平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(413)別府の旅で、いい湯だな。(4)杉乃井ホテルの朝食。

♪浮かれ~、浮かれ~♪
ほろ酔い気分で、夕食会場から出てから、ザ・アクアガーデンという水着を着て男女一緒に入れる温泉のようなプールのようなところで噴水ショウをやっているので見に行った。

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ここは屋外にあるので、浴衣のまま外に出ると、「くー。」と声が出るぐらい寒かった。
温泉に入っているのは外国の方が多いみたいで、知らない言葉が行き交いいかにも楽しそうだ。
背中を丸めて腕組みをして見ていると、係りの人が銀色の身体を包むものを持って来てくれたけれども、それでも寒いので、そうそうに引き上げることにした。
お土産物屋を冷かしながら部屋に戻って、うとうととした状態でベッドに横たわると、旅先にいる非日常の疲れが気持ちいい。
そのうとうとのまま、眠ることにした。
なのだけれども、どうも腰から足に掛けて、だるい。
痛いような、だるいような。
さっきの噴水ショウで体が冷えたのかな。
そのまま眠ってしまえば、翌朝には回復しているだろうと思うのだけれど、どこか緊張しているところもあるのか、寝つけない。
夜中2時ごろ、凡だけお湯に浸かりに行くことにした。
ここは温泉だものね、そのことにもっと早く気が付いたら良かった。
本館の地下に「みどり湯」というお風呂があって、ここは宿泊者専用で夜中もやっている。
ここもタオルが入り口に置いてあるので、手ぶらで思い立ったときに行けるので楽だ。
広い室内の浴場と露天風呂がある。
凡が入ると、2人の先客がいた。
こんな時間でも、入りにくるんだね。
凡もそうなんだけれどもね。
ゆっくり温もると、腰と足のだるさも消えて、それからはまたウトウトとベッドで朝まで過ごした。
さて、朝は朝で温泉に入りに行かなければいけません。
なんせ、ここは温泉ホテルだもの。
凡は、夜中にみどり湯に言ったので、もう1度棚湯へ、そしてミニボンはみどり湯に行く。
早朝の棚湯に浸かっていると、気温が低いので、風が吹く度に温泉の蒸気が吹き上がり、舞い、そして消えて行く。
そんな風景を見ていると、何とも贅沢をしている気分である。
ゆっくりと温もって、残されたのは、いよいよ朝食のバイキングだ。
HANA館の朝食会場「ひかり」は、7時からの営業で、9時30分まで。
本館の「シーズ」は、6時30分からの営業で、10時までです。
これは、どうなの。
営業時間が短いということは、団体旅行の人が多いのか、出発時間が大体決まっているだろうし。
それとも、年齢の高い人が多いのか。
温泉以外することもないので、時間はきっちりと会場に来るものね。
ということは、凡とミニボンも年寄りということだ。
そういえば、周りには若い人は少なかったような。
とはいうものの、HANA館は若い人が泊まりたくなるネーミングだ。
そんなことを考えながら、7時ちょうどに会場に行った。
さて、杉乃井ホテルの朝食バイキング「ひかり」は、どうなんだろう。
期待に胸を膨らませて、会場を1周する。
そして思ったこと。
「やっぱり、少しく奇妙だ。」
その場で作ってくれるオムレツや、ワッフルなどのブースもあって、こだわりを見せているようだけれども、品数がやはり少ないように感じる。
前回の「シーズ」の方が、もっと種類があったと思う。

それに、モーニングカレーということで、2種類のカレーとトッピングが結構広いスペースを占めて置かれている。
こんなにカレーを朝食に押すのも、奇妙とまではいかないけれど、変わっている。
そういう凡ですが、カレーを食べたんですけれどもね。
2種類ともね。
さて、とりあえず和食を中心に選ぼう。
そう思って焼き魚を見ると、さんまが1匹そのまま。
普通は、焼き魚でも切り身で提供されるところが多い。
それなのに、小ぶりとはいうものの、さんま1匹丸のまま。
これはどうなのと思いながらも、さんま1匹お皿に乗っけてしまう。
そうなるよね、普通。
周りのテーブルの和食を中心に選んでいる人は、おっちゃんが多いのですが、やっぱりさんまを1匹お皿に乗せていた。
そうなるよね、とおっちゃんに言いたくなった。

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さて、杉乃井ホテルの朝食バイキングでありますけれども、本館「シーズ」とHANA館「ひかり」の勝負は。
と勝手に勝負しているのですが、「シーズ」に、ここでも軍配を上げよう。
これは記憶だけで書いているのですが、やっぱりシーズの方が品数も多かったような気がするし、雰囲気が楽しかった。
さて、そうはいうものの、ひかりの朝食に大満足をいたしまして、部屋に戻る。
食べすぎで、しばらく動けずベッドで横になりながら、今日の予定を考える。
別府に決めた時に、どうしても行きたいと思ったところがあった。
「ラクテンチ」。
何となくレトロな遊園地で、アヒルのレースなどもあってハートフルな感じだ。
それに温泉もあるらしい。
これだ、ここに行こうと前日まで思っていたら、ミニボンがホームページで当日は休園であることを知った。
やっぱりね、やっぱりこうなるんですよね。
くじ運の悪い凡は。
なので、行く予定もこれと言ってない。
なので、ミニボンが行きたいという「ひょうたん温泉」に行くことにした。

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(キッズコーナーには、可愛いハンバーガーがあった)

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(部屋の窓からは、山側のイルミネーションがきれいだ)

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