7月26日(水曜日)。
青春18きっぷを利用して高知旅行の途中であります。
帰路の高知から丸亀まで、ちょっと弱気になって特急を使ってしまって、丸亀駅で途中下車した。
折角だから、ここでうどんでも食べて、ぶらぶら歩いてみようと思う。
観光案内所に行くと、うどんは食べたかと聞かれた。
まだだと答えると、もし食べるなら、駅から近くのお店が15時までで、そこぐらいしか、今の時間やってないというので、とりあえずは、食べに行くことにした。
駅から歩いてすぐにある「石川うどん」さん。
このお店は、讃岐うどんによくあるセルフのお店ではなくて、普通に注文するお店だった。
店内には、若いお母さんと子供が1組。
凡はカウンターに座る。
「温玉付きアジのてんぷらとちくわの天ぷらセット」550円、というものを注文。
うどんは、腰も強すぎず、ちょうどよい弾力の麵で、なかなか美味しかったです。
お店を出たら、観光案内所で教えて貰ったルートで港の方に向かってブラブラ歩く。
太助灯篭を越えて、うちわの港ミュージアムを覗いてみるけれども、これといって見るものも無く、すぐに出て駅の方に向かってもどる。
ふと、駅前のお店を見ると、「名物かまど喫茶」という看板が目に入った。
この「かまど」さんというお店は、実は昨日から気になっていたのです。
坂出駅でちょっと途中下車した時に、この「かまど」というお店の看板が、とにかく目についていた。
なんのお店だろうと思ってたのです。
今見ると、喫茶もやっているようなので入ってみよう。
店内は、老舗の洋菓子店というかんじで、奥には喫茶スペースがあった。
暑いので、かき氷を注文。
身体に熱を持っているので、冷たさが嬉しい。
ほとんどの席が埋まっていたので、人気のお店なんだろう。
かき氷で一息ついたら、まだ電車の時間に少しだけあるので、駅前にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」を覗いてみることにした。
美術館の建物は、さすがに現代美術館だけあって、モダンなつくりである。
常設展の猪熊氏の絵画を見て回る。
展示している作品は、意外と少ない。
見て回るうちに、どうも凡は現代美術というものを理解できない美的感性欠如の人間なのかなと思ってしまう。
作品を見て、題を見て、首をひねる。
理解できないのである。
絵画とは、自分のイメージする何かを、白いキャンパスと絵の具を使って表現して、それを見る人に伝えるものである。
なので、その絵画を見た人が、作者のイメージを少しでも、感じるとれることが肝心なのじゃないだろうか。
でも、今凡の目の前にある絵画を見ても、何をイメージしているのか解らないのである。
なので、横の題名を見る。
ますます解らなくなる。
勿論、作者が表現しようとするイメージが、形のない抽象的なものなのかもしれない。
なのだったら、いっそのこと、題名も「無題」とするべきなのじゃないだろうか。
と、何やら批判的なことを書いているようでありますが、決して批判ではなくて、凡が理解できなかったということなのであります。
(ピンクなのは解るけどさ)
さて、時間なので、丸亀駅に戻る。
丸亀駅から坂出駅を経由して、瀬戸大橋を通って岡山駅へ出る。
今日はこのまま自宅に帰っても夕食はないので、この岡山で、ちょっと途中下車して軽く食べて帰ろう。
とはいうものの、お店を探す時間もないので、今まで2回入ったことのある駅前の中華料理屋さんに入る。
「南京楼」さん。
五目焼きそばと唐揚げ2個、それにビールを注文。
呈された焼きそばを食べながら、お店のお母さんを見ていると、パソコンを触っていたと思ったら、その画面を印刷した。
そのプリンターが業務用のコピー機なのです。
こんな中華料理店にコピー機って珍しいなと思って訪ねてみたら、実はと、このコピー機はリースなんだけれど、まだ契約が残っているので、どうしようかと思っているという。
どうしようかって、どういうことかと思ったら、お店は今月いっぱいで止めるという。
今までに2回しか来たことがないけれど、そんな話を聞くと、何となく残念で寂しい。
ただ、お店は、今度改装して、メロンパン屋をするそうだ。
メロンパンって単価が安いけれど、大丈夫なのかと思ったが、これからの繁盛を祈るばかりである。
さて、早めの夕食を頂いたら、また岡山駅から、普通と新快速を乗り継いて、んでもって、環状線、京阪電車と更に乗り継いて、自宅へ帰ったのであります。
今回は、1泊2日の高知への旅だったけれど、やっぱり行って良かったなと思う。
途中、特急を使ってしまった、へなちょこの青春18きっぷの旅。
きっぷは、5回(5日分)つづりなので、まだあと3回分残っている。
今度は、日帰りでも出かけようと思う。
数日たって、ミニボンが夕食にカツオのたたきを買ってきてくれた。
塩で食べてみたけれど、やっぱり高知で食べたほどの感激はなかった。
その時に、高知のお店の店長が言っていたことばを思い出した。
「大阪のスーパーで売ってる切ったところが虹色になっているやつ。あれは、食べたらアカンやつや。」
凡は、日ごろ食べたらアカンやつを、有り難がって食べていたのだろうか。
食べたらアカンやつは、塩でも、ポン酢でも、関係ないのだろうね。
=========================================
平 凡蔵。へのファンレターや
お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
=========================================
コメント
いや~ピンクの星座は微妙ですね
微妙と言うよりも何が良いのか全く理解できません
ちょっと有名な人のなら、何だってOKなのでしょうかね(笑)
最初のうどん、アジ天や温玉がついて550円は嬉しいですね
しかも美味しいとの事、さすが讃岐ですね!
名物かまど喫茶とありますが、名物のかまどと言う謎の何かが売り物なんですかね???
非常に気になりますね
駅前の中華食堂、閉店してメロンパン屋ですか?
これまた微妙ですよね
こちらにもメロンパン屋とか揚げパン屋とかできましたけど、予想通り長続きはしませんでしたからね・・・
今回は1泊2日だったんですね
自分もどこかへ行きたいです
実はパスポートの残日数の関係で、おっ、これは良いなぁと思ったベトナムやカンボジアがダメでした
そんな訳で今年は海外ゼロが濃厚になってきましたよ
あ~、国内でも海外でも良いからどっかに行きたいと必死で探しています
ありがとう、ゆけむりさん。
抽象画は、難しいですよね。描いた人は、他の人が、この絵を見た時に、星座をイメージ出来ると思っているのかなと、そこが不思議でもあります。
私には、星座はイメージできなかったです。
んでもって、うどんは、天ぷらも付いて、この値段だったら、安いですよね。
他のセルフのお店とかが安いから、高かったら流行らないのかもしれませんね。うどん好きな人にはたまらない県ですよね。
名物かまどさんは、たしか、店頭に、かまどというお菓子があったような気がします。
お店の半分が、お菓子やケーキの物販でした。というか、もともとは、物販がメインなのだと思います。
といいながら、お菓子は買いませんでしたけれど。
中華料理屋のメロンパン転職は、わたしも、心配ですね。メロンパンなんて、そんな買う人いるのかなって思いますもんね。たしかにメロンパンで売っているお店もありますが、中華料理よりも難しそうなんだけれどなあ。繁盛されることを祈るばかりです。
ゆけむりさんも、海外旅行を考えられてるんですね。でも、パスポートの残日数は微妙ですね。ふだんは見落としがちですけれどね。
どこか良い旅行先が見つかることを祈ってますよ。そして、旅行のレポートもね。