平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(842)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(293)

12月5日(火曜日)。
中島みゆきさんの夜会工場vol.2の公演のブログであります。
ネタバレ的な内容を含んでいますので、まだこれから夜会工場vol.2を見に行かれる方は、ご注意くださいませね。
みゆきさんの「思い出させてあげる」で、失神しそうになった凡は、気を取り直して、また、素敵なみゆきさんをしっかり見ようと、双眼鏡「みゆきさん拝見号」を取り出して目に当てる。
夜会「問う女」の「旅人よ我に帰れ」(幸せになりなさい)が始まって、途中から、またみゆきさんが登場した。
そのみゆきさんの衣装を見た時に、また「みゆきさん、それは反則だよ。」と言いかけた。
純白のアオザイを着て現れたのである。
上は、キラキラと輝く刺繍の入ったシースルーで、下は、真っ白なズボンというのかな、ベトナムの民族衣装だ。
白いアオザイは、ベトナムでは、女子の学生が着るという。
ステージのみゆきさんは、そんな純白のアオザイを、清らかな少女のように、そして、美しい女神の様に、着こなしている。
素敵だ。
もう、歌なんていらない。
ずっと、ステージの真ん中で、立っていてくれ!と叫びそうになった。
純白という色は、着こなすには、相当に難しい色だ。
そんじょそこらの女性が見に付けたなら、忽ちに、その本性がむき出しになってしまう。
だから、花嫁は、純白のドレスをも見つけた時は、その本性を隠すためにベールをかぶるのである。
そして、神様の前で誓いをするときにベールを上げた時は、もう遅い。
新郎が、新婦の本性を知っても、もうどうにもならないのだ。
万事休す。
それが、どうが。
みゆきさんときたら、その本性が美しいから、純白を着ても、その白さえ色あせてしまう。
みゆきさん自身が、純白だからだ。
素敵だ。
この純白という色は、汚してはならない色だ。
決して、穢がしてはいけない。
決して、傷つけてはいけない。
それを、みゆきさんが、身に着けている。
凡は、何としても、みゆきさんを穢れから守らなければならないのだ。
それなのに、この凡は、みゆきさんを守ることが出来ない。
力もない。
金もない。
頭もない。
、、、何もないじゃないか。
無能だ。
無能な凡。
最低な凡。
愚である凡。
凡である凡。
、、、それは、間違いがない。
凡蔵。が、凡なのは、凡だものね。
みゆきさんが、穢れないで欲しいと、傷つかないで欲しいと、今は、祈るしかない。
「みゆきさんが、いつまでも、純白で、穢れることの、傷つくことのありませんように。
、、、アーメン。
いや、南無阿弥陀仏。
いや、何妙法蓮華経。
いや、高天原にかむづまります~。
いや、ハラヒレハレホレ~。
もう、どんな神様でも、仏さまでも良いから、みゆきさんをお守りくださりませ~。」
とはいうものの、今は、神様に祈っている場合ではない。
ステージのみゆきさんを、見なきゃいけないのであります。
素敵だ。
ウットリだ。
白いアオザイのみゆきさんは、動くと、少し大振りなイヤリングも動く。
ああ、イヤリングに、これだけの愛しさを感じたことがあるか。
あの、イヤリングの房の触れ合う音を聞いたみたい。
耳を澄ましたが、聞こえる筈もない。
また、みゆきさんとの距離を感じた。
それにしても、白いアオザイのみゆきさんは、それはもう、美しい。
この世の物とも思えない美しさである。
じゃ、あの世の物かというと、この世のものだけれど、でも、この世の物でない美しさなんだ。
ということは、どの世のものなのか。
どうにも、意味不明な探求をしてしまう。
凡は、みゆきさんに、今まで、白というイメージを持っていなかった。
じゃ、どういう色のイメージかというと、説明づらい。
何故なら、みゆきさんは、その時その時によって、色んな表情をみせてくれるからだ。
赤といえば赤だ。
黄色と言えば、黄色。
去年の大みそかを思い出したら、金色もみゆきさんだ。
でも、みゆきさんに白というイメージはなかった。
それがそれが、あーた。
白も、みゆきさんなんだなあと、新しい発見をさせてくれたのであります。
そういえば、ロスのDVDの「歌姫」の時は、みゆきさんは、ジーンズに白いシャツだった。
あの白いシャツは、とびっきりカッコ良かったな。
本当は、みゆきさんに白が似合うということを知っていたのだけれど、今回、また再確認ということなのかもしれない。
さて、みゆきさんのアオザイに、ウットリしていると、夜会は更に進んでいるのでありました。

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