平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(629)釜山・フェリー&ピーチ旅。(8)

釜山の3日目。
4月13日。
海雲台の近くの中洞から山の方へ行った「コッケワサランエパジダ」さんで、美味しいワタリガニの昼食を頂いたら、西面の方へ戻る。
ロッテ百貨店の地下で追加の両替をして、上の階から食料品売り場まで、どんなものが売っているか見て回る。
欲しいものは沢山あるが、それはハイテンションの今だから欲しいけれども、1か月経って必要かと考えたら、そうでもないので、そのまま百貨店を出る。
ホテルの近くの薬局で、「疲れている。」と訴えてドリンク剤を出してもらった。2000ウォン。
ラベルを見るとアミノ酸のドリンクのようである。
そして、二日酔いの薬を聞いてみる。
英語でいろいろ説明をしたり聞いたり、それで2種類購入。両方で8500ウォン。
その1つは食前に飲む薬だと箱に書いてくれる。
そして、もう1つは読めないハングルと、「PRN」という文字を箱に書いた。
お姉さんにPRNって何かを尋ねたが、はっきりした答えは得られなかった。
後で調べると、これは医者が処方箋を書くときに使うラテン語で、必要に応じてという意味だそうです。
(pro re nata プロ・レイ・ナタ)の略とのこと。
また1つ面白い言葉を知りましたね。
それにしても、韓国の人には、この言葉は一般的なのだろうか。

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(左端の箱のPRNが分からなかった)
一旦、ホテルに戻る。
17時30分ごろ。
さて、今日は、やりたいこともやったし、釜山らしいものも食べた。
ただ、少し疲れた。
疲れた体には、ビールだ。
いや、そのまえに温泉というのもいい。
温泉プラスビールなら完璧だろう。
ホテルから、地下鉄の駅にして8つ目に温泉場という駅がある。
そこの虚心庁(ホシムチョン)という温泉施設に行くことにした。
駅を降りると、高層のマンションなども見られ、またホテルや温泉のあるところはお店もあって、なかなか良い雰囲気である。
ただ、駅前の商業施設のレストランはお客さんがいなかったが。

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(温泉場駅の温泉とは反対方向の風景。奥に高層のマンションがある。住宅街なのかな。)
温泉の施設は、建物自体すごく綺麗です。
2階の受付で手首に着けるバーコードのカギをもらって、靴を預けロッカーに行く。
このあたりも木目調で綺麗です。

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(温泉建物の入口)

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(温泉の建物の1階は豪華。温泉は2階にある。)
お客さんが沢山来ていたのですが、施設が広いので、それほど気になりません。
温泉の中に入ると、広い空間に大きな湯船があって、ゆったりと湯に浸かれる。
何よりドーム状の天井が高いので開放感があって、レジャー施設に来ているようで楽しい。
その他にも、ひのき風呂や露天風呂など、いろいろな湯があって、それぞれ楽しんでられました。
凡も、いろいろ試してみるが、温度の高いお湯があって、それが体をキュッと引き締めてくれるようで疲れが取れて良かった。
ただ、湯船の周りに椅子や寝転がるタイプのプラスチックの椅子が置いてあるのですが、凡が湯船につかると、ちょうどそこに寝転がったおっちゃんの足を広げた股間と同じ高さになる。
何とも、お湯につかって気持ちがいいのか、そんなものを見せつけられて気持ちが悪いのか、どうなのか。
洗い場もシャンプーやボディシャンプーもあり、手ぶらで来ても大丈夫だ。
浴場から出るとタオルは何枚も自由に使えるのも良い。

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(更衣室・HPより拝借)

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(大浴場・HPより拝借)

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(露天風呂・HPより拝借)

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(洗い場・HPより拝借)
やっぱり、温泉と言うか、お風呂に入ると疲れがとれますね。
出口で、リストバンドで会計をしたら、10000ウォンだった。
8000ウォンだと思っていたら、何かの料金が付いていたようだ。
その明細がレジに表示されていたが、不明であるが間違いないのだろう。

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(温泉の横にこんなビルがあったが、入る勇気なし。)

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(周りは良い感じのお店もある。)
さて、温泉を出たら、周辺には飲食のお店もあって、すぐにでもビールでキューっとやりたい。
でも、凡には計画があった。
隣の釜山大学(プサンデハク)駅だ。
大学の近くなら、安いお店も多いだろう。
それに、大学の近くなら、女子大生も、、、、、いや、それは考えていません。
ただ、もしそういう場面になったなら、それを拒否する理由は、いまのところ見つけることはできていないのではありますが。

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(釜山大学の駅の前は、若者でにぎわっていた。)
早速、釜山大学駅まで移動をして、これもまた調べていた「Coq」(コク)というチキンンのお店に行ってみた。
するとお店に張り紙が。
これは本日休業なのか、閉店なのか。
とにかく、やっていないことは事実である。
またもや、凡の場合はこうなる。

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(お店のドアに貼られた紙。何と書いてあるかは判らないけれど、兎に角お店はやっていない。)
そこで、近くにあった、これまたビールとチキンのお店に入ることにした。
ここは、見た目が分かりやすい。
看板の下に、Chicken & Brrrと書かれているものね。
料金的にも、それほど高くないだろう。
「ROCOCO SALON」さん。
凡1人ではありますが、「チメク」パーティーと行きましょう。
因みに、「チメク」とは、「チ」はフライドチキンのことで、「メク」はメクチュ=ビールのことで、韓国の人は、この組み合わせが大好きのようです。
さて、お店には釜山大学の学生だろうか4人組の男女がすでに出来上がっている感じだ。
お兄さんにメニューを貰って、オススメのクリスピーのチキンと、甘辛のチキンのハーフアンドハーフにする。
そして、ビールはベルギーのヒューガルデンの生ビール。
一口飲んで「うまい。」とうなった。
風呂上がりの1杯。
そして、香りのよいベルギービール。
最高だ。
それに、ここのお店は、生ビールの機械の洗浄などもしっかりやっているのじゃないだろうか。
ビールの持つ本来の美味しさが、そのままテーブルまで提供されているように感じた。
これは凡の感覚の問題で言うんだけれども、同じ生ビールでも、美味いなと思うお店と、そうでもないなと思うお店があるんです。
まあ凡は味音痴だし、その時の体調もあるとは思うのですが、やっぱり機械のメンテナンスで味も違うんじゃないかと思う。

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(ベルギービールって、美味しいですよね)

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(もちろん、韓国のビールも飲まなくちゃ。)
そして、いよいよフライドチキンだ。
お兄さんが持ってきた浅鉢をみて、笑いそうになった。
山盛りも山盛り。
凡1人で食べられるのだろうか。
数をだいたいだけれど数えたら、20ピースはあった。

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味は、クリスピーは間違いなくビールに合う。
ただ、甘辛味の方は、これだけの量を食べると、最後はやや飽きてくる。
ニンニク味の方にした方が良かったかな。
お店のお兄さんは、気さくな若者で、メニューについても英語で一所懸命に教えてくれる。
そして、お店の写真を撮ってよいかと聞いたら、店の前まで出て来て、ポーズを取ってくれた。
21時30分、店を出た。
ヒューガルデン2杯。
OB生ビール2杯。
チキンのハーフアンドハーフで、35900ウォン。

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そして、10時30分ごろホテルにもどる。
今日は、結構充実した回り方をしたね。

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(ホテルの目の前にコンビニがあるので、便利だ。いつもなら水を買ってかえるのだけれど、エンジェルホテルは、毎日2本のミネラルウォーターを冷蔵庫に入れておいてくれる。)
またもや、トイレ周りをビチャビチャにしてシャワーをした。
窓の戸を開けて外を見ると、目の前に飲食店の入ったビルがあって、カップルが食事をしていた。
明日は、この釜山を発つんだなと思うと、もう少し滞在を長くしたら良かったなあと思った。
釜山が好きになったからである。

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(テレビショッピングを見ていたら、頭にのせるヘルメットのような育毛の機械。ヘルメットの裏は赤いLEDが何個もついている。)

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コメント

  1. ゆけむり より:

    カンジャンケジャンのお店情報ありがとうございました
    早速見ましたが魅力的なお店ですね
    海雲台の高台にあるようですね
    やはりちょっと行くのが難しそうですね・・・
    おっ、またまた怪しい薬&健康ドリンクですね(笑)
    薬局のお姉さんとのやり取りも楽しそうですね
    もしかすると、それも目的かな???
    釜山で温泉なんて良いですね~
    そんでももってビールと大量のチキン(笑)
    これまた最高ですね~
    食べきれないチキンをだしに、隣の釜山レディーとお近づきになるって手があったのではないでしょうか?
    「お嬢さん、食べきれないのでお一つ如何ですか?」
    「よろしかったらこちらのテーブルでご一緒しませんか?」
    「今ハングルの勉強中なので、少し教えていただけませんか?」
    なんてのはダメですか?
    そんでもって、話が弾んで来たら
    「釜山タワーから夜景を見たいんです、連れて行ってもらえませんか?」
    これで決まりですよ

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    ワタリガニのお店は、駅からは歩くには少し遠いし、坂道なので行きにくいですが、タクシーならすぐですよ。
    でも、運転手に道が解るものを持って行った方がいいかもですが。
    薬は、これも怪しくないんですよ。
    ほんと、二日酔いの薬なんです。
    でも、買いたいものがあると、自然と店員さんと話もはずんできますよね。
    今度は、1度本当に怪しい薬を買って、ゆけむりの期待に添わなくちゃね。
    そんでもって、温泉にビールは楽しかったですよ。
    でも、釜山レディーは、残念でしたが。
    でも、ゆけむりさんの展開は、私にとっては妄想そのものですよ。
    でも、試してみる価値はありますね、ぜったい。

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