12月5日(火曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2の福岡公演のブログであります。
ネタバレ的な内容を含んでいますので、まだこれから夜会工場vol.2に行かれる方は、ご注意くださいませね。
んでもって、白いアオザイに心奪われ状態の凡なのであります。
舞台は、旅人よ我に帰れ(幸せになりなさい)から、「あなたの言葉がわからない」に変わる。
ここでまた、既に、こころ奪われてしまっている凡は、更に、その心を、もう、どうにかされちゃったのであります。
どうにかされちゃって、もう訳解らない状態だ。
舞台中央には、東南アジアから来た女性と、みゆきさん。
その表情が、美しいのなんのって、目の伏せ方や、口の開き方、そんな表情のすべてが、美しく、優しく、おだやかで、まるで、少女のようでもあり、マリア様のようでもある。
あんな表情を見せられた日にゃ、もう、どうにかされちゃっても仕方がない。
特に、ドキリとしたのが、アジアの女性が、母国に残した子供の写真を、みゆきさんに見せるシーンだ。
それを見て喜ぶみゆきさんの表情は、たぶん、会場に全員をウットリとさせたのじゃないだろうか。
或いは、会場の皆も、どうにかされちゃったかもしれない。
あんな素敵な表情の出来るみゆきさんは、どんなに美しい波動で生きているのかと思う。
でも、もしあの表情が、意図的に作られているものなら、或いは、みゆきさんは、天下一の詐欺師だろう。
もう、全ての人を、騙すことができる女性。
とはいうものの、夜会という舞台なのだから、もちろん、作られた表情には違いない訳で。
それは当然だ。
その作られたものが美しいということは、創作としても素晴らしい出来だということだ。
みゆきさんには、素が美しいというだけでなく、表現者としても、素晴らしいといことが言えるのだ。
美しい歌詞を書いて、美しいメロディを作って、美しい笑顔を表現する。
どんだけ、素敵で素晴らしいんだろうね。
とはいうものの、凡は、表現者としてのみゆきさんも好きだけれど、素のみゆきさんが好きだ。
出来るなら、素であんな表情をするみゆきさんを、目の前で見てみたいものである。
死ぬまでで1度でいいからさ。
そしたらさ、もう、どうにかされちゃって、そんでもって、どうにかされちゃって、さらにさらに、どうにかされちゃって、もう、どうにかされちゃわないかもしれない。
って、どうにかされちゃわなかったら、どうにかなっちゃうよ。
と、凡も訳解らないね。
そして、いよいよ夜会工場vol.2も終盤。
みゆきさんのトークから、「慕情」を、フルコーラス歌うと見せかけて、ちょっとだけ披露。
もう、こんなとこでも、お茶目なみゆきさん。
「こんな冗談、やりたかったんだ。」なんて思うと、愛おしくなった。
そして、最後の最後に、夜会工場のテーマ曲「産声」も終わり、とうとうステージが終わってしまった。
脱力。
さて、帰るとしますか。
コートを着て、ロビーに出る。
そして、今日、開演まえにお会いしたツイッターをやっている女性もいるかなと思ったけれど、会えないまま、凡は出待ち場所に向かう。
ただ、福岡サンパレスの出待ちは、前回も見えなかったので、そんなには、期待はしていない。
出待ちは、どうだろう、10人ぐらいかな。
しばらく待って、黒い窓のバンが通用口に移動する。
ちょうど、出入り口をバンが塞いだ。
女性の誰かが、「意地悪だなあ。」みたいなことを言った。
そして、隣にいた男性が、みゆきさんが乗り込んだかなと思う瞬間に、「見えないから、みゆきさんの姿を、想像しよう。」(言葉は違うかもしれないけれど、そんな感じの言葉だったと思う)と言った。
それを聞いて凡は、何かホッコリとするものを感じた。
他のコンサートで、歌手が出待ちで見えないからと言って、文句も言わずに、想像しようなんて言葉を言える人がいるだろうか。
みゆきさんのコンサートに来ている人は、男性は、ある意味、みゆきんさんを好きだという意味で、ライバルなんだけれど、どうにも、素敵な男性だなと思ったのであります。
というか、みゆきさんを好きな人は、男性、女性に関係なく、素敵な人ばかりだね。
そして、みゆきさんの乗り込んだと思われるバンは、窓が開くこともなく、走り去って行った。
「はあ。」
ため息ひとつ。
最後の最後に、もう1回、どうにかされちゃいたかったなあ。
さて、ビールでも飲んで、ホテルに帰りましょうかね。
サンパレスからはバスもあるのだけれど、どうにも、冷たい風に吹かれながら歩きたい気持ちだったので、博多駅までブラブラ歩く。
途中、真っすぐには歩かずに、お店を探しながら歩いてみたけれども、これだというのも探せなかったので、結局、まえに行った居酒屋に行く。
信長本家さん。
カウンターに座る。
このお店は、気楽に飲めるのが良い。
適当に、焼き鳥などを注文して食べる。
そして、ここぞとばかりに、キノコの焼き串も注文。
何しろ、ミニボンは、極度のキノコ嫌い。
なので、一緒にお店に行ったなら、キノコなんて食べれないのである。
勿論、家で料理として出されることは無い。
なのだけれど、凡は、キノコが大好きなのであります。
なので、1人の時は、キノコ尽くし。
(このお店は、〆のラーメンもある)
さて、少しばかり酔いも回って来たし、ラストオーダーなので、ホテルに戻ることにしよう。
凡が出ようと思っていると、ラストオーダーギリギリにアベックが入って来た。
でも、オッケーなんだね。
隣の女の人は、カウンター内のベトナムから来たスタッフと楽しそうに会話しているし、テーブルの団体も帰るそぶりもない。
カウンターの中では、そろそろ仕舞いの掃除などを始めたけれども、別に追い出そうという雰囲気もない。
いつもこんな雰囲気かどうかは、知らないけれど、良い雰囲気だな。
ホテルに戻って、明日の予定を考える。
アイフォンを見ながら、考えるけれども、これといった行き先が思い浮かばない。
吉野ケ里遺跡などを調べていたけれども、そうだと思いついて、宗像大社に行ってみることにした。
やっぱり、ムー民の凡は、宗像大社には1度は行ってみないとね。
ご利益を期待して、寝ることにした。
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コメント
う~ん、出待ちしている通用口をバンが塞ぎましたか
ちょっとガッカリですね
ちょこっとでも姿が見えるぐらい隙があっても良いのにねぇ・・・
居酒屋さんでのキノコ尽くし良いですね~
ベーコンエノキとか豚バラとしめじですか?
美味しそうですね
ビールが進みそうですね
〆の博多ラーメンも美味しそうですね
カウンター内にはベトナム女性ですか?
なんだか凄く気になりますよ
キレイな人でしたか?
それはそうと、今年も色々お世話になりました
来年も宜しくお願いしますね
では良いお年を!
ありがとう、ゆけむりさん。
今年も、というか、昨年も、ありがとうございまいた。
ゆけむりさんの旅のブログを読むと、私も、旅行している気分になって、いつも楽しませていただいてます。
なので、今年のゆけむりさんの旅も、勝手に期待していますよ。
博多の居酒屋は、味は、まあ、普通ですが、1人で入るには丁度いい感じのお店です。ベトナムの人は、男性だったんですよ。んでもって、お客さんが、女性でした。どっちにしても、何か楽しそうで、羨ましかったです。
店員で中国系の女の子もいましたが、ちょっと、事務的な感じで、話が弾まなかったには、残念でしたが、まあ、時間もない中、ユックリできました。