平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(749)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(258)11月28日~30日編。

中島みゆきさんの、夜会vol.19「橋の下のアルカディア」の内容については、今までに書いたものもありますので、みゆきさんが好きな人で、お時間がありましたら、覗いてみてくださいね。
11月21日の夜会の感想は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201611_article_16_html
11月28日の夜会の感想は、⇒⇒⇒
https://tairabonzou.jp/201612_article_2_html
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そんでもって。
11月29日(火曜日)。
赤坂のホテルで目覚める。
すぐ近くには、昨夜の夜会が行われたACTシアターがある。
それだけで、何か特別な朝であるように感じる。
今日は、昼間の予定は、既に考えていた。
ちょっと前に、ムーチューブで東京へ来た時に、行ったのではあるけれど、定休日だった、横浜のトンカツ屋さんへ行こうと思う。
「かつ半」さん。
そのために、朝食も食べずに、まずは、横浜の関内に行く。
伊勢佐木町の通りから、横に入ったところにあるお店についたのは、11時過ぎごろだった。
開店してすぐだったので、凡が最初のお客だった。

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凡のブログにコメントを書いてくださったりしていただいている「ゆけむり」さんが、ブログで書いておられて、オススメされていたので、(ゆけむりさんの記事は、こちらから⇒⇒クリック)今回は、楽しみにしていたのであります。
まずは、メニューを見ると、オススメのヒレカツがあった。
なのだけれど、その横に、特ヒレカツだったかな、そんな名前の商品があった。
さて、どうする。
ゆけむりさんのオススメは、ヒレカツだ。
なのだけれど、その横の特ヒレカツも気になる。
「特」だものね。
折角、大阪から来たので、少しの値段の違いなら、美味しい方を食べたいとも思う。
メニューには、サンプルの写真も載っていたので、お姉さんに、この写真はどれですかと尋ねたら、ヒレカツだという。
ということは、やっぱり普通の方のヒレカツが人気なのだろうと解釈して、また、ゆけむりさんのオススメを食べに来たので、それを優先して、普通の方のヒレカツを注文。
ご飯とのセットにする。
凡は、店内の入口近くの厨房が見える位置に座った。
なので、店内が良く見える。
お姉さんも、お茶のお替わりを持って来てくれたり、気配りも出来る人で、厨房からも美味しいお店の雰囲気が伝わってくる。

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さて、ヒレカツが運ばれてきた。
俵型のヒレカツが2本。
普通のお店なら、ヒレカツを揚げてから、切り分けて提供されるけれども、ここは、予め切り分けたものを1本のヒレカツとして揚げている。
なので、それを箸で割って食べるのが楽しい。
ヒレカツの断面をみると、真ん中に穴が開いていたので、或いは、串で固定して揚げたのかな。
でも、こういう工夫が、こだわりなのだろうね。
そして、このお店に来るのに、楽しみにしていたのがソースだ。
普通は、お店のオリジナルであっても、トンカツソース的な味や見た目のものを出すお店が多いのではないだろうか。
なのだけれど、このお店のオリジナルソースは、もっと、軽い感じでというのも正しくないのだけれど、トロっとしているのだけれど、キツクないのです。
なので、たっぷりソースを掛けても、そのソースもヒレカツも、美味しく頂ける。
というか、たっぷり掛けたいソースなのです。
どんな材料を使っているのか知りたいのですが、その時は、それを聞くのを忘れて、食べるのに、夢中だった。
それから、お味噌汁が、アサリだったので、これも美味しかったし、なかなか良いですね。
ご飯のお替わりも出来るらしいのですが、この後、まだ中華街などで食べるかもしれないので、それは止めた。
それから、肝心のヒレカツなのですが、ヒレ肉が、兎に角、柔らかくて、ヒレ肉の面目躍如という感じで、美味しかったです。
さて、念願のヒレカツも頂いて、外へ出る。
近くにあるラーメン二郎さんには、行列ができていた。
でも、今からラーメンは無理か。
さて、それじゃ、またもや、ゆけむりさんのオススメの、中華街の焼き小籠包と杏仁ソフトなどを食べようと歩き出したのですが、あれ?と気が付いた。
お腹がいっぱいだ。
ちょっと前なら、ヒレカツ定食を食べて、ラーメンを食べて、焼き小籠包を食べて、ソフトを食べるぐらい、何でもなかった。
でも、今は、ヒレカツ定食だけで、お腹が膨れている。
こんな時に、年を取ったのかなと思ってしまう。
どうしようかと思った時に、折角、横浜まで来たのだから、ここから行ける、違った場所に行ってみようと思った。
そこで、思ったのが、茅ケ崎や鎌倉など、サザンオールスターズに関係する場所だ。
ミニボンが、桑田佳祐さんのファンなので、たぶん、うらやましがるだろうな。
それと、横須賀。
歌では、名前をよく聞くんだけれど、どんなところか知らない。
と、考えた時に、行ったことがないところへ行きたいと思った。
なので、横須賀に決定。
とはいうものの、横浜から横須賀への移動時間と横須賀での滞在時間をどう見るかが問題だ。
今日の予定は、ふらふらと、どこへ行くのも風まかせなのではありますが、どうしても15時30分には、赤坂まで戻らなくちゃならないのであります。
何故、それが重要かと言うと、みゆきさんの入り待ちだ。
兎に角、今の凡の行動は、すべて、みゆきさんにかかっている。
ふらふらは、その次なのであります。
アイフォンで検索をすると、横須賀で1時間ちょっとぐらい滞在できそうだ。
1時間というのは、これは短い。
勿論、それで横須賀を見る、或いは、知るなんてことは出来ない。
とはいうもののである。
たとえ1時間でも、1時間である。
凡にとって、知らない場所を、1時間でも行くのと、行かないのでは、100とゼロだ。
どんなところか行ってみて、面白いなと思えば、また行けばいい。
そんな理屈を、言ってはみたが、普通なら、みゆきさんの入り待ちを諦めて、ゆっくり横須賀を見て回るという選択の方が、理屈としては、納得がいくだろう。
入り待ちなんて、たとえ、みゆきさんを見ることができても、一瞬だ。
とはいうもののである、ここでも、とはいうもののなのですが、みゆきさんの入り待ちは、今回の夜会で初めてやってみたことなのだけれど、凡にとっては、一瞬でもみゆきさんを見られるというのは、これは、もう理屈抜きに素敵な事なのであります。
横須賀には、行こうと思えば、いつだって行ける。
でも、みゆきさんの入り待ちは、たとえまた、コンサートがあったとしても、来年の冬だろう。
それに、凡もいつ死ぬかね。
死ぬのは仕方がないけれど、それなら、1秒でも回数多く、みゆきさんを見たいのであります。
と、そんな屁理屈で、横須賀の1時間旅に出かけることにしました。
関内から、横浜まで戻って、JRで横須賀まで移動。
駅を出ると、もうそこに、軍艦(どんな船なのかは、知らないので、とりあえず軍艦と書いています)が停泊している。
かなり、大きい。
そこで、どうしようかと迷う。
この辺りも、ネットの観光案内では、人気のスポットらしい。
ゆっくり、ベンチにでも座って、この風景を眺めているのも気持ちが良いかもしれないなと思う。

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(JR横須賀駅の前の海)
なのだけれど、三笠公園という場所に、戦艦「みかさ」の記念艦があって、その周辺が人気のナンバーワンらしいのだ。
迷ったのですが、迷う時間もない。
バスもあるのですが、タクシーで行ってみることにした。
タクシーが駅を離れたら、今いた海に、自衛隊なのかな、そんな船がこっちに向かって来ていた。
「しまった。」と思った。
こんな船が見れるなら、ここでゆっくりしてもよかったな。
三笠公園に着いたら、まずは、「みかさ」の記念艦だ。
見上げると、Z旗がマストにたなびいていた。

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(戦艦みかさ)

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(Z旗たなびく)

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(甲板から)
ただ、この記念艦は、船なのだけれど、海に浮かんではいない。
何かの取り決めで、戦艦として機能しないという条件で、取り壊すことを免れたそうです。
それと、これは、復元されたものらしいのですが、こんな記念艦のような形に復元されるまでは、この艦船の上に、ダンスホールなどがあったらしいです。
そんな話を、みかさの中のビデオで見ることが出来る。
ぐるっと、船内を見て回ったが、もう時間がない。
この周辺も、潮風が気持ちよくって、しばらく風景を眺めていたかったのですが、そろそろ帰らなくっちゃ。
三笠公園から、京急線の横須賀中央駅まで歩く。
途中の商店街なども、ゆっくり見て回ったら、楽しいかもしれない。
横須賀についてなのですが、また来たいなと思う。
街も雰囲気が良いし、「軍港めぐり」というクルーズもやっているのですが、今度は、これに乗ってみたいと思う。
というのも、横須賀の海は、海上自衛隊だけでなく、アメリカ海軍の艦船も見ることができるそうだからだ。
と、こんなことを言ってますが、ここに断っておきます。
凡は、戦争反対論者であります。
戦争は、どんな理由であっても、するべきではない。
日本がやれることは、専守防衛のみ。
とはいうものの、こんな戦艦や、戦闘機を見ると、どうにも、これは理屈ではなくて、血が騒ぐんですよね。
弱っちい凡なのですが、そこはやっぱり男の子なのでしょうか。
とはいうものの、実際に、この戦艦に乗って、狭い艦内で集団行動なんて、凡には絶対無理だ。
もし、乗るなら、艦長だ。
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ」なんてね。
って、だから、凡は、戦争反対なのでありますって、これは絶対であります。
ただ、この度の戦争で犠牲になった人たちのお陰で、今、凡は平和に、こんなことを書いて、呑気に過ごせていただいているということには、これは素直に敬意と感謝をしなければならないと思っています。
ただ、この場合の犠牲になった人という言葉の中には、日本人だけじゃなく、アメリカ人も、その他の国の人たちをも含んでいます。
そんな方たちの、ご冥福を祈っています。
と、凡らしくないことになってきたので、方向を修正して、横須賀中央駅だ。
14時17分発の京急本線の快速に乗る。
赤坂に着いたのは、15時30分過ぎだった。
急いで、ACTシアターの出入り口に向かった。
まだ、みゆきさんが、シアターに到着していないことを祈りながらね。
急げ~。
待っててね、みゆきさーん。

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平 凡蔵。へのファンレターや
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sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント

  1. ゆけむり より:

    凡蔵さん、再度かつ半に行かれたんですね
    ありがとうございますm(__)m
    それにしてもお口に合ったようでホッとしています
    もしお口に合わなかったら、「なんだ食べ歩きが好きだなんて言っておきながら、全然大した事ないなぁ」なんて思われたらどうしようと内心ドキドキしましたよ(笑)
    特ヒレと普通のヒレとの違いは、肉質と太さと言うか大きさとの事ですが、肉質の違いはさほど感じられないんですよね
    見た目は若干大きくなっていて、食べ応えはあります
    ただ、自分は普通のヒレで十分だと思っているので、特ヒレはもうしばらく食べていません
    こちらのソースもなかなか美味しかったでしょ?
    自分はここのソースが特に気にいっています
    40年以上前から同じようなソースで、伊勢佐木町が全盛期だった頃はこちらも大忙しだったんですよ
    おっ、横須賀へ行かれたんですね
    三笠公園にも行かれ、みかさにも乗船されたんですね
    戦艦みかさはもう20年は行ってない気がしますよ
    と言うか、横須賀中央自体ほとんど行かないですね
    河津桜を見に三浦海岸あたりへ行ったのが最後です

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    そうなんです、ついに突撃です。
    あの、ソースは、美味しいですね。
    今でも、どんな風に作っているのかなと思います。
    それから、ヒレ肉も柔らかくて美味しかったです。
    そんでもって、特ヒレカツとヒレカツ、やっぱり、最初は、スタンダードを食べて、良かったです。
    普通に、横浜の人が食べている味ですもんね。
    それが、やっぱり、そのお店の味だと思いますもん。
    ゆけむりさんの、食べ歩きのお店は、なかなか参考になるので、いつも興味深く見ているんです。
    でも、ちょっと車じゃないと行きにくい場所とかもあるのと、大阪からじゃ、関東は、なかなか行けないもので。
    でも、今回は、行けて良かったです。
    それに、キャベツにドレッシングが掛かっていないのも良いですね。
    ドレッシングも好きですが、お店によっては、ドレッシングの量も少なかったり、微妙なんですが、こんな風に、自分でソースをかけるのは、調節ができて良いです。
    それに、トンカツに添えられているキャベツは、ドレッシングやマヨネースも美味しいのですが、ソースを掛けて食べるのは、トンカツ屋へ来たという感じで、良いんですよね。
    それから、横須賀は、今までにも行ってみたいとは思っていたのですが、急に思いつきまして。
    でも、1時間じゃ、無理ですね。
    また、行きたいです。

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