平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

創作劇場は、ここをクリックしてください。⇒⇒⇒

散散歩歩。(415)別府の旅で、いい湯だな。(5)

別府の外湯は、こじんまりとした施設が多く、そんな小さな施設が別府周辺に点在している。
別府温泉道というスタンプラリーのような企画もされており、そのラリーに参加している施設が88か所もあるのです。
しかも、その施設がどれも閉館することなく続いているというのは、びっくりしますよね。
入湯料100円ぐらいのところが多いのですが、自宅の家風呂には入らないのだろうか。
凡が街中を歩いているときも、風呂桶を持ったおばあさんが、背中を丸めながらゆっくりと温泉施設に歩いているのを見かけた。
昼間から温泉なんて、これはこれで贅沢で楽しそうである。
そんな小さな施設が多い中で、今から行こうとしているのは、室内の浴槽もあり、露天風呂もあり、打たせ湯、砂湯、蒸し湯もあるという総合的な温泉施設だ。
「ひょうたん温泉」
入り口で700円を支払って中に入ると、中庭があって、男女の温泉の入り口がある。
階段を下りて浴室に行くと、岩風呂とひょうたん型の湯ぶねがあって、壁沿いには洗い場がある。

画像

少し湯に浸かって、打たせ湯に行った。

画像

結構高いところから落ちる温泉を頭のてっぺんで受ける。
気持ちいい。
結構な力なので、これは腰で受けたら効くんじゃないかと思って、四つん這いになって、腰で温泉のお湯を受け
る。
近くに先客のおっちゃんがいて、ふと横を見たら同じことをしていた。
考えることは同じなのね。
別府のひょうたん温泉で、四つん這いで打たせ湯をする凡。
他人が見ると、かっこ悪い姿に違いない。
そして、四つん這いで打たせ湯をする知らないおっちゃん。
見ると、情けない姿である。
ひょうたん温泉の打たせ湯で、素っ裸の四つん這いの凡とおっちゃん。
狛犬じゃないんだし。
2人揃って四つん這いはない。
どうも、映像を想像すると気持ち悪くて、露天風呂に移動した。
その後、蒸し湯などもやって、お風呂を出た。
午前中だったせいか、入っいる人も2人から3人だったので、ゆっくりとくつろぐことが出来た。
中庭には、ちゃんとした食事のできる施設もあるようなのですが、簡単なテーブルで湯上りのビールを頂いた。
それとアテには、地獄蒸し豆腐。

画像

注文すると湯気の上がった蒸し器からとりだして器にもってくれる。
これはなかなか美味しかったです。
さて、これからどうするかなんですが、昨日せっかく買った温泉本。
すでに、2か所で入浴をして元を取ってはいる。
でも、折角だから、もう1カ所行ってみたい。
温泉本をめくって良さそうなところを探した。

画像

「ホテル別府パストラル」さん。
時間もちょうどいいし、入力料も800円と他に比べると高い。
どうせなら、そしてタダなら、高い方がいい。
バスを中途半端なところで降りたものだから、結構歩いてパストラルさんに到着。
受付をして温泉に行くと、凡1人だけだった。
贅沢だよね。
昼間にホテルの温泉に1人貸切状態。
そんでもって、それがタダ。
内湯と露天風呂を楽しんだ。

画像
画像

ホテルの施設なので、綺麗だし広い。
ここは思ったより良かったです。
それにしても、この温泉本は使えますよね。
それに協力しているホテルや旅館も素晴らしい。
さて、もう温泉はいいだろう。
温泉本を利用したら、あと3軒ぐらいはいけそうだけれど、あまり入り過ぎても湯疲れがする。
そこで考えたことは、前回も行ったのですが大分の駅の近くにある洋食屋さんだ。
1度行ったことのある場所に、再び行った時に、前回に行ったところと同じ場所や同じお店に行ってみたいと思うことがある。
大概は、前回に行った時に楽しかったからということだろうと思うけれども、それだけじゃない気持ちもあって、それは何故か上手くは説明できないけれども、寂しさがその元にある気がする。
過去に心地よさを感じるというか、どうも後ろ向きなこころの動きなのかもしれない。
でも、他に思いつくところもなかったので、やっぱり大分の洋食屋さんだ。
JRで大分まで行って、そこでご飯を食べてバスで空港まで戻ることにしよう。

画像
画像

(鉄輪の近くには凡の母校にゆかりのある大谷光瑞さんを記念した公園があった。)

画像

(鉄輪の近くのみゆき坂)

画像

(みゆき坂にあるみゆき食堂さん)

画像

(旅館もあった)

画像

(みゆきさんが露天風呂入ってるところ想像しちゃったよ。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました