平 凡蔵。の 創作劇場

恋愛ストーリーや、コメディタッチのストーリー、色んなストーリーがあります。
どれも、すぐに読めちゃう短編なので、読んで頂けたら、うれしいです。

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散散歩歩。(352)日光と東京ツアー(10)

温泉ホテルに来たなら、やっぱり翌朝は早めに起きて朝風呂となる。
ここ鬼怒川温泉ホテルは、大浴場は朝と夜は男女入替になっていて、昨日の夕方とは違う大浴場に入ることができるようになっている。
凡の場合、翌朝は、木造大浴場「渓谷の湯」だ。
4時から入ることができるのが嬉しい。
凡とミニボンも、子供のいない早めの時間に温泉に入りに行くことにした。
行ってみると果たして、凡と同じ考えのオジサンが4、5人既に朝の温泉に浸かっていた。
渓谷の湯は、昨夜の湯里よりも広くて開放的な感じだ。
入るとすぐに木造りの大きな湯ぶねがあり、その奥には渓谷に面した2つの湯ぶねがある。
そこからは、ほんの少しだけ渓谷を覗くことができるが、細い隙間から見えるだけで、これはほんの気持ち程度。もう少し渓谷に触れることができれば、もっと気持ちが良かったんだけれどね。
温泉の朝風呂に入ったら、まだ早いので部屋に戻る。
そして、朝食まで部屋でごろごろと過ごす。
温泉ホテルならではの、のんびりとした時間。
さて、今日は東京へ出る予定である。
日光に来てみると、自然の豊かな清々しい場所だということを知った。
そして、まだ見てみたい観光地も多い。
華厳の滝や中禅寺湖なども訪れてみたい。
とはいうものの、旅の計画では、今日は東京だ。
なんたって、東京が好きになってしまったんだものね。
なので、日光の他の観光地は、また今度の機会にしよう。
そして、今日は東京だ。
とはいうものの、東京の何処へ行くのかという予定は全くない。
どうしたものか。
なら、日光観光を続ければというのが賢い選択なのだろうけれど、凡はそうはいかない。
東京なんだ。
そんな今日の予定を考えていると、アイフォンで「日本近代文学館」というものを発見。
そうだ、取り敢えず、ここに行こう。
なんだか面白そうである。
さて、行先が決まったら、そろそろ朝食のバイキングへ行きましょうか。

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朝食は、昨日と同じ会場で、昨夜に結構値段がすると知った巻湯葉の煮物を何度もお変わりをした。
何しろ、高いものは上等なものという思考回路なものでありますから。
そして、このホテルはご飯とみそ汁が美味しかったな。
味噌汁もスタッフの人が入れてくれるのですが、具がたくさん入っている。
これが嬉しい。
普通のビジネスホテルなどの朝食バイキングなら、乾燥したワカメが入っているぐらいだからね。
そして、ご飯は白ご飯もあるけれど、目の前でお姉さんが握ってくれるおにぎりもある。
ふきみそのおにぎりを貰った。
勿論、和食を頂いた後は、洋食も頂いて、お腹いっぱいになったのであります。
ごちそうさま。
さて、荷物をまとめて出発することにしよう。
荷物は、吉例に従って宅急便で自宅に送る。
ホテルの前からは、昨日乗ったダイヤルバスで駅に向かうことにする。
でも、まだ15分ほど余裕があるので、ホテルの近くをブラブラしてみることにした。
ホテルの横は鬼怒川渓谷だ。

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「しまった。」と思った。
凡は観光ホテルに泊まったら、翌朝はその周辺を朝にぶらぶら散歩するのが好きだ。
でも、今回は朝風呂に入るのに早く起きすぎて、その後の時間は部屋で何をするでもなく過ごしてしまった。
ホテルの横にでると橋が架かっていて、そこからの景色が綺麗だ。
これは朝早くから散歩へでも行けば良かった。
そして、橋の横に足湯の出来るところもある。
新しく出来たようで、これも入れば良かったな。

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(鬼怒子の後ろに足湯がある。)
鬼怒子の像も可愛いね。
渓谷には近くまで下りれる場所もあり、これは朝から散歩をすれば良かったなとつくづく思った。
短い短い渓谷見物を済ませたら、すぐにバスが来たので、鬼怒川温泉駅まで戻って東武特急に乗った。

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帰路の特急には車内販売がなく、浅草まで往路よりも時間が掛かったように感じた。

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(駅前の鬼怒太)

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