平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(857)。アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(308)東京その7。

1月23日(火曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2のブログの続きであります。
とはいうものの、今回は、やや旅行記的な内容ではあります。
楽しかった時間も終わって、凡は出待ちの場所を探しながら、ホールの周りを歩いて見る。
すると、駐車場の前に、人が集まっていた。
行ってみると、入場前に会った、ツイッターの女性である。
そして、周りにいたツイッターでフォローしあっている方を紹介してもらった。
本当は、ここに、女性の名前と、紹介してもらったツイッターの人の名前を書いて、出会えた嬉しさと、感謝を言いたいところだけれど、ツイッターとブログでは、アップしている場が違うし、本人に許可も得てないし、取り敢えずは書かないでおきますが、お会いできて嬉しかったし、ありがとうと言いたいです。
んでもって、少し話をしながら、みゆきさんが出てくるのを待つ。
今までだと、1人孤独に、だったけれど、今日は違う。
外は寒いけれど、何となく楽しい。
出演者が次々と出て来て、ようやく、みゆきさんが出てきそうな気配だ。
東京のスタッフは、また優しくて、出てきそうな時間になると教えてくれる。
このオーチャードホールの出待ち場所は、今回の夜会工場の中では、1番良かった。
何しろ、目の前に道路はあるけれども、正面をみゆきさんが通るし、駐車場は蛍光灯が点いていて、明るい。
ただ、近さで言うと、赤坂のACTシアターの方が、ドキドキ度が上か。
んでもって、待っていると、時間をメモするのを忘れたけれども、10時15分だか、10時30分だかぐらいに、みゆきさんが出口から現れて、車に乗る時に「お疲れ様~。」みたいな言葉を、結構大きな声で待っている人に投げかけて、車の中に入って行った。
もうダメだ。
こころを、またもや、射貫かれてしまった。
どうして、ステージを降りたみゆきさんは、あんなに、か細く見えるのかな。
帰り道は、ツイッターの女性と、山手線を一緒に帰る。
今までになかった経験だ。
みゆきさんが好きな人だからかな、すごく優しくて、数回しかお会いしてないのですが、何故か、いろいろ話せるステキな人だった。
西日暮里でお別れして、凡はそのまま巣鴨に行く。
ホテルに荷物を置いたら、遅めの夕食を食べに行こう。
巣鴨の周りは、遅い時間でもやっているお店もあるけれど、これと決められるお店もない。
ただ、寿司が食べたい気もして、そして、ホテルの近くには、以前に行った、すしざんまいさんがあって、その時の記憶では美味しかった。
なので、すしざんまいさんに入ってみる。
すしざんまいさんは、マグロが美味しい。
赤味や中トロを頂いて、寒いので熱燗。
冷たく固まってしまっていた指先にも温かさが戻る。
なのだけれど、どうも雰囲気が、前に来た時と違う。
ずっといたいと思う居心地でもなかったので、店を出る。

画像

さて、次はどこへ行こうかと迷ったが、もう遅いので、駅前の日高屋さんに入る。
チェーン店だけれど、大阪にはないので、東京名物ではあるわけで、入る意味はあるかも。
日高屋さんの嬉しいところは、メニューに、1人だけで入っても注文しやすい、ちょっとしたアテがあることだ。
唐揚げのミニとかね。
いくつかミニを頼んで待っていると、3席空けて、隣に女の子が2人座った。
アジア系の外人で、1人は、ミニスカート。
そして、もう1人は、ホットパンツで、お尻が半分、はみ出している。
雰囲気から、風俗関係のお仕事のようである。
間に3席離れているのだけれど、キツイ香水の匂いが漂ってくる。
飲食店で、キツイ香水の匂い。
、、、、、ウットリするよね。
飲食店でキツイ香水の匂いを非難する人もいるだろう。
凡も、普段なら、それは嫌だ。
でも、みゆきさんの夜会工場が終わって、今は、寂しさのどん底だ。
少しばかり情緒不安定な、イカレタ中年の凡には、キツイ香水の匂いが、いささか心地よい。
とはいうものの、何の接点もないので、1人でビールを流し込む。
最後に、キムチだか、そんな感じのラーメンで終える。

画像

そして、ホテルに戻った。
寂しさを感じながらも、ベッドに横になって、今日の夜会工場の思いをメモしたりする。
今頃、みゆきさんは、どうしてるのかねえ。
まさか、凡のように酔っぱらってはいないだろうな。
なかなか寝付けないけれど、ここは、みゆきさんのいる東京なんだと、じみじみしながらベッドに、力なく横たわっていた。
兎に角、眠ることなんて出来なかった。
次の日、1月24日(水曜日)。
今日は、みゆきさんの夜会工場vol.2の公演はないので、1日のんびり東京でも観光しようという予定だ。
まずは、今日だけはアパホテルで朝食チケットを買っていた。
どんなものかなと思ったからだ。
早めに会場のレストランに行ったら、もうすでに、ほぼ満席。
とりあえず、凡の席はあったので座った。
料理の内容は、他のビジネスホテルと同じような感じだろうか。
名物社長のカレーも頂いて、部屋に戻る。

画像

まずは、ホテルを出たら、行くところがある。
東京のおみやげで人気のお菓子があるらしいから買って来てくれと、ミニボンに頼まれたからだ。
バターバトラーのバターフィナンシェというものらしい。
なので、お店のある新宿に向かう。
店頭で1口試食をしたら、それだけでお腹が膨れた。
かなりカロリーが高そうである。
それを数点、持って帰るのも嵩があるので、宅急便で送る。
これで、ミニボンに頼まれた用事も終わったので、あとは気楽にブラブラしよう。
こういう頼まれごとがあると、気分的に楽である。
何しろ、何回も、みゆきさんを追っかけて遊びに出ているので、ミニボンにも、多少は気が引けるところもある。
お土産だって、これが欲しかったんだってもの買って帰ったことないしね。
んでまあ、ミニボンの頼まれごとがあって、良かったということであります。

画像

さて、これから何処へ行こうかと思うと、今回は、いろいろ思い浮かぶ場所がある。
その1つは、新宿区にある「新宿区立漱石山房記念館」だ。
もう忘れてしまった以前に、岡本太郎記念館だか、どこかで、漱石山房記念館を建設するのに寄付を募っていたんですね。
それで、その最低金額を振り込んだら、それからDMなどが何度も送られてきて、その建設の途中経過の報告を聞いたんです。
それで、完成したことも解っていたので、さて、どんなところかと見物に行こうという事なのであります。
それにしても、ほんの数千円振り込んだだけなのに、DM代や、途中報告の資料代で、その寄付は飛んじゃってるんじゃないかと思うのですが、あれは、ネットで報告するとかして、もっと経費を抑えれば良いのじゃないかと心配するのですが、新宿区は、資金も潤沢なのでありましょうか。

画像

(穴八幡宮では、お守りを求めて、行列ができていた。)
漱石山房記念館の最寄りの駅である高田馬場に移動して、地上に出ると、穴八幡宮にでた。
これはどんな神社なのだろうかと、行ってみると、縁日なのか賑わっている。
この神社は、「一陽来復のお守り」と、「金銀融通のお守り」で有名だそうで、凡が行った時も長い行列が出来ていた。
とはいうものの、その時は、知らなかったので、そのまま折り返して、漱石山房記念館に向かった。
ただ、金銀融通のお守りは、少しばかり気にはなりますけれどね。
どうせなら、今の時代に合わせて、「現金融通のお守り」の方が、人気が出るのじゃないだろうか。
しかも、ランクがあったりしてね。
受付で、巫女さんが言う訳だ。
「いかほどの現金融通のお守りでございましょうか。10万円コース、100万円コース、1000万円コースとございます。1000万円コースの場合は、別室にてお守りを授与させていただきます。」
巫女さんも、ちょっと派手めな化粧が似合うだろうな。
或いは、巫女さんの赤と白の衣装も、ミニの巫女さんの衣装とかね、少し派手な方が、この際は、ご利益がありそうである。
と、またも妄想が始まりそうなので、考えるのは止めたが、凡の頭の片隅には、ミニの巫女さんの衣装の受付嬢だけが、いつまでも残っていた。
あ、そういえば、「EAST ASIA」の時の、みゆきさんのウズメの赤と白の衣装も、足の部分と、肩の部分を切り取っちゃってさ、ホットパンツの赤と、タンクトップの白の衣装にしたら、さぞかし可愛いだろうなあ。
、、、とまたもや、下品な凡の妄想である。

画像

そして、漱石山房記念館である。
エッヘン。凡が寄付をした漱石山房記念館は、見た目は立派な建物だ。
なのだけれど、入場してみて、内容的には、イマイチと言いたくなっても仕方がない内容に感じた。
漱石の書斎を復元した部屋は面白かったが、それも写真撮影は不可。
著作権もないのに、どうしてなのかと思うが、不可なのである。
折角、庭なども広いのだから、1部屋だけの復元じゃなくて、家丸ごと復元した方が、よっぽど、当時の雰囲気を感じることが出来て、迫力があったに違いない。
どうにも、というか、かなり中途半端な内容でした。
その他の資料も、コピーばかりだし、内容的にテーマもないし、建物自体は、素晴らしいけれど、またもう1度来たいとは思わない内容であると、辛口に書いておきたい。
というか、展示している資料の数というか、情報量が少なすぎる。
なんて、言いたい放題ですが、何しろ、少しですが、寄付してるものね。
んでもって、記念館には、半分セルフのカフェがあったので、少し休憩。
CAFE SOSEKIさん。
漱石も食べたという空也もなかのセット。
見た目は、お洒落。
凡もお洒落。
ということで、お似合いな一服でありました。

画像

さて、これからは、これまた、大阪を出発するときから行こうと思っていた場所がある。
それは自由が丘にあるので、一旦、高田馬場駅に戻って、渋谷経由で自由が丘まで移動した。

画像

=========================================
平 凡蔵。へのファンレターや
       お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
=========================================

コメント

  1. ゆけむり より:

    前は雰囲気が良かったすしざんまいが、今回はイマイチでしたか
    なぜでしょうね???
    日高屋は関西に無いんですね
    てっきり全国展開だと思っていました
    う~、今回はキツイ香水の匂いが心地良く感じましたか
    祭の後の寂しさってところでしょうかね・・・
    なるほど、以前記念館建設の寄付をされたんですね
    遠く離れた地なのに、心優しいんですね
    そうそう、バターなんとかってお菓子、自分は知りませんでした
    今度見かけたら買ってみたいなぁ・・・

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    すしざんまいさんは、朧げな記憶では、以前来た時と同じスタッフかもしれませんが、少しずつ解らないところで手を抜こうとしている感じなんです。
    この後、また行ったのですが、その時は、店長さんがいて、雰囲気は、前に戻っていました。
    やっぱり、責任者のいる日に行くのが良いのかな。
    日高屋は、たぶん関西では見たことがありません。
    関西は、王将が幅を利かせてますからね。
    そうそう、祭りの後の寂しさです。
    何か、誰かと話をしたいけれど、誰でも良い訳じゃない。
    そんな寂しさが、香水の匂いにウットリさせられてしまったんでしょうね。
    匂いというか、お姉さんか(笑)
    寄付は、漱石が好きだったし、面白いかなと思って。
    ただ、金額は忘れましたが、最低金額ですよ。
    なので、DMが送られてる度に、私の寄付金無くなっちゃうのじゃないかなと思ってました。
    バターバトラーは、美味しいですが、かなりカロリー高いですよ。
    1個食べたら、お腹いっぱい?

タイトルとURLをコピーしました