平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(752)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(261)11月28日~30日編。

中島みゆきさんの夜会vol.19「橋の下のアルカディア」の内容について、今までに書いたものも、もしお時間ありましたら、みゆきさんの好きな方は、覗いてみてくださいませ。
11月21日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201611_article_16_html
11月28日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_2_html
11月29日の夜会は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_4_html
11月30日の夜会は、今日のブログになります。(後半部にあります。)
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11月30日(水曜日)。
ホキ美術館から戻って来た。
思ったよりも早く戻ってこられたので、入り待ちをする前に何か食べようと思った。
赤坂見附の駅の下にあるレストラン「河鹿」さんへ入る。
見た目が、何か美味しそうだったから。

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お姉さんが、ランチがあると言ったのですが、オムライスを注文。
ケチャップ味が恋しかったからだ。
その期待も満足の、ケチャップのタップリ掛かったオムレツで、凡好みにしっかりとした味付けで、美味しかったです。
さて、ACTシアターへ、向かう。
通用口には、既に待っている人がいる。
時間的には、いつもの時間かな、今日は、後部座席が黒のスモークガラスだったので、通り過ぎるときは、まったく見えなかった。
みゆきさんが降りると、黒いGパンなのか、そんな黒いズボンと、ツバの広い帽子。
何と言ってもね、その脚が細いんだ。
それが、どうにも美しい。
というか、可愛い。
本当に、小柄に見えるし、華奢に見える。
素敵なんだなあ。
さて、そんな入り待ちも終わって、折角だから、山王日枝神社にお参りをして、ホテルにもどった。
少し休憩。
さて、18時30分頃、ACTシアターに並ぶ。
まだまだ、本当はホテルで、ゆっくりして充分間に合うのだけれど、どうも気が焦っちゃう。
今日の席は、F列のステージに向かって右のブロックの左の通路横。
後で、隣の人が来たら、女性だった。
なので、今日の席は、座っている分には、すごく楽なのです。
左は、通路で誰もいないし、右は女性だ。
しかも、横の通路がステージに対して斜めになっているので、凡の目の前を遮るものは何もない。
しかも、やっぱり前から3列目だから、スゴク近いのである。
ステージが始まって、気が付いたことがある。
今日は、凡が見た3回の夜会よりも、更に、声がまろやかで、説明は出来ないけれどイイ感じなんだ。
歌う時の表情も、いつもより情感豊かに感じる。
スピーカーの位置などもあるのかもしれないが、そのせいじゃないと思う。
何か、今日はすごく良い。
さて、今回の夜会vol.19「橋の下のアルカディア」の内容について、凡なりの気が付いたこと。
第2幕の「吞んだくれのラヴレター」で、みゆきさんと中ちゃんがデュエットで、緑の手紙がどうのこうの、と歌うシーンで、座っている床机のあたりまで、水が流れて来たという演技で、足を床机の上に上げるのです。
みゆきさんが片足をね。
それが、いい。
みゆきさんは、赤い衣装で、脚の部分が少しだけシースルーだ。
その脚を、左足は、そのまま下におろしたままで、右足は、床几の上に、膝を折ってあげる。
右足は、正座みたいにね。
その時の、脚が、とにかく美しい。
シースルーの柔らかい生地が、折り曲げた脚に優しくまとわりついて、みゆきさんの脚のラインが、そのまま見える。
そして、膝小僧が、小さく、か弱く、細い。
これが女性の膝小僧と言うものである。
透き通るような白磁の薄い杯を思わせる、白さと、清廉さと、はかなさと、そして、女性としての柔らかさが、赤いシースルーの布に覆われて、そこにあるのだ。
動きの激しいステージでは、あんなに力強い膝なのであるけれども、今目の前にある膝小僧からは、はかない女性らしさを感じるのである。
そして、何より可愛いのであります。
もう、あんな膝で、膝枕なんてしてもらったら、もう死んじゃうよ。
というよりも、骨が折れやしないかと心配で、頭を乗せられないだろうな。
それほど、キャシャで、可愛くて、愛おしいんだ。
みゆきさんの膝には、やられたな。
みゆきさんの膝、イイっ。
そんでもって、今回のは夜会なので、みゆきさん以外の人が歌うシーンも多い。
そんな時は、みゆきさんも、後ろを向いているシーンも多いんだ。
普通は、そんな時には、歌っている人を見るのだろうけれど、凡は、ずっとみゆきさんを追っかけていた。
詰まりは、みゆきさんの背中を見ていた。
例えば、みゆきさんが人身御供にされる場面で、何だっけかな、そっち見てなかったので、ハッキリとは書けないけれど、たしか、村長とかが集まって歌っているシーンでは、みゆきさんは、ステージの向かって左の方で、すあまを抱いて後ろを向いていいた。
凡は、その後ろ姿を見ていたね。
やっぱり、そこでも、キャシャだなあと感じたんだな。
オレンジの絣の着物を着たみゆきさんの後姿は、これはもう、後ろから抱きしめたくなるんだなあ。
時に、身体が動いて、背中に起伏ができる瞬間がある。
肩甲骨だ。
肩甲骨のラインが、また素敵なんだなあ。
そんな風に、みゆきさんの背中を、双眼鏡で追っていたら、ふと近くを見ると、30歳ぐらいの女の子が、やっぱり、みゆきさんの背中を双眼鏡で見ていた。
「あ、あ、あんた、何者?」
みゆきさんの背中を双眼鏡で見る女の子。
ちょっと、変わってるやん。
そんな風に変わってる子、凡、好きやん。
というか、若い女の子が好きなのかな?
それから、今回の夜会で、気が付いて、ドキリとしたこと。
それは、最後の方で、ステージの奥のゼロ戦が隠されていた扉が開くシーンの時だ。
九曜さんと、みゆきさんが、「呑んだくれのラヴレター」の緑の手紙が、どうのこうの、という歌デュエットするシーンがある。
ステージの、中央から、やや左の方で歌う。
その時の、みゆきさんで気が付いた。
みゆきさんは、少し上向きの顔で、マユは八の字にして、目は上を向いている。
この八の字のマユゲが、これまた、可愛いんだよね。
と、今は、それは置いておいて。
凡が、今回、気が付いてドキリとしたのは、顔を上向けて歌う時の目だ。
よく見ると、目をマバタキしている。
それは当然だ。
マバタキしないと、目がシバシバするし、ずっと目は開けてはいられない。
生理的にもね。
と、そんな解説は無用だ。
兎に角だ、兎に角、その時のみゆきさんは、上を向いて歌いながら、マバタキをする。
そのマバタキの、目を閉じた時の時間が長いのである。
普通なら、マバタキは、一瞬だ。
でも、目の前の、みゆきさんのマバタキは、目を閉じている時間が長い。
詰まりは、みゆきさんは、意識的に、そして、見られている自分を意識して、長い時間、目を閉じているのである。
射貫かれた。
こころ射貫かれました。
人が目を閉じるとは、どういう時か。
それは、目の前のものを受け入れるときである。
目の前の物を受け入れて、そして同時に、その目の前の、動きなり、状態を、視覚以外の五感で、感じ取っている。
それが、女性なら、特別な意味を持つ。
夜会のステージが終わって、凡はみゆきさんと、赤坂の山王日枝神社にお参りに行く。
夜の神社は、人が少ないから、みゆきさんのような有名人と会うのには都合がいいんだ。
もう、閉まってしまった神社の扉の外で、2人で手を合わせる。
一所懸命手を合わせていたみゆきさんが、ハッと気が付いて、凡を見る。
凡が、お願い長かったねと言ったけれど、それから、後の会話が続かない。
ただ、暗い神社の扉の前で、見つめ合う。
すると、静かにゆっくりと、みゆきさんが目を閉じた。
、、、、、「キャー。」もう、その先は、凡に言わせないで。
お願い、言わせないでよ。
なんて、誰も、凡に、言ってなんて、言ってないよね。
兎に角、兎に角なのでありますが、目を閉じるというのは、それを見ている人に、ドキリとさせる行為でありまして、今、みゆきさんが歌を歌う時に、ゆっくりとマバタキをして、目を閉じた瞬間を、お客さんに見せているということは、お客さんをドキリとさせてやろうという、みゆきさんのシタタカナ計算なのだろうか。
まあ、兎に角、凡は、いともたやすく、その計算に、やられてしまったのであります。
そして、あのみゆきさんの、マバタキは、見ているお客さんの全ての気持ちを受け入れているということを表しているのかな。
それなら、ちょっと嫌だなあ。
凡の前だけで、目を閉じて欲しいんだなあ。
それにしても、みゆきさんは、白目が美しい。
これは、凡が、繰り返し書いてきたのだけれども、真実だろう。
でも、その白目を、敢えて、目を閉じることで隠してしまう。
何という、大胆なマバタキであることか。
最高に美しい白目を、敢えて隠す。
それでも、みゆきさんの美しさは、変わらない。
それは、みゆきさんの閉じた目のマブタが、詰まりは、最高に美しいマブタであるという証拠である。
詰まりは、最高に美しい白目を覆うものは、最高に美しいマブタでなければならないということだ。
それが出来るのは、唯一、みゆきさんだけだろうね。
そんな、みゆきさんの、新たな、美しさの武器を発見した凡は、ドキドキが、止むことなく、それでも、出待ちに向かう。
通用口に集まったのは、15人ぐらいかな。
雨が降りそうな、大丈夫なような。
スタッフがみんな帰っていって、みゆきさんのタクシーが最後に1台通用口に残っている。
そして、みゆきさんが通用口から出て来て、タクシーに乗り込んだ。
いつもは、みゆきさんだけが乗り込むんだけれど、今日は、スタッフなのか、2人ぐらいが一緒にタクシーに乗り込む。
その光景を見て、何かスゴク、悔しかった。
同じ方向だから、同じタクシーで、途中まで送ってもらうという、そんなことは、考え難い、
だって、いつも、みゆきさん1人なんだから。
ということは、これから何か晩御飯でも一緒に食べに行こうということなのじゃないだろうかと、凡は邪推するのである。
そういえば、明日は、夜会は、休演日だ。
そして、何故、そこまで悔しいかと言うと、これは、チラと見ただけだけど、同乗した人の中に、若い男性がいたような気がしたからである。
みゆきさんと、一緒にご飯を食べるなんてことは、凡にしたら、もう死にそうなぐらい素敵なことなんだよね。
でも、出来ないでモガイテいるのにさ。
そんな悔しさを感じながらも、目の前を通り過ぎて行ってしまう、みゆきさんを見送る。
待っていた人の中から、「カワイイ~。」と、声が漏れる。
いつもなら、こっちを見て、笑顔で手を振ってくれるのだけれど、今日は、気のせいか、タクシーの中で、話をしていた。
高校の校門で、今日こそは打ち明けようと思って待っていたら、好きな女の子が、隣のクラスのバスケのリーダーと、一緒に楽しそうに通り過ぎて行った。
そんな感じで、ポツリと取り残された感じだ。
寂しい。
夜会も終わって、楽しかったけれど、何か今日は、お酒でも飲みたい気分である。
キツイやつをキューっとね。
とはいうものの、それから店を探しても、もう閉まっているお店もあるし、やっているお店は、若い男の子と若い女の子が楽しそうにやっているバルとか何とかいうお店ばかりだ。
そんな店には入りたくない。
いつもは、鬱陶しいマッサージ店のお姉さんや、ガールズバーの女の子の、お誘いの言葉が、今日は、何故か優しく聞こえるな。
強い香水の香りに目を閉じる。
綺麗な人ばかりだけれど、美しくも、愛おしくも感じない。
とはいうものの、そんなお店も、凡には無理だ。
なので、ホテルの近くにあった中華料理のお店に入った。
「かおたん」さん。
酢豚と半チャーハン。
お酒は、やっぱり好きなビールにした。
意外にも、ここの半チャーハンは、美味しかった。
玉子もたっぷりで、油もたっぷり、味もしっかりついていて、凡好みである。
何故か、中華料理と焼き肉は、少しだけ元気がでるんだよね。
その少しだけの元気を、こぼさないようにして、ホテルに戻った。

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平 凡蔵。へのファンレターや
       お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    お昼はレトロなオムライスランチ
    そして好きなアーティストのコンサート
    夜は中華でエネルギー充填
    かなり充実した1日でしたね
    酢豚と炒飯、特に炒飯が美味しそうですね!
    最近自作の炒飯ばかりなので、たまには中華食堂の炒飯が食べたいです

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    オムライスも私好みだったし、チャーハンも私好み。
    特に、チャーハンは、しっとりしていて、玉子も多めで、味付けもしっかり。
    ただ、この中華のお店なのですが、入っているビルの上層階に、高級なラウンジなのか、そんなお店が入っていて、いつも中華のお店の前のエレベーターの前に、ヨーロッパ系のミニスカートの綺麗なお姉さんや、着物を着たお姉さんが、お客さんのお見送りに出てくるので、どうも、入りにくいんですよね。綺麗なお姉さんの前を通るのがね。
    ゆけむりさんは、自宅で自分で作られるようですが、チャーハンは、どちらかというと、難しい料理ですよね。単純なだけにね。
    それに、お店のチャーハンだって、店によって、全然味か違ったり。
    それが、また問題で。
    ラーメンは美味しいけれど、チャーハンはイマイチとか、チャーハンは絶品だけれど、他の料理がイマイチとか、たかがチャーハン、されどチャーハンていう感じですよね。

  3. ゆけむり より:

    実は創味シャンタンDXを買ってからは、チャーハンやラーメンスープに足すだけでひと味もふた味も美味しくなる事を発見しました
    最近は玉ねぎと豚肉と玉子のチャーハンが、我ながらかなり良い感じで作れるようになったんです
    あっ、テフロン加工の中華鍋も購入したので、それが功を奏しているのかもしれません
    その時の気分で最初からご飯を生卵と合わせてから作ったり、後から玉子を投入してまばらに合わさるようにしてみたりと、色々楽しんでいます
    ザーサイ入りや高菜入り、豚キムチチャーハンに韓国のりを仕上げに振り掛けて食べるのも気に入っています
    簡単とは言いませんが、かなり良い感じで作れるようになりました(^^)v

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    ゆけむりさんは、なかなか研究家ですね。
    チャーハンは、色んなバリエーションが作れるのも魅力ですよね。
    具材や味付けを買えたりしてね。
    シャンタンDXは、私もチューブ入りを購入しました。
    色んな下味にも使えて、便利ですよね。
    ちゃんとした味付けになる。
    それにしても、お聞きしただけでも、何種類もありますね。
    そんな、ゆけむりさんなら、お店に食べに行っても、新しいメニューに活かせそうで、料理の趣味も広がりますね。

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