平 凡蔵。の 創作劇場

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散散歩歩。(491)ゴッドギャンブラー・レジェンド

16日のことであります。
みゆきさんのオールナイトニッポンを聴いた、その次の日というか、その日。
偶然に凡はお休みだった。
それで、久しぶりに香港映画を見に行ったのであります。
昔から香港映画が大好きで、と香港の映画を一括りで話すのも、或いは香港映画が好きな人が聞くと、それは大雑把すぎるだろうとツッコミが入りそうですが、凡の場合は、黒社会物でも、ラブストーリーでも、カンフーでも、コメディでも、好きなジャンルが多いので、ここは香港映画と言ってしまう方がピッタリとくるのでありますが、そんな映画が大好きで、よく映画館へ出かけたり、DVDを借りて来たりして見ていたのであります。
それから転職などもあって、やや余裕もなくなり10年ぐらい、以前ほど見ることはしなくなっていた。
そんでもって、16日なのであります。
はじめはまた、みゆきさんの縁会が枚方市の映画館でもやっていると知って、3回見たのではありますが、またまた見たいなあなんて映画館の情報を調べていたんです。
そんな時に、ふと心斎橋にあるシネマート心斎橋で「ゴッドギャンブラー・レジェンド」をやっていることを発見した。
主役は勿論、チョウ・ユンファさんだ。
このゴッドギャンブラーは、香港人が賭け事が好きなこともあり、またチョウ・ユンファさんも人気がありということで、監督が変わりながらも、続編や、続々編のようなものや、中には主役の賭神のトレードマークであるヒスイの指輪やチョコレートの由来を説明する編など、色んなシリーズが出ていたんですよね。
チョウ・ユンファさんというと、最近はアメリカの映画に出演するようになって、少しばかりカッコイイというか、アメリカ風のカッコイイ演技ばかりで、少し寂しく感じていたんだよね。
そんな時のゴッドギャンブラーなので、これは見たいと思ったのであります。
シネマート心斎橋に行くと、小さな劇場なのですが、お客は15人ぐらいだろうか。
これは想像通りに中年のオッサンばかりでありまして、確か年配のお嬢さんが1人で来ていたのは印象に残ったのではありますが、ほんの微かに期待した若い女の子は要る道理もなく、これでは凡の妄想のしがいもないというところであったのでございます。
ここでの放映はBD上映ということで、ここでも少し寂しいという気持ちもあるのではありますが、そんなことにコダワッテいては、いい映画を見ることのできる機会も減ってしまうというものでありますので、それは良いとしておきたい。

画像

映画の内容的には、昔に見たゴッドギャンブラーの雰囲気もそのままに、すごく楽しい映画だった。
お約束のチョウ・ユンファが、歌うシーンや、最後に本物が登場するシーンなど、何か凡も10年ぐらい若返ったような気になって映画館をでたのであります。
いいねえ、香港映画。
ということで、このゴッドギャンブラー・レジェンドを見たら、また香港映画が見たくなって、ジョニー・トー監督の「ザ・ミッション・非常の掟」のDVDをみたのであります。
ジョニー・トーさん大好きなんですね。
若いですねえ、俳優のみんな。
そして、やっぱりシビレル。
カッコイイです。
そして、見終わって特典映像を見ると、俳優や監督のインタビューがあって、改めて見ると、面白い発見があった。
昔に見た時には気が付かなかったのですけれど。
それは、この作品は、というかジョニー・トーさんの映画の撮り方として、脚本やストーリーを前もって俳優に渡さないんですね。
その場で、役柄を伝えられて、その場で演技をしていたんですね。
そう思うと、アンソニー・ウォンさんも、フランシス・ンさんも、ラム・シューさんも、すごいですね。
そして、黒澤明監督へのオマージュも触れていて、それは前から聞いたことがあったから、驚かなかったのですが、フランシス・ンさんのインタビューで北野武さんの影響についても、あるようなニュアンスのことを語っていた。
今まで、凡はビートたけしさんの映画は見たことがなかったので、急に見たくなった。
こんど借りて来ようと思う。
そして、ふと思うと、みゆきさんの映画を見ようと思って、ゴッドギャンブラーを見ることになって、それでまたジョニー・トーさんの映画を見たくなって、その特典映像を見たら、ビートたけしさんに繋がった。
そうだ、この流れのまま北野武監督の映画を見てみよう。
そして、流れのまま、何かに辿り着こう。
それは何かは分らないけれど、何となくみゆきさんの何かまで、辿り着くんじゃないかななんてさ。
きっと、何か発見出来るんじゃないかな。
なんて、今日はどうにも、読むにしても面白みのない話でありまして、ブログに書くのもどうなのかななんて思うのではありますが、凡にとっては面白みのある繋がりなのであります。

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