平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(778)日本橋にフリーメーソンが仕掛けたデザイン。

昨年の12月の初めに、雑誌ムーへ投稿をしたのですが、没になった。
なのですが、そのままでは寂しいので、ここにその内容をアップしておきたいと思います。
もし、お時間がありましたら、読んでいただいたら嬉しいです。

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「首都である東京の力を、フリーメーソンが抹殺している。」
日本橋の欄干にあるそれを見た瞬間、目の前のオブジェに対する違和感と、それの意味するところを考えて、観光気分も消えて叫んでしまった。
「首都である東京の力を、フリーメーソンが抹殺している。」と。
久しぶりに、大阪から、中島みゆきさんの、コンサート「夜会」を見るために、東京へ出てきたときのことである。
私は、中島みゆきさんが、好きで、好きで、だって、可愛いんだもの。
という話は、関係ないので、この際、置いておいて。

折角の、東京だからと、三越あたりまで、散歩をしてみようかなと思って、歩いていた時のことです。
日本橋に来た時に、風格のある橋梁と、その上を通る高速道路を、やっぱり東京は、スゴイなと思って、眺めていた。

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(東京日本橋)
すると、ふと橋の欄干に乗っている獅子の像が目に留まった。
この日本橋の欄干に設置されているのは、麒麟と獅子の像だ。
麒麟は東京の繁栄を、そして獅子は守護を表しているそうです。
どちらも、渡辺長男という有名な彫刻家がデザインしたということで知られている。
しかし、その獅子の像が、どう見ても妙である。
何か、違和感があるのです。

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(獅子の像)
獅子の像。
これは、いい。
ただ、その獅子が何かを持っているのだ。
丸い形をしたマークを持っている。
説明によると、そのマークは、東京都(当時の東京市)の紋章だというのである。
その説明を聞いて、冒頭のセリフになったのであります。
「首都である東京の力を、フリーメーソンが抹殺している。」
この獅子の足の下のオブジェが東京の紋章だという説明は、素直に受け入れられないものがある。
何故なら、東京都の紋章と、この獅子が持っているマークは、まったく違うからだ。
マークを構成している要素は同じだけれど、見た目が、大きく違うのである。

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(これが東京都の紋章だ。)
まずは、東京都の紋章を見て欲しい。
マークに、「日本東京市」とう文字が当てはめることが出来るように、デザインされているそうだ。
ただ、それは、今は置いておいて、その見た目を感じて欲しい。
真ん中の二重丸は、太陽を意味している。
そこから、6つの方向に光がさしているというイメージとして考案された。
日本の首都である東京から、日本の全国に向けて、光がさしている。
まさに、首都東京だ。
或いは、その光は、全世界に向かって放射されているとも解釈できる。
その意味で見るなら、素晴らしい紋章である。
ここで、深読みをする人がいるとしたら、6本の光の矢を繋ぎ合わせて六芒星と解釈して、その中に、「日本」の「日」の字を見るかもしれない。
日ユ同祖論を、ここから展開できそうでもある。
とはいうものの、これもまた、一旦、置いておこう。

さて、今見て頂いた東京都の紋章のイメージを、頭に残したまま、先ほどの日本橋の欄干の獅子の像がもっているマークを見て欲しい。
明らかに、違うことが解るだろう。

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獅子の持っているマークの光の矢は、異常に短いのである。
こんなことは、普通では考えられないことだ。
紋章と言うのは、団体や組織でいうなら、その団体や組織を表す重要なものだ。
詰まりは、象徴のようなものである。
その紋章を、わざわざデフォルメして造るなんてことは、これは絶対にありえないことなのです。
しかも、それが日本橋と言う東京都でも重要な橋の欄干に使用するものであるなら、尚更だ。
ということは、この日本橋の獅子のマークは、誰かが、何かの意図をもって、デフォルメして制作したということしか考えられないだろう。
気になるのは、誰がということだが、それは後に考えることにして、先に、目的についてみてみたい。
というのも、目的は、東京都の紋章と、獅子の像のマークを、見比べれば、解ることだからだ。
目的は、簡単に推測できそうだ。
まず、さっき書いた、獅子の像のマークの光の矢だ。
これは、誰が見たって、その目的は考えつくに違いないのではないか。
詰まりは、太陽である日本の首都東京から放たれている光が短いということは、東京の力が弱いということだ。
東京から、全国、全世界に発している光が、短くて弱い。
詰まりは、世界に対する影響力を、このマークによって、抹殺しようとしているのである。
或いは、このマークを、東京の中心部に設置することによって、解る人には、解るようにマーキングをしたということだ。
そして、獅子の像のマークのデフォルメは、続く。
マークの光の矢だけじゃなく、二重に仕掛けをしているのだ。
今一度、東京都の紋章と、獅子の像のマークを見比べて欲しい。
東京都の紋章の光の矢は、真ん中に1本の線が通っている。
これが東京都の紋章だ。
それが、獅子の像のマークになると、真ん中に1本の線が通っていない。
詰まりは、もともとの東京都の紋章を、斜めに歪めて設置されているのである。
先ほども描いたように、東京都の紋章を、わざわざ斜めにして橋に配置するなんて、これは考えられないことだ。
常識で考えるなら、誰でも、紋章をそのまま、真っすぐに設置するだろう。
それが、普通だ。
今、この獅子の像のマークを、真っすぐに設置したところを、頭の中で、想像してみても、何の不都合も違和感もない。
詰まりは、あえて獅子の像のマークを、斜めに配置する必要がないのである。
ということは、これもまた、何かの意図をもって、斜めに設置したと考えざるをえないのである。
その目的は、日本の首都東京を不安定にするためだ。
不安定で、グラグラにするためである。
ここまでの話で、この獅子の像のマークの意味するところが解っていただけたと思う。
それでは、一体、誰がということになるだろう。
誰が、このデザインを作ったか、或いは、指示したのか。

この日本橋の橋梁は、明治44年(1911年)に、当時の木造から、コンクリート、レンガ、石などによって、造り替えられたものだ。
着工は、明治41年(1908年)だ。
この話の、橋の装飾部分は、妻木頼黄(つまき よりなか)という建築家が顧問で指揮を執っている。
そして、肝心の獅子の像の原型清作には、渡辺長男という彫刻家が担当している。
ということは、渡辺長男が、この獅子の像に、今までに書いてきたような仕掛けをしたのだろうか。
東京都公文書館のホームページによると、この獅子の像について、獅子の像に、西洋建築にあるような盾を持たせて欲しいという要望が、妻木からあったそうだ。
その指示をもとに、盾ではなく、東京都(東京市)の紋章を持たせたようです。
ということは、妻木頼黄の考えなのか、或いは、妻木頼黄と渡辺長男の二人の考えなのか。
とはいうものの、わざわざ要望を出したのだから、そこに強い力が働いていると考えても、おかしくはない。
東京と言うのは、日本の首都である。
その首都の中心に据えられる橋のデザインに注文をつけることができるのは、やはり大きな権力を持った人物であると考えることは、それほど間違ってはいないだろう。
となると、当時の権力を持った人物で、もっとも考えられるのが、総理大臣だと考えるのは、いささか強引だろうか。
その当時の、総理大臣といえば、西園寺公望で、1906年から1908年まで、総理大臣を務めている。
日本橋の着工が明治41年(1908年)であるから、ちょうど日本橋の再建の計画の時期と同じである。
そして、総理大臣の西園寺公望は、フリーメーソンのメンバーである。
何らかの形で、西園寺公望から指示があったと考えても不思議ではないのである。

さらに、その指示は、西園寺公望の考えたものではなく、その当時のアメリカ大統領であるセオドア・ルーズベルトの指示だったのかもしれない。
セオドア・ルーズベルトは、1901年から1909年の間、アメリカの大統領を務めている。
詰まりは、ここまでの話をまとめると、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの指示で、日本という国を、これ以上発展させないように、当時の総理大臣である西園寺公望に働きかけて、日本橋に、その仕掛けをデザインさせたのではないだろうか。
勿論、これは想像である。

とはいうものの、これらの一連の話の、そこここには、フリーメーソンのマーキングが、ポツリポツリと見えてくるのだ。
日本橋の装飾顧問の妻木頼黄は、そのデザインをジョサイア・コンドルという建築家に学んでいる。
ジョサイア・コンドルという人は、イギリスのロンドン出身で、フリーメーソンだと噂される岩崎弥太郎の邸宅や、三菱関係の建物を、いくつもデザインしている。
つながりがあったと考えても、おかしくない。
また、これは時代が、かなり後の話になるのだけれど、この日本橋には、さらにフリーメーソンにかかわりのあるマーキングが集められている。
この日本橋は、江戸幕府によって、五街道の起点として決めれた場所だ。
詰まりは、この日本橋から、道は始まっていて、それが、今も、道路の起点として定められている。
なので、日本橋の中央部には、「日本国道路元標」のプレートが埋め込まれている。
そのプレートの文字を書いたのが、佐藤栄作だ。
佐藤栄作は、噂だが、フリーメーソンであり、実質フリーメーソン財団が運営しているともいえるノーベル平和賞を受賞しているのである。
さらに、妻木頼黄や、渡辺長男も、或いは、当時の東京市長の、肥塚龍(こいづか りゅう)や千家尊福(せんげ たかとみ)も、或いは、フリーメーソンとのつながりが、今回は解らなかったが、いずれ繋がってくるときが来るかもしれない。
とはいうものの、今の段階でも、いろいろと点ではあるけれども、マーキングがされていて、これが線になる時がくるのじゃないだろうか。
さて、今までの話の流れについて、みなさんは、どう思われたでしょうか。
フリーメーソンとの繋がりについては、あくまでも推測の域を出ないものではありますが、あの日本橋の獅子の像のマークと、東京都の紋章については、これは、間違いなく意図的に歪められたものであるというところに、立ち返って考えてみて欲しい。
誰かが、何かの目的で、シンボルをデフォルメしたという事実を。

さて、ここからは、さらに個人的なイメージで、マークを見る方法で話を進めたい。

誰によってシンボルが歪められたかということのイメージ的な解釈だ。
イメージ的なアプローチなので、そういう風に見えないという人は、聞き流してくださいませ。
さて、今一度、しつこいようですが、日本橋の獅子の像のマークを見て欲しい。
何かをシンボライズした形に見えないだろうか。
私は、何もイヤラシイ話をしようとしているのではないことを、話を進める前に、お断りしておきます。
初めて、このマークを見た時に、このマークにシンボライズされたものを想像して赤面をした。
何を、このマークに見たか。
それは、女性の性器である。
みなさんは、どう思うでしょうか。
そういう風に見えるかどうか。
たいぶん前の話になりますが、タレントのタモリさんが、書いた絵を持っている小、安産になると話題になりましたね。
そのデザインに似ている。
この橋のデザインをしたと、詰まりは明治時代の女性器のシンボル化した絵というのは、どんなものか調べても解りませんでした。
とはいうものの、これについては、縄文時代から、シンボライズしたデザインが、土器などになって残っている。
それは、日本の縄文時代特有のものではなく、ある部分、世界共通でもある。
どんなデザインかというと、概ね、○或いは◎(丸、二重丸)とI(縦の線)と▽(逆三角形)であり、その組み合わせだ。
そういうことで、日本橋の獅子の像のマークを見ると、真ん中の二重丸を、そういうシンボルに見立てても、これは不思議じゃないだろう。
日本の首都東京の中心に、女性器をマークにしたものを設置する。
それによって、日本と言う国を、女性化しようとしているのである。
詰まりは、弱く、従順な国にしようと。
ただ、それは悪い意味ばかりではなく、良い意味に、日本という国に影響している部分も、結果的にあるようだ。
詰まりは、優しいとか、美しいというシンボルでもあるので、それが日本の良さでもある訳だ。
とはいうものの、最近の女性は、男性よりも、はるかに強い存在ではあるので、異議ありという人もあるかもしれませんが。
そんな冗談を考えていたら、ある建造物を思い出して、ハッとなった。
日本の中心にある女性器のマーク。

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(獅子の持っているマークが女性器を表している)
それなら、それに対応する男性器もあって不思議じゃない。
男性器があって、このマーキングが、完全なものにあるのだ。
私が、ハッした建造物。
アメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.に高くそびえる巨大な白色のオベリスク。
ワシントン記念塔。(1885年完成)
詰まりは、フリーメーソンだ。

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(ワシントンにあるオベリスク)(男性器を表している)
これで、男女のペアが揃ったのである。
ここで、もう1度、冒頭の私のセリフである。
「首都である東京の力を、フリーメーソンが抹殺している。」
さて、如何でしたでしょうか。
東京の中心である日本橋に、こんあ仕掛けがしてあったのです。
とはいうものの、最近では、交通機関も発達し、その中心となる場所が変わってきている。
鉄道なら、東京駅だ。
空の交通手段なら、羽田や成田である。
この仕掛けられたマークの、力も、少しずつ効果がなくなってきているのかもしれませんね。

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