見た目は、かなりチープなメガネだ。
横は、紙でペラペラ、グラスの部分は、セロハンみたいな、これまたペラペラ。
そんなペラペラな3Dメガネではあるけれども、このメガネで、自宅に帰ってから、みゆきさんのDVDを見てみたいのである。
ものは試しだ。
なので、気になったので、ネットで検索して、直接取り寄せることにした。
6枚で900円ぐらいだった。

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(ネットで取り寄せた3Dメガネ)
そして、すぐに届けられたので、この東京の公演が終わって、自宅に帰ってから試してみる。
ペラペラ3Dメガネでテレビの画像を見ると、そういえば、想像力を働かせると、立体に見えなくもない。
ただ、色によって、飛び出したり、奥に見えたりするので、みゆきさんの赤い服だけが飛び出ていたり、ややケッタイナ3Dには見えてしまう。
色で3Dに見えるので、テレビ番組の字幕などは、飛び出して見えるので、それはちょっと面白いか。
でも、全体的にぼやけて見えるので、常時使うものではない。
お遊び程度かな。
そんなことを調べていると、今度は、普通の動画を立体にするソフトも発売していることを知った。
とりあえず、そのソフト用のメガネを取り寄せて、自宅に帰ってから、試してみようと思う。
そんな事よりも何よりも、今、劇場版の一会や、縁会などを、全国の映画館で上演しているけれど、あれを撮る時に、もともと3Dの映像として撮ってくれないものだろうかと思う。
映画館で、3Dメガネを掛けてみる劇場版の一会。
きっと、臨場感もあるし、コンサートを見ている雰囲気が倍増すると思う。
普通の映画だって、3Dと2Dを同時に撮って、同時に上演しているものね、出来ることは出来る筈だよね。
そうしたら、みゆきさんの好きな人は、もっともっと喜ぶだろうなと思う。
兎に角、凡は、絶対に喜んじゃうよ。
セキルバーグカフェを出たら、熊野神社にお参りをして、折角だから、ブラブラ自由が丘を散策。
自由が丘は、お洒落な街でありますね。
みんなカッコイイし、それでいて、どこか落ち着いた雰囲気もある。
私たちは、渋谷の人間とは違うのよっていうのかな、そんな感じに見えるのだ。

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(熊野神社)
カフェでお茶してるのか、本を読んでいるふりをしているのか、そんな女性を、カフェのガラスの壁の外から覗いて見ると、グレーや黒系のセーターに、ベレー帽だったり、そんな色のトーンも、どこか雑誌の中の1ページの写真のように現実感がなかったりする。
女性でも、1人で、カフェラテなんかを、のんびり飲んでいる人が多い。
もし、凡も、このカフェに入ってカフェラテでも飲んでみたならさ、凡の今日の服装は黒とグレーのセーターに黒のジーンズでありまして、他の知らない人が見たなら、自由が丘のオシャレな青年に見えているのだろうかね。
まあ、無理だろうな。さらりと言ったけれども、青年じゃないわね。
このぐらいの時間だったかな、弟にメールをする。
実は、昨日巣鴨で、偶然に東京に住む弟に道でバッタリ出会ったのです。
まあ、凡も折角の東京だし、今日はみゆきさんも無いしということで、時間があれば一緒にビールでも飲みたいなと思っていたのです。
なので、昨日偶然に出会った時に、明日ビールでも、どうかと尋ねたら、あまり良い返事じゃなかった。
散髪に行くからとか言ってた。
なので、今日また、どうかとメールをした次第でありまして、その返事がすぐに来た。
散髪に行くから、「ほんまに、軽く15分ぐらいね~。」とのこと。
15分って、とは思ったが、弟からの返事に、しっぽを振って、飲みに行くことにしたのであります。
なので、そのまま巣鴨に戻る。
そして、5時前に、弟と巣鴨の半分立ち飲みのような居酒屋に入る。
このお店は、あらかじめ食券のようなチケットを買って、それを注文の時に値段分渡すというシステムのようだ。
凡は、財布を見ると1000円札が無かったので、弟に出してもらう。
弟を誘ったら、15分ねと言われて、それでも喜んでやってきて、ビール代を弟におごってもらう。
凡は、一応、お兄ちゃんです。
ビールや緑茶ハイなど、5杯程度のんで、それでも1時間ぐらい付き合ってくれた。
周りの居酒屋とかで、明日凡1人で、みゆきさんの後に入れそうなお店を聞いたりして、駅前で別れる。

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凡は、そのままホテルに、一旦戻った。
折角の、アパホテルだからと、すぐに大浴場へ行く。
5、6名、先客がいたか。

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そして、さっぱりとして、そして、冷えた体を温めて、部屋に戻る。
でも、まだ時間が早い。
なので、また外出してみようと思う。
すでに、お酒は頂いているので、これから居酒屋というのも、疲れるだろう。
それに、さっきは、アテ的なものばかりで、しっかりしたものを食べていない。
ということで、思いついたのが、ブログをやっている「ゆけむりさん」が紹介されていたホワイト餃子だ。
巣鴨にもお店がある。
「ファイト餃子」の「ホワイト餃子」。
何か、店名と商品名が、似てるようで違うからややこしいね。
行ってみると、もうすぐ閉店だというのに、満席状態だ。
凡は、カウンターが空いていたので、座る。
ホワイト餃子20個とビール。
ここの餃子は、半分煮て、半分揚げるような、独特の焼き方をする。
形も俵型で、味はシンプルだ。
兎に角、熱々なので、こんな寒い日には、ピッタリである。

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んでもって、餃子20個も食べれば、もう満足だろうとおもうのだけれども、折角の東京だ。
壁のメニューのチャーハンも気になる。
迷った時は、注文するべし。
これが、なかなか良かった。
美味しかったし、何より凡好みだ。
口に入れると、ジャリジャリと塩のようなものが歯に当たる。
そこに、たっぷりと油を回している。
完璧だ。
ブラボー。
チャーハンと言うと、あれはテレビの影響だろうか、誰か有名な人が言ったんだろうな、パラパラが美味いんだと。
ナンセンス極まりなし。
チャーハンはね、油と塩があるから美味いんだ。
その美味い成分を取り去って、意味あるかい?
玉子をご飯にコーティングしてパラパラになんて解説している料理人がいたけれど、パラパラチャーハンなんてクソくらえ!
食べ終わってお皿を見たら、じっとりと油が残っていた。
これでなきゃ、美味いチャーハンとは言えないのである。
ファイト餃子さん、ごちそうさまでした。

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帰り道、商店街の端っこにあった薬屋に入ってみる。
食べ過ぎの薬、二日酔いの薬を探していることを、オッチャンに言う。
すると、ヘパリーゼなんてどこにでもある薬を勧めるので、「それ高いんちゃうの。」っていうと、まけてくれた。
でも、肝臓に良いという。
それと、凡が見て、面白そうな、胃腸に効く「せんぶり」と、二日酔いの薬でもある「新がロール錠」と、九州の長崎かどこかで人気のある痛み止めの「ヘデクプアダー」などを購入。
旅先で、薬を買うのは、楽しいですね。
これで、飲み過ぎても、食べ過ぎても大丈夫であります。

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それから、ホテルに戻って、寝ようと思うけれども、またもや寝れなくて、デパスを飲んでみたが、やっぱり眠れなかったのであります。
さて、明日もみゆきさんがあるから、兎に角、横になって寝ころんでいよう。

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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    おやっ、なんだか怪しげなカフェで怪しい3Dメガネを掛けて記念撮影ですか
    おっと、ネットで取り寄せましたか
    一体何に使うのか気になります(笑)
    巣鴨のホワイト餃子に行かれたんですね
    餃子は口に合いましたでしょうか?
    自分は酢醤油にラー油+刻みニンニクをタップリ入れて食べるのが好きなんです
    それにしても20個完食とは流石です
    自分はついご飯が食べたくなっちゃうので2人で20個ってところです(大体12~13個ぐらい食べてるかな)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    この3Dメガネは、お遊び程度の商品なので、今度は、もう少し手のこんだ3Dメガネとソフトを試してみようと思ってます。
    んでもって、ホワイト餃子は、まだまだ食べれた感じですよ。
    そういえば、そんなオススメの食べ方も、おっしゃってましたよね。
    でも、今回は、それは忘れていたので、ノーマルに食べました。
    閉店の最後まで、いっぱいのお客さんでしたよ。

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