平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(658)消去法で決まったインドの旅。(4)

日本を出て2日目。
インドの初めての朝を迎える。
昨夜は遅かったのだけれど、5時半には目が覚めた。
クーラーが効きすぎて、身体の表面が冷たい。
シャワーをしたり、整理をしたりして、8時ごろにホテルを出る。
まずは、シゲタトラベルへ行って、昨日の送迎の車と、明日のタージマハール観光の代金を支払いたい。
ホテルの前のアラカシャン・ロードからニューデリー駅の前を通って、メインバザールを、散策しながら、シゲタトラベルさんに行こう。
ニューデリー駅に近づくと、急に、人やオートリクシャなどが多くなって、ゴチャゴチャな感じになる。
360度の角度で、あっちからも、こっちからも、行きかう人や車。
熱く湿気を帯びた排気ガスが、皮膚にべっとりと纏わる。
鳴りやまないクラクション。
インドだと実感。
すると、若い兄ちゃんが、凡に声を掛けて来た。
始めは、どこから来たのかとか、そういう話から始まる。
そして、凡が駅の方に向かっていると思ったのか、「そっちは、危険。デンジャラス、デンジャラス。」と言った。
凡は嬉しくなった。
ニューデリー駅は、列車の駅と、また別にメトロの駅があって、列車の駅の方は、その駅を、またいで反対側に行こうと思ったら、列車の駅の構内に掛かる陸橋を渡って移動しなければいけないのですが、ここに一癖ある人が立っていて、旅行者と見ると、ここから先は行けないとかウソを言って、リクシャに乗せたり、そのまま旅行会社に連れて行って、高いツアーを契約させたりと、ネットでは騙された人の話が、これでもかとある。
そんなネットやガイドブックに載っているウソというか、詐欺というか、をする人が凡にも声を掛けてきたのである。
これで1つニューデリー駅の名物を経験したなと思った。
ただ、相手になると、そのままどこまでも付いてくるくるので、無視をした。
そのまま歩いて行くと、車の陸橋があって、その下の歩道に、家族なのかな、2、3組の男女が、寝ていた。
それが歩道に対して直角に寝ているから、歩道の歩くところが半分もない。
しかも、この辺りは、野良犬が沢山いて、大概は道で寝ころんでいる。
そんな犬が、陸橋の下に3、4匹寝ているから、更に歩きにくい。
なのだけれど、道が狭いと文句を言う人もなく、居て当然のように、家族と犬をすり抜けて歩いて行く。
それにしても、インドに来て思ったのは、道で寝ている人が多いということだ。
1人で寝ている人もいれば、
家族で寝ている人もいる。
あるところでは、歩道に毛布を引いて、夫婦とおばあさんなのかな、そして、2、3歳ぐらいの小さな子供の兄弟が、コロンと2人寝ていた。
その小さな体が、可愛くて、可愛くて、写真を撮りたかったが、それは失礼なので、止めたけれど、そんな風に、街のごく普通な光景だ。
(後から言ったムンバイでは、少なかったですが。)
それにしても、寝ている人もおおいけれど、、野良犬はメチャメチャ多かった。
しかも、道の真ん中とか端っことか、場所を選ばずに寝ていて、人がすぐ横を歩いていても平気だ。
凡も、何度も踏みそうになった。
あの路上で寝ころんでいる犬は、こんなところで寝たら、人間に踏まれてしまうと思わないのだろうか。
どうも、その姿を見ていると、「こっちも暑いんだから、エライ人間の方が、上手いこと避けて歩いてくれよ。」なんて、言ってそうで、どうにも、トボケタ犬に見えてしまう。
或いは、「犬なんてものは、タダ生きてりゃいいんだ。」なんて、達観しているのかもしれない。
どっちにしたって、凡なんかより遥かに強い。
さて、そのまま歩いて行くと、ニューデリー駅の道路を挟んだ向かいに、食堂が並んでいる。
どれも、区別がつきがたいが、何となく呼び込みのタイミングの合った店に入った。

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パニールというチーズの入ったカレーと、チャパティ。
それに、追加で、豆が挟んである、やや分厚く柔らかいパンのようなものを食べる。

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カレーは、それほど辛くなく、塩味がベースだ。
これが本場の味なのかなと思う。
全部で、100ルピー。安いね。
そのまま先に進むと、右手にメインバザールというお店の並ぶ通りに出る。
シゲタトラベルさんは、そのメインバザールを歩いて行った先方にあるので、その道を進む。

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(メインバザールの入口)
この辺りは衣料品や飲食店、ホテルなど、いろんなお店が並んでいて、散策するのは楽しい。
なんだけれど、昼間のメインバザールは、これまた旅行者相手に何かを売り込もう、或いは、騙そうとして、話しかけてくる人が多い。
しかも、いくら断っても付いてくる。
オートリクシャの男性が、凡に、「どこへ行くんだ。」と、凡が歩くのにスピードを落として、横に付いて走る。
凡が、断ると、近くを歩いていた、身なりは普通の中年の男性が、「あれ、乗ったはいいが、降りる時が怖いよ。」なんてことを、英語で教えてくれた。
なので、「へえ、そうなんですか。」ぐらいの相槌を打つと、こんどはその男性が、あっちに行くと、賑やかなところがあるとか、勝手にガイドをしだすのです。
凡が、「いや、そっちには行かない。」と言うと、「いや、あっちはショッピングにいい。」とか言って、どうしても、そっちの方に連れて行こうとするのです。
とはいうものの、凡の目指している場所とは反対なので、これも断って、反対に歩き続ける。
こんな風なので、シゲタトラベルの場所を探すのも、地図なんて出そうものなら、これは格好のカモだと見られてしまう。
そこで、一計を案じた。
どこかの屋台のジュース屋で、ジュースを飲んで、そこのオッチャンに道を尋ねよう。
屋台のオッチャンは、それを商売にしている訳だから、騙すこともないだろうし、こちらから聞いたら教えてくれるに違いない。
そう思って、ライムか何かの果実のジュース屋に行って、ジュースを注文したら、道を歩いていた若い男の子が、わざわざ凡の横まで来て、「どこから来たんだ。」とか、話しかけてくる。
しかも、凡はジュースを作ってもらっているので、その場を離れられない。
そして、ずっと話しかけてくるのです。
なので、ジュース屋のオッチャンにも、道を聞きにくい状況になってしまった。

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なので、ジュースを飲んだら、たしか目的の場所はメインバザールから、少しずれていたなと思って、路地に入って、何となく検討をつけて歩き出した。
小さな道を進んで、進んで行くと、果たして、迷子になっちゃった。
仕方がないので、これは申し訳ないと思ったのですが、路地にあった知らないホテルの警備のオッチャンに、コテージ・イエス・プリーズというホテルの場所を尋ねた。
目的のシゲタトラベルさんは、このホテルに入っている。
すろと、解らないようで、建物の中いたオーナーなのかマネージャーなのかの女性に相談したら、教えてくれたのですが、英語だし、解らないまま、何度も聞き返してたら、その女性が警備のオッチャンに案内してやれと言った
案内されて歩いて行くと、これが結構遠くまで間違って行ってたようで、クネクネと曲がって歩いて行ったところに、シゲタトラベルさんがあった。
本当に助かったので、200ルピーを渡した。

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さて、コテージ・イエス・プリーズさんの中に入ると、すぐにカウンターがあって、男性が座っている。
尋ねたら、果たして電話で問い合わせたラジェンダさんであった。
カウンターで話をしていると、両替はしたかと言う。
したにはしたが、空港でしたら、全部1000ルピー札にされたということを言ったら、小額紙幣に換えてあげるというので、持っていた1000ルピー札を9枚全部、100ルピー札と500ルピー札に、換えてくれた。
これで当分、街中で支払いができる。
これも本当に助かった。
そして、ラジェンダさんの勧めで、今からのデリー市内の観光の貸し切りの車と、18日にムンバイへ行くときの空港までの送迎を追加で頼んで、その代金を支払った。
デリー市内の観光は、始めはそれほど考えてなかったのですが、両替などもお世話になったので、お願いすることにしたのである。
終わって、入れてくれたチャイを飲んで待っていると、20分ぐらいで運転手がやってきた。

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(シゲタトラベルのラジェンダさんと)

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(今日1日お願いする運転手さん)

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コメント

  1. ゆけむり より:

    シゲタトラベルさんですか?
    これはメモメモ、ちゃんと覚えておかなくっちゃ!
    チーズが入ったカレーは美味しそうですが、塩味ベースとはなんだかビックリですね
    美味しいとも不味いとも書いてないですが、それほど美味しくなかったのでしょうか???
    しかしインドは色々な勧誘と言うか、次から次へ色々な人が何かしらの目的が有って話しかけてくるんですね
    一人旅だと振り払うのが大変そうですね
    そもそもインド人はしつこそうですからね・・・

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    カレーは、美味しかったですよ。
    日本で食べるような、チャツネを入れたり、隠し味を入れたりというような、複雑な味じゃなくて、香辛料と塩味で仕上げた、シンプルな味でした。
    なので、毎日食べるには、こっちの方が飽きないかもしれません。
    それに100ルピーというのが、いいですよね。
    話しかけてくる人は、私が泊まったところは、ニューデリーの駅に近いところで、特に、そういう人が多いようです。
    特に、夏休みや春休みの頃には、地方から、それを目的に、出稼ぎに来る人もいるそうです。
    でも、これも聞いた話ですが、地方に行くと、のんびりしていて、人もスゴク親しみやすい人が多いそうです。
    そういえば、後で行ったムンバイは、都会なんですが、観光客がデリーに比べて少ないので、穏やかでしたよ。
    兎に角、インドは広いので、地方によって特色があるようです。

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