平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(751)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(260)11月28日~30日編。

中島みゆきさんの夜会vol.19「橋の下のアルカディア」の凡なりの感想を書いています。
お時間ありましたら、覗いてみてくださいね。

11月21日の夜会の感想は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201611_article_16_html
11月28日の夜会の感想は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_2_html
11月29日の夜会の感想は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_4_html
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11月30日(水曜日)。
今日は、早めに起きて、出かける用意をする。
夜会に東京へ来ている間に、1度行ってみたいと思っていた場所へ、今日、行ってみようと思う。
「ホキ美術館。」
この美術館は、写実というものに特化した作品を集めている美術館だ。
どこかで、写実絵画の作品を見たことがあって、素直に、単純に、スゴイなと思ったことがあって、その美術館が、これは千葉なのですが、あると聞いたものですから、東京からなら近い。
行ってみなくちゃという訳であります。
ホキ美術館のHPのアクセスを参考に、朝の8時前にホテルを出発。
東京から、総武線で土気(とけ)駅に移動。
09時51分に着。
そこから、千葉中央バスで、5分ぐらい乗ると、ホキ美術館に着く。
バス停の名前は、違う名前だけれど、車内アナウンスで教えてくれます。

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(入口部分)

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さて、このホキ美術館は、展示作品も素晴らしいのですが、建物自体も面白い。
コンクリートと鉄板で出来た建物は、建物の後ろに回ると、四角い筒のような構造のものが突き出た部分があって、詰まりは、宙に浮いた形になっている。
その宙に浮いた部分も展示スペースだ。

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(建物の後ろ側は、こんな感じ)
さて、入口で荷物を預けたら、ゆっくりと見て回りたいな。
入口の展示室は、ホキ美術館大賞展という特別展をしていて、若い人を中心に応募された作品の入賞作が並んでいる。
どれも力作だ。
先に進むと、常設展。
もう、素晴らしい作品ばかりで、近くで見入ってしまって、なかなか先に進む気になれない。
始めから、最後まで見て、好きになった作者がいる。
今までは、写実絵画の作者なんて知らなかったけれども、今回、ホキ美術館に来てみて、これは名前を覚えたいと思った。
そして、これからも作品を、見ていきたいと思った。
写実絵画が好きな人が聞いたら、「なあんだ。そんな有名な人か、基本中の基本やん。」と言われるのかもしれません。
でも、好きなものは、好き。
ということで、好きになった作家さん。
まず、1人は、島村信之さん。
凡が行ったときに、展示されていた作品で、スゴイなと思ったのは、「エンジの衣装」と「創」だ。
「エンジの衣装」は、女性を描いているのですが、その胸のあたりの衣装の描き方なんて、ビックリするぐらい存在感がある。
と、凡は、今、ビックリするぐらいと書いたのですが、この美術館の作品は、どれもこれも、ビックリする。
なので、コメントで、ビックリするなんて書いてしまうのが、どうも詰まらなくなっちゃう。
それと、「創」については、これはもう、見とれてしまいました。
何しろ、半ヌード。
ウヒヒヒヒヒー。
と、そうではなくて、いや、それもあるかもですが、その技法のスゴサに、敬礼!
横たわった女性にレースの布が掛けられていて、柔らかい光が全体に降り注いでいる。
もうね、その女性の肌の感じなんて、実物以上じゃないかなっていうぐらいリアルなんです。
乳房に透ける静脈の感じなんて、どうやって描いているのかなって、目を絵のギリギリまで近づけてみちゃった。
あ、そうだ。
ここで、この美術館の良さを書いておくと。
今、作品のギリギリまで近づいて見たと書きましたが、この美術館には、ロープや立ち入り禁止の線なんてありません。
たとえ、ガラスの額に入っていない作品でも、そのまま壁に展示されていて、近くで見ることができます。
細密な実写なら、近くで見たいと思うのは、これは誰でもそうですもんね。
しかも、一部のコーナーでは、陶器も展示されていましたが、全てじゃないですが、これも台の上に作品が乗っているだけだったり。
これは、さすがに凡も、そばで見るのが怖かったな。
ちょっと、つまづいてコケたら割れちゃうよ。
見る方も、慎重になっちゃう。
このロープや線のないこともそうだけれど、絵画の作品も、マグネットで鉄の壁に固定していたり、照明は、LEDだったり、兎に角、作品を直に感じて欲しいという、美術館の気持ちがつまった運営をされているなと思う。
そこは、ちょこっと敬礼!であります。
さて、さっきの島村信之さんは、兎に角、女性を表現することに関しては、天才です。
肌の透明感、柔らかい光のかげん、リアルさ。
そして、何より、作品の醸し出す詩的な空間。
もう、ずっと見ていたいっていう感じなんですよね。
ただ、最近は、昆虫なんかも描いてられて、あれはちょっとね、リアルなので、何か気持ち悪い。
それから、もう1人。
生島浩さん。
この人の作品がスゴイんですよね。
凡が行ったときに展示されていたのは、「月虹」という作品だった。
もう、実在感が写真を超えている。
いや、実物を超えているかもしれないと感じる。
凡が見た作品は、対象の女性に、真正面から向き合って、描かれている。
その対象の女性のリアルさ。
まあ、その作品に描かれている女性が、かなりの美人なので、ということもあるかもしれませんが、兎に角、ずっと見ていたいんです。
凡が行ったときも、美術館は、空いていたので、ずっと見ていた。
すると、その絵画に描かれている世界が、実際の今いる世界だと勘違いしそうになるんです。
目の前に、本当の女性がいるようなのです。
なので、これは、不思議な感覚で、本当に、絵の中の女性に恋をしてしまった。
目の前の、絵の中に描かれている女性が好きだ。
この絵の中に入り込みたい。
他の絵では、そんなことなんて思わないけれど、生島浩さんの絵には、そう思わせうる実在感がある。

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(美術館で購入した本の表紙は、生島さんだった。アイフォンで撮ったので、イマイチ伝わらないかも)
絵と言うものは、その生まれた理由というのは、2つあると思う。
1つは、記録という理由。
エジプトの壁画のように、王様の歴史や、薬などの製造方法など、それらを残すために絵を描く。
詰まりは、伝えるための道具。
この場合の絵は、イコール字だともいえる。
そして、もう1つは、美しいもの、愛しいものを、長く記憶にとどめておきたいという理由。
肖像画や、風景がなどは、そういう理由で生まれたのではないか。
つまりは、今見ているものを、ずっと、今のままで取っておきたいという気持ち。
ニアリーイコール写真。
事実、写実絵画の作家の多くは、19世紀に写真という技術が出来た時に、絵描きから写真家に転向した人が大勢いたそうです。
絵画については、その美しいもの、愛しいものの、実像の本質を描こうというところは、絵画のどの技法についても、これは共通だ。
例えば、人物画でいうと、対象物の周りの光に焦点を合わせたら、印象派のようになるし、その内面に注目したら、ピカソのような抽象的な技法になる。
どれも、対象物をリアルに描くのが目的だけれど、その技法やアクセスの方向が違うだけ。
でも、その中でも、写実絵画というのは、これは、1番ストレートな方法だと思う。
シンプルだし、解りやすい。
或いは、スタートにして、ゴールなのかもしれない。
凡は、今まで、写実絵画なんて、写真もある今の時代に必要があるのかなんて、作品も見ないで思っていたのですが、この美術館に来て、その考えが、180度変わってしまった。
写真は、正確無比な、実写だけれども、平面でしかない。
そこには、見ているこっち側と、見られている写真と、別々の世界が存在する。
でも、写実絵画は、その平面の写真を超えた何かがあるのです。
見ているこっち側が、絵のそっち側に、存在し得る1つの融合した世界。
現実ではないかと錯覚させる「場」のようなもの。
兎に角、素晴らしいです。
とはいうものの、ある意味、そんな見方をするのは、間違っているのかもしれない。
ただただ、その作品のリアルさを見て、単純に手をたたいて、「きゃー。ちょっと、これスゴクナイ?チョーリアルやん。ウケルー。」なんて、そんな風に喜んでみるのが、正解かもではあります。
さて、ゆっくり作品を見て歩いて、最後までやってきたけれども、また、気に入った絵を見に、入口まで戻る。
何度も、見たいんだよね。
まあ、空いているから、それがしやすいということもある。
さて、帰りのバスの時間と電車の時間を考えながら、美術館にあるカフェに入る。
最近の美術館は、素敵なレストランもセットにして建てられていることも多くて、そんなレストランは、大概に於いて、素敵なレストランが多い。
このレストランにもあるのだけれど、コース料理のみで、予約制だ。
たぶん、素敵なレストランだとは思うのだけれど、予算と帰る時間を考えて、カフェが丁度良い。
スモークサーモンのサンドイッチとアイスカフェラテ。
明るい店内で、美味しく頂いて、食べたらすぐに店を出た。
帰りのバスの時間があるからだ。
じゃ、次のバスでも良いじゃないということも普通なら、考えるのだろうけれど、凡は、何としても15時30分には、赤坂へ戻らなきゃいけないのであります。
やっぱりね、みゆきさんの入り待ちをしなきゃですものね。
12時56分のバスに乗って土気駅に移動。
すると、女性の2人組が駅に向かって走り出したので、凡もついて走ってみる。
果たして、13時05分発の、京葉線の快速に乗ることができた。
14時01分、東京駅着。
余裕で、赤坂まで行くことができるね。
みゆきさーん、待っててねー。
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そうだ、このホキ美術館で何気なく持ち帰って来たチラシを見ると、大阪の梅田の阪急百貨店で、ホキ美術館展を12月05日までやっていることが分った。
なので、12月03日に行ってきましたよ。

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(美術館でチラシを取ってきたのだけれども、見たら大阪の展示会だった)
70点ぐらいの作品が展示されていて、生島浩さんの「5:55」(5時55分)があった。
素晴らしい。
またもや、絵の女性に恋をしてしまった。
ずっと眺めていたかったのですが、ミニボンも一緒だったので、仕方なく絵の世界に入り込むのは、あきらめた。
島村信之さんの「日差し」も、良かったです。
それから、それから、このホキ美術館に来て、写実絵画を見て、思ったこと。
「みゆきさんを、生島さんか、島村さんに、描いてもらいたい。」ということだ。
島村さんなら、優しいみゆきさんの笑顔や、白い肌の美しさを表現して下さるに違いないし、生島さんなら、絵の中のみゆきさんの横に、凡をリアルに座らせてくれるかもしれない。
あー、そんな絵があったら、もう、みんなの取り合いになって、凡なんかが買えるものではなくちゃうよね。
ということは、その絵が、誰か他の人のものになっちゃう訳で、それは絶対に嫌だな。
なので、描かれない方が、いいのか。
いや、描かれた絵を見てみたい。
いや、、、、、またもや、頭が変になりそうです。
でも、もしみゆきさんを描いてもらったなら、それは、写真より、ビデオより、何よりも、みゆきさんだと思う。
いいなあ。
想像しただけで、素敵です。

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