平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(591)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(231)

2月27日の土曜日。
鼻の手術をして、少し状態も安定してきたので、そろそろ出かけようと思う。
どこへというに、中島みゆきさんの夜会の映画「橋の下のアルカディア」である。
普段なら平日に行くのでありますが、今日は何となく、みゆきさんが好きな人と一緒に映画を見てみたいと思ったのであります。
それに、いつも平日でガラガラなので、たまにはコンサートの雰囲気を感じる混んでいる劇場も楽しいかもしれない。
こんなことを考えること自体が、コンサート一会の終わってしまった寂しさを引きずっているのではあります。
関西でもいくつかの劇場でやっているけれど、その中で一番広い劇場を探す。
昨年だったかな、みゆきさんのコンサートの映画で堺の映画館へ行ったときに一番広いシアターでやっていて、なかなか堺はやるなあなんて思った記憶があるのですが、今回は狭いシアターのようである。
そんな中でも、一番広かったシアターのなんばパークスシネマに行くことにした。
座席数は161席ある。
凡は、前から3列目の真ん中ぐらいの席を確保。
席に座ると、一番前の中央ぐらいに、凡と同じぐらいかちょっと下ぐらいの男性が1人来て座る。
そして、凡の斜め後ろに若い男性が1人。
後ろを振り返ると、だいたいパッと見で35名ぐらいだろうか。
後ろの席は女性の2人連れとか、ご夫婦らしき2人連れが多かったように感じた。
そして後ろでも男性は1人の人が多い。
でも、凡が今まで来た中では女性の占める割合が今日は多かったように思う。
ここにいるのは、みゆきさんが好きな人の集まりである。
それは、男性であれ、女性であれね。
男性は、異性としてのみゆきさんを求めてきているのではないかと思う。
そして、女性は歌手のみゆきさんを求めてきているのではないか。
ただ、みゆきさんを好きということについては、そんな単純なことではないのかもしれないが。
ただ、後ろに座っている人で、山盛りのポップコーンとドリンクをホルダーに入れて持っている人もチラホラいたのである。
あれは、どういう人たちなのであろうか。
みゆきさんのファンなら、みゆきさんの歌が好きなはずであって、みゆきさんの歌をじっくりと聞きたいと思うはずであって、ポップコーンなんて食べている場合ではないはずである。
とはいうものの、凡はそれを批判はしない。
何故なら、映画や芝居見物というものは、本来そんなものであるからだ。
お寿司やお弁当を食べながら芝居を見るのが庶民の楽しみだった。
凡も、男はつらいよを見るときは、アイスモナカを食べながら見るのが好きだった。
それにしても、前も書いたかもしれないが、大阪の国立文楽劇場が出来た時に、劇場内での飲食が禁止になった。
文楽って大衆芸能なのに、何かつまんなくなった。
と、そういう話は置いておきまして、今日のみゆきさんの映画をポップコーンをつまみながら見る人というのは、詰まりは芝居見物の気持ちで来ているのだろう。
みゆきさんの映画を楽しみながら、ポップコーンをモクモク。
ある意味、それは楽しいかもしれないな。
ただ、凡の座っている席の後ろの4列目の若い男性と最前列の中年の男性は、凡を含めて、そんな映画を楽しむというような気持ではない筈であると凡は感じるのである。
みゆきさんが好きだというエネルギーが、3人の体から発せられている。
同じだ。
彼らもまた、みゆきさんに心奪われた者なのである。
最前列の彼は、みゆきさんを独り占めしたい欲張り屋さんであろう。
凡の後ろの若者は、ちょうといい場所で見たいというマイペース派なのだろう。
そして、凡はそのどちらでもない人でありたいと思うのではありますが、他者からはどう映っているのだろうか。
3人は同じ方向を見てはいるけれども、決して相容れることのない者同士である。
さて、凡は果たしてナルコレプシーなのかと疑ってしまう。
会場の照明が落ちていろんな映画の予告編が流れる。
その時は凡の可愛いお目目さんはパッチリと見開いているのでありますが、さてスクリーンに「夜会」の文字が映し出された瞬間にとてつもない睡魔に襲われたのであります。
これによく似た症状は以前からあって、コンサートでも、いざ始まる時なって眠くなるんだ。
何故なんだろうね。
見たくて見たくて堪らない瞬間が始まる時に眠くなる。
コンサートの時は、これは何があっても見なきゃならない訳で、凡は予めカフェインのドリンクなどを飲みまくる。
でも、今回の映画はウッカリしてしまったのである。
もう、夜会の文字を見た瞬間眠い。
でも、必死で目を開けようとする。
「凡のみゆきさんへの愛はこんなものだったのか。」なんて凡自信を鼓舞するのだけれど、どうも、みゆきさんの白い手が凡の頭をナデナデするのであります。
「いいよ。眠くなったら、あたしの膝で寝たらいいよ。」なんてみゆきさんが凡に柔らかい声で語りかける。
「そうなんだ。寝ていいんだ。」
「子守唄歌ってあげようか。」
「うん。むにゃ、むにゃ、むにゃ、、、。。しまった。それはスクリーンからの歌だった。」
そんな誘惑を必死で抑えて見続けたら、パッと眠気が覚めた。
なんだったんだろうね、さっきの 猛烈な眠気は。
さて、スクリーンの中のみゆきさんは、もうこれは、いつも書いているのだけれど、美しい!
それに尽きる
ただ、そこにみゆきさんの実体がないという点において、コンサートには及ばないのではあります。
やっぱり、コンサートは、同じ時間をみゆきさんと共有しているという点で、特別な時間である。
とはいうものの、映画の方は、アップでみゆきさんが映るので、凡の見た目、容姿が好きな凡にとっては、どうにもウットリとしてしまう時間ではあるのであります。
そして、映画の方は、そのカメラワークについても、登場人物が、例えばみゆきさんと中ちゃんが一緒に歌うシーンで、舞台では離れているのだけれど、スクリーンでは2人が同じ振りで歌うのを、前後に映して1ショットで見せたしている。
こんなことが出来るのも映画ならではですよね。
それに、何と言ってもアップだ。
ネコのすあまをあやす時のみゆきさんの表情も可愛いんだよね。
そうだ、その前世の時のシーンは絣の着物を着ているんだけれど、その足にはわらじなのか草履なのかを履いている。
その足には薄いストッキングをはいているようだけれど、わらじだから足の指も見えるんだ。
キュートだ。
まあ、それは置いておいて、その足の指が、こうキュッと地面をつかむように丸く曲げているのである。
ここに、みゆきさんが舞台の上でシッカリと立てるように足の指まで神経を張り巡らせている気概が表れているのである。
その足の指から、その舞台への真剣さと同時に、何故か少女の、それも小さな少女の幼さを感じてしまうのは、どうも説明がつかないのではありますが、そう感じたのである。
ある時、ふとミニボンを見ると、足の指をキュッと丸めて立っていた。
それを指摘したら、子供の頃からの癖だという。
いや、違う、違う。
ミニボンの足の指キュッとと、みゆきさんの足の指キュッととは、これは全く違う足の指キュッとなのであります。
みゆきさんのは、素敵なのであります。
ミニボンのも、まあこれは普通ではありますが。
ということで、凡はまたみゆきさんの美しさにウットリとしながらも、映画は終わってしまったのであります。
最後に出てきて、みんなに挨拶する姿もすてきだったなあ。
なんて、余韻を感じながら家に帰ったらミニボンが言った。
「今日見たやつ、またDVDとか出るの?」
「いや、もう出てるよ。もうブルーレイ持ってるよ。」
「へえ、持っているやつ、見に行ったん。」
「だって、画面大きいし、全然違うし。」
「へえ。」
、、、、、何か御不審な点でも???

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(映画のおまけ。これもまた素敵ですね)

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