平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。
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散散歩歩。(611)凡凡列車(11)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(235)

凡凡列車の6日目。
3月18日。
朝の5時30分ごろホテルを出る。
フロントで声を掛けるとパンを3つ袋に入れたものをくれた。
06時00分、札幌駅発。
07時56分、滝川駅着。
08時05分、滝川駅発。
09時14分、富良野駅着。快速。根室本線。
09時00分、富良野駅発。
11時33分、帯広駅着。 快速狩勝。

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(気温が10度を超えているのだけれど、雪が解けない。不思議ですよね。)
乗り換え時間が短かったので、ホテルで貰ったパンが有り難かった。
乗り換え回数が少ないけれども、5時間半の列車旅。
とはいうものの、疲れてはいない。
駅に着くと観光案内所で帯広の見どころについて聞いてみよう。
まずは、半日で行ける帯広の観光地を聞いてみたところ、お姉さんは「帯広の観光と言っても、これと言うのは少ない。」と言う。
それでも、行くならというところは、ばんえい競馬、100年記念館、時間があればワイン城や幸福駅ぐらいだという。
幸福駅って帯広だったんだ。
昔、流行ったよね。
そしてお姉さんは思い出したように付け加えた。
「ワイン城の近くにドリカムの衣装とかを展示しているところがある。」という。
ドリカムの吉田美和さんは帯広の池田町の出身だからだそうです。
それなら聞きたいことがあるものね。
今のお姉さんの言葉にさりげなくというか、取って付けたようではあったかもしれないが、聞いてみる。
「ドリカムかあ、、、。ファンじゃないからなあ、、。あっ、そうだ、中島みゆきさんに関係するところありますか。」と聞いてみた。
この「あ、そうだ、」からは、ちょっと口調を変えて、そういえば今思いついたけどという感じを強調。
するとお姉さんは、きっぱりと言い放った。
「帯広には中島みゆきさんに関係するものはありません。」
「えーーーーーーっ。」(これは凡のこころの声であります。)
あるやん。
あるやん。
みゆきさんは帯広出身やん。
と思ったが、そのまま流して、帯広の名物のお店を聞いた。
まずは、豚丼だ。
オススメのお店を聞くと、3店舗ほどを教えてくれたが、そして雑誌などで有名な店もあるけれど、
お姉さんのオススメは、「はげ天・本店」さんというお店だという。
こういう言い方は嬉しい。
何故なら、この姉さんが実際に行って美味しいと思う店だからだ。
それなら、お姉さんのオススメに行こう。
これも縁だから。
お店は、駅からも近く、すぐに判った。
ただ店の前に来て、その構えを見てビックリした。
豚丼というと、どちらかというと大衆の食べるものと言うイメージがあった。
学生やサラリーマンが、パワーをつけようと、丼を持ち上げて汗をかきながら、かきこむ感じだ。
店も換気扇が油で固まっているようなところを想像してしまう。
でも、はげ天さんは、立派な店構えで、夜は割烹のような感じじゃないだろうか。
てんぷらがメインなのかもしれない。
兎に角、高級な感じのお店である。
戸が二重になった入口を入ると、中も想像した通りの落ち着いた感じだ。
テーブル席と左側に小あがりがあり、凡は奥のカウンターに座る。
接客のお姉さんは、やや事務的か。
ただ12時まえなので仕方がないのかもしれない。

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さて、注文は豚丼と決めてあるのですが、一応メニュウを開く。
豚丼ランチという稲庭うどんとセットになったものもあったが、気持ちは豚丼なのだから余分なものはいらない。
なので特選豚丼の6枚というのを注文した。
1300円。
注文をして料理が来るまでの間、メニュウをパラパラとめくっていると、あることに気が付いた。
豚丼の説明である。
豚丼ランチのページに「特選豚丼とは肉質が異なります」とある。
そして、赤い線で囲まれた文章を読むと、ランチはランチ専用の肉とある。
凡は始めから豚丼オンリーと決めていたので、ここまでよく読んでいなかったけれども、良かったと思った。
これが反対だったら残念なこと極まりない。

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(ランチメニュー)

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(凡が頼んだ方。)
運ばれてきた豚丼は、上品なお店の料理らしく、庶民的な豚丼ではあるけれども、上品に綺麗に盛り付けてある。
とはいうものの、肝心の豚肉は重なって乗っているので十分に量はある。

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肉の厚さは、分厚くもなく、薄くもなく、丁度いい厚さだ。
肉と言うものは、厚ければ良いというものではない。
その料理に適した厚さというものがあるのだ。
その点において、この豚丼はベストじゃないだろうか。
そして、肉は柔らかく、ここちよい噛みここちで、脂身のバランスも良い。
味付けは、鰻のタレのようなものに、胡椒を少し利かせてある。
しっかりとした味付けなのが凡の好みだ。
肉の端の少し焦げたところが、堪らない香ばしさだ。
ご飯と肉とタレと香ばしさの合わせ技が絶品である。
やっぱりオススメのお店に来てよかったと思った。
大阪でも豚丼を提供するお店はあるだろう。
でも、たぶんだけれど、油ギトギトの学生やサラリーマンの通うお店が多いと思う。
こんな上品で、かつ迫力のある豚丼は、たぶんこのお店だけだろう。
それにしても、このあたりは夜は賑やかなのかもしれないけれど、凡が行ったときは辺りが閑散としている。
ただ、お店には次々と人が入ってくるので有名店であるのだろう。
さて、これからの予定だけれど、観光案内所のお姉さんは帯広にはみゆきさんに関係するところはありませんと言ってたのですが、みゆきさんに関係するところに行ってみたい。
帯広柏葉高等学校である。(はくよう)
帯広という大阪から遠いところだし、観光案内所のお姉さんの言葉じゃないけれど観光を考えたら来る順位は低いところだし、ミニボンとは一緒にはこないだろう。
でも、今回は凡1人なのでありまして、これは行ってみようと思う。
はげ天さんからアイフォンの地図アプリを頼りに歩きだす。
ああ、みゆきさんはこんな風景を見ながら通学したのかなあなどと考えながら歩く。
住所をインプットして歩いたものだから、アプリの示す目的地に着いたら、高校の裏にある帯広川の堤防だった。
みゆきさんがいたころはどんなだったかは知らないけれど、放課後とか堤防に座って友達と話をしたりしたのかなと思う。
ただ、裏側だからね、どうなんだろう。
アプリで到着したところからグルッと回って正面に着いた。
正門にあたるところから道が奥に伸びて、突き当りに校舎がある。

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(校舎への道)
これは入って行って良いものだろうか。
迷いながらも誰もいないので入っていくと校舎の前で男子がサッカーのような遊びをしていた。
良いなあ。
君たちはみゆきさんの後輩なんだね。
見学をしても良いか聞こうかと思ったのですが、午後の授業が始まったので引き返すことにした。
みゆきさんは友達とここでどんな話をしていたのだろう。
もし凡が超能力者なら、この柏葉高校のアーカーシャに残る過去のみゆきさんを感じることができるんだけどなあ。
そんな能力のない凡はただただ妄想をするのみである。
どんな表情で授業を受けていたのか。
どんな声で話していたのか。
どんな靴下をはいていたのか。
いや、その妄想じゃ特殊な能力の持ち主じゃなくて、特殊な趣味の持ち主になっちゃう。
なんて、いくら妄想しても虚しいだけの作業である。
取り敢えずは、みゆきさんのいた空間に凡も1瞬ではあるけれども立つことができたことは、良い死に土産になった。
なんて、年寄りのようなことを思った。
さて、帯広での目的のほとんどが終わってしまったので、取り敢えず賑やかなところまで戻ることにした。
近くにある帯広神社などを参拝しながら、そして道行く人に帰り道を聞きながら、そして途中凍った地面で転びながら、藤丸百貨店まで戻る。
そして、トイレを借りる。
14時
大の方である。
ずっと我慢していたんだ。
いや、そんなことはよろしい。
用を済ませて、商店街を歩いて見ようと思ったら、すぐ近くに六花亭の本店があった。
ちょっと見ただけでは入口とは分からない。
店に入るとチョコレートなどの物販のスペースである。
そして2階には喫茶店がある。
折角の本店だからお茶でもというかスイーツでも頂こう。

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喫茶スペースは、ほぼ満席で若い女性が大半である。
期間限定だったかな「帯広の森・初春」というイチゴを使ったスイーツとアイスコーヒーを注文。
帯広の春は、真ん中にイチゴとイチゴジャムがあって、それに覆い被せるように白いクリームのようなものが乗せてある。
このクリームが美味しいんだ。
昔、大阪にパルナスという洋菓子のメーカーがあって、フルーツの入ったロールケーキを売っていた。
値段が安かったから、凡はよく買っていた。
そのロールケーキのクリームのように、ふんわりとねっとりとしているのである。
たとえが大衆的になってしまったか。

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(白くて可愛くて、凡にぴったり。)

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(割ると中に、イチゴとジャム。)
帯広の森が、450円。
アイスコーヒー、390円。
これが大阪なら、帯広の森は780円、コーヒーは450円はするだろう。
さて、帯広の目的のほとんどは達成したのですが、まだ1つやっていないことがある。
インデアンのカレーだ。
これを食べなきゃ帯広にきた甲斐がない。
六花亭を出てインデアンに向かう。

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コメント

  1. ゆけむり より:

    なるほど、豚丼発祥の地で食する特選豚丼は、さぞかし美味しかったでしょうね
    全国どこでも食べられるとは言え、やはり本場で食べるのは凄く貴重且つ特別な事ですよね!
    更に六花亭本店に突撃とは、何気にツボを押さえたコース取り
    さすがです
    六花亭のお菓子を食べた事がある人はそこらじゅうにいますが、地元民以外で本店で食べた方はそれほど多くはないと思いますからね
    次はインディアンのカレーですか?
    楽しみです

  2. 凡蔵。 より:

    ありがとう、ゆけむりさん。
    やっぱり、その土地に来て、その土地の名物を食べるのは、楽しですよね。
    私も、豚丼を食べたことで、帯広にきた甲斐があったなと思いました。
    時間があったら、他の豚丼の店も行ってみたかったのですが、インデアンのカレーも食べたかったので、その分の胃袋の空も置いておかないとと、あきらめました。
    六花亭は私には似合ってないかもしれませんが、甘いものも好きなんです。
    帯広は、スイーツのお店が多いそうですね。

  3. にぶちん より:

    にゃんぱす~~~♪♪凡蔵さん、《帯広》へ行かれたのですか?!鈍行列車でなくても無理をしないで【高速バス】で行けば肉体的な負担も少ないですよ・・・・・・・
    にぶちんも5月に帯広へ行きますが・・・・・行き帰り《プレミアムクラス》&《新千歳~帯広の高速バス(設備はグリーン車並み!!☚ここ重要)》で行きます。
    若いときみたいに鈍行列車・・・・・はきつい

  4. 凡蔵。 より:

    ありがとう、にぶちんさん。
    そうなんですよ、帯広に行ってきました。
    高速バスでの移動は、以前に、にぶちんさんが、コメントで教えて頂いたのを覚えていたんですが、今回は青春18きっぷを使ってのたびで、ちょうど1日分余ってましたので、鈍行で行ってきました。
    そんでもって、プレミアムクラスなんですが、まだブログが途中で書けていないのですが、今回の帰路はバッチリ、プレミアムで帰ってきました。
    やっぱり良いですね。
    札幌、伊丹間は、距離も長いので、プレミアムの値打ちありました。
    追加料金、7000円だと思ってたのですが、9000円なんですね。
    でも、ラウンジでも、機内でも、飲みまくりましたので、それに楽チンなんで、その価値ありますよね。

  5. にぶちん より:

    コメ返信ありがとうございます。帯広、楽しいとこはありますが、やはり《レンタカー》でないといけないところもありますので・・・・(バスも本数はあまり多くない)
    可能なら《レンタカー》を借りていったほうがよろしいかと思います。(帯広までは高速バス、バスを降りたらレンタカーが👍)
    《プレミアムクラスUG》のお代があがったのは平成27年3月29日からです。それまでは8250円でしたが、プラス750円して9000円、としたのはある意味強気な設定にしたな・・・・と感じます。でも札幌~大阪(伊丹)に空席あったとはラッキーですね♪♪この路線は常に『満席』というイメージがあるので。

  6. 凡蔵。 より:

    ありがとう、にぶちんさん。
    帯広だけでもそうですが、北海道は地図で見るより、実際は広いですからね。
    レンタカーは、必需品なんでしょうね。
    プレミアムクラスは、値上げしたんですね。
    でも、ラウンジと機内食とドリンクと座席の広さを考えると、まだ値打ち感ありますよね。
    いつも満席というのは、そこまで考えなかったです。
    たまたま空いてたのは、やっぱりラッキーでしたね。

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