平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(779)うさぎさんの島で、うさぎさんにメロメロの旅。(1 )

※ウサギさんの島の春休みバージョンは、こちらを見てください。かなり、ウサギさんの状態が違います。
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https://tairabonzou.jp/201704_article_1_html
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今、少しウトウトとしていたら、うさぎさんの夢を見た。
可愛いなあ、うさぎさん。
というか、最近になって、4、5回は見た。
どうして、うさぎさんの夢を見たかというと、2月14日(火曜日)から1泊で、広島県の竹原市にあるうさぎの島で有名な大久野島へ行ってきたのでありまして、その時の、うさぎさんの可愛さが、帰って来た今でもフラッシュバックしてしまうのであります。
うさぎさんに、やられてしまったのである。
という訳で、その時の様子を凡自身のログの為にも、書いておこうという訳であります。
2月14日(火曜日)。
門真市を7時半過ぎに出発、京橋から新大阪まで移動。
09時18分、新大阪発、新幹線さくら549号。
10時27分、福山着。
やっぱり、さくらの指定席は快適だ。
何しろ、座席が2-2なのが、兎に角、楽だ。
新大阪駅で買った駅弁を食べる。
今までの凡なら、迷わず缶ビールを開けていたけれども、最近、飲めなくなってきたのと、うさぎさんと遊ばなきゃいけないので、飲まずに食べたら10分持たなかった。
駅弁は、なかなか美味しく作られていて、これは良い。
ただ、揚げ物が無かったのか凡的には残念。

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(日本の味博覧という弁当ですが、なかなか美味しかったです。)
10時39分、福山発。新幹線こだま735号。
11時02分、三原着。
ここで、こだまに乗り換えるが、凡の好きなレールスターだ。
今は、山陽新幹線のこだまにしか使用されていないが、座席が2-2なので、非常に快適だ。
さっき、さくらに乗ったばかりなので、多少の古さは感じるけれども、快適さは、なかなかのものである。

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11時21分、三原発。呉線。
11時44分、忠海着。
2両編成の電車に乗り込むと、地元の人に交じって、若い女の子のグループや若いカップルが目立つ。
これは、間違いなく、うさぎさん目当てだろう。
楽しそうにしているのを見ると、凡も若返ったような気になった。
中年のお姉さんが1人凡の前を通って行ったら、スーパーの半透明の袋から、うさぎさんのエサが透けて見えた。
彼女も、うさぎさんか。
忠海の駅から、歩くとすぐに、船の乗り場がある。
チケット売り場は、うさぎさん押しでまとめられていた。

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(駅に着いたら、みんなゾロゾロとフェリー乗り場に歩いていく)

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(チケット売り場)

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12時00分、忠海発。
12時15分、大久野島着。
忠海からのフェリーに乗ると、もうすぐに大久野島に着く。
大久野島に着いたら、今日宿泊させていただく国民休暇村の送迎バスが停まっていた。
休暇村大久野島のフロントで、先に受付をして、キャリーケースから、ウサギさんのご飯を取り出して、キャリーケースを預ける。
ただ、部屋に入れるのは15時からなので、先にうさぎさんに会いに行こう。
と、その前に、お昼を食べたい。
それほどお腹は空いていないが、夕食は17時30分である。
今食べないでいると、夕食の前には、お腹ペコペコになる訳で、これは注意が必要である。
お腹が空き切った状態でバイキングに行くと、どういった思考回路なのか不明だが、価格の安いものを美味しそうだと思ってしまうのだ。
以前も、お腹ペコペコで、バイキングに行ったら、焼きそばが、妙に美味そうに見えて、それを最初にたらふく食ったら、後の高級な料理が食べれなくなって、「シマッタ―。」と叫んだことがある。
なので、ホテルの夕食がバイキングの場合は、入念なお腹のチェックを行うというのが、凡の経験上の秘策である。
これから、バイキングへ行こうと思っている若者へ、特別にその秘策を伝授しておきましょう。
昼食のとれる場所は、レストランもあって、後で見ると安いメニューもあったけれども、その時は気が付かずに、喫茶コーナーで、たこ天カレーを頂く。

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さて、ゆっくりと食事をしている暇はない。
うさぎさんが待っているからだ。
今日持って来た荷物の大半が、うさぎさんのご飯である。
それを凡とミニボンが2つのトートバッグに分けて持つ。
ホテルの入口を出たら、そこは広場になっていて、うさぎさんが、もうゴロゴロといるのだ。

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(今回は、これだけ持って行った)
嬉しくなって、しゃがんでご飯をやろうと思ったら、あっちこっちから、うさぎさんが集まってきて、「ご飯ちょーだい。ご飯ちょーだい。」って来るんだよね。
その数がもう半端ない。
凡に群がって、ご飯を取り合うのだ。
うさぎって、こんなに活動的だったのか。
ご飯をあげながら、驚いては、ご飯をあげる。
ここへ来るまでの、うさぎさんのイメージと言ったら、部屋の隅でポツネンとじっと1日座っていて、ご飯の時も、のんびりとピョコンピョコンと跳ねながら寄ってくるという感じだった。
でも、今目の前にいるうさぎさんは、もう必死で凡に「ご飯ちょーだい。」って群がってくるのだ。
イメージを裏切られたが、こんなにも必死で凡に群がってくるうさぎさんを見ていると、何とも、これが可愛いのである。
「はーい。よっと待ってねー。はい、はーい。あんたも、欲しいの?」なんて、もうデレデレである。

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すると、先に行ったミニボンが、そこでご飯をやってたら、先のうさぎさんにご飯あげれなくなるよというので、群がるうさぎさんに、さよならして、先に進む。
ミニボンは、昨年もこの大久野島に来ていて、大体の感触をつかんでいるのである。
凡も、この大久野島へ来たことがあるのですが、それは学生時代で、何しろ40年ぐらい前の事である。
その時には、うさぎさんはいなかった
なんでも、休暇村の人に聞くと、始めは、この島に8羽しかいなかったそうです。
誰かが持ち込んだそうです。
それが繁殖して、今は700羽ぐらいになったとか。
恐いね、うさぎちゃん。
海沿いに歩いていくとテニスコートなどがあるのだけれど、かなり寂れた感じだ。
でも、一見して道路にはうさぎさんはいない。
あれ、うさぎさん、いないやんと思っていると、フェンスの後ろとか、木の陰とかから、足音で解るのか、凡を見つけて走ってくるのです。
もう、あかん。
可愛すぎるのである。
道路の向こうから、凡をめがけて、走ってくるうさぎほど可愛いものはないかもしれない。
んでもって、凡にまた群がると、「ご飯ちょーだい。」と伸びあがって凡におねだりをする。
おねだりをされるのは、弱い。
「はーい。」なんて、声のトーンも高めに、うさぎさんにご飯を上げる。

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(道の横にもいる)

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そんなことを繰り返して道路を進んでいく。
気が付くと、15時ぐらいだったので、休暇村に引き返すことにした。
うさぎさん、最高だった。
今回、大久野島に行って、うさぎさんにご飯を上げたりした経験と、ホテルの人や、常連のお客さんに聞いた、うさぎさんの島のポイントなども後で紹介したいと思いますので、どうぞ、次回のブログまで、もう少しお付き合いくださいませ。

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(部屋)

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(部屋からの眺め。うさぎちゃんがいる。)
部屋は、3階の10畳の部屋だ。
8畳でも10畳でも、値段が同じなのが、休暇村っぽい。
最近は、民間のホテルに泊まることがほとんどなので、休暇村も、久しぶりに楽しい。
施設の、そこここに、半分公共の雰囲気が残っているのである。
そんなのんびりとした雰囲気が懐かしくもあり、心地よかった。
そういえば、昔は、国民宿舎とかも泊まったな。
今はどうなのか知らないけれど、布団も自分でひくんですよね。
この大久野島の休暇村では、布団をひいて欲しい場合は、18時までにドアにプレートを貼り付けてお願いをする仕組みになっている。
それが、やっぱり半公共的で、面白かった。
食事の17時30分までは、時間があるので、温泉に入ろう。
温泉は、2か所あって、最近の観光ホテルと比べると、露天風呂もなく、やや狭い浴場である。
でも、それはそれで良い。
見かたを変えれば、最近のリゾートホテルは、お風呂が豪華すぎるということが言えるのかもしれない。
凡が入ったのは、16時頃だったので、1人とか2人しかいなくて、空いていたので、ゆっくりと疲れを癒すことが出来た。
もし、混んでいる時間帯だったら、窮屈だろうと想像する。

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(広い方のお風呂)
ここで参考として書いておくと。
お風呂には、部屋のタオルを持っていく。
お風呂の着替えるところに貴重品ボックスがあるので安心だ。
部屋にもお風呂場にも、髭剃りなどもおいてないので、必要なら予めフロントで貰っておくとよい。
ヘアトニックや整髪料も置いてないです。
また、歯ブラシも部屋にはないとHPに書かれていたのですが、これは部屋においてありました。
部屋については、掃除も、布団のシーツなども、清潔だし、不満はなく充分だ。
窓の外には、さっきのうさぎさんの広場が見えて、それを眺めているだけで幸せだった。
さて、部屋でゆっくりとしたら、夕食を食べに行くとしましょうか。
どんな美味しいものが頂けるのかな。

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(ロビーの横の売店など)

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(もちろん、眺めは良いが、うさぎさんにばかり気がいってしまう)

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(島には、毒ガス工場の跡などが点在している)

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コメント

  1. ゆけむり より:

    凡蔵さん、うさぎさんについては非常にコメントしずらいのですが、座席が2-2の新幹線は非常に良いですよね
    山形新幹線もこのタイプで、自分も大好きです
    旅情に色を添える和風弁当も美味しそうですね
    おやっ?大三島と言う文字が見えましたが、しまなみ海道のどこかの島になるんでしょうか?
    それにしても大量の野菜などを持っていかれたんですね
    うさちゃんも大喜のようですね
    今回は国民休暇村へ泊まられたようですが、案外お値段はするんですよね
    むしろ民間の方が安いホテルが多かったりしますよね
    どんなバイキングなのか楽しみです

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    大三島は、近いので次の日に観光をしました。しまなみ海道の途中にある島です。
    そんでもって、ウサギの島の大久野島は、大三島からも近い距離にあります。
    今回の目的は、ほぼウサギさんなので、もうおもいっきり野菜などを持っていきましたが、それでも足りないぐらいに食べてくれました。
    国民休暇村というと安いイメージがありますが、ここは普通のホテル並みでしょうか。でも、島にはこの国民休暇村しかないので、仕方がありません。とはいうものの、ウサギさんと遊びに行くなら、休暇村に泊まるのが1番です。朝から夜まで遊べますので。
    それに、朝イチのうさぎさんは、お腹が空いているので、野菜もいっぱい食べてくれます。兎に角可愛いですよ。

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