9月6日、火曜日。
凡は、早朝から窓の外を見ている。
入り組んだ湾に、大小の島々が見える。
正面に見えるのは坂手島だろうか。
まだ寝ているミニボンに声を掛けた。
「温泉に行ってくるね。」
昨日は、風見の湯に入ったので、今日は汀の湯に入ろう。
既に、風呂には先客が数名いて、露天風呂に入っていた。
この湯は、ジャグジーや寝湯などがあって、癒しがテーマだそうだ。
とはいうものの、寝湯にしたって、2人分。
ジャグジーも、3名が限界かな。
なので、凡が行ったような時間帯だと、空いているので、謳い文句通りに癒されるが、夕方のお客さんが多い時間帯だと、或いは、癒されない湯になる可能性もあるかもしれない。
でも、凡の行ったときは、まだ早朝なので、充分に癒されて湯を出る。
お風呂から帰ったら、ようやくミニボンも起きてきて、温泉に浸かりに行った。
さて、朝食である。
会場に行くと既に、何組ものお客さんが、楽しんでいる。
みんな他にやることないんだね。
ただ、凡も早い方だったので、海の見える窓際のテーブルに着いた。
料理は、温泉旅館の朝食バイキングの一般的なもの。
目玉焼きとパンケーキ、焼き魚が、ライブキッチンだ。
ミニボンが、パンケーキが美味しいと言うので、最後に追加で食べる。
(カレーに納豆をトッピングして食べる)
(ミニボンのオススメのパンケーキ)
さて、今日の予定は、これは前回も行ったのですが、イルカ島を回る遊覧船に乗る。
松坂へ移動して、本居宣長記念館を見学。
そして、もし出来るなら松坂牛を有名店で食べてみたいなと思うが、これは予算との相談。
さて、まずは、荷物をホテルの売店で、宅急便で自宅に送る。
この送料も、まわりゃんせのチケットに含まれている。
これも楽なんだよね。
そして、ホテルの送迎バスで鳥羽駅まで送ってもらう。
ここで鳥羽マリンターミナルまで歩いて行って、鳥羽湾めぐりとイルカ島という遊覧船に乗り込む。
この代金も、まわりゃんせに含まれている。
遊覧船は、3種類あって、凡が乗ったのは、1番派手な竜宮城という船だ。
船全体に、浦島太郎などのマネキンがあったり、兎に角、派手な作りになっている。
船に乗り込むと売店があったので、すぐに、かっぱえびせんを購入。
これは、船が出たらデッキでカモメにあげるエサである。
船が動き始めたら、デッキに出る。
カモメが、それを知って追いかけてくる。
以前も、確か伊根の方だったかな、カモメにエサをやったことがあるのだけれど、その時は、器用にカモメが凡の指先のかっぱえびせんを、飛びながらクチバシで取って食べた。
今回も、そのつもりでエサを持った手を大きく船から差し出すのだけれど、船のスピードが早いのか、なかなか指のエサをとろうとするのだけれど、取れないのだ。
ミニボンは、かっぱえびせんを空に向かって投げている。
カモメは、海に落ちたえびせんを食べている。
ふと、横を見ると、売店の女の子もデッキにいて、カモメ寄せのために、エサを空に向かって投げていた。
それでも、凡は諦めずに指で渡そうと手を伸ばして待っていると、果たして1羽のカモメが近寄ってきて、凡の指のかっぱえびせんを、ガツンとくわえた。
ガツン。
くわえたのは、凡の親指だった。
血が出た。
凡、カモメにエサをやろうとしてガツンと流血事件。
もう指からあげることは諦めて、凡も空に向かってエサを投る。
しばらくすると、トンビがやってきて、エサを横取りしはじめて、カモメはいなくなった。
そんなことをしているとイルカ島に到着。
ここで、みんなと一緒にリフトに乗って山上に移動する。
これがミスだった。
イルカ島では、ショーもあるのだけれど、イベントもやっている。
ちょうど凡が到着したときは、イルカタッチというイベントをやっていた。
イルカに触れるんです。
ショーも楽しいのですが、凡は、もう以前に見たことがある。
なので、今回は、それをパスしてイルカタッチをやっても楽しかったんじゃなかったかなと、これは後になって思ったのであります。
とはいうものの、山上のアシカショーも、入口近くのイルカのショーも、楽しく見ることができた。
特に、イルカは、ショーが始まる前は、目の前のプールを泳いているのだけれど、プールが小さいので、イルカを近くで見ることが出来て、うれしい。
(ここのイルカは、他の大きな水族館でやっているようなショーのようにキビキビと動かない。すごくのんびりとしたイルカなので、それがまたいい。)
さて、ショーを2つ見たら、またマリンターミナルまで戻る。
(帰りは洋風の船だった)
鳥羽の駅から、松坂駅まで移動。
この特急券も、くどいようだが、まわりゃんせで無料だ。
車内で、鳥羽1番街で買った、伊勢志摩サミットのティータイムで提供されたというお菓子を食べる。
(このお菓子がサミットで出されたらしい)
さて、松坂に着いたら、お昼頃である。
今から思うと、凡は無理をしても、ミニボンにお願いをして、松坂の有名店で、スキヤキを食べるべきだった。
とはいうものの、松坂の有名店は高い。
まず思い浮かぶのが、「和田金」」さんだ。
このお店は、開高健さんの「新しい天体」でも、登場する有名店だ。確かね。
テレビなどでも、よく紹介される。
ただ、高い。
1人前、12000円から17000円ぐらいだそうだ。
これに、お酒や消費税などを入れたら、1人前2万円というところか。
2人なら4万円。
これは流石に、無理だ。
となると、もう1つの有名店「牛銀」さんだ。
ここは、和田金さんより、ややリーズナブル。
値段は、5つのランクがあって、8672円から19364円と、かなり幅があるが、1番安いところなら、1万円以下である。
少しばかり、寂しい思いもするかもしれないが、兎に角は、松坂牛で、兎に角は、有名店で、兎に角は、お姉さんが作ってくれる。
ここなら、1番安いコースで、ビールを押さえたら、1人1万円ぐらいでいけるか。
とはいうものの、流石に高級であります。
因みに、松坂牛は、マツザカギュウとは読まずに、「マツサカウシ」と読みます。
しかし、どっちにしたって、高い。
これは、相当な勇気のいる決断である。
まずは、松坂駅についたら、観光案内所へ行く。
すると、オッチャンが、何をしたいかを問いかけてきた。
そこで、本居宣長記念館のことを言って、「松坂牛も食べたいけど、高いですよね。」と言ってみた。
すると、どんな料理が食べたいのかと問う。
「すき焼きとか、、、。」
すると、オッチャンは、地図を取り出し、「ここのお店が良いとは、言えない。でも、こんなのが食べたいと言ってくれれば、そのお店は教えてあげる。」というようなことを言う。
それは、そうだよね。
特定のお店を宣伝することは出来ないのかもしれない。
ただ、それでも安いお店を聞いたら、数店のお店を教えてくれた。
そして、「本当に安くて美味しい松坂牛を食べたいのだったら、細切れを買うのが、オススメ。」だという。
細切れには、ランプの部分も入っていれば、ロースの部分も入っているので、良い部分の肉も入っているという。
それでいて、安いという。
「なるほど。」と納得すると。
買えとは言わないが、良い店を教えてあげるから、付いて来いと言う。
すぐ近くにある「まつさか交流物産館」というところに案内される。
ここは松坂市の特産品を集めた売店で、その1コーナーに、オッチャンのオススメの松坂牛の細切れがあった。
そのコーナーには、3種類ほどあったかな、メーカーの違う肉が並んでいる。
説明によると、細切れで、松坂牛のシールが貼ってあるものは少ないという。
シールを見ると個体識別番号とA4というランクが印字されていた。
A5ではないけれども、充分美味しいと言う。
特産品を集めた売店だし、別にオッチャンの利益になる感じでもないので、本当にオススメなのだろう。
そう思って200g1080円のものを3パック購入。
お店にお願いをして、閉店までに戻るということで、預かってもらうことにした。
(細切れの肉)
さて、あまりお腹も空いていないので、このまま昼食は後回しにして、本居宣長記念館へ行くことにした。
地図を見ると、その手前に「松坂商人の館」という資料館がある。
昔の松坂商人の住宅である。
ここも、まわりゃんせで無料なので、とりあえず、入ってみることにした。
中で説明を聞くと、兎に角、松坂の商人は、お金を稼いでいたということだけは、解った。
そこから、お城の跡まで歩く。
途中に、牛銀の本店があって、玄関を覗くと、着物を着たお姉さんが、玄関の上がりかまちの手前に座っていて、凡に会釈をした。
これは辛いと、そのまま通り過ぎる。
城跡に近づくと雨が降って来た。
本居宣長記念館は、凡が行ったときは改装中で、閉館している。
ただ、ほんの1部の資料を公開しているのと、本居宣長が住んでいた建物の書斎「鈴屋」を特別公開している。
ここは普段は見れないそうである。
玄関を入って、入館料を払う。
すると、玄関の目の前に2メーターぐらいの陳列ケースがあって、公開している資料とはこのことだそうだ。
少ないと思うかもしれないが、古事記伝の草稿や拝神式の自筆原稿を見れたのは、これは嬉しかった。
しかも、写真に収めても良いと言う。
資料の説明を、館の女性スタッフが、優しく説明してくれる。
(受付というか、この入口で資料を展示している。事務所的な感じ)
(古事記伝の草稿・自筆)
(毎朝、神様にお参りをする、その仕方を書いたもの。自筆)
折角だから、「本居宣長の不思議」という資料本と「本居宣長・日本人のこころの言葉」という本を購入。
資料本については、確か1600円ぐらいだったかな、その値段にしては、かなり充実した内容で、普段見ることの出来ない写真などの資料が載っている。
こういう本は、現地でしか買えないものだ。
そして、日本人の言葉シリーズの本は、これも良いのだけれど、内容を見ると、本居宣長と凡が、あまりにも懸け離れていて、こんな事は出来ないよ、なんて弱音を吐きそうになる言葉が並んでいた。
資料を見ていると、急に雨が激しくなって、外に出ることが出来なくなった。
これじゃ、出られないからと、事務所の椅子に座って、これでも見て待っていたらと、本居宣長が書いた日本地図を見せてくれた。
勿論、レプリカだけれどね。
そんなことをしていると、やや小ぶりになったので、隣にある「鈴屋」に行ってみる。
1階を見学して、その特別公開は、2階にある。
細く急な階段を上ると、そこには小さな部屋があった。
その四畳半の部屋には、似合わないような大きな窓がこしらえてある。
ここから外を見て気分転換したんだろうな。
(本居宣長の書斎「鈴屋」)
(鈴屋の大きな窓)
さて、鈴屋を見学したら、他に行くところもないので、帰ることにした。
ミニボンは、明日も仕事だからね。
帰る途中で、お昼に観光案内所で聞いたお店に行ってみようかということになった。
凡が、松坂牛に拘っているように見えたようだ。
ただ、この辺がいつもミニボンが、凡の事を勘違いしているところなのだが、凡が食べたいのは、松坂のお姉さんが焼いてくれるすき焼きなのである。
ただ、松坂牛なら、何でも良いという訳じゃない。
良い肉が食べたいと言うことなら、自宅の近くのスーパーでも買うことができる。
とはいうものの、そんなことを言ったら、これまた問題発言となるに違いない。
素直に、松坂牛が食べたいのだと言うことにしておいた方が、得策なようである。
それに、ミニボンも、やや疲れて、自宅に帰ってから、ご飯を食べるのも、これは嫌なようで。
ということで、もし空いていれば入ってみようということで、お店を探して行ってみる。
店頭のメニューを見ると、ランチは終わっているようだ。
でも、ここまで結構歩いたので、入って食べることにした。
すき焼きではなく、焼き肉の店だった。
「千力」(せんりき)さん。
(外観)
(メニュー)
「松坂牛極盛」12000円(税抜き)を注文。
これは、2人で食べたら、1人前6000円ということになる。
結構な値段であるけれども、松坂牛ということを考えると、大阪で食べるより、はるかに安い。
出て来た肉は、やっぱり美味しいお肉で、まずは、満足をしたのであります。
ロースの部分が、やっぱり美味しかったな。
ここで、さっきの松坂牛のすき焼きの有名店の話だ。
2人で12000円に、お昼に買った細切れ3パックの3000円を足すと、15000円である。
牛銀さんの1番安いコースとそれほど違わない。
そんなことを考えてしまう凡は、これはダメな人間なのだろうか。
1番の贅沢をしたのにね。
お店を出て、松坂駅まで戻る。
まつさか交流物産館で預かってもらっていたお肉を受け取る。
保冷材を別に頼んで梱包してもらったら、自宅に帰っても冷たいままだった。
松坂の駅の窓口で帰路の特急を発券してもらう。
席が混んでいて、ビスターカーという2階建ての2階の席になった。
子供なら、2階で喜ぶだろうけれど、大人の場合、普通車両の方が、天井が高い分、開放的だ。
とはいうものの、近鉄電車の横揺れに身を任せていたら、鶴橋に到着。
環状線と京阪を乗り継いで、無事自宅に帰ってきたのであります。
今回の旅も、遷宮した伊勢神宮に参拝も出来たし、ホテルで美味しい料理も頂いたし、初めての松坂市内も散策できて、充実した内容だったかな。
ただ、まわりゃんせは、1回目、2回目の利用の時は、十分すぎるぐらい特典が付いている。
でも、凡は、今回は、3回目だ。
特典で利用できる施設のほとんどを1回目2回目で、既に利用している。
新しい施設となると、入場料の安い施設ばかりだ。
何となく、1回目の得さを考えると、少し寂しい気もするが、それでも十分利用価値のあるきっぷである。
兎に角、伊勢志摩を周遊するのに、電車賃やバス代を考えずに済む。
そのチケットを見せれば良いだけだから。
それに、今回は、行かなかったけれど、パルケエスパーニャなんて、何度行っても楽しいところだ。
近くに、まわりゃんせで無料になる温泉もある。
なので、次回も、たぶん、まわりゃんせを利用して旅行するだろうな。
ということで、伊勢鳥羽の旅にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
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平 凡蔵。へのファンレターや
お褒めの言葉は
sansanpopo@tairabonzou.jp
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コメント
朝食はバランスよく、食べ過ぎちゃいそうですねと思ったら、なんとカレーもしっかり食べたんですね
しかも納豆トッピング
パンケーキも美味しそうだから、これはデザート代わりでしょうかね(笑)
でも松阪牛を予定しているんじゃ、ちょいと食べ過ぎではないでしょうか???
凡蔵さんが乗った竜宮城と言う船、外人が見たらびっくりするでしょうね(笑)
どんなリアクションをするか見てみたいです
しかしまわりゃんせお得ですね
色々お得があるからたっぷり楽しめますね!
これは絶対良いですよね、他の地域も見習ってほしいですよね
自分もいつかは和田金で食べたいと思っていますが、込み込みで1人2万円ぐらいとなると、これはちょっと無理ですね
もう一度旅が出きるし、格安ソウルにも行かれそうな金額ですからね
観光案内所のオッチャン、良い人ですね~
おかげで良い肉をゲットできたようで何よりです
ご自宅ですき焼きでもされたのでしょうか?
凄く美味しいんでしょうね~
松阪牛の焼肉ですか?
これは贅沢ですね~
見るからに素晴らしい肉で、食べずとも美味しいと言うのが伝わってきますよ
12000円との事ですが、グラム数はどれぐらいあるんでしょうか?
貧乏性なので、細かい所が気になります
ちなみにタレとか塩で食べるのでしょうか?
やはり岩塩とかで食べるのが良いのですかね?
しかし今回の旅も充実していましたね~
伊勢は一度行った事があるのですが、おかげ横丁は無かった時代と記憶しています
だからおかげ横丁狙いでチャンスを伺っている次第です!
あ~、行きたいなぁ~
ありがとう、ゆけむりさん。
朝食は、カレーも、やっぱり行ってしまいました。
納豆のトッピングは、意外にも美味しいんですよね。
お昼などのことを考えると、セーブするところなんですが、料理を目の前にしてしまうと、食べてしまいます。
まわりゃんせは、近鉄電車を利用するなら必須です。
1回目2回目の時は、かなり得をしましたよ。
パルケエスパーニャもフリーパスですし、そんなフリーパスも、もしお金を払っていたら、半日は遊ばないとと思ってしまいますが、何しろ無料というか料金に含まれているので、1時間だけ遊んで次に行くなんてことも、迷うことなく行くことができます。
もし1回目だったら、ご飯を食べるとき以外は、たぶん財布を開くことがないと言っても良いぐらいです。
でも、今回は3回目だったんで、そこまでお得感は無かったんですが、それでも気分的に楽なんです。
和田金は、行きたいですよね。
和田金さんでは、最初に肉を砂糖と醤油で焼くのですが、その醤油がたまり醤油だとホームページか、どこかに書いてあったんです。
なので、物産館で買った細切れを、自宅で、たまり醤油でやってみたら、失敗しました。
安いたまり醤油だったので、変な匂いになってしまいました。
東京では、砂糖と醤油じゃなくて、割り下で調理するんですよね。
お店で食べた松坂牛は、グラム数は書いてなかったです。
でも、2人では十分な感じでした。
そこで、どう食べるか聞かれた気がしますが、私はタレで食べましたよ。
タレの焦げる香りが好きなんです。
そんでもって、おかげ横丁は、最初は、何かショボくて、これは続くのかなあって思ってましたが、今ではおかげ横丁だけでなく、その周辺も賑わっています。
みんなが訪れる人気のスポットになっていますね。
凡蔵さん、大阪のすき焼きスタイルをテレビか何かで知ってから、我が家もスタートは熱したすき焼き鍋で牛肉を焼き、砂糖と醤油を回し掛けた物を生卵に付けて食べます!
ちょっと濃い甘辛い醤油味がたまらなく美味しいです
その後は関東の割り下スタイルで食べ進めます
冗談抜きに伊勢志摩&和歌山に行きたいと思っていますが、他にも行きたい所があってついつい後回しになっちゃうんです
何度も同じ事を言いますが、こちらからだと関西や近畿よりも九州や北海道の方が圧倒的に安く行かれるんです
だからついつい北か南に行っちゃうんですよね・・・
ありがとう、ゆけむりさん。
すき焼きは、最初の数枚は、関西風で食べる方が、美味しいですよね。
まあ、それ以降は、関西風も、関東風も、同じような感じになっちゃいますけれど。
それから、伊勢志摩が後回しになる話、これ私も、そうなんですよね。
ゆけむりさんのブログを読んで、日光や伊豆なんかも良いなあと思うのですが、関西からだと、中途半端な場所なんですよね。
それほど遠くないのに、行くのに時間は掛かっちゃう。
なので、後回しになっちゃうんですよね。