平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(835)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(286)

中島みゆきさんの夜会工場vol.2も、今年の公演は終わってしまった。
濃い目のコーヒーを淹れて、パソコンに向かう。
凡の記憶が薄れてしまわない間に、感じたことをブログに書こうと思う。
というか、凡の場合、半分以上は旅行記になってしまうのでありますが。
楽しいことが終わった後は、どうにも寂しい。
人恋しいのである。
こんな時は、思いっきり甘いコーヒーを飲みたくなるものだ。
スティックシュガーを2本半入れた。
さて、もしよろければ、お付き合いくださいませ。
なを、1部、ネタバレの内容を含んでいますので、まだ夜会工場をご覧になってないかたは、そんでもって、セットリストを知りたくない方は、読まないでくださいね。
その前に、今回の夜会工場は、チケットが取り難かった。
凡とミニボンと弟の3人の名前で、なみふくとでじなみの、都合6人分を申し込んだのだけれど、当選したのは、大阪のフェスティバルホールの2日間だけだった。
当選確率33パーセント。
その他、エピキュラス、事務局先行、夢番地などの興行元など、考えられるのを全部申し込んで、ローチケの先行と夢番地で、それぞれ1枚当たっただけだった。
今回の福岡公演は、このローチケの先行販売で当選した分だ。
12月5日(火曜日)。
08時00分、伊丹発。AN421。
09時15分、福岡着。
B767-300で、座席は、2-3-2の凡は、後方の通路側を指定。
ただ、乗り込んだら、空席があるのに、凡の横に男性が座っている。
そのままの席でも良いのだけれど、折角、他に席が空いてるのだから、ドアクローズしてから、後ろの2席が空席のシートに移動した。
それにしても、6月に再就職してから、朝出勤して、夜遅く帰宅して、食べて寝て、また出勤の繰り返しで、全く余裕がなくって、思考能力がゼロの状態だった。
何も考えられない。
でも、飛行機から福岡の空港に降り立った瞬間から、また凡の細胞の1つひとつが息を吹き返してきたような感覚にあった。
「この街に、みゆきさんが、間違いなくいるんだ。」
そう思うと、毛細血管の血の巡りが良くなった気がした。
可愛い凡のほっぺは、赤い赤いりんごのほっぺ。
どうぞ、凡の赤いほっぺを想像して、気持ち悪がらないで欲しい。
今から、みゆきさんの肉体が置かれている緯度と経度の交差する点に向かって、遅くても今現在の数時間後には最短距離まで接近するんだと思うと、今まで、お尻辺りで停止していた思考の力が、頭の方に向かって、昇ってくる。
或いは、みゆきさんは、もう既に福岡に来ている訳だから、みゆきさんに、細かく言うなら、みゆきさんの頬や、唇、髪の毛に触れた空気が、いや、さらに分解すると、みゆきさんに触れた窒素分子や、酸素の分子が、凡の目の前に、希薄ではあるだろうけれど、拡散して存在しているのかもしれない。
そして、凡の皮膚の細胞に接触しているかもしれない。
この博多の地で、みゆきさんに1度でも触れたことのある窒素の分子なんて、数えきれないほどあるよ。
だから、そんな風な妄想をしたって、あながち間違っているともいえないのである。
大きく深呼吸をしてみたが、みゆきさんを窒素分子から感じることはできなかった。
妄想力の不足なり。

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(博多駅到着。ホテルは、ここから歩いて行ける距離。)
まずは、ホテルに荷物を預ける。
今日のホテルは、博多駅から歩いて10分程度にある「ホテル エトスイン博多」だ。
1泊2日、朝食付きで、税込み5200円。

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(ホテル外観)

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(ホテルの前には、川が流れていた)
さて、博多に着いたら、どうしようかということになる。
取り敢えずは、うどんでも食べようかと思う。
博多のうどんは、大阪のうどんと同じで、凡の好きな柔らかい麺だ。
なので、博多駅の観光案内所で聞いてみると、「うどん?、、、駅の地下にもありますよ。」
と、首を傾げながら、何でこんなこと聞くのだろうというような顔で答えた。
答えた後は、ややひょっとこのように口を突き出して、そして口以外は笑顔で、首を傾げたまま、やや沈黙が続く。
なかなかの美人なのに、変わった顔なので、すこしばかり見ていたい衝動にかられたが、何分も黙ったまま、変わった表情の美人を鑑賞している訳にもいかない。
目の前の美人さんも、顔を元の素に戻す瞬間まで、そんなひょっとこ笑顔で停止いているのも辛いだろう。
「あ、わかりました。」と、答えて立ち去る。

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(天神の地下あたり。)
博多と言えば、天神辺りが、賑やかな場所だ。
なので、地下鉄で移動してみる。
改札を出ると、天神地下街というのだろうか、沢山の人が、行ったり来たりしている。
そこに半円形の案内所があったので、そこのお姉さんに聞いてみる。
「この辺りに、美味しいうどん屋さんって、ありますか。」
すると、目の前の女の子が、「ここは、服のお店ばかりなので、飲食店はありません。」と、きっぱり言い放った。
真ん丸な目を見開いて凡を見ている。
それは、凡も解るんだ。
言われなくても、周りを見たら、飲食店はない。
そういう意味で聞いたんじゃないと思ったのだけれど、あまりにも、きっぱりと言い放ったので、それ以上は聞かずに、立ち去った。
それに、何の屈託もなくまん丸に見開いた目で見られた分には、凡は太刀打ちできないじゃないか。
まあ、地下街の案内嬢だから、仕方がない。
仕方がないので、天神地区をウロウロ歩き回ったけれど、結局見つけられなかったので、以前に天神に来て、天神にある観光案内所で教えて貰ったお店に行くことにした。
「因幡うどん ソラリアステージ店」さん。
ごぼう天うどん、480円と、セットのかしわ飯、150円を注文。
柔らかくて、表面がつるつるしたうどんは、まさに凡好み。
ただ、ごぼう天というわりには、ごぼうが少ない気がしたのだけれど、これが本場のごぼう天だと思うと、それがまた美味しく感じるのではある。

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(博多のうどんは、美味しいね。)
11時30分ごろ、天神の観光案内所に行ってみる。
そこで、これからの予定を考えることにした。
パンフレットを見ていると、
「蒙古襲来、史跡めぐりマップ」というものを見つけた。
面白そうだから、これを見てみよう。
そして、近くにある福岡市博物館にも行ってみよう考えた。
それにしても、みゆきさんは、今頃、どうしているのかなあ。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    なるほど、当たったのは2回分でしたか
    でも人気アーティストのチケットだから、まずまずの当選確率ではないでしょうかね?
    空席があるのに横に座られると最悪ですよね
    自分も同じ状況で後ろに空席がたくさんありますよと隣の人に言った事がありますが、ここで良いですと言われて自分が移動した事がありますよ
    福岡へ飛んだのですね
    ターミナルが新しくなって様ですが、賑わっていましたか?
    ごぼ天うどんとかしわ飯のセット、良いですね~
    特にかしわ飯が美味しそうですね
    それにしても真ん丸の目のお姉ちゃんは、イマイチ使えないですね(~_~;)

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    隣に座った男性は、何か理由があって、他の席が空いてるのに、隣に予約したのでしょうかね。それとも、席を指定しなければ、コンピュータで前から順に指定されるのかな。
    今回の福岡は、コンサートのようなものが目的なのですが、それでも旅行気分で楽しかったです。
    それにしても
    ゆけむりさんも、今年の最後にカンボジアとは、なかなか充実してますね。

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